概要
全6エピソード。三畳紀から白亜紀に渡る中生代の世界を描いている。エピソードごとに主役級の恐竜や古生物を設定し、彼らに焦点を合わせつつ、共に生息する他の恐竜・古生物の生態、その時代の自然環境をリアルに再現している。予算と期間を潤沢にとった製作規模が実現した、製作時における最新の情報が盛り込まれた高品質な映像によって、恐竜ドキュメンタリー屈指の名作となっている。英仏米日の共同合作で、日本では、テレビ朝日系列で古舘伊知郎が司会のスペシャル番組として放送された。
各話エピソードと登場する恐竜及び古生物(太字は1つのエピソードの目玉恐竜及び古生物)
「新しい夜明け」(New Blood)
舞台は三畳紀後期2億2000万年前の北米・アリゾナ州
「巨大生物の時代」(Time of the Titans)
舞台はジュラ紀後期1億5200万年前の北米・コロラド州
「海からの息吹」(Cruel Sea)
舞台はジュラ紀後期1億4900万年前のオックスフォード
「遥かなる空へ」(Giant of the skies)
舞台は白亜紀前期1億2700万年前のブラジル、北米、イギリス、スペイン
「地の果て」(Spirits of the Ice Forest)
- ラエリナサウラ
- クーラスクス
- アウストラロヴェナトル(劇中では南極アロサウルスとして登場)
- ムッタブラサウルス
- ステロポドン
「最期の時 」(Death of a Dynasty)
舞台は白亜紀末期6550万年前の北米・モンタナ州
「伝説の恐竜ビッグ・アル 」(The Ballad of Big Al)
舞台はジュラ紀末期1億4500万年前の北米・ワイオミング州
アロサウルス”ビッグ・アル”の生涯を描いている。日本では『BBC地球伝説』(BS朝日)で編集版が放送された。
- アロサウルス
- オルニトレステス
- ステゴサウルス
- アヌログナトゥス
- オスニエリア
- ドリオサウルス
- ブラキオサウルス
- ディプロドクス
- アパトサウルス
舞台化
この番組は、2007年1月にオーストラリアで舞台化されており、恐竜をアニマトロニクスの技術を用いて実物大で再現したショーとなっている。このショーは、北米やヨーロッパでも公演が行われている。日本においてはフジテレビジョンの番組「ザ・ベストハウス123」で紹介されたことで話題になり、その後2010年にフジテレビの主催であるかっぱ寿司が冠スポンサーとなって行われた。「ウォーキング・ウィズ・ダイナソー ライブアリーナツアー」という題がつけられ、横浜・広島・大阪・静岡・埼玉・名古屋・福岡の7か所で開催された。
- リリエンステルヌス
- プラテオサウルス
- アロサウルス
- ステゴサウルス
- ブラキオサウルス
- オルニトケイルス
- イグアノドン
- ユタラプトル
- アンキロサウルス
- トロサウルス
- ティラノサウルス