最強のヒスイバクフーン
さいきょうのひすいばくふーん
特殊行動
単位:%
時間残り | HP残り | 行動 |
---|---|---|
100 | おにび | |
95 | にほんばれ | |
85 | デバフ解除 | |
80 | テラスタルオーブチャージ回収 | |
70 | 70 | バリア(40%) |
60 | バフ解除 | |
60 | 2回行動 | |
45 | にほんばれ |
対策
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
73 | 84 | 78 | 119 | 85 | 95 | 534 |
特性はこれまでの傾向通り、隠れ特性の「おみとおし」。こちらの持ち物がバレるくらいであり、実質脅威ではない。
使用技はかえんほうしゃ、ひゃっきやこう、きあいだま、おにび、にほんばれ。
厄介なのは開幕に使用し、以降も通常行動で使用する「おにび」と、ゴーストタイプの専用技「ひゃっきやこう」。
「ひゃっきやこう」は30%の確率でやけどになる上に状態異常の相手に対して威力が2倍になる。よってひとたびやけど状態になると、「ひゃっきやこう」連打とやけどダメージで追い込まれる。「かえんほうしゃ」も「ひゃっきやこう」に比べると10%と低確率ながらやけどになるため、やけどには常に警戒する必要がある。
相手の追加効果を防ぐおんみつマントや「ミストフィールド」などで、状態異常付与を防ぎたい。
「きあいだま」を使用するため、ひゃっきやこうの無効なノーマルタイプだけでなくいわタイプとノーマルタイプの運用が難しくなった。特に状態異常を防げるキョジオーンとネッコアラが対策として厳しくなったのは痛い。
更に定期的に「にほんばれ」を使用する他、最強のジュナイパーや最強のヒスイジュナイパー同様に、後半から確定で2回行動するようになる。
おまけに「ふんか」がないため、原種との戦いで使えた「攻撃する事でむしろ相手の火力を下げていく」という作戦も使えない。
おすすめのポケモン
基本的にはほのおタイプの弱点であるみずタイプや、ほのおタイプ技を軽減できるドラゴンタイプのポケモンがお勧め。
また、やけど状態を優先して発動させようとする傾向にあるため、特性「うるおいボディ」や「みずのベール」で解除・無効化することで、相手の行動を縛ることができる。特性「こんがりボディ」も認識しないらしく、有効な対策になる。
なお、じめんタイプは弱点を突けるが、ほのお技に耐性がないためお勧めはできない。
アタッカー枠
今回のレイドにおける最有力ポケモンの1体。
種族値オール100で特性「うるおいボディ」を持ち、「あまごい」を使うだけで「やけど」状態がターンの終わりに治る。
更に、とくこうが3段階も上がる「ほたるび」、状態異常回復と同時にとくこう・とくぼうを上げられる「ブレイブチャージ」が非常に優秀。
また、「うるおいボディ」で治る状態異常に「ねむり」も含まれるため、「あめ」を維持できれば「ねむる」をお手軽回復技として使うこともできる。
加えて自力で「うそなき」を覚えられ、相手がデバフ解除を1回しか使わないため、マルチはおろかソロですらワンパンが可能。
「ひかりのかべ」も覚えられる他、「ほたるび」で最大まで上がった特攻バフを「ハートスワップ」で他の特殊アタッカーに譲渡するというサポートも可能。
幻のポケモンのため、入手方法が限られているのが最大の欠点。
今回のレイドにおける最有力ポケモンの1体。
特性「こんがりボディ」でほのお技を無効化しつつぼうぎょを上げ、上がったぼうぎょを使って「ボディプレス」を使う戦法がお手軽かつ強力。
「バークアウト」のとくこうデバフ、「どろかけ」の緊急回避と、便利な技を一通り覚えている。「あまごい」も覚えるが、ソロの場合ほのお技を誘発できなくなるため、使うならマルチで。
「ひゃっきやこう」を受けた場合のやけど状態は防げないので、「おんみつマント」が欲しくなるが、そうすると「かいがらのすず」を持たせられない。回復技はねがいごとしか覚えないので、回復したい場合おうえんに頼ることになる。
かくとうテラスタルでないとバリアの上からまともにダメージを与えられなくなるため、要注意。また、すばやさ種族値が同じのため、個体値最大で4振りする必要がある。
別パターンとして、「こんがりボディ」、じめんテラス、「じだんだ」「どろかけ」「ふるいたてる」、(「からげんき」)、「かいがらのすず」を揃えればソロクリア可能、ソロサポートポケモンにマニューラがいれば「にらみつける」を使ってくれるので便利。上記のかくとうテラスとの違いは攻撃に基礎ポイントを振れることと火傷時に「からげんき」という保険を持てること。
「どろかけ」×3→テラスタル→「ふるいたてる」数回→「どろかけ」から「じだんだ」連打→バフデバフ解除がきたらまた「どろかけ」から「ふるいたてる」数回→「じだんだ」連打(バリア破壊済みで火傷したら「からげんき」)
お馴染み最強レイドアタッカー。
「アシッドボム」と「パラボラチャージ」を交互に使い、テラスタルして攻撃、といういつもの動きで攻略可能。
ただし、今回はとくぼうに振らないと後半の2連続攻撃を耐えられない。状態異常を解除する手段を持たないので、「ひゃっきやこう」のダメージには要警戒。
マナフィを持っていない場合の最有力ポケモンの1体。
マナフィ同様「うるおいボディ」を持ち、かつ特殊耐久はこちらの方が高い。技の揃いも似ているが、バフ技は「めいそう」のみ。
「うるおいボティ」が隠れ特性のため、厳選やとくせいパッチが必要なのが難点。幸い、オージャの湖でみずテラスタルのシャワーズが固定出現するため、テラス個体の用意自体は簡単。
なお、ややイレギュラーだが、個体値最大ですばやさに全振りすると、バクフーンに先手を取れるようになる。
ほのお半減であり、上記のシャワーズと同じく特性「うるおいボディ」を持ち、「あまごい」や「ねむる」を使える。「うるおいボディ」は通常特性なので厳選も容易。
こちらは「めいそう」ではなく「アシッドボム」でデバフを掛けていくことになる。「なみだめ」でとくこうデバフもかけられるため、バリアがない間に使えるだけ使っておきたい。
攻撃技はみずテラスタイプで「なみのり」を使うことになるが、等倍の「りゅうのはどう」でもクリアは可能。テラピースが足りない場合などに有用。
なお、ヒスイヌメルゴンははがね複合なのでほのおが等倍で通ってしまい、「きあいだま」で抜群を取られてしまうため非推奨。
シャワーズと同じくブイズの一匹。
比較的高めのとくぼうと「めいそう」によりかなりダメージを抑えられ、特性「もらいび」によりほのお技も無効化でき、シャワーズと異なり通常特性で良いという利点もある。
デバフ解除を凌いだ後にうそなきで6段階特防を下げ、どろかけでテラスタルオーブのチャージのついでに命中を下げてじめんテラスタルからのテラバーストでかなり安定して戦える。炎タイプでありながらあまごいも使える。
ただしテラピースを消費するか、運良くじめんテラスのイーブイを見つけなければならないのが難点。
また、こうげき種族値が高いため、「テラバースト」が特殊技になるためには「とくこう>こうげき」である必要がある。普段は意識する必要がないが、バフを解除された直後などに事故が起こりかねない。
なお、原種キュウコンでも似たような戦法が可能。
ちなみに、当初お勧めされていたカイオーガだが、「おにび」→「ひゃっきやこう」のコンボを防げないこと、「あめふらし」が「にほんばれ」ですぐ打ち消されること、バフ・デバフは「めいそう」と「ひやみず」しかなく、「ひやみず」は今回のレイドで役に立たないことから、お勧めから外れた。
サポート枠
やけど無効、「きあいだま」半減であり、特殊耐久も高い。
むしタイプ以外で「むしのていこう」を覚える珍しいポケモンであり、確実なとくこうデバフをかけることができる。
防御系デバフも「いやなおと」「アシッドボム」があり、どんなアタッカーでもサポート可能。
バイオレットでしか入手できない点には注意。
わざマシンの技を全て使え、「むしのていこう」、「アシッドボム」などでサポートに回れる。
ただし今回は、(タイプ相性を確認すれば分かるとは思うが)前回まで使われたむしテラスミュウは非推奨。
サポートに回る場合「ひゃっきやこう」があまりにも痛すぎるので、「ミストフィールド」で未然に防ぐことになるが、味方の「ねむる」が使えなくなる上に「おにび」誘発もできなくなるため、特性「うるおいボディ」や「こんがりボディ」を持つポケモンが味方にいる場合使用をよく考えること。
プレートで自分のタイプを変えられ、「バークアウト」、「アシッドボム」、両壁、「ちょうはつ」とサポート技を多数覚えられる。ただし、「ちょうはつ」は「おにび」誘発ができないため、味方のポケモン次第では使わない方が安全。
サポートに回る場合、プレートはやけど状態にならないひのたまプレートがよい。
シャワーズと同様に特殊耐久面に優れており、「ひかりのかべ」、「いのちのしずく」、「しんぴのまもり」、「あまごい」が使える。回復も「いのちのしずく」の他に「じこさいせい」がある。技によるバフ・デバフに乏しいため、主にヒーラーとしての役割を担うことになる。
ただし、「しんぴのまもり」は「ミストフィールド」と同様の懸念点があるので、使用はよく考えること。
なお、すばやさにある程度振ることで先手で「しんぴのまもり」を使えるため、すばやさには厚めに振っておきたい。
ご存じポケモン界のピンクの悪魔。
「きあいだま」があるため本来ノーマルタイプの選出はご法度なのだが、このポケモンに関しては話は別で、非常に高いHPととくぼうのおかげである程度は耐えられる。
「あまごい」、「いやしのはどう」、「ひかりのかべ」、「いやしのすず」、「いのちのしずく」とサポートも豊富。回復技も「タマゴうみ」がある。
こちらもミロカロス同様デバフに乏しく、「ひかりのかべ」以外に相手の火力を下げる手段を持たないのが弱点。
なお、ハピナスに比べると火力は大幅に落ちるが、しんかのきせきを持たせたうえでサポートに特化した場合は、ハピナスを凌駕する耐久で仕事ができる。
特性は確率でやけど状態が治る「いやしのこころ」がお勧め。
非おすすめポケモン
前回のテラレイドバトルで大活躍したポケモン達で、やけど状態にならないのが強みだが、「ひゃっきやこう」で弱点を突かれるため非推奨。
ブースターのように別のテラスタイプで「テラバースト」を使うということもできなくはないが、テラスタルチャージ回収があるため時間がかかり、その間に押し切られかねない。このため、今回に限ってはブースターの方が適性がある。
一見タイプ相性と特性「すなおこし」で有利を取れそうだが、「きあいだま」が採用されているため、命中不安や砂嵐のとくぼうアップを加味しても致命傷は免れられない。しかも開幕直後から定期的に「にほんばれ」を繰り出されるせいで、とくぼうアップの恩恵を受けづらい。
そして物理技主体のため、やけどに弱い。
特性「ひひいろのこどう」で逆にほのおタイプの威力が増すため、非推奨。
今回は割と序盤から定期的に「にほんばれ」を使用する上に当人はほのお半減であるため利敵というわけではないが、やはりほのお技を使ってくる相手に天候を晴れにするポケモンはマルチにおいては忌避されやすい。当然やけどにも弱い。
- パラドックスポケモン古代種
相手が「にほんばれ」を使ってくるため、一見すると有用そうに見えるが、ほのお・かくとう・ゴーストの技のいずれにも弱点を突かれないポケモンは僅か。おまけに物理主体のポケモンが多いせいでやけどにも弱め。
ウネルミナモについても、ほのお技1/4なので適性があるように見えるが、「おにび」→「ひゃっきやこう」のコンボを防げず、またバフにも乏しいため、根負けしやすい。
いつも通りレイドの嫌われ者。かくとうタイプの「きあいだま」が採用されているため、全員弱点を突かれてしまう。チオンジェンとパオジアンに至っては命中安定の元タイプおよびテラスタイプ一致の「かえんほうしゃ」で弱点を突かれるため厳禁である。
イーユイは特性により、疑似的に敵の強化をさせるため、前述の理由と併せて選出してはいけない。
ディンルーに関しても今回のレイドの行動パターンから特殊アタッカーが多くなりがちなので、やはり前述の理由と併せて選出してはいけない。
なにより、タイプ相性を考えない選出自体が言語道断。
お面を持てばほのおが等倍になる上にかまどのめんならやけどにもならないが、他のアイテム(特に「かいがらのすず」)を持てなくなる。かといってお面を外すと弱点を突かれる。このため、全く適さない。
まずマシマシラは「ひゃっきやこう」で弱点を突かれる為論外である。イイネイヌは弱点こそ突かれないが、やけどに弱い。
キチキギスは他の2匹と比べるとまだサポートとして生き残る芽はあるが、それなら上のオススメを使った方が確実である。
上記にある通り、じめんタイプはほのお技を軽減できない。しかも繰り出すと「ひでり」で晴れになってしまう。このため出しても相手のほのお技で大ダメージを受けるだけである。
- 大半のいわタイプ
確かにほのおの弱点を突けるが、残念ながら相手のきあいだまで弱点を突かれる。
更に、メイン火力となるいわ技の大半が命中率がやや低いことや、いわタイプは一部の例外を除いて全体的に特殊耐久面に不安がある点も非推奨たる所以である。
報酬
これまで通り6V確定でさいきょうのあかし持ちの隠れ特性ヒスイバクフーンを入手できる。
初回のみとくせいパッチとわざマシン107「おにび」を確定入手可能である。
性格はひかえめ固定。技構成はひゃっきやこう、かえんほうしゃ、おにび、きあいだま。
ヒスイバクフーンはパルデアでは進化させる方法がないためソフト単体では初めて入手できる機会なので挑戦してみよう。
余談
先のヒスイジュナイパーに続いたことで、ヒスイ御三家最後の1匹・ヒスイダイケンキの最強レイドの可能性が高まった。
ヒスイバクフーンの元のタイプがほのお/ゴーストであるが、先週のイベントではハロウィン目前だったことを踏まえてゴーストタイプのポケモンが出合いやすくなったり、レイドにてムウマージが出現するなどゴーストタイプのポケモンが目白押しだった。その為、今回のイベントも引き続いてのゴーストタイプ関連である。ヒスイバクフーンの元のタイプがほのお/ゴーストであるが、先週のイベントではハロウィン目前だったことを踏まえてゴーストタイプのポケモンが出合いやすくなったり、レイドにてムウマージが出現するなどゴーストタイプのポケモンが目白押しだった。その為、今回のイベントも引き続いてのゴーストタイプ関連である。しかも今回のイベントの前半は公式大会のトリックマジックがちょうど開催されている時期である。