植物

しょくぶつ

真核生物の一群。

概要

植物は、生物の1分類群（植物界）で、草木の類（陸上植物）と、それに近縁な生物が含まれる。

植物は葉・茎・根といった器官により体が構成され、光合成をし、速く動かないものが多い。

多くの植物が緑色であり、植物の意味で「緑」と言われる場合もある。

種子植物は花を咲かせ種子で繁殖し、シダ・コケは胞子で繁殖する。また、無性生殖をする種類も珍しくない。

木と草

主に茎が堅さを帯びて木質になり、何年もかけて大きくなるものは「木」と呼ばれ、そうでないものは「草」と呼ばれる。一般的な言葉であるが、学術的な定義は難しく、環境によって木にも草にもなる種類や、竹のようにどちらとも言いにくいものもある。

分類

「植物」の範囲

かつて生物を植物と動物で二分していた頃に植物に含まれていた細菌や菌類（カビ、キノコ等）は植物とは明らかに系統が異なる。光合成を行う藻類の中にも褐藻（コンブ・ワカメなど）・珪藻など、陸上植物とは系統が異なるものがある。こうしたことから現在の生物学では、分類としての「植物界」は解体された。陸上植物とごく近縁な車軸藻など一部の藻類は「螺旋植物 Streptophyta」という分類群にまとめられ、螺旋植物およびこれと起源を同じくする緑藻、紅藻が「始祖植物 Archeplastida」（一次植物）という分類群にまとめられている。

陸上植物内の分類

• コケ植物：苔
• シダ植物：ワラビ、スギナ等の羊歯
• 種子植物：裸子植物と被子植物
  • 裸子植物：スギ・マツ等の針葉樹、ソテツ、イチョウ等
  • 被子植物：キク・マメ・バラ等の双子葉類と、イネ、ラン、ユリ等の単子葉類

関連イラスト

関連タグ

生物・生き物

自然　環境　風景　背景

自然画　植物画　ボタニカルアート　ボタニカル　静物

光　土　水　緑　緑化　萌え

光合成　発芽　芽吹き　開花　実り　枯

大きな植物

形態

木・樹木・樹　針葉樹　広葉樹

草　竹　羊歯　苔　水草　海草　海藻　藻

草木　草花　葛　茨

食虫植物　寄生植物　多肉植物　高山植物

部位

葉・葉っぱ・リーフ　蔦　蔓　茎　芽・芽生え

つぼみ・蕾　花　果実・木の実　種・種子

根・根っこ　芋・いも・イモ　球根

利用など

農業　作物　食べ物　野菜　果物・フルーツ

花　園芸　観葉植物　ハーブ　薬草　毒草　雑草

並木・街路樹　緑のカーテン

木材　服　紙

植生・ロケーション

風景　背景

森　林　森林　樹海　竹林　ジャングル

草原　花畑　草むら　野原　サバンナ

花園　花壇　植物園　温室

畑　田んぼ　田園　田畑　農園

創作

架空植物

妖精　精霊　森の妖精　エルフ　ニンフ

ドリアード　ドルイド　木霊　草人

モンスター　マンドラゴラ/マンドレイク　アルラウネ　モルボル　バロメッツ　植物娘

くさタイプ　木属性　植物族

植物化　樹木化

植物擬人化　ぴく花

植物っぽいもの

きのこ（菌類）　珊瑚（動物）

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