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編集者:暁の彗星
編集内容:概要等を編集。

間違った方法で手に入れた結果に、意味は無いと思うから…

プロフィール

誕生日皇暦2000年7月10日
血液型O型
星座かに座
身長176cm
好きなもの肉じゃが
嫌いなものピーマン
階級一等兵准尉少佐→ナイトオブセブン→ナイトオブゼロ
専用機ランスロットランスロット・エアキャヴァルリーランスロット・コンクエスターランスロット・アルビオンランスロットsiN
異名ブリタニアの白き死神
CV櫻井孝宏 / 渡辺明乃(少年時代)

概要

コードギアス反逆のルルーシュ』のもう一人の主人公

主人公ルルーシュの親友であり、ライバルのような存在。

劇場版総集編2作目『II 叛道』は彼の視点から見たストーリーで描かれる。原作準拠の外伝漫画『白の騎士 紅の夜叉』では部下から見た彼の姿が描かれる。

pixivでのタグ使用は「スザク」で登録される事もある。

人物

一人称は幼少時代は「俺」だったが、現在は「僕」。ただし、感情が昂ぶると「俺」になる事がある。また、『ナイトメア・オブ・ナナリー』では軍人、騎士として行動する時は「自分」、政治活動時には「私」となる。

生真面目な性格であり、責任感が強く頑固で不器用でもあり、お人好しで絆されやすく、結果的に貧乏くじを引く事も多い。人前では明るく又は毅然とした振る舞いをするが、根本の自己肯定感は極めて低く、ユフィからはそれを見抜かれている。

自らが心身共に傷めつけられても孤高を保ち、幾度も裏切られても信じようとする優しさを持つ。暴力や理不尽に対しては「悲しみ」を感じる。スザクによると「幸せはガラスのようなもの」。

日本がブリタニアに侵攻されエリア11になってからは、名誉ブリタニア人となっており、様々な陣営の思惑により板挟みとなっているが、その人となりを知った多くの者達からはいずれも信用を得ている。

ナイトメアフレームの操縦技術や身体能力は非常に高く、戦闘時には類稀な直感も相まって驚異的な戦闘能力を誇るが、他者の命を守る事を優先するあまり、自分の命を省みようとせず敢えて死に向かうような行動をとる等、叶えるべき大望を持っている人間としては時には矛盾した行動をする傾向を秘めている。この矛盾は時に「弱さ」となってスザク自身を苦しめ続けている。

ただし、この「弱さ」は同時に彼の持つ「優しさ」に起因するものでもあり、後に「ナイトオブワン」のビスマルク・ヴァルトシュタインからは、「優しさという強さの裏付け」と評されていた。

まともな教育を受けられる環境にいなかった為に、学園に通い始めてからは多忙により補習を受けていたが、谷口監督と河口プロデューサーは「絶対に勉強はできる」との事である。(サンライズフェスティバル2016)

略歴

日本最後の内閣総理大臣枢木ゲンブの嫡子であり、皇神楽耶とは親戚。幼少時は藤堂道場の門下生として藤堂鏡志朗と面識がある。ブリタニアによる日本侵攻前にルルーシュ、ナナリーと出会い親友となるが、侵攻後に離れ離れとなった。

戦後は自ら名誉ブリタニア人となりブリタニア軍に入隊。これにより実家とは絶縁状態にある。

当初は一等兵だったのだが、最新鋭ナイトメアフレームであるランスロットの騎士着任に伴って准尉に、そして皇女ユーフェミア・リ・ブリタニアの騎士選任と同時に少佐に昇格する。

実は7年前、日本をブリタニアの侵攻から守る為に、ブリタニアへの徹底抗戦を唱えていた父のゲンブを殺害したが、その結果敗戦国となった日本の惨状を目の当たりにし、「間違ったやり方で得た結果に意味はない」という考えに至り、結果より過程を重んじるようになる。その為に、目的の為に手段を問わず結果を最重視するルルーシュとは相容れず、対立する運命となる。

名誉ブリタニア人である為に、軍内では軽視され、アッシュフォード学園では嫌がらせを受け、同じ日本人からは裏切り者と呼ばれながらも、「組織に入るしかない人間はどうなるのか」という思想から、テロ活動などではなく内部から変えていこうという想いを持つ。

隠蔽された父殺しの呵責から自罰的なメンタリティを抱くようになっており、戦闘では常に自分の身を危険に晒そうとし、大胆な行動を取るようになっている。また、心を読むギアスを持つマオには、危険に身を置きたがる根本動機を暴かれ「ただの偽善」と看破されて、苦しみ悶える場面があった。以後は必要とあれば他人に打ち明けるようになった。

ユーフェミアの選任騎士に着任するも神根島での出来事から、己の罪を省み騎士章を返上する。死地に赴いたが、彼女の生きていてという願いに応え、同じ理想の同志として共に歩んでいく事を決意、恭順派イレヴン達の希望を象徴する存在ともなっていた。

式根島での戦闘時に、ゼロを道連れにしようと計るがゼロのギアスで「生きろ」と命じられ、以降は自分の命の危機に遭った時に、何があっても生きる為の行動を起こすようになってしまう。

長らく、それを「呪い」として忌み嫌っていたが、「ナイトオブゼロ」となって以降は、それを強靭な精神力で押さえ込む事で、自身の潜在能力を極限まで引き出す力に変えており、ラウンズとすら一線を画する程の圧倒的な戦闘能力を引き出せるようになる。

イレヴン達からはゼロの仇、日本を売った男として恨まれており、実際に襲われた事もある。対照的に他の植民エリアからはナンバーズの英雄と呼ばれているが、一方では「裏切りの連続で伸し上がった男」、「位にのみ固執する男」等とも揶揄されている。

その為に、彼の愛機であるランスロットはある意味「皮肉」とも言える(円卓の騎士であるランスロットはアーサー王を裏切った騎士として悪名高い)。

活躍

反逆のルルーシュ

テロリストから強奪された毒ガス入りのカプセルを取り戻す為に、向かった現場でルルーシュと再会する。クロヴィス親衛隊からカプセルの本当の中身を知ってしまったルルーシュを殺すよう命令を受けるが、それを拒否した事で撃たれてしまう。

しかし、その後に特別派遣嚮導技術部(特派)に救われ、ランスロットのデヴァイサー(操縦者)に選ばれる。

純血派によってクロヴィス殺害犯に仕立てられ、軍事法廷に護送されるところをゼロに救われ、仲間として誘われるが思想の相違によりこれを拒否。クロヴィス殺害容疑が不問になった後は特派に転属、偶然出会ったユーフェミアと仲良くなった事で、彼女の口利きでアッシュフォード学園に入学して、紆余曲折の末に生徒会に入会する。

戦場ではナンバーズを区別するというコーネリアの意向により、重宝される立場では無かったが、黒の騎士団とそれに加わった藤堂との戦闘をユーフェミアが見た事によって、彼女の選任騎士に選ばれる。

行政特区日本式典の混乱の中で、目の前でゼロに撃たれてその後ユーフェミアは死亡、そしてV.V.と接触してギアスの真相を知らされた事で、ゼロへの復讐心に駆られてトウキョウ租界での先陣に乱入する。

やがて戦線を離脱したゼロを追ってたどり着いた神根島で、ゼロの正体が以前から疑っていたルルーシュである事を暴き、彼の理念、存在すらも否定した。

反逆のルルーシュR2

神根島にてゼロ=ルルーシュを捕らえシャルルに差し出した事で、皇帝直属部隊ナイトオブラウンズの一員である、「ナイトオブセブン」の地位を得る。マントの色は青。

ナイトオブワンとなってエリア11を領地として得るという事を目標に、EUを初めとした世界各国の紛争にて多大な功績を挙げて、「ブリタニアの白き死神」という異名で畏怖されるようになる。

後に、エリア11総督に任命されたナナリーの総督補佐として、エリア11に赴任。復活を果たしたゼロの正体をルルーシュではないかと疑い、休学していたアッシュフォード学園に一時復学した。前作では、名誉ブリタニア人である為に携帯電話の所持が出来なかったが、地位の向上によって今作からは所持している。

ナイトオブラウンズになってからは、同じラウンズである「ナイトオブスリー」のジノ・ヴァインベルグ、「ナイトオブシックス」のアーニャ・アールストレイムと親しくなり、3人でよく行動を共にするようになる。エリア11にも3人で着任して、アッシュフォード学園にも共に入学する。

一方で、「ナイトオブテン」となったルキアーノ・ブラッドリーからは、ナンバーズ出身である事と、自分より先にEU戦線で戦果を挙げた事から、一方的に嫌悪されるようになり、出会い頭にナイフを投げつけられる程に険悪である(ラウンズ同士の諍いはご法度なので、スザクはあしらっていたが)。

R2では、ルルーシュと完全に敵対しており厳しい態度を取るが、ルルーシュが危機に陥った時には無意識に助ける事や、二人で以前のように笑いあう事もあり、憎み切れていない己に戸惑う場面も見られる。ユーフェミアの仇としつつも、彼の真意は別にあるのではないかという思いも生まれており、シャーリーの「許せないことなんて無い」という言葉をきっかけに、ルルーシュと向き合う考えが生まれ始めた。

自ら記憶を取り戻したゼロである事を明かし、ナナリーを守るよう懇願したルルーシュと、世界を救う事を条件に和解しかけるも、シュナイゼルの介入で行き違いの末に再び決別する。その直後の第二次トウキョウ決戦で、紅蓮聖天八極式との対決で命の危険に陥った事で、かけられたギアスが発動して大量破壊兵器フレイヤを放ち、トウキョウ租界を壊滅寸前にまで追い込んだ大虐殺を行ってしまうというフレイヤを開発者であるニーナ・アインシュタイン共々行政特区日本の件におけるルルーシュの罪をも超える所業を犯してしまった。その時に、護ると誓ったナナリーも死んだと聞かされ、『過程を重視したやり方も結局ルルーシュの行いと同じ結果を招き、守りたかった・救いたかった人々を却って凄惨な結末へ導いてしまった』とその自責の念から一部精神的な破綻をきたして、今まで自分が出した犠牲に見合った成果を追求しようと考え、「必要なものは結果」と、以前までの信念を放棄するに至ってしまう。

早急にナイトオブワンとなるべく、シュナイゼルのクーデター宣言に乗じて彼の側につきシャルル暗殺を決意するが、神根島でシャルルとマリアンヌの計画の全容を知り、ルルーシュと共にシャルルとマリアンヌの作ろうとする世界を全否定し、彼等の計画を阻止した。

その後は、ユーフェミアの死にまつわる真相を知ったことや上記の大虐殺とそれまでのブリタニアの侵略行為及び全貌を知らなかったとはいえシャルル達の計画に中途まで加担してしまっていたことへの自分なりの贖罪としてルルーシュと立てた計画「ゼロレクイエム」完遂の為に、第99代ブリタニア皇帝となったルルーシュのラウンズを超えた専属騎士「ナイトオブゼロ」に任命されて(この称号には「ゼロの騎士」という意味もあると思われる)、ランスロット・アルビオンを駆り、彼に協力する。

計画の完遂の為に、自らをルルーシュ自身の弱さと敵を排除する「剣」と称する。

その後はルルーシュに叛旗を翻した、ナイトオブワンのビスマルク率いるラウンズ部隊と交戦する事となり、第9世代機であるランスロット・アルビオンの性能をフルに活かして、トゥエルブのモニカ・クルシェフスキー、フォーのドロテア・エルンストを瞬殺して、ジノのトリスタンも軽くあしらって中破させる(ジノ自身は、スザクに半ば見逃される形で生存した)。そして、ビスマルクが駆るギャラハッドと対峙する。

自身の「極近未来を見るギアス」を開放したビスマルクに当初は苦戦するも、ルルーシュにかけられた「生きろ」というギアスを利用して、逆に自身の潜在能力を開放する事で一気にその圧倒的な戦闘力で形勢逆転し、専用武器のエクスカリバーごとギャラハッドを一刀両断にしてビスマルクをも打ち倒した。

シュナイゼルらとの最終決戦では、ルルーシュの蜃気楼と連携して一度限りのフレイヤキャンセラーを実行する。ルルーシュの分析通りの原子組成の反応棒を打ち込む事で、フレイヤを無力化する事に成功し、その隙にルルーシュや自身の部隊と共にダモクレス内に潜入する。

ダモクレス内では、ジノのトリスタン・ディバイダーと交戦して、これを撃破するが、ジノによってダモクレス内への突入に成功したカレンの駆る紅蓮聖天八極式と続けて対峙し、激闘の末に相討ちとなり、ランスロット・アルビオンは大破、公的には死亡扱いとなった。

その後は、「独裁者」ルルーシュによる旧ブリタニア勢力及び黒の騎士団幹部の公開処刑の場において、「ゼロ」としてルルーシュを「世界の憎しみの象徴」として涙ながらに討ち、「ゼロレクイエム」を完遂する。同時に己の心を殺して、自らの幸せを捨てて、新たなるゼロとして世界を導いていくという役目を担う事となった。

コードギアス亡国のアキト

第2章から登場。ラウンズ任命後間もなくの時期で、軍師ジュリアス・キングスレイを護衛し、ユーロ・ブリタニア戦線へと赴く。

シン・ヒュウガ・シャイングに協力していたが、ユーロ・ブリタニアの主導権を得た後は裏切られ、彼の部隊と戦闘となる。

戦闘自体は圧倒していたが、ジュリアスを押さえられた事で降伏せざるをえなくなり、ロロが来るまで捕縛されていた。

劇場版三部作 I 興道・II 叛道・III 皇道

TVシリーズの総集編。特に2作目の叛道ではスザク視点が多く、新規カットも多い。

2作目『II 叛道』のテーマソング『The Moon』は、作中での使用場面やスタッフが「スザクのことを思い浮かべた」と発言したこともあり、彼のイメージソングと思われる。非常に重く悲しい曲となっている。

コードギアス復活のルルーシュ

ナナリーと共に難民キャンプを訪れた際に謎の集団の襲撃を受ける。平和な世にあっても技量に衰えはなく、多勢相手かつ儀礼用の機体にもかかわらず圧倒していたが、敵の罠に掛かり敗北する。拉致された後、彼に執着する敵将シャリオに拷問を受ける。

余談になるが、スザクを仕止めるにあたって用意されていた罠が周到過ぎた事から、罠が無い又は不十分な状況であった場合、ろくな武装も無しにシャリオ等を圧倒若しくは撃破していた可能性があった事が考察される。

その後、復活したルルーシュによって助け出され、複雑な思いを抱えながらもナナリー救出の為に再び共闘する事となる。

自身のゼロを「お飾り」だと自認しており、脚本家氏による小説でも「自分が全てを知った今でもユーフェミアを死なせたルルーシュの行いを許せないように如何なる理由はあれど兄を殺した自分をナナリーも許さないだろう」と思いながらそれでも彼女に仕えており、非常に孤独な状況にいる。

ただし、猫のアーサーは今も側にいる。

派生出演

漫画作品

外伝 白の騎士 紅の夜叉

原作準拠の外伝漫画で、ナイトオブセブン就任時からのストーリー。就任時に不満を持つ数十人の騎士を一人で倒してその力を示し、自身の親衛隊「コノエナイツ」を得る。主に部下コノエナイツのシュネー・へクセンレド・オフェンから見たスザクが語られる。

部下の様子の変化には良く気づき、カノンからは「部下想い」と評価されている。

EU戦線では、ルキアーノに先んじて武勲を挙げたことで、ルキアーノから恨みを買う。(当初はルキアーノからは「面白い奴」だと思われていたが、この件をきっかけに強く敵視されるようになったらしい)。

反攻のスザク

大まかな展開は原作アニメに準拠するが、本作はブリタニア人の日本人への差別がシリーズ一過激であり、ランスロットが強化服になっており(後に有名になったランスロット仮面)、「獣の中の胃の虫」として、日本解放のため、一人孤独に反攻を続ける。

ナイトメア・オブ・ナナリー

物語の中盤から登場し、原作アニメとは異なり、最初からユーフェミアの騎士となっている。

エリア11にて度重なるテロ事件や、黒の騎士団などの反ブリタニア勢力の暗躍を前に、ブリタニア本国よりユフィと共に着任。

原作アニメとは違い、父・ゲンブを謎の女に殺害されたことと、その後のブリタニア侵攻でブリタニアに渡る。そのため精神的に余裕があり、目的と手段とを分けられるリアリストにして、歳不相応なしっかり者として描かれている。

アリスとは、初対面時に握手を交わした際にアリスが悪寒を感じた出来事があったが、これは神聖ブリタニア帝国軍・特殊名誉外人部隊の隊員であるアリスが上司のマッド大佐によって人工的にギアス能力を植え付けられた人造ギアスユーザーであることと、スザクが契約無しにギアス能力を行使する者…『ワイアード』(能力は不明)であることに起因するものであった。

魔王ゼロ」のことは、親友ルルーシュを魔道に惑わせた者として憎む一方、「ルルーシュ」として出会った時には抜刀しながらも斬り掛かることが出来ず、シャルル率いる聖エデンバイタル教団との最終決戦では共闘している。

最終的に日本は合法的に解放されたが、第99代ブリタニア皇帝として即位したユフィの騎士及び参謀として、日本を離れ生涯彼女に尽くすことを決意する。

故郷を解放するもその故郷を去る結末はある意味切ない。

パイロットスーツ(本作では騎士としての礼服も兼ねている)は肩から腕にかけて青い日本の鎧を模したパーツが付いている、

所持している剣はブリタニア風の装飾が施されている日本刀

ゲーム作品

Another Century's Episode:R

コードギアスルートではカレンが主役扱いなのに対し、パッケージやOPムービーにランスロットが他作品の主役機と共に登場している。

ストーリーではゼロの「元の世界に戻るまで休戦」という提案に渋々ながら合意し、ゼロの前で「僕はルルーシュを許さない」と言い放ったうえで味方として同行する。

また、マクロス・クォーター内でメリッサ・マオの特訓についていけるという体力バカな面も見せている。

スーパーロボット大戦シリーズ

破界編

一時期参戦するも敵として登場する。

原作では性能とパイロット能力を武器に暴れ回ったがスパロボでは強力な機体が大勢いる上に精神コマンドも使えるためか逆に性能の差を見せつけられることになる(それでも初登場時は毎回集中を使ってくるが)。決戦時にはパイロット能力がアップしている。

なお、この時スパロボ史上初となる「敵役でありながらパッケージに載る」という偉業を達成した。

再世編

黒の騎士団ルートではゼロがZEXISに受け入れられたということで戸惑い、その後シャルルが倒れた後に一応捕虜としてプトレマイオス2の独房に入れられた(日本人から酷く恨まれているためにイカルガに置いておくと危険とはゼロと藤堂の談)が、ルイス・ハレヴィレグナントグラハム・エーカースサノオが現れた際にスメラギ・李・ノリエガの判断で出撃、ルイスを助けようとする刹那と沙慈の邪魔をさせないためにグラハムと対峙し(その際に自らを主のいない空っぽの騎士と自嘲した際にグラハムに「ナイトオブゼロ(己の信念を主とする騎士)」と呼ばれている)、その後ダモクレスが放ったフレイアをゼロと共同で無力化している。

その後もしばらくゼロとのわだかまりは消えなかったが、ダブルオーライザートランザムバーストによってようやく完全和解する。

全てが終わった後は表向きは行方不明扱いだがゼロとともに平和を影から支えていく道を選んだ。

時獄篇

ゼロレクイエムルートが正史扱いとされ、中盤にゼロと共に自軍に参戦。

その際にネオ・ジオンギラ・ドーガ部隊を連携して無力化させる活躍も見せている。

ステータスは即戦力として申し分ないが、ストーリー上ではカレンやゼロの方が出番が多いため影が薄い(続編にして完結編の天獄篇も同様)。

本編終了後設定でカレンと共に異世界アル・ワースに転移する。ゼロレクイエム終了後ゆえに本編のような対立はなく、早い段階でルルーシュと共闘する。

本作では剣を使うイメージから聖戦士ダンバインショウ・ザマと関連が多く、同じく剣士である剣部シバラクと共に剣術稽古の場面がある…が、この時の1枚絵がゼロレクイエムのシーン再現という非常にシュールな絵になってしまう(ちなみにショウの一枚絵はOPのラストシーン)。

基本的には敵の立場。

今作で初めて『第一期』→『亡国のアキト』→『R2』の時系列順を辿る様子が描かれている。

シナリオ面では『亡国のアキト』までは原作通りだったが、ニアミスで終わる筈だった日向アキト達「wZERO部隊」がプレイヤー部隊「ディバイン・ドゥアーズ」の一員として「黒の騎士団」に与する事態となり、更に魔法や異世界のオーバーテクノロジー等、ルルーシュがギアスを用いた策を使うまでも無く、自分達の世界の常識がほとんど通用しないディバイン・ドゥアーズに何度もしてやられてしまう展開が多い。

「復活のルルーシュ」名義で参戦。通常は原作通りの展開を辿り、中盤のキーミッション「ゼロの再臨」でルルーシュと同時に加入するのだが、序盤のキーミッション「ジルクスタンの闇」で登場後2ターン以内で撤退するシャリオナギド・シュ・メインをカレンの紅蓮特式で撃墜すると、未だルルーシュの事を信用しきれず様子を見てみたいと思いドライクロイツ(主人公部隊)への同行を志願するという展開になり、早期に加入する。そしてロイドから搭乗機としてランスロット・アルビオンゼロを譲り受け戦いに投じる。

条件を満たせば参入が早く、ギアスの呪縛の早期発動やランスロットsiNへの改造受継ぎなど切込み役として使い勝手がいい。

なお、本作ではギアスの呪縛と底力の両立が可能になっており、HPが10%以下になると命中・回避が+90%、クリティカル率+144%、被ダメージが99%カットという凄まじい戦闘力を発揮するようになる。更に強力な技能である「極」も持ち、乗機にはバリアもあるため、全技能が最大効果で発動すれば相手の攻撃はまず当たらず、当たっても機体のENが残っている限りはバリアで無効化され(最大で15万ダメージまで無効化可能)、まず落ちることが無くなる。フル改造ボーナスで「バリアの消費EN0」を取得すれば正に無敵である。

ただし加入後はパワーアップイベントが無く、攻撃力も控えめなため、最終的には息切れしがちになる。

魔法使いと黒猫のウィズ

ルルーシュらと同様に異世界に飛ばされ、敵である【イグノビリウム】に連れ去られたナナリー救出のために合流する際に、ルルーシュとカレンとの間で諍いがあったものの、救出作戦に参戦する。戦後はルルーシュたちと共にイグノビリウム残党殲滅と元の世界に帰る手段を探す旅に出る。

このストーリー上のスザクは終始味方側のキャラである為、協力バトルの敵であるランスロット・アルビオンは無関係である。(あえて言うなら、元の世界のシチュエーションバトル。)

グランブルーファンタジー

2019年6月開催のコードギアスコラボイベント『蒼穹に散るゼロ』にて参戦。

ルルーシュ達黒の騎士団との戦いの最中にグラブルの世界へ飛ばされるのだが、ルルーシュ達とは別の場所へ転移する。その後、そこで知り合った現地の人がランスロットに興味を持つ事となり……。

ランスロットに搭乗するので、能力としてはそちらを参照の事。HPが一定を割ると、一度限定で絶対遵守のギアスが発動、各種能力が急激に強化される。スパロボにおける底力(単発限定)と考えるとよいだろうか。

ちなみに、5月26日の『ぐらぶるTVちゃんねるっ!』内のルリアノートで参戦が発表された際にはYahoo!トレンド入りを果たしたが、続報の際にはヴァリスまでトレンドに入りしている。

コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS

全編で登場。

個別EDがあるのは『ブリタニア軍人編』とPS2版限定の『ブルームーン編』。

記憶も親族も無く、自身のアイデンティティーに悩む主人公を心配し、積極的に交流してくれる。

『ブリタニア軍人編』では、自分と同じく特派のデヴァイサーになった主人公と相棒のような信頼関係を結び、自身のEDでは共にエリア11を守る双璧の騎士と呼ばれるように。

そこから派生する『親衛隊編』では特派から主人公が離れることとなるが、主人公の栄転を祝福。その後も友人として接してくれる。

一方、主人公が黒の騎士団に所属する『ギアス編』や『黒の騎士団編』では最強の敵として登場。

特に、『黒の騎士団編』では主人公が騎士団員であることを知り、離反するように説得しに来る場面もある。

そして……『ブルームーン編』では男性キャラクターでありながらルルーシュと共に攻略対象に。どうしてこうなった

なお、スザクが本筋に関わってくる『黒の騎士団編』と『ブリタニア軍人編』(派生ルート含む)では、最終的にどちらも「ユーフェミアの虐殺を阻止する」展開になり、主人公がどちらに所属していても、スザクにとっては『反逆のルルーシュ』が鬱展開に転がり落ちた最悪の悲劇が回避されることになる。

関連タグ

コードギアス

コードギアス反逆のルルーシュ

コードギアス反逆のルルーシュR2

コードギアス復活のルルーシュ

特派

LOSTCOLORS ロスカラ

反攻のスザク ナイトメア・オブ・ナナリー

カップリングタグ(NLの場合)

スザユフィ

スザC

スザナナ

スザカレ

カップリングタグ(BLの場合)

スザルル/ルルスザ

スザライ

ジノスザ

類似人物

フレン・シーフォ別作品の登場人物。「主人公と幼馴染だが訳有りで敵対関係になる」「国を内部から変えようと奮闘する軍人」「短期間の内にスピード出世する」「ピンク色の髪色をした王族と関わりを持つ」など色々と共通点が多い。

編集者:暁の彗星
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