ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

NHKの編集履歴

2019-11-13 00:40:07 バージョン

NHK

えぬえいちけい

日本放送協会の略。未だに和式便所が使われているとの事(世界のナベアツ談)。

以下が該当する。


ここでは特殊法人『日本放送協会』について説明する。


概要

1924年社団法人東京放送局として設立。その後、大阪や名古屋の放送局をまとめて現在のNHKの基礎を作る。50年代に中部日本放送新日本放送(ともにラジオ)、日本テレビ(テレビ)が開局するまで十数年間、日本本土では唯一の放送局であった。


NHKは公的機関と位置付けられ、国会で予算が承認されるため『国営放送』と間違われるが、税金ではなく受信料で運営される『公共放送』である(他の公共放送機関として放送大学がある)。


NHKは、巨額の受信料収入が番組制作費として使えるため、予算が民放各局に比べ潤沢である。災害時の緊急報道・地震情報の伝達においては、速度・精度共に民放各局よりも優れ、特に『東日本大震災』においては評価が高い。(→NHKの本気)


問題点・批判

受信料の取立てはNHK本体ではなく業者に委託しているが、この訪問員(集金人)のマナーがすこぶる悪く、NHKのイメージにも悪影響を与えている。さらに社員による横領などの不祥事が反感を買うことがある。


また報道姿勢として「不偏不党」を掲げてはいるが、NHKの政治報道が事実上時の政権の影響下にあるのは公然の秘密である。第二次安倍晋三政権になってからは政府寄りの報道姿勢が割と露骨で、自民党に批判的な層からは嫌われている。まあ国会に生殺与奪の権を握られている以上、与党が強い状況ではこうなるのは仕方ないのかもしれないが。


これらのことから、NHKのスクランブル放送化を掲げる「NHKから国民を守る党」が台頭している。ちなみにNHKは、この団体の代表である立花孝志氏の「NHKをぶっ壊す!」「不倫路上カーセックス」と連呼する政見放送をそのまま放送した。


放送局

かつては一つの県に複数の放送局を設けている例が多かったが、中継局や番組制作を行っていない放送局についてはコールサインを返上する形で統合を行い、現在は基本的に1つの都府県に一つの放送局という体制になっている。ただし取材拠点としての「支局」としては機能しているところが多い。またラジオ第二放送と教育テレビ(Eテレ)は東京、中部、近畿広域圏では元からコールサインを持たず、基幹局(東京、名古屋、大阪)からの中継局として機能している放送局もある。


例外は以下の通り。


福岡県…現在も福岡市を拠点とする福岡放送局と北九州市拠点の北九州放送局の1県2局体制を敷いている。

しかも福岡放送局は東京放送センター、大阪放送局が共に機能不全に陥った場合の『第三のバックアップ拠点』を兼ね備えている。


北海道…エリアが非常に広いので、札幌、函館、旭川、帯広、釧路、北見、室蘭に放送局を置いている。


京都府京都放送局は、送信アンテナの問題(京都市の建築物の高さ制限に引っかかるため)で2015年に局舎を移転した際にラジオ第一放送(JOOK)を廃止(移転前は国内でもここだになっていたT字形送信アンテナを採用していた)し、府内の中継局は大阪局(JOBK)の中継局に変更されている。ただしデジタル総合テレビ(JOOK-DTV)とFMラジオ放送(JOOK-FM)の京都放送局のコールサインは生きており、ローカルニュースなど一部の番組は京都局独自の番組に差し替えられることもある。なお、かつてはラジオ第二のコールサインもあった(JOOB)が1973年に廃止されている。


千葉県神奈川県埼玉県…地上デジタルテレビ、AM放送は全て東京からの送信を中継する形で県域放送がなく、FM放送のみ独自のコールサインを持っている。


茨城県栃木県群馬県…AM放送は全て東京からの送信を中継する形で県域放送がない。


岐阜県三重県…AM放送はすべて名古屋からの送信を中継する形で県域放送がない。


兵庫県和歌山県奈良県…AM放送はすべて大阪からの送信を中継する形で県域放送がない。


2018年3月までは、東海地震発生時の静岡放送局のバックアップ拠点として、浜松支局にAMラジオのコールサイン(JODGとJODC)とスタジオ機能が残されていたが、静岡放送局の新局舎完成に伴い廃止された。



民放は置局していないのにNHKだけ置局しているNHK単独中継局が各地にある。

特に山間部に多いが、それを受信している世帯がどれぐらいあるかというと…言うまでもない。

保有する放送媒体

テレビ放送

総合テレビ(NHK G)

総合の名の通り多種多様な番組を放送する。ニュース番組からUHFアニメまでなんでもござれ。

Eテレ

2011年に呼称をNHK教育から変更。教育なのに海外ドラマがあったりアニメがあったり…

BS1

衛星放送のチャンネル。国内外のニュース番組、スポーツ中継、ドキュメンタリー番組に注力したチャンネル。

BSプレミアム

紀行・自然・美術・歴史・宇宙・音楽・シアターの7つのジャンルを基調とする編成をしているチャンネル。アニメロサマーライブの録画放送はこのチャンネルで。かつてBS2とハイビジョン試験放送だったBS3があり、BS2が廃止されてBS3だったチャンネルに統合されたのがプレミアムである。

BS4K

2018年12月1日から放送開始

BS8K

2018年12月1日から放送開始

ラジオ放送

第1放送

総合テレビに近い編成をしている。ラジオ体操はこちらで。

第2放送

教育テレビに近い編成をしている。送信出力は国内最大級の500kw。

FM

ステレオ放送が出来るため音楽番組が多め。『今日は一日○○三昧』はここで。

国際放送

NHK WORLD

放送法第20条1項により実施している。

ラジオは日本語の他、約20言語で、テレビは日本語と英語を主軸に放送している。

国際放送の為、日本での視聴は想定されていない。

受信したい物好きさんは、デカいパラボラアンテナと衛星受信用のチューナーを用意する事。

(スカパー!などとは受信方式が異なる為、Amazon.comなどの海外通販を利用するしかない)

だが、訪日外国人などの要請があり、テレビ放送である、NHK WORLD JAPANに関しては、一部ケーブルテレビ局およびひかりTVで再送信されている。要するにJ:COMやひかりTVに加入すれば簡単に視聴できる上に、追加の受信料も必要としない。

訪日外国人向けと言うこともあり、全て英語放送である。


なお、在外邦人向けにはNHK WORLD PREMIUMがあり、こちらは完全日本語放送である。

NHK総合、Eテレ、BS1、BSプレミアムをごちゃ混ぜにした混成編成を採っているが、放映権という大人の事情で放送できない番組もあるらしい。

こちらも衛星からの直接受信か現地で配信を行っているケーブルテレビと契約する事で視聴可能。また、一部のホテルなどでも視聴できる。

ただし基本的にスクランブル放送の為、NHK(正確には運営を行っている株式会社日本国際放送)に申し込まないといけない。

こちらは月々3000円の受信料が発生する。


NHKでCM!?

放送法83条 協会(NHK)は、他人の営業に関する広告の放送をしてはならない。


NHKは、この法律により、如何なる広告・宣伝の放送が禁止されている。この為、企業名・商品名をテレビで出す事も禁止され、言い換えたり、余程の事がない限りは映さなかったりする。

ただし、宣伝目的ではなく映像資料としてたまに用いる事はある。


受信料で運営されている為にCMが存在しない…と思われがちなNHKだが、実は例外として流せるCMがある。一体それが何かと言うとACジャパン(公共広告機構)制作の「公共広告」である。

NHKもACジャパンの会員にあるらしく、公共放送故に非営利である公共広告だけはNHKが唯一流せるCMなのである。ただし、NHKで流れる場合は「AC JAPAN」のロゴではなく「公共放送 NHK」 「NHK環境キャンペーン」に差し替えられる。


関連タグ

『日本放送協会』に関するタグ


『日本放送協会』以外の関連タグ

NHKにようこそ! 秘密結社 保護者 ハッテン

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました