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水御三家の編集履歴2022/02/10 15:15:00 版
編集者:Lotus-2
編集内容:少し修正。

概要

ポケモンシリーズで冒険の最初に選べるポケモン御三家の内みずタイプ枠全般を指す総称である。ここでいう御三家は三匹組という本来の意味ではなく「御三家」の中の「水」タイプの略称に過ぎない。

他のタイプと比べ弱点が少なく、シナリオ上必ず入手する秘伝マシン「なみのり」「たきのぼり」(第6世代まで。第7世代からは秘伝マシンではなくなり、第8世代では入手がランダムになったので注意)の使いやすさもありシナリオでは全編通して使いやすい。弱点である電気・草タイプのジムも、そこまで着くころには相性補完が出来るタイプが手に入る事が多いのでそこまで苦労しない。

また、この水御三家に限り

  • 通常特性は「げきりゅう」で固定されている(隠れ特性は例外)
  • 第三世代(FRLG)から最終形態のなつき度が高いとある場所でハイドロカノンを教えてもらえる(元々はカメックスの専用技、第4世代から全最終形態に解禁された)
  • 第五世代からはある場所でみずのちかいを教えてもらえる
  • 脊椎動物の5種類全てのモチーフが採用されている

(ゼニガメ・ワニノコ・メッソン系統:爬虫類、ミズゴロウ系統:魚類(両生類も含まれている)、ポッチャマ系統:鳥類、ミジュマル・アシマリ系統:哺乳類、ケロマツ系統:両生類)。

という共通点がある。

第一世代のカメックスに始まり、耐久面が高く素早さが遅めの傾向が多かったが、第六世代で初めて速攻・低耐久型のゲッコウガが登場しこのジンクスは打ち破られた。

技のレパートリーが非常に多く、どの水御三家も様々な型が存在する。またほとんどが二足歩行なため一応パンチ技も覚えられる。ただし水タイプそのものが非常に数が多く層が厚いのもあって、メジャー級の同タイプと比較すると単水は総じて器用貧乏という烙印を押されがちである。

隠れ特性に関しても草・炎御三家が無難なものをもらっているのに対し、水に関してはハズレが多い。

具体的に言えば特殊アタッカー寄りの種族値なのに攻撃が上がる「まけんき」のエンペルト、ただでさえ威力弱体化で使用率が激減している「だいばくはつ」を無効化する「しめりけ」のラグラージ、同期の「あまのじゃく」「すてみ」と比べ効果があまりにパッとしなさすぎる「シェルアーマー」のダイケンキ、こちらも決して悪くはないが、同期が「伝説のポケモンの専用特性」「一族専用の最強特性」なのに何故か汎用特性である「スナイパー」のインテレオンなど。特にしめりけミズゴロウはかつてある出来事がきっかけで多くのプレイヤーに深いトラウマを植え付けた(詳しくはリンク先を参照)。

一応擁護しておくと、アタリがないわけではない。「へんげんじざい」のケロマツから進化したゲッコウガの強さは、第7世代の対戦環境を経験した人ならば説明不要だろう。第7世代未経験者でも、第8世代で「へんげんじざい」と名前だけ違う同一の特性「リベロ」を持つエースバーンがいかに環境を蹂躙したかを考えると、その強さは推して知るべし。

また、ラグラージ以外はいずれもタイプ一致の先制技を何らかの形で覚える事が出来る。

水御三家は御三家の中では全てのポケモンの戦闘スタイルがキチンと分かれている(炎御三家は格闘タイプとが3匹で戦闘スタイルが格闘寄りが1匹草御三家は四足歩行が3匹で歩行スタイルがそれに近いのが1匹となっており細分化が厳しい)。

このため、全てがポッ拳に出ても個性が出るという長所が存在する。

オーダイルラグラージは四足歩行こそ被っているものの使用する武器が違うのであまりツッコまれてはいない(オーダイルは牙、ラグラージは怪力)。

さて、水御三家を語る上で外せないのが決まってネットでネタにされやすい事だろう。ネタにされ過ぎて百科事典にも個別記事ができるくらいである。

第三世代でその独特な見た目から賛否両論を生んだラグラージのキモクナーイに始まり、第五世代のミジュマルのたまらッコ、第六世代のケロマツのケツマロと引き継がれてしまっている。さらに過去のポケモンには風評被害は及ばない…と思ってたらあるR-18作品の空耳でポッチャマ(第四世代)が犠牲になったり、ルビサファのリメイクであるORASではヌマクローがクソコラの素材にされ公式も悪乗りするなどその被害は時期にとらわれないものとなっており、完全に水御三家=ネタという図式が定着してしまっていた。

だがこの流れはケロマツの最終形態であるゲッコウガ、第7世代のアシマリ一族や第8世代のメッソン一族が人気を博したため、収束しつつはある。

水御三家の編集履歴2022/02/10 15:15:00 版
編集者:Lotus-2
編集内容:少し修正。
水御三家の編集履歴2022/02/10 15:15:00 版