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プロレスの編集履歴2023/04/13 19:35:57 版
編集者:エルラーメン
編集内容:キャラクター増やしました。

プロレス

ぷろれす

プロレスとは、プロフェッショナル・レスリング(Professional wrestling)の略称。打撃や投げ技、関節技などを駆使するプロスポーツ・格闘技の一種。

概要

鍛え抜いた肉体を持つ選手レスラー)達が、四角いリングの中で打撃・投技・関節技など(俗にプロレス技と称される)を駆使して闘いを繰り広げるエンターテインメント・ショー。

多くは、プロレスを興行する各団体で「ストーリー(物語)」が展開しており、レスラー達の多くにはそれぞれ「ギミック(経歴・性格などの設定)」があり、リング外での言動もまたショーの一環である。

なお、プロレスの「プロ」は「プロフェッショナル」ではなく「プロモーション」の「プロ」を略したのが始まりであるらしい。オリンピックや日本の国民体育大会における種目「アマチュアレスリング(アマレス)」とは明確に区別されている。

日本で古い言い方だと「西洋相撲(角力)」、別名「興行レスリング」、「職業レスリング」。

海外では本場のアメリカなどでは単に「レスリング」、メキシコでは「ルチャ・リブレ」(自由の戦い)、ヨーロッパでは「キャッチ・アズ・キャッチ・キャン」、「キャッチレスリング」、「キャッチ」 、中国圏では「職業摔角」(職業レスリング)とも呼ばれる。

また日本のプロレスは相撲の影響を受けており(おそらく元関脇でもある、日本プロレスの開祖・力道山の影響)、業界用語にも角界の名残がある(例えば「しょっぱい」など)。力道山以外にも天龍源一郎をはじめとする相撲出身のレスラーがおり、プロレスと相撲の関係は深い。

試合進行に段取りや台本(ざっくりとしたものだが)が存在し、本質的に演劇的・ショー的なものであるがゆえに「プロレスは格闘技ではなく八百長」と揶揄する者もいるが、そんな生易しいレベルの世界ではない。

プロレスラーには危険極まりないプロレス技を使いこなし、そして受け切るだけの技術と肉体が常に要求されるし、さらに言えば試合の流れや空気、観客の観たいものを読み取り、華々しく「魅せる」ために試合を組み立てる頭の回転とセンス(或いはカリスマ性)も必要となる。

試合中の細かい点までは決めない団体も多く、レスラーには気性の荒い者たちも多いために試合中にトラブルが起きて、そのままガチンコバトルになってしまうこともしばしば見られる。

専業のトップレスラーはこれを年間200試合全国津々浦々で行う。

よく言われていることだが・・・「プロレスごっこ」と称してレスラー達の使用するプロレス技を素人が真似することは極めて危険である。

やられる方はもちろん、下手すれば技をかけた自分が怪我をすることもあり、一歩間違えれば後遺症の残る大怪我、場合によっては死人すら出かねない

格闘技全般に言える事だが、受け身の練習は熟練のレスラーでも毎日欠かす事のできないトレーニングであり、それに加えて肉体を鍛える事が頑丈さを備えるのである。獣神サンダーライガーが自身のYouTubeチャンネルで怪我に纏わる話題において「なぜプロレス技はあんなにキレイに決まるのか」と解説した際、「プロレスにおいて技を受ける側は柔道のように抵抗せずにすぐに判断して受け身を取る・飛ばされる事で逆に怪我を防いでいるんだ。逆に抵抗したら危険」と語っている。それでも技の衝撃で失神したりして試合で技を受けた後の記憶が飛んだり、一時的に記憶の混乱(ここがどこなのか、何故ここにいるのかわからなくなる)が起きたとも語っている。

また、長与千種が暴漢から女性を護る際に一切攻撃をせず暴漢からの暴力に対して防御に徹したのも技がいかに危険であり、プロレスのあり方を熟知していた上で同行していた後輩達に迷惑をかけさせないようにしたからである。

……というのは現在の話で、かつては道場破りなど血気盛んな人間が多くいた時代は藤原喜明佐山聡などがそういった手合いに勝ったと言わせない、二度と来たいと思わせないように徹底的に痛めつけたこともしょっちゅうだった。

それでも熟練したプロのレスラーであっても試合での怪我を原因に引退する例も数多く存在する。日本でも、受け身の達人と称された三沢光晴が「試合中の事故による怪我が原因で命を落とした」ことはそのもっとも悲劇的なケースの一つで、そこまでいかずとも人工関節を入れるまで階段をまっすぐ歩けなくなった、加齢と負傷で一定以上の距離を歩行すること難しくなり若手や付き人の方を借りて入場するといった話はプロレス界においてよく散見される。

世界最大のプロレス団体「WWE」も自社製作CMで「Don't Try This At Home.(家でマネしないでください。)」と再三に渡りメッセージを発信している。

こうしたハードな職業であるためか、40~50歳とレスラーとしてはまだまだ働ける年代でも死亡するケースは多い。主な死因は心臓発作や癌である。

昭和期の日本においてプロレスはまさしく「国民的スポーツ」と呼ぶにふさわしい人気と勢いを誇っていた(当時はゴールデンタイムで頻繁にプロレス中継が行われていた事を、平成生まれ以降の若者は信じがたいだろう)。プロレスをテーマにした少年漫画やアニメが続々大ヒットし、プロレスラーは強さの象徴であり、強い格闘技=プロレス技のイメージであった。

しかし2000年代に入る頃になると上記の様な「八百長ショー」的側面を過剰に揶揄する流行や、プロレス団体自体の飽和による分裂、K-1を代表するプロレスにかわる格闘技団体の台頭により、急速に衰退してしまう。

令和期においてプロレスは「八百長」視されていた2000年代の暗黒期を抜け出し、「ショー」と割り切って観戦する層が増えたことで独特の評価を得るに至ったとはいえ、依然マイナースポーツの域を出ない。そのため、メジャー団体ですらも試合の様子を撮影してSNSで拡散することを奨励しており、そうでもして魅力を伝えないとチケットが思うように売れない現状となっている。

ネットスラング「プロレス」

ネットスラング「プロレス」とは、言い争いのように見えて馴れ合いテンプレ、定番のやり取りを半ば暗黙の了解で繰り返すさまを、ブックありきのプロレス試合になぞらえたもの。

きのこたけのこ戦争が有名で、同項目に類似の論争の一覧もある。

関連タグ

格闘技 レスリング 女子プロレス ルチャ・リブレ

技絵 プロレス技 格ゲー 夢の東方タッグ編

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