曖昧さ回避
+ファイアーエムブレムシリーズに登場するマイユニットでもう一人の主役 本項で説明。
「戦局を変える!」/「戦局を変えます!」
プロフィール
概要
『ファイアーエムブレム覚醒』に登場するマイユニットの国内版のデフォルトネーム。
海外版での名称は英語圏が"Robin(ロビン)"で、それ以外の欧州諸国では"Daraen(ダレン)"。
国内版の綴りはRefletで、英語で「(陶器の)虹色・真珠光沢」の意味を持つ。人によって異なるマイユニットにうってつけの名前と言えるだろう。
また英語圏のRobinは英語で「コマドリ」を意味し、キリスト教では陰ながらに救世主を救おうとしたという民話が多くあり、彼・彼女の立場からすれば相応しい名前とも言える。また「Robin」は男女兼用名として使われており、どちらの性別を選んでも違和感がないという事からデフォルトネームとして選ばれたのかもしれない。
性別ごとに口調が無口を含む5種類ずつ用意されており、容姿も少年少女から大人のお兄さんお姉さんまで幅広く選べる。
ちなみに口調で無口を選ぶとボイスがない上にテキストも「…」「!」「?」で表現される。ストーリーが若干分かりにくくなるので初回プレイ時はおすすめしない。
行き倒れていたところを主人公クロムらに発見されるも、自分の名前しか覚えていない状態でクロムの名を呼んだのを怪しまれて連行されることになる。しかし、その途上でルフレに軍師の才を見い出したクロムから求めていた人材だとスカウトされて、以後は彼が率いる自警団の軍師として戦うことになった。
記憶喪失である一方、天才的な軍師としての才能を発揮するなど軍の中で最も謎の多い人物。
右手の甲には禍々しい見た目をした謎の痣がある。
記憶を失くしてはいるが、支援会話を見る限りは常識的な性格。
他方、料理の腕前は微妙なのか、見た目はともかく「鋼の味がする」と散々な評価をくらったことがあると発言している。
なお、空腹のせいでもあったのだろうがフレデリクやリズが嫌がった熊肉を猛然と平らげている。
台詞はほぼ共通な為、男女間での性格に基本的な差異はない。ただしルフレの性別によって支援会話が変化する場合は男性のルフレとの会話がシリアス寄り、女性との方がコメディ寄りとなっていることが多い。
クロムがアグレッシブ系主人公の流れを汲んだ性格であることもあって、チキ曰く「お兄ちゃんに似てる」らしい。しかし当の本人(の幻影)やもう一人にはマイユニットつながりで「あの人に似てる」とのこと。
容姿
上記の通りカスタマイズ可能のためプレイヤーの数だけいろんな姿のルフレがいる。恰好は黒いフード付きのローブが特徴。作中ムービーなどではフードを目深にかぶって顔が見えないように表現されている。
なお、外部作品に出演しているルフレの容姿は男女ともタイプ1、顔1、髪1、髪色1を選択した姿(男は白髪短髪、女は白髪ツインテールちょい)が基準となっている。声は男性が僕1、女性が私1で、サイファのサイン入カードもパターンを担当した声優のものとなっている。
ユニット性能
初期兵種は戦術師で、『外伝』のセリカ以来20年ぶりの剣と魔法が両方使える主人公。
FEにおいてこの性質は稀有で、同じように武器・魔法を両方使えるクラスが増えた『覚醒』においても、下級職で使えるのはルフレだけである。
得意・苦手な能力はプレイヤーが一つだけ自由に選択でき、さらには性別・種族限定職、ロード系などを除く兵種へのクラスチェンジも可能。
ユニット自体の成長率は平均して良く、力と魔力の両方を含め最初に選んだ苦手な能力以外はそこそこ伸びる為、どのようなクラスに就いたとしても相応に戦う事が出来、使い勝手は良いと言っても良い。なお、苦手な能力も最大値が削れるだけで決して伸びないわけではない。
ただし得意・苦手のどちらかにHPを選ぶと全能力に影響を及ぼす。
力と魔力が同様に伸びる特長は、神軍師クラスで得られる華炎のスキルでさらに活かされることになる。当然ながら他のクラスでは習得できないため、ルフレの他にはルフレの子であるマークともう一人の子供しか持てない。
性別による能力面、ストーリー面での違いはほとんど無い。
クラスは男性であれば蛮族(強奪スキルが習得可能であり、金策で大いに役立つ)と魔戦士(有料DLC限定だが、強力なスキルを習得出来る)に、女性であればダークペガサス(強力な再行動スキルの疾風迅雷が習得可能)、花嫁(有料DLC限定。ネタ職と侮れない応援スキルを得られる)になれるのが大きい。
結婚相手
味方になるユニット全員との支援会話が用意されており、ルフレの子どもなので結婚後にしか登場しないマークを除く全ての異性ユニット(追加マップで仲間になるユニットや、子世代ユニットも含む)と結婚することが出来る。
その為、ダブルなどの戦術も非常に組み立てやすい。
特に親世代と子世代のキャラクターは親子関係でもないと支援がつかないことから、どちらの世代とも支援があるのは非常に大きい。ルフレとのみ支援があるユニットも少なくない。
結婚した場合は、結婚相手に対応する子世代ユニットがいる場合はその子どもと、ルフレが男である時はマーク(女)、ルフレが女である時はマーク(男)が子どもとして登場する。
性別制限がない兵種にクラスチェンジ可能という強みは子どもにも継承される為、マークはもちろんのこと、マークに兄か姉ができる組み合わせであればそのユニットもクラスチェンジできる職が多くなり、彼らは有利となる。
また、ルフレがベルベット、シャンブレーのどちらかと結婚すればマークはタグエルに、チキ、ノノ、ンンのいずれかと結婚すればマークはマムクートになる。強力なクラスに転職可能となるメリットはあるが、常に獣または竜の特効を突かれてしまうデメリットがつく。
男性であれば親世代女性ユニットと結婚することで対応する子世代キャラクターをかなり強化出来る。
女性であればクロムと結婚することでマークに「王の器」が継承される。また追加外伝キャラだがヴァルハルトと結婚すれば「覇王」を継承させることもできる。
またストーリーにおいて、男性ならルキナと、女性ならクロムと結婚することでイベントに変化が生じることがある。
どの選択肢にもそれぞれのメリットがあるため、周回プレイをするたびに異なる性別にするのも面白いだろう。
ネタバレ
その正体はギムレー教の教主ファウダーの実子。
そして、「ギムレーの器」と呼ばれる特殊な素質の持ち主である。
人を慈しむ神竜ナーガの加護を受けた初代聖王に封印された、人を滅ぼす邪竜ギムレー。
その存在を奉じ、復活させるために動いてきた者たちがいた。彼らの宿願は長い時を経て結実し、ギムレーの血と魂を宿すという”器”の誕生を迎える。右手の甲に赤い証(ゲーム中に名称は出ないが、設定資料には「邪痕」とある)を宿す赤子こそがファウダーと教団女性との子であるルフレだった。
しかしながらルフレは未来を案じた母親により連れ出される。ファウダーは手を尽くして捜索するも見つけられず、しばらく後にとある場所で偶然ルフレを目にすることとなった。ルフレがクロム達に出会う以前の記憶がないこともあり、母と子がその間どう生きてきたのかなどは一切わかっていない。
記憶がないのは一つ前の時間軸、即ちルキナたち子世代が迎えた「滅びの未来」の影響。そこでのルフレはクロムと共にファウダーを倒すが、直後に自制を失しクロムを殺害(ここまでが断章のストーリー)。その後ギムレーとなってしまう。
そしてギムレーは過去の時間軸へと渡ることを選んだルキナ達を追ってこの時代へと現れた。その影響を受け、この時代のルフレは記憶を喪失(ある種のタイムパラドックスかもしれない)。ギムレーも時間遡行などで消耗したため身を潜め、機会を窺うことを選んだ。
ルフレとクロムは未来を知るというマルスの助言に従い、エメリナの暗殺を企てたファウダーを撃破。これでファウダーは死んだと思われたがギムレーに救援される。しかし暗殺こそ防げどもペレジア王ギャンレルの侵攻と彼に仕えるインバースによる妨害は止められず、最終的にエメリナは身を投げる結果となった。
その後ギャンレルを討ち取ったクロム達が再びペレジアを訪れた頃には、代わってファウダーがペレジア国王になっていた。
その際に最高司祭のルフレと名乗るルフレと瓜二つの人物(実はギムレー)が現れ、ルフレたちを大いに驚かせる。その後に単身でルフレに接触したファウダーは自身との関係を明かすも、クロムらが近くにいたこともあってか混乱するルフレを残しすぐに撤退。確実に未来を再演するための様子見であったからだと推測される。
血族ゆえかファウダーの精神操作に抗うことはほぼ不可能で、それによって炎の台座をファウダーに明け渡してしまった。そしてこのままでは未来と同じくルフレがクロムを殺してしまうと判断したルキナから阻止するために剣を向けられる(この際、上述のようにルフレがルキナの母親または夫である場合イベントが変化する※)。
- ※:ただ残念なことに、マーク♂を参加させルキナと結婚させていてもイベントに変化は起こらない。ルフレ♀が死亡するとマークは存在が消失することになり、すでに生まれていたとしても母親殺しの犯人がマークの妻となってしまうのだが…
そしてどこか見覚えのある場所でファウダーと対峙することになる。そしてどこか見覚えのある光景のようにルフレの魔道がクロムを──となったがこれはフェイク。ルキナやルフレから未来に関する情報を得ていたバジーリオ達が暗に動いていたことでファウダーの力を抑制することに成功。ファウダーは完全なる敗北を迎えたのであった。
しかし、もうひとりのルフレこと未来のギムレーにより邪竜は現代に降臨することになる。
神竜ナーガですら倒しきれないと語るほどの圧倒的な力に屈しそうになる一同であるが、クロムとルフレの絆を信じる力により邪竜の力をも払い除け、最終的にギムレーを討伐することになる。
この際『封印の剣』のように最後のトドメを誰で刺すかによって結末が変わる旨のセリフが表示されるが、今作では撃破後に選択肢が出るためプレイに支障は出ない。
具体的には「クロムの神剣によりギムレーを再び封じる」か、「ルフレの力によりギムレーを消滅させる」のどちらか。
ただし後者が可能なのはルフレがギムレーとほぼ同一といっていい存在だから。そのためルフレがギムレーを手に掛けた場合…
ヒーローズ
カムイと同じように男女で登場。名前こそルフレであるがギムレーと名乗ってくるバージョンも存在する。
基本的なルフレのステータスは男女どちらも平均的であり突出した強さこそ無いが、武器効果やスキル効果で得意な相手を倒していくタイプ。
魔道士なのに守備が高く、魔防が低いという特徴があり、そのせいで男女の評価に差が出来てしまっている。
登場作品ゆえかクロム同様、HPが半分以下で能力が強化される「覚醒」系のスキルを覚える。
ルフレ(男)
聖王の軍師 ルフレ
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 青魔/歩行 |
武器 | ブラーレイヴン+→軍師の雷書(専用) |
奥義 | 緋炎 |
A | 速さの覚醒3 |
C | 守備の紋章3 |
初期より召喚できる。無属性に三すくみ有利が付く「ブラーレイヴン」の魔法を扱え、2属性に有利が付く。
前述の守備が高く、魔防が低いという性能ゆえサービス開始当初より、強キャラ筆頭であるタクミに対して有利に立ち回れ、高い評価を得ていた。
スキル継承が解禁されてからは「相性激化」を継承させることでタクミを始め、無属性をほぼ完封できるようになり、守備の高さから人気の赤属性に対して壁役としても機能する人気ユニットだった。
しかし時が経つにつれより強力な青魔法ユニットが登場した事や、闘技場の査定システム変更や無属性の需要低下の煽りを受け現在は下火気味。神器を持たないと言う点でも厳しい。
一方耐久力が高めの特徴や足りない魔防を補える点で相性が良いブラーサーペントが登場したのはやや追い風。レイヴン自体も大英雄戦では有用な場面はあるのでそこで活路を見出したいところ。
ちなみに、召喚時には専用のムービーが再生されていたが現在はムービー集から見られるのみとなっている。
2018年12月のアップデートでは専用武器「軍師の雷書」が追加された。ブラーレイヴンの上位互換の武器で、特殊錬成効果は周囲2マス以内にいる部隊の中で同じ移動タイプが2人以下の味方に全ステータスを+4する「○○の指揮2」相当の効果が追加される。これで味方強化が出来る個性を得た。
2020年7月から神装英雄に選ばれた。最初の死の国ヘルをモチーフにした禍々しい衣装に。見た目はもはやギムレーにしか見えない。
冬祭りの策士 ルフレ
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 槍/重装 |
武器 | 聖樹+ |
補助 | 相互援助 |
A | 攻撃速さの大覚醒3 |
C | 重装の行軍3 |
2017年12月に登場したクリスマスVer。男性では初の槍・重装ユニット。
重装ユニットながら速さはそれほど低くなく攻撃速さの大覚醒の効果で追撃を出すことも可能。重装の行軍のスキルで自分と周りにいる重装ユニットの移動範囲を広げることができる。
全体的にバランスの良い能力を持つが裏を返せば器用貧乏気味でもありステータスが高い事以外の特徴が薄い。重装の中では速い点で差別化したい所。
邪竜の現身 ルフレ
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 竜/重装 |
武器 | 邪竜のブレス(専用) |
奥義 | 華炎 |
B | 迎撃隊形3 |
C | 竜盾の紋章 |
2018年2月に実装されたギムレーとして覚醒したルフレ。竜ユニットだが他のマムクートとは異なり、変身演出でギムレーの頭部が出てくる。さらに手に竜石を持っていない。
重装ユニットらしく攻撃守備HPに強めに割り振られたステータスで、攻撃は得意個体だと無凸でも60に達する高さ。武器自体は雷のブレスの上位互換で2距離からも反撃でき、威力も高い。迎撃隊形を持っているため受け運用向きのスキルセットとなっている。更に天空、金剛(明鏡)の呼吸をつけることで場持ちを良くできる。
しかし重装にしては耐久力が低く速さも低いため初期の受けスキルのままでは割と簡単に倒されやすい。
その為、Bスキルを攻撃隊形に変える事によって苦手ではあるが魔防の低いユニットも多い赤剣を無理矢理倒しつつ、同属性や有利属性には呼吸と切り返し聖印で受けきる運用が主流。魔法攻撃で通りの良い特性とは相性抜群。…が見切り・追撃効果の登場であまり活かしきれなくなっている。
追撃を食らいやすく、竜特効と重装特効の対象であるなどとにかく弱点が多い。移動も一マスしか進めないため補助スキルか聖印、仲間のスキルで移動をカバーする必要がある。
2021年7月のアップデートで錬成武器対象に。効果自体に変化はないが特殊錬成効果は自分のHPが25%以上あると戦闘中、全ステータス+4かつキャンセル効果。これでHPが多ければ敵の奥義を遅らせると耐久と火力が上がる個性を得た。
混沌の収穫祭 ルフレ
属性 | 無 |
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兵種 | 竜/重装 |
武器 | 誰彼のブレス(専用) |
奥義 | 夕陽 |
A | 鬼神金剛の構え3 |
B | 正面隊形・自己3 |
C | 兜の護り手・近間3 |
2021年10月に登場した超英雄。昨年の同月に登場した女性版に続いてのギムレー超英雄としての登場。男ルフレとしての超英雄も3年10ヶ月ぶり。
闇堕ち版とステータスを比べると攻撃守備がかなり上昇。やや低かった魔防も上がって魔道に強くなった。しかしHPは僅かに下がるが苦手だった速さはさらに劣化する。
専用武器の誰彼のブレスは、女性版とは違って、遠距離反撃が無いがキラー系武器効果と周囲2マス以内に味方がいると戦闘中、攻撃+6かつ敵の攻撃-6する。奥義でダメージを与えれば自分の最大HPの30%回復する効果は女性版と同じ効果。対応力は劣るがその分守りに徹している。鈍足は正面隊形でカバー。
新たに登場した護り手系効果の「兜の護り手・近間」は周囲2マス以内の味方が近接武器のユニットで攻撃された時代わりに戦闘を行い、戦闘中は攻撃魔防が+4と今までは近接物理だけだったがようやくマムクートに対して強くなる護り手が登場。
ただ重装特効や竜特効は相変わらずで、しかも対応力が闇堕ち版と女性版より劣っているせいか、遠距離相手には滅法弱くなった。魔防は高いがミカヤやイドゥン相手だと致命傷は免れず、新たにレイヴン効果の弱点も生まれたせいでセシリアや魔王リオン相手にも苦戦する。総選挙アルムや総選挙マルスなど超火力竜特効は即退場もある。弱点だらけなのでどうカバーするかは召喚師次第。
ルフレ(女)
謎多き軍師 ルフレ
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 緑魔/歩行 |
武器 | グルンウルフ+→軍師の風書(専用) |
奥義 | 華炎 |
A | 魔防の覚醒3 |
B | 青魔殺し3 |
大英雄戦クリア時に入手できる。騎馬に対して特効が付く「グルンウルフ」の魔法を扱え、騎馬に対して有利に立ち回れる。ちなみにステータスは男と全く同一。
他にも青属性の魔道士の追撃を封じこちらが確定で追撃を行える「青魔殺し」を持つが、前述の守備が高く魔防が低いという性能ゆえ、追撃を封じてもこちらの受けるダメージも馬鹿にならず、下手したら1回の戦闘で「青魔殺し」が発動する条件のHPを切ってしまうダメージを受けることも多い。
緑属性ゆえ、人気の赤属性に不利が付きやすいというのもマイナス要素であり評価はいまひとつ。青属性の魔道士に強力なキャラクターが多いのも向かい風。
だが有利が付く青属性には強力な騎馬が多いため、それらを1手でほぼ倒しきれる彼女の存在は編成次第では脅威となりうる。
大英雄ゆえに闘技場のボーナスキャラに選ばれやすいので、育てておくと役に立つ場面はなくはない。
2018年12月のアップデートで専用武器「軍師の雷書」が追加された。グルンレイヴンの上位互換の武器で、特殊錬成効果も男ルフレと同じであるがステータスは上昇しないためステータスが上昇するグルンウルフ鍛+も使いやすいため考えて使おう。
海辺の策士 ルフレ
属性 | 青 |
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兵種 | 槍/歩行 |
武器 | 魚を突いた銛+ |
補助 | 引き戻し |
A | HP守備2 |
B | 槍の技量3 |
2017年7月に登場した水着Ver。
武器の魚を突いた銛は攻撃時HPが満タンなら能力が上がり、攻撃後ダメージを受けるという効果を持つ。
ステータスは全体的にバランスが取れた感じになっているが、他の強力な槍ユニットに比べると力不足感は否めない。
邪竜の応身 ルフレ(伝承英雄)
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 竜/飛行 |
武器 | 邪竜のブレス(専用) |
奥義 | 緋炎 |
A | 邪竜の鱗(専用)→邪竜の鱗・承(専用) |
B | 相性相殺3 |
C | 魔防の紫煙3→速さ魔防の牽制3 |
2018年3月に実装された地の伝承英雄。初の無属性の竜で、飛行初の遠距離反撃武器持ち。男のギムレーとは違ったベクトルの性能になっており、飛行の弱点を邪竜の鱗で無効化でき、金剛明鏡の構えの効果。所謂「激化レイヴン」も相性相殺でカバーしているため弱点は少ない。ただし汎用性の関係で相性相殺は外される傾向にある。
無属性故の通りの良さとあらゆる属性を満遍なく受けれる所が長所で、特に大英雄戦や連戦トライアルでは天空、切り返しを継承させた上で兵種バフを与えればほぼクリア出来る辺りその強さが窺える。受けに見せかけた超攻撃型の男の方と異なり完全な受け向きの性能で見事に対となっている。
弱点は兵種バフがかからないと限界突破込みでも速さ以外はやや物足りない事と、金剛の呼吸などの他のAスキルを持てない事。
また男と同じく竜特効が苦手。魔防がやや控えめな点も気をつけたい。
しかし現在の無属性・竜には孤立すれば全ステータスアップで組み合わせ次第で能力もアビサル並みに上回る闇カムイ、超鈍足だが攻撃と守りは抜群で飛空城だとサポートで大活躍するミラ、同じ鈍足だが攻撃と守りは高ステータスで追撃封じと攻撃魔防アップに飛空城ではシーズンのみだが設置物を破壊するドーマ、ダメージ軽減で守備魔防が高めな上に双界スキル持ちのイースターミルラが存在し、現在は完全に立場を奪われてしまっている。
2021年7月のアップデートから上方修正が実装。
Aスキルが「邪竜の鱗・承」になり、飛行特効無効はそのままに敵から攻撃された時か戦闘開始時に敵のHPが75%の時、戦闘中、全ステータス+6かつ、敵のバフを無効化する効果に変更された。
Cスキルには「速さ魔防の牽制」が追加された。これで守り性能が格段に上がった。
2021年7月のアップデートで錬成武器対象に。効果自体は男ギムレーと同じでより耐久面が大幅に上昇した。
邪竜の収穫祭 ルフレ
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 竜/飛行 |
武器 | 暁闇のブレス(専用) |
奥義 | 夕陽 |
A | 邪竜の大鱗(専用) |
B | 竜の逆鱗3 |
C | 竜刃の紋章 |
2020年10月に登場したハロウィンの超英雄。約三年ぶりの登場はまさかのギムレー超英雄。伝承版とステータスを比べると攻撃守備魔防はかなり上がったが得意の速さは17まで超劣化(ルフレの中で一番遅い)。
専用武器は伝承版の邪竜のブレスと同じ遠距離反撃と周囲二マス以内に味方がいると奥義でダメージを与えれば自分の最大HPの30%回復する完全上位互換のスキル。
専用Aスキルは邪竜の大鱗。「邪竜の鱗」の飛行特効無効は据え置きで金剛明鏡の構えは消えた。代わりに攻撃された時か敵のHPが満タンだと戦闘中は敵の攻撃魔防-6かつ敵の攻撃でダメージを受ければ奥義カウントが加速する。伝承版の完全な受け向きの性能のコンセプトが、より徹底され逆に相手を弱くさせつつ奥義を加速する性能へ変更された。
しかし得意の速さが超劣化したのでぼぼ確実に追撃を取られてしまう。緑属性なので赤属性に弱く、竜特効の弱点も変わらないので要注意。
心よりの感謝を ルフレ
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 魔法/重装 |
武器 | アキメネスの花冠(専用) |
奥義 | 氷蒼 |
B | 追撃隊形・偶数3 |
C | 鎧の護り手・遠間3 |
2022年2月からの超英雄で通常版ルフレ(女)は約4年半ぶりの実装。女性では初めての重装ユニット。
専用武器「アキメネスの花冠」はキラー武器効果と自分を除く自軍内の各兵種の種類数に応じて様々な効果が発動。
- 1以上の時は周囲三マス以内の敵は戦闘中、攻撃守備魔防-5
- 2以上は自分のみ最初に受けるダメージが30%軽減
- 3以上は自分と周囲三マス以内の味方は攻撃するだけでHPが5回復する
とユニークかつ有利な効果を合わせ持っている。偶数ターンや遠距離相手には守りに適した壁役を任せられる。
ただし、あくまで条件が別の兵種タイプ数でルフレと同じ重装同士だけでは1以上しか発動しない。3つの効果を使いたい時は編成で味方の歩行、飛行、騎馬、重装の中から最低別兵種で3人に加える必要がある。重装特攻やレイヴン効果、近接相手だと弱点自体も目立っているので遠距離武器の壁として活用しよう。
他のシリーズ作品
ファイアーエムブレムif
ifでは後述のスマブラシリーズのamiiboを読み込ませることにより男性のルフレがマイキャッスルに登場する。
その後発生する『英雄戦 神軍師ルフレ』にて彼と彼が率いていると思われるマーシナリー、グレートナイト、巫女(それぞれクロム、フレデリク、リズを模したものか)の幻影兵に勝利しクリアすると彼を仲間にできる。
クラスは神軍師。DLC「見えざる史実(前編)」のクリア報酬「邪竜の紋章」で神軍師にクラスチェンジできる。クリアするたびに入手できるが、amiiboのルフレは男性しかいないため男性専用職となっている。
マイキャッスルで会話すると、アクセサリーの「邪竜の羽根」や「ルフレの書架」を入手できる。
英雄戦の最中ラズワルド、ルーナ、オーディンの3人が相手だと特別な会話がある。
ラズワルドは『懐かしくて見違えちゃったな…』と懐かしみ、ルーナは彼の顔を『じーーーーーーーーっ』と見た後『よく似た別人なのね…』といい、オーディンは何かに気づいたらしく『この感じ…貴様はいったい…』と評した。
それと同時にラズワルドが『あなたにはかなわないかもしれない』と言い出したり、ルーナが見間違える前はなぜか緊張していたりする。
恐らく彼らはその時に対峙しているルフレに対して何かしらの違和感を覚えたと思われる。もしかしたらこのルフレは…。
またルフレもスマブラ世界で会った記憶もないのか、3人のことは知らないと発言している。
なおifの主人公(カムイ)とはなんらかの関係があることが示唆されている。
ファイアーエムブレム無双
覚醒を代表して参戦。
男女両方のルフレを使用できるが、ストーリーモードでは男性のルフレがメインキャラとして登場する。
ストーリーモードを進めるとまず男性の方だけが解禁され、その後ヒストリーモード「運命か、絆か」をクリアすることで女性の方も解禁される。衣装変更で性別を含めて容姿を選択する仕組みとなっている。
なお女ルフレはヒストリー内ではギムレーとして登場するのだが、その世界でも現代のルフレは男である。…兄様が、姉様になってしまわれました!というやつだろうか?
クラスは男女共通して戦術士→神軍師。男女で性能に差はない。
武器は魔道書で、無双奥義ではサンダーソードも使う。
弱攻撃は雷弾を中心とした魔法で、強攻撃ではエルウインドやトロンといったお馴染みの魔法や、原作では使えなかったルインも使用する。魔法を使うごとに専用のゲージが溜まっていき、その量によって強1の性能が変化する。フルチャージの状態だと相手のスタンゲージを誘発することができる。
DLCで追加されたサーリャとほぼコンパチ(強攻撃6のみ異なる)。
魔法使いキャラでは地味に力が高い。ネタよりだが物理魔法反転での運用も可能か。
またカムイ共々、性別限定のマップにどちらの姿でも出撃できる。
後述のスマブラでは走るスピードが遅いことが話題になったが、本作ではダッシュ移動は走らずに浮遊したまま移動するようになっている。速度はチキを除いた他の歩兵と一緒のため安心。
絆会話もルフレの男女ごとのパターンが用意されている。同じく男女別パターンがあるカムイとはなんと4通りもの組み合わせが鑑賞できる。ちなみにifのDLCで加わるゼロとの絆会話ではとくにセクハラ発言はされないが、DLCマップで(パロディ元のせいもあるが?)ゼロに女ルフレがセクハラされるマップがあったりする。
原作で熊肉を平気で食べていたためか、本作では熊肉が好き、という設定になっている。
ちなみに女ルフレは衣装が破けると何故か胸回りが大きくなり、しっかり揺れるようになる。軍師の服は布に見えて実は固い素材だったのだろうか……?
外部出演
大乱闘スマッシュブラザーズ
第4作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』から参戦。
使用回数に限りのある魔法と剣(サンダーソード)で戦っていくスタイル。
剣による攻撃は、弱攻撃や強攻撃では青銅の剣、スマッシュ攻撃ではサンダーソードを使う。また、空中でスマッシュ攻撃を繰り出すこともできる。
必殺ワザでは魔道書を使う。戦術師・神軍師スタイルとされるが、「暗闇の加護」スキルを伝授されたのか、闇魔法のリザイアも使うことができる。
魔道書やサンダーソードを使える回数には限りがあり、壊れると一定時間が経過するか、ミスになるまで使用できなくなる。
詳しい解説はルフレ(ファイター)を参照。
Code Name:S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン
ルフレのamiiboを読み込ませることにより登場し、同時に仲間に加わる。
固有アビリティは「神軍師」。敵の弱点を突いた味方の攻撃のダメージが10%上昇するというもの。ルフレ自身はその恩恵を受けないため、味方のサポートとして性能を発揮する。
専用ウェポンはサンダーソードと魔道書。サンダーソードは一定距離の先に雷を落とし、魔道書はギガファイアーのような火炎弾を発射して攻撃を行う。
特に魔道書の性能は強力で、攻撃の消費コストに対して安定した威力を持ち、射程は最高のSランク、おまけに待ち伏せ攻撃も可能と隙がほぼ無い。以上の性能から、前線で敵と撃ち合うよりも、後方から待ち伏せ攻撃の包囲網を敷くのに向いていると言えるだろう。
スペシャルスチームパワーは「トロン」。発動すると邪竜ギムレーを背景に出現させ、前方に雷撃の貫通攻撃を行う。この場にクロムがいなかったのは幸いか。
キャラクター図鑑では「ミステリアスな雰囲気」とされる一方、「爽やか」等と好青年として評する記述もされている。
関連イラスト
マイユニットという性質上描く人によってルフレの姿は異なるが、デフォ名で名指しをする場合、服装は初期クラスである戦術師であることがほとんど。
また、ルフレの子供であるマークや結婚相手のキャラクターと一緒に描かれたイラストも多い。
関連タグ
ライトニング(そっくりさんが作れるということで話題に)
組み合わせタグ
男ルフレ
ルフオリ ルフサリャ ルフスミ ルフチキ ルフティア ルフノノ ルフマリ ルフリズ ルフルキ
女ルフレ
ガイルフ カラルフ ギャンルフ クロルフ ソルルフ フレルフ ヘンルフ リヒルフ リベルフ ロンルフ