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同性結婚の編集履歴2017/11/12 17:02:53 版
編集者:八リ一
編集内容:他国ではすでに同性結婚は認可されているが、同性結婚を認可すれば少子化が加速する、エイズが増加するといった研究結果の類はない。

概要

同性結婚とは、男性と男性女性と女性カップルが、男女夫婦と同じ保障を得ることである。

具体的には、同性同士が『(男女の)夫婦と同じく性的な親密さを基礎として、継続して社会的にも経済的にもパートナーシップを築き』『男女の夫婦と同じく、ある種の社会的な承認が付与され、法的な保障や保護が行われる』慣習制度のこと。

同性婚同性間結婚ともいう。

歴史

2013年3月27日に、アメリカ合衆国ワシントン連邦最高裁で開かれた同性結婚禁止法違憲訴訟において、83歳のレズビアンが「婚姻を男女間のものに限定した『結婚防衛法(Defense of Marriage Act、DOMA)』は、憲法に反する法令」と訴え、勝訴した。

それにより、「結婚を異性間のみとするものは、世界人権宣言(外務省の公式HP)の第16条に対してもそぐわない」として、2014年6月から日本でも憲法の見直しに注目が集まっている・・・?

アメリカではマサチューセッツコネチカット州アイオワ州バーモント州メイン州ニューハンプシャー州ワシントンD.C.ニューヨーク州ワシントン州メリーランド州など一部の州でのみ認められていたが、2015年(平成27年)6月26日に「同性結婚を禁じ、結婚を異性間に限定する法律は憲法違反」という最高裁判決が出、全米で同性結婚が認められる形になった。

しかし、トランプ政権になってからLGBTに対する記述を削除する、美女と野獣の同性愛描写に対する反対などで再び同性愛に対する嫌悪感が高まってきている。

参考資料

  1. 青森の女性カップル 婚姻関係がないと制度上「生きづらい」
  2. 同性婚が日本では認められていない理由について(弁護士ドットコム)
  3. 世界人権宣言第16条と日本国憲法第24条

宗教における同性結婚

少年愛のような形で社会的に同性愛が容認されていた社会はあるが、現代で提唱される、異性婚と同様な同性結婚は存在しなかった。日本の衆道を行った武将なども結婚相手は異性であった。

このような背景から、同性結婚を聖典において可能と明記する伝統宗教も存在していない。アブラハムの宗教ヒンドゥー教ゾロアスター教などでは同性愛自体が悪(戒律違反)とされている。

しかし現代になって、伝統宗教でも同性結婚を認める宗派・教派やグループ・個人が現れ始めている。

キリスト教ではルーテル派長老派聖公会にそうした例があり、福音派でも一部で認める声が現れ始めている。

ユダヤ教イスラム教でも同性結婚が行われるケースが存在しているが、いずれも反対の声も強い。

正教会カトリックでは同性結婚を認めていない。カトリック圏である南米では教会が異端視するサンタ・ムエルテ信仰において同性結婚が執り行われている。

大乗仏教では男性同士で性交した人が落ちる地獄「多苦悩処」を設定しているが、日本では同性結婚式を執り行う臨済宗の仏教寺院「春光院」が存在している。

日本の仏教では浄土真宗が同性愛に肯定的である一方、日蓮宗は同性愛に対して厳しい側面が強い。

日本における同性結婚

日本において同性結婚は現在のところ法的に認められていない。そのため、同性愛者の間では養子縁組制度が同性婚の代替的な機能を果たしているケースもある。戸籍上は親子となるが、法律上で家族と認められるため、さまざまな法的保護が受けられる。このため、近年 同性婚合法化の情報が国際ニュースになるまで、同性結婚を望んで明確な意思表示をする声は少数意見だった。

2014年時点では法的保障はないが、公の場で結婚式をする同性カップルが増え、国内でも同性結婚の合法化を望む声が上がり始めている。

宗教上では浄土真宗は賛成である一方、日蓮宗日本会議国家神道キリスト教系、イスラム教系などの団体は反対の意見が根強い。

同性婚の是非。

ご存知の通り、同性婚は賛否両論が来ており欧米では合法化されている国が多い一方、イランロシア等では同性愛は社会の退廃を招くとして批判している。

その内、ロシアは同性愛自体等は違法としていないのものの、子供に同性愛及び同性婚を肯定させる事を禁じる同性愛宣伝禁止法が存在し、カミングアウトなど表立ってやると罰せられる。

イランの方も同性愛同性婚を厳しく取り締まっており、自国のメディアで同性愛・同性婚が社会の退廃を招くとして批判しており、記事になっている。

詳細はこちらを参照。

この問題は同性愛・同性婚を厳しいロシア・イランだけでなくアメリカの一部の州、欧州などでも批判している団体も存在する。

その内、トランプは同性婚に厳しい姿勢をとっている事が有名で、フランスの大統領候補であるマリーヌ・ル・ペン氏も同性愛を肯定しつつも同性婚を否定している。

又、一般的に女性同性愛者より男性同性愛者の方が嫌われやすく、ラブホテルでも女性同士は合法な一方、男性同士は禁止されている場所も多い。

事実、女性同性愛者の方がエイズ患者が圧倒的に少なく、子供を出産出来る可能性がある為(男性同士はまずない。)、社会に受け入れやすい土壌がある。

その為、女性同士の同性婚が認められやすい。

同性結婚が認められている国(2015年現在)

アフリカ

南アフリカ

上記の国の他に同性結婚ではないが同性パートナーシップ法を認めている国が多数存在する。

同性結婚をカムアウトしている有名人の例

その他、日本を含め世界各国で同性の恋人との同居を明かしている人々が多数存在する。

別名・表記ゆれ

同性婚

外部リンク

wikipedia:同性結婚 文章を一部引用

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編集者:八リ一
編集内容:他国ではすでに同性結婚は認可されているが、同性結婚を認可すれば少子化が加速する、エイズが増加するといった研究結果の類はない。
同性結婚の編集履歴2017/11/12 17:02:53 版