ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

サイド・オーダーの編集履歴

2024-02-04 14:53:40 バージョン

サイド・オーダー

さいどおーだー

Nintendo Switch用ソフト『スプラトゥーン3』の有料追加コンテンツ第2弾。2024年2月22日配信予定。

秩序の世界(ハイカラスクエア)から脱出せよ━━ 




この記事は配信前の内容を記載しています。

未解禁情報のネタバレ厳禁













トレーラー動画一覧

ダイレクト初公開時の映像。本編後半からサイド・オーダー。本記事では「1stトレーラー」と呼ぶ。


第2の映像。詳細な情報がこれで明かされた。本記事では「2ndトレーラー」と呼ぶ。


なお、その後公式Xアカウントにて配信日決定の動画が投稿され、その際キービジュアルとさらなる考察を生む演出があった。ここでは「リリーストレーラー」とする。


概要

ゲーム『スプラトゥーン3』にて、2024年2月22日に配信予定の有料拡張コンテンツ第2弾。


2023年2月9日配信のニンテンドーダイレクトにて公開され、その後2月28日から配信が開始された「スプラトゥーン3・エキスパンションパス」。

第1弾の「ハイカラシティ」に続いて、ティザー映像が流された第2弾のコンテンツが、このサイド・オーダーである。

現在も明かされた情報は極めて断片的だが、その内容から多くの反響と考察を呼んでいる。


関連記事を作成するにあたっての注意

近年、解禁前か否かを知らずに特許庁の公開商標リストを元に、公式からの解禁を待たずに不正な記事が立項され続けているのが確認されている。

未解禁情報を拡散する行為は営業妨害にあたり、また、ファンにとっては初見での楽しみが失われる迷惑行為にもなりうるため、推奨される行為では無く、関係各所やpixiv運営への通報を推奨する。


参考:何が問題? プリキュアファンを毎年悩ませる「商標バレ」


当然ながら、未解禁情報を基にピクシブ百科事典にフライング記事を立てることもこうした営業妨害・迷惑行為の片棒を担ぐものである。

ピクシブ百科事典の仕様上、記事内容を白紙化することはできても作成された記事の削除は不可能であり、記事タイトルの編集も不可能な為、記事が存在している時点で重大なネタバレとなる

最悪の場合、ピクシブ百科事典のトップの「注目の記事」や「定番の記事」に掲載され、見たくなかったネタバレが嫌でも目に入ることになる。

従って、新規記事の作成は必ず本編での登場後公式サイトや公式SNSでの正式な情報公開後に行うように。


ネタバレ・フライング記事を見つけてしまった方へ

万が一、ピクシブ百科事典で公式解禁前情報を漏洩・拡散する記事を見つけた際は、

  1. 内容を白紙化し情報解禁前の不正な記事である旨を明記する。
  2. 親記事が設定されている場合は親記事の欄を空白にし、設定を外す等のネタバレ防止の編集を行う(親記事を「フライング記事」「該当作品」などに設定しないよう注意)。
  3. 初版作成ユーザーを通報する(特に利用規約第14条禁止行為1.「第三者の著作権、その他の権利を侵害する行為、または侵害するおそれのある行為」への抵触である旨を明記)

等の対応にご協力をお願いします。


あらすじ


「…おーい!」


「おーい!おーーい!!起きろ、ハチーーー!!」




目が覚めた8号の瞳に映ったのは

住人が消え、色を失ったハイカラスクエア

中央にそびえ立つ秩序の塔だった。


8号は、襲い来る不気味な敵を撃退しながら

ヒメと共に事の真相を探るべく

塔の最上階を目指すことになる……。


公式サイトより引用


登場キャラクター

side order

前作『スプラトゥーン2』の追加コンテンツ「オクト・エキスパンション」の主人公を務めたオクトリング、通称「ハチ」

本作でも主人公として続投することとなった。


目が覚めると色が失われたハイカラスクエアにいたらしい。

同じくこの世界に巻き込まれたヒメと共に、デカ・タワーが変化した「秩序の塔」をエレベーターで昇り、ハイカラスクエア脱出のカギを探す。

2ndトレーラーでは白と銀のスプラマニューバーに似たマニューバーを使っているが、公式サイトのボーイがジムワイパーに似たブキを持っているため、他の白と銀のブキも使えるようだ。


ヒメドローンも主役!

人気ユニット・テンタクルズのひとり、インクリングの毒舌ラッパー。

なぜかドローンの姿になってしまった。

オクトではナビゲーターであったが、今回は8号の相棒として冒険や戦いをサポートする。

相方のイイダは一体どこへ……?


ミズタ(スプラトゥーン3/サイドオーダー)

8号とヒメが秩序の塔のエレベーターで出会ったタコガール。

その正体はオクト・エキスパンションのBGMを手掛けたDJ、Dedf1shその人。

ネル社によって消毒された過去を持つはずだが、なぜか自我をはっきりと保っており、自身を8号やヒメと同様に「巻き込まれた」と語る。

ふたりをサポートしてくれるようだが、その目的とは……?


  • ???

???

現状で詳細が不明なキャラ。

2024年1月24日に公式SNSで公開された新ビジュアルにてその姿が初公開された。今のところPVには一切登場せず、公式サイトなどにも説明がない。

名前すら不明だが、果たして敵か味方か……


  • 謎の軍勢

Side Order

今作の敵勢力。謎の黒い玉から発生し、8号に大群で襲ってくる魚骨のような集団。Nintendo Magazine 2023 winterでは「不気味な敵」とも称されている。

魚の骨のような見た目をしているが、生命体なのか機械なのかは定かでない。

倒すと数字が表示されるが、ダメージなのかスコアなのか……。

よく見ると骨というよりプラスチック部品のような姿をしているが、一体……?

4

2024年1月24日に公式SNSで公開された新ビジュアルには、魚ではなくヒト型の黒いシルエットも新たに公開された。彼らの正体は……?


主な要素

  • 秩序の街

Side Order

サイド・オーダーの舞台となる世界。「秩序の世界」とも。ハイカラスクエアに酷似しているが住人の姿は見えず、色も失われて白に染まっている。白いサンゴのようなものに覆われており、生き物の気配が感じられない。

公式SNSでの短文投稿によると、「どうやらこの世界自体が、現実と異なる独自のルールで構築されているようだ」、とのこと。


この世界の中心にそびえたつ、不思議な塔。

ハイカラスクエアのシンボル「デカ・タワー」と同じ位置に建っている。外観も似ているが、入り口の形状が大きく違ったり、モニターがすべて真正面に向けられていたり、といった差異も見受けられる。

公式SNSでの短文投稿によると、秩序の街と同様に独自のルールで構築されているらしく、入るたびに各フロアの構成が変化するという。エレベーターを使い、1階ずつ上ることができる模様。


  • パレット

サイドオーダー、ハチ

絵画を描く際、絵の具の混色などに使用される道具「パレット」に似た道具(イラスト右上の板状の物体に該当)。

後述のカラーチップをセットすることで、8号の能力を強化することができる。

現状では「ヒメのパレット」が確認されているが、Nintendo Magazine 2023 winterによると他にも種類があるとのこと。

モデルは上記「パレット」と、カラーチップをセットした際の外見から、DJなどで使われる「サンプラー」ではないかと考察されている。


  • カラーチップ

サイド・オーダー楽しみ🐙

小さい板状のカラフルなアイテム。

パレットにセットすることで、8号の能力を強化することができる。カラーチップは、攻撃力の上がるものや移動の速さ、攻撃範囲や運が上がるものなど、さまざまな特徴のものが存在するらしい。


ゲームシステム

何度でも繰り返し挑戦できる、一人専用ゲームモード」を謳っている。

クリアしたら基本残ったやり込みをするしかない歴代の一人用ゲームモードとは一味違うらしい。


謎の塔「秩序の塔」を舞台に、エレベーターを使って各階=フロアを攻略していく。

白インクのハチに色を付与する「カラーチップ」を、所持しているパレットに装備させて起動させることで、ブキやサブ、移動能力などに様々な効果を付加することが可能で、今作ではこれによりハチを強化しながら秩序の塔を攻略することになる。

そのため、白に他の色を混ぜたもの=パステルカラーでの戦闘を行う。


各フロアでのミッション中はヒメドローンが同行し、掴まって飛行したり、援護射撃をしてもらったりできる模様。


関連イラスト

1stトレーラー時点

side orderside order

Side Order楽しみって絵Side order


2ndトレーラー時点

Side OrderSIDE ORDER!!


リリーストレーラー時点

ゲームオーバー・・Gameover


外部リンク


関連タグ

スプラトゥーン3 8号

テンタクルズ ヒメ イイダ スプラトカリプス

Dedf1sh

ヒメドローン ミズタ


Return of the mammalians:本編の一人用モード。サイド・オーダーはこれと対になる物語と思われる。


ガラルサニーゴサニゴーン:任天堂の白化したサンゴ繋がり

フィッシュボーン:任天堂の魚骨の敵キャラ繋がり。


追加コンテンツシナリオ

オクト・エキスパンションサイド・オーダー



サイドオーダー:このゲームにおいては誤記。イラスト検索の際にはこれで部分一致検索をかけると良い。


考察記録

本記事ではサイド・オーダー初公表後からかなりの期間音沙汰がなかったため、公式に明かされている情報とは別にプレイヤー間の客観的な考察をまとめていた。

しかしここはピクシブ百科事典、でたらめな情報を大きく載せるわけにはいかないため、2ndトレーラー公開と合わせ、この枠にこれまで考察されていた内容を一括でまとめておく。

プレイの一助になれば幸いだ。


PVにて公開された情報

1回目のニンダイ公開時(1stトレーラー)には、

などが短い間に前述の通り断片的に公開され、その後タイトルが明らかとなった。


映像では、ゆっくりとしたオルゴールのような曲が流れている。曲は少しずつ激しくなり、終わるにつれイイダの歌声が聞こえてくる。


そして2回目のニンダイ公開時(2ndトレーラー)には、

などの情報が公開されている。


配信日が公表されたリリーストレーラーでは

  • ゲーム開始時と同じように電車に乗っていた3号が、レッド・ホット・エゴイストを聴きながら寝落ちしてしまい、同時に音と空間がノイズだらけになる
  • ハチを起こそうとするヒメ(と思わしき声)
  • これまで全く情報のなかった謎の存在がキービジュアルと同時に解禁
  • 配信日は2月22日

…の一連の情報が明かされた。


1stトレーラー時点での考察

タイトルの意味

「サイド・オーダー」とは、直訳するならレストランのサイドメニューのことである。しかし、「オーダー(order)」には「秩序」という意味もある

また、白で濁った世界は、前作『スプラトゥーン2』のファイナルフェスのお題「混沌VS秩序」の「秩序」の方を連想する。

つまり、「サイド・オーダー」は「秩序側」という意味であると考えられる。

ゲーム内において混沌はバンカラ街が影響を受けた街として描かれいるため、『純白のハイカラスクエア(らしき場所)は秩序の影響を受け、なおかつファイナルフェスの結果によりバンカラへ人が流れたあと』という考察もなされていた。


■答え合わせ

やはり「オーダー」は「秩序」を意味していたようで、ホームページではハイカラスクエアを「秩序の世界」と呼んでいる。


“死”を連想する光景

1stトレーラーの随所には白化したサンゴが見られる。

サンゴの白化現象は、海水温上昇などの環境変化でサンゴから「共生藻」というものが失われて発生する。サンゴの鮮やかな色は共生藻によるもの。

共生藻は光合成で生み出した栄養をサンゴに与えているが、共生藻が失われて白化した状態が長引くと、サンゴは栄養を受け取れず餓死してしまう。


だが、「白化=サンゴの死」ではない。環境が元に戻れば共生藻もサンゴに戻るため、サンゴは餓死を免れるとともに、本来の色を取り戻すことができる。

……しかしサンゴの白化が起きているということは、環境が変化した状態、つまり生態系が崩壊している状態である。これは多数の生物が絶滅したことを意味する。


また、映像には雪らしきものが舞っているように見えるが、これは深海で見られる現象マリンスノーではないかと言われる。マリンスノーとは深海で見られるプランクトンの死骸などが集まった粒子で、白化したサンゴと同様に死を連想させられるものになっている。

他にも1stトレーラーの2分39秒や2分41秒に何らかの動物の頭蓋骨らしきものが映っていたりと、全体的に“死”を連想する光景が多い。


■答え合わせ

2ndトレーラー時点でも、このサンゴの正体が何かはわからない。

その代わりに、魚の骨のような「なにか」が襲いかかってくる。


ストーリーについて

現在主流なのは「色の消えた世界から色を取り戻す物語となるのではないか?」という説。

主人公らしきタコガールは謎のシューターと正体不明のアイテムを持っているが、彼女が背負っているインクタンクが虹色に見える。これでハイカラスクエアを塗ることで、ハイカラスクエアが本来持っていた色を取り戻すのではなイカという考察である。

現実の白化したサンゴも周囲の環境が元に戻れば本来の色を取り戻すため、この説の補強材料となる。


ではなぜサンゴが白化したのか。

PVでは2分37秒あたりに複数の黒いトゲの生えた景色が一瞬映るが、これは「Spike Field」と呼ばれる建造物に似ている。この建造物は、人類が地中深くに埋めた核廃棄物の危険性を言語化せず後世に伝えるため考案した建造物の一種である(参照)。

このことから、この建造物が存在する施設に置かれた核廃棄物の流出で何もかも死滅し、白くなったのでは」と考える人も。

(ただしコンプラ的な問題により、核廃棄物ではなくそれに類似する性質を持つ別の何かが登場するのでは?とも)

また、現実では核廃棄物を置く施設「オンカロ」が地下深くに存在することから、「地下へ、あるいは地下から地上を目指す展開になる」とする説が考えられている。


PVの2分39秒、40秒、42秒あたりには、それぞれ一瞬だがエレベーターらしきものが映っている。前作追加コンテンツ『オクト・エキスパンション』では地下鉄で各ステージを移動する方式だったことから、前述の説も含めて「エレベーターで上へ、または下へ進む展開になるのでは?」と考察されている。


スプラトゥーン3のテーマが混沌であることは周知の事実だが、少なくとも本コンテンツが、ファイナルフェスで秩序派についたプレイヤーの否定につながるような「混沌が善で秩序が悪」という単純な二元論に帰着する可能性はほぼないといっていいだろう。本作のヒーローモード「善き混沌」を見せてくれたように、サイド・オーダーでは「善き秩序」を我々に見せてくれるはずである。


■答え合わせ

「カラーチップ」というシステムがあり、これをパレットに刺すことで8号が色つきのインクを使うことができる。8号自身の色を取り戻す物語かもしれない。

エレベーターでステージを移動することは合っていた。「秩序の塔」の上へと進む物語であるとわかっている。


主役は8号? それとも……

PVの登場人物は(一瞬映ったテンタクルズを除けば)白いフクに身を包むひとりのタコガールのみであり、彼女が主人公と考えるのが自然である。

さらに彼女は一見すると前作主人公の8号そっくりであり、このことから「サイド・オーダーの主人公は8号」とする説が出た。


しかしながらこれに対してはいくつかの反論材料も存在する。

  • 歴代のスプラトゥーンシリーズで、主人公が主人公のまま続投した事例がない(3号→4号/8号→新3号)。
  • 主人公を8号とした場合、主人公がオクトリングである必要性が現状読み取れない。にもかかわらず、インクリングでのプレイが不可能となることの説明がつかない。
  • 8号の出自を知るにはオクト・エキスパンションのプレイがほぼ必須であり、新規勢がストーリーを理解しにくくなる恐れがある。

事実、ファミ通の記事では当初、「8号が主人公」と記述していた時期があったが、誤りだったのか現在は「8号が主人公」の部分だけ削除されている。もっとも、SNSでは現在も「8号が登場する」と表記されたままになっている(参照)。


ただし、次のように8号と考えられる判断材料もある。

  • 映像では主人公らしきタコガールのしゃがむ姿が何度か見られるが、8号もしゃがむポーズをする事が多い参照1参照2
  • 主人公らしきタコガールは、8号と目の色が同じ参照

幼少期のイイダではないかという説もあるが、そうなるとインクや肌の色が異なる(ただインクの色に関しては、彼女の出自上、髪の色とインクカラーが対応していなくても特に問題はない)。また彼女の生い立ち的に、幼少期から地上に出ていたとも考えにくい。


また映像の2分43秒付近に一瞬だが、同じ姿のタコガール達が一列に並んでいる光景のカットが挟まれている。しかも彼女らの足首にリストバンドが付いていることから、8号か否かはともかく「主人公はクローン」とする説がある。


少なくともこのタコガールは8号でないか、主人公でないかのどちらかである可能性が高そうである。(その両方とは考えにくい。)

「8号であり主人公でない」とすればこれらの根拠は両立するが、しかし主人公でないのになぜ映像内でここまで強調するのか、真の主人公はどこに映っているのか、または映っていないのかなどの疑問も生じる。

果たして彼女は誰なのか……?


ところで、スプラトゥーンでクローンに関係するキャラと言えば、あの猫あの人物あの人たちが思い浮かぶが、何か関係しているのだろうか……?


■答え合わせ

8号であり、かつ主人公であった。スプラトゥーンシリーズではじめて主人公として続投した主人公である。


その他の登場キャラクター

現状登場が確定していると考えて良いのは、上記の通りPVに登場したタコと、テンタクルズの2人になる。テンタクルズについてはファミ通による開発者インタビューにて、サイド・オーダーにも登場することが明言されている。


では、他に新キャラ以外で登場するキャラクターは居るのだろうか?

確定情報ではないが、1stトレーラーの2分36秒あたりに一瞬だけ謎の人物の影が映っており、影から耳の部分が尖っていることが分かるため、少なくともこの人物はインクリング(イカ)と推測できる。さらにがスノーボード用のジャケットに似た形状のフクを着ていることも分かるが、これはヒーロースーツの形状と同一である。


つまり、ヒーロースーツを着たイカが登場する可能性がある……ということである。初代作主人公の先代3号司令になった段階でヒーロースーツを脱いでおり、今作主人公の新3号はタコにも設定できるので、彼ら彼女らの可能性はそこまで高くない。ということは、この影の人物は前作ヒーローモードの主人公4号ではなイカ?という説が一部で囁かれている。


前作DLCのオクト・エキスパンションにおける先代3号のように、過去作の主人公がDLCで再登場するという実績は既にあるので、4号がサイド・オーダーに登場するのもありえない話ではないだろう。

1stトレーラーの2分39秒あたり、主人公らしきタコガールが窓に顔を近づけているシーンでも、スミに映っているクツは4号の履くヒーローバインダーではないかとする意見もある。


他にもPVには登場していないが、今作ヒーローモードの黒幕との繋がりが噂されるコジャッジくん、そしてミステリーファイルに意味深な記述がされており謎も多い存在・マザーもサイド・オーダーに登場するのではないかと一部で考えられている。

ヒメとイイダが「ビジー・バケーション feat.テンタクルズ」の姿で登場することから、ほかのバンドメンバー達が登場することも考えられる。

今後の公式からの続報に期待である。


なお、『2』のヒーローモード本編だけでは未登場のアタリメと3号が「遠征中」という扱いになっていて、オクト・エキスパンションで登場することで補完されているのも、4号再登場説を補強する一因だったりする。


■答え合わせ

ヒメはドローンの姿で登場し、Dedf1shがナビゲーターとして登場した。彼女の本名は「ミズタ・アハト」であり、PV中ではミズタと名乗っている。

ミズタはイイダの昔の知り合いであったらしいが……。


一方イイダはどこへ行ったのかわからない様子。何かあったのだろうか?

また1stトレーラー時点で匂わせのあった4号らしき影は見られなかったため、続報が待たれる。


インクの色は?

主人公が使うインクカラーは果たして何色なのだろうか?

最初の項目で虹色との説を挙げたが、単純だが主人公らしきタコガールの髪(ゲソ)が黒色だからという理由。

今までフェスの時に深紅や白のインクが登場することがあったが、黒はいまだに(現実世界のイカやタコの墨の色でもあるにもかかわらず)登場していない。黒インクに何か意味があるとも考えられるだろう。

  • 青紫

初代スプラトゥーンの主人公「3号」のインクカラーは緑であることが多いが、最終決戦ではオレンジである。初代スプラトゥーンのテーマカラーである「オレンジと青」と一致している。

スプラトゥーン2ではどうだろうか。ヒーローモードの主人公「4号」の最終決戦におけるインクカラーはである。(山吹色で描かれることが多いが。)オクト・エキスパンションの主人公である8号のインクカラーはピンク。こちらもスプラトゥーン2のテーマカラーである「緑とピンク」と一致している。

そして、スプラトゥーン3のテーマカラーは「黄色と青紫」であり、ヒーローモード>の主人公「新3号」のインクカラーは黄色である。

この法則に乗っ取れば、今作の主人公のインクカラーは青紫が自然だろう。PVに映っていない人物が主人公であれば、可能性はさらに高い。しかし、ほかに根拠はなく、主人公のインクカラーは変化するため、最終決戦時のみの可能性も考えられる。


■答え合わせ

結論から言ってしまえば白とパステルカラーである。黒インクを使うのは敵勢であった。

8号が扱うスプラマニューバーをベースにしたとおぼしきブキのインクカラーがである模様が映し出された。

ただ同時に「パレット」なる色とりどりのパネルがはめ込まれた謎の存在も明かされており、今後が注目される。パレットに「カラーチップ」を差し込むと主人公のインクカラーが変わるらしい。敵の黒インクと見分けやすくするためにパステルカラーとなっている。

白いものにすべての色を混ぜると黒になるため、最終的には黒インクを使えるとも考えられる。


舞台はどこ?

映像に映る純白のハイカラスクエアらしき場所だが、ここが本当にハイカラスクエアなのか否かでも考察が分かれている。


ハイカラスクエアとする説・理由は前述の通り、

  • ハイカラスクエアは秩序の影響を受け、なおかつ前作のファイナルフェス「混沌vs秩序」で混沌派が勝利したことによりバンカラ街へ人が流れて無人化した。
  • ハイカラスクエアは何らかの理由(白化したサンゴに支配された、前述したとある廃棄物が流出した等)で全ての生物が居なくなり、永遠に変化のない「秩序」が訪れた
  • サイド・オーダーの商品情報に「「ハイカラスクエア」を舞台とした、まったく新たなストーリーがお楽しみいただけます」と明記されている(参照)。

対してハイカラスクエアでないとする理由、つまりハイカラスクエアと似て非なる場所ではないかと考えられる理由は、

  • 街のシンボルであるデカ・タワーの形状と様子が前作と異なっている(ロビー入口の形状が違う、モニターが全て正面に向けられている、オオデンチナマズが居ない等)。
  • 前作でデカ・タワーの後ろに立っていたモノレールの高架やビルの一部が無く、街の形状自体が違う
  • エキスパンションパス第一弾で公開されたハイカラシティは、ハイカラスクエアから2駅隣、徒歩20分の近場にもかかわらず、白化などの影響が特に見られない
  • ファミ通によるインタビューでは、ハイカラスクエアのブキ屋が営業中であることが言及されている。仮にサイド・オーダーの舞台がハイカラスクエアなら、あの異常なハイカラスクエアでブキ屋が営業中というおかしな事になる。

実際、前作追加コンテンツ「オクト・エキスパンション」にも、ハイカラスクエア周辺の地形をそっくりコピーした実験場が登場しているので、ハイカラスクエアを真似て作られた別の場所と考えることも出来る。


他にも「過去のハイカラスクエアではないか?」とする説がある。

というのも「イカすアートブック2」では、デカ・タワーは前作の1年半前、ハイカラスクエア全体の再開発事業に合わせて大幅改装され現在の姿になった、という設定が記述されている。

映像に映されたデカ・タワーは入り口の外観が古臭くなっており、これは大幅改装前の姿ではないか?と考えられるからである。

上述したようにモノレールの高架やビルの一部が無くなり、街の形状自体が違っているのも、タワーだけでなく街全体が過去の姿になったからなのかもしれない。


ただ、この説は他の説との繋がりが薄く、何故過去のハイカラスクエアが舞台となるかが謎である。仮に過去のハイカラスクエアだとしたら、上記の「主人公=幼少期のイイダ」説と繋がるのだろうか?


■答え合わせ

色が失われたハイカラスクエアとは言われているが、どうしてこうなったのかは分からない。8号とヒメはここからの脱出のため、秩序の塔を上る。


イイダの気になる言葉

公式サウンドトラック「Splatune3」付属のブックレットに掲載されたホタルマンタローとの対談で、イイダがイカの発言を残している。


「ワタシはワールドツアーを実現したことで「世界の果てのさらにその先に、いったい何があるんだろう」という気持ちがあふれてきて。このカオスな世界の先には案外、我々の理解を超えた秩序の世界があるのかもしれません。

世界の果てを見つめることは、自分の内面を暴かれることに似ているのかもしれない……とにかく今はそんな思いが爆発しそうで、アートの力で何か新しいフィールドを構築したいと思っているところです。」


ここから、ミステリーゾーンのような物理的なものか、はたまた心象風景の一種かは不明だが、「サイドオーダーの舞台はイイダが作った世界である」という想像もできる。その場合、あの白い街やサンゴは「色を失った」のではなく「まだ色を与えられていない」と言えるかも知れない。


敵勢力は何者?

今までの1人用モードでは、敵勢力としてオクタリアンが登場していた。初代と2のヒーローモードでは雑魚的、ボス、全員がオクタリアン。オクトや3のヒーローモードでは洗脳されており、雑魚的として登場している。(オクトではボスも消毒済みの戦略タコツボ兵器、3のヒーローモードのボスは新勢力)今作も敵勢力はオクタリアンなのだろうか?

オクタリアンである根拠は「制作側は今までのオクタリアンのモデルを流用すればよく、作りやすい」というメリットが考えられるが、オクタリアンではないと考えたほうが自然だろう。

  • 雑魚敵がマンネリ化してしまう。
  • オクトと3のヒーローモードで、イカとタコは完全に和解したと思われる。
  • 3のヒーローモードではボスが戦略タコツボ兵器ではない

などの根拠が考えられる。

では敵勢力は何者なのか、有力なのが白いサンゴである。あまり知られていないが、サンゴは刺胞動物という種類の動物である。スプラトゥーンの世界では同じ刺胞動物のイソギンチャククラゲ独自の進化を遂げたことを考えれば、サンゴも独自に進化していてもおかしくないだろう。


逆にサンゴが被害者側だった場合、敵勢力は現実でサンゴの天敵であるオニヒトデレイシガイダマシ(巻貝)、ミノカサゴなどになるのでは、と考察する人もいる。

あるいは現実世界でサンゴを白化させている最大の原因作り出した生物こそが、今回の敵となる……かもしれない。


■答え合わせ

敵の姿は「半透明の黒い身をまとった魚骨であった。黒いインクを使用するらしい。



2ndトレーラー時点での考察

現在の情報からの考察はここに書き込もう。


舞台は仮想現実?

今回のPVでは8号がホログラムのような形で現れたり所々に綻びがあったり、不自然な描写、また大量のデジタル文字が浮かんだ空間が出てきている事から「舞台はVRなどの仮想世界ではなイカ?」と考察されている。

1stトレーラーでイイダが誰かと会話している様なノイズのかかったシーンが入っていたが、それは仮想世界側から見た現実世界という描写なのかもしれない。

公式SNSでも「どうやらこの世界自体が、現実と異なる独自のルールで構築されているようだ」と言及していることからして、少なくとも現実世界ではないだろう。


また、PVでは映画『マトリックス』シリーズに出てくるマトリックス・コードのような、デジタル文字が上から下へ流れていく描写や、同シリーズ1作目の終盤で主人公ネオが覚醒してマトリックス(仮想世界)の情報を見れるようになった場面と似たシーンがある。

同映画シリーズは、機械の生み出した仮想世界が舞台の一つとなっている。また、前作のオクトでも別の映画『MIB』のオマージュ(ゴールポイントの元ネタが同映画に登場するニューラライザー)があったほか、スプラシリーズ自体がかなり映画オマージュが多いことから、映画のオマージュという形ならあり得るのではなかろうか。


他にも、映像終盤などに現れた黒い稲妻のようなものはニューロン(神経細胞)の樹状突起、8号やマニューバーがホログラムのような形で構築されていく場面は、脳と宇宙のネットワーク力学の構造を比較した図参照サイト)に似ていることから、神経細胞や脳≒記憶の中の仮想世界だ、とする大仰な考察もあったりする。


ハチの初期武器

シューターが基本のブキであることが多いスプラのストーリー系列だが、今作はまさかのマニューバー。

理由として挙げられているのは、ヒメが使っているマニューバーなのでは?という説。

今作はヒメが相棒として共に戦ってくれるが、彼女はドローン化しておりブキを使えない(戦闘自体はできる模様)。そんなヒメの得意なブキはマニューバーであることが前作で言及されている。

もしかすると彼女のマニューバーを使うことになるのかもしれない。


ただしこのマニューバー、公式サイトでガールの8号が持っているのを見ると、なぜか引き金がない。同様にボーイの8号が持っているワイパーも刀身のスタンプ部分が一塊になっており、どちらかというと「ブキを模した何か」という趣になっている。

そもそも、バトルで使用されるブキとは根本的に異なるという線もあるのではなかろうか?


インクには使用者の思念が込められることが、今作のヒーローモードで分かっている。

これまでのブキは圧力遠心力電気などの物理的な方法でインクを飛ばしていた(飛ばし方を変えていた)が、これらのブキはインクでインクを飛ばすものなのかもしれない。


ミズタは何者?

ミズタには奇妙な点がいくつか見られる。

  1. 消毒されているのに自我をはっきり保っている。
  2. 8号とヒメに会う前からカラーチップの使い方を知っている。
  3. インクをぶつけ合う戦いでは包帯が必要になる怪我をしないのに、左手に包帯を巻いている。

根拠1については、複数の説が考えられる。

自我を完全に奪ってしまうと作曲ができないため、オクトの時点で自我が少しだけ残されていたという説。設定資料集『ハイカラウォーカー』によると、彼女はシーンに合わせて音楽を鳴らし分けることから“擬態”のような音楽と称されており、消毒された状態に擬態していたという説。ネル社崩壊により、自我を取り戻したという説など。


ネット上では「ミズタ黒幕説」が囁かれている。

根拠2の「8号とヒメに会う前からカラーチップの使い方を知っている。」点は特に怪しいだろう。「巻き込まれた側」という発言は嘘であり、本当は秩序の世界に2人を迷い込ませたのかもしれない。

イイダを秩序の塔の最上階に閉じ込めたのだとすれば、十分な動機がある。

「自分が消毒で苦しんでいる間に、イイダは人気アーティストとして活躍している」ことである。イイダに嫉妬する理由としては十分だろう。


ただ、エフィリンクラベル校長など、発売まで黒幕と疑われていたが実際は違ったキャラクターもいる。

ミズタが黒幕ではない場合、どのような理由が考えられるだろうか。

8号とヒメに会う前からカラーチップの使い方を知っている理由を考えてみよう。自分もパレットを持っており、秩序の塔で戦いカラーチップを集めていたからと考えれば説明がつく。

また、イイダに嫉妬しているのではなく感謝していると考えればどうだろう。

8号、ヒメ、イイダの活躍により、ネル社は滅ぼされた。自分をネル社の支配から解放し、自由への道筋を作り出したことに感謝している可能性もある。


また、コジャッジくん黒幕説も囁かれているが、ミズタがコジャッジくんと過去に対峙していれば根拠3の説明がつく。インクリングやオクトリングも猫に引っ掻かれたのであれば包帯を巻くと思われる。


果たしてミズタの目的は……


敵の正体

今回の敵は半透明の黒い身をまとった魚骨で、映像では小型、中型、大型の個体と魚骨を発生させる謎の物体が確認されている。


大型のものは、コブのような頭と特徴的な歯の形状からカンムリブダイと推測されている。この魚はいわゆるギザ歯になっておらず、人間のように歯が横に平らになっていて、平らになった歯でサンゴを骨格ごと食べる(カンムリブダイの画像、歯が平らでギザ歯になっていない)。

ただし、公式サイトではギザ歯になっているほか、映像でも画角次第でギザ歯にも見えることから、この説を否定する声もある(映像公開直後からカンムリブダイ説を推した考察者の間からも、公式サイト開設後は否定の主張が出されている)。

カンムリブダイでないとすると、無難にコブダイ……それともまさかベルーガだろうか?


中型のものは特徴が少ないものの、鋭いギザ歯・群れで移動するといった特徴からピラニアに似ているとする主張や、外見からジルティラピアではないかとする説がある。

小型のものはボラの稚魚、チンアナゴなどがモデルと推測されているが、映像中では何やら1本足で移動しており、イマイチハッキリしない。


疑問はまだあり、これらの魚骨はいずれも骨というよりプラスチック部品のような、つまり生物ではなく機械のような見た目をしている。スプラシューターの一部に似た部品が魚骨の体にある、という声も。前作オクトのNAMACO端末に似ているとする主張もあり、ネル社タルタル総帥が再び絡んでくるのでは、という主張をする人もいる(ただしNAMAO端末の元ネタは潜水調査船しんかい2000だが、しんかい2000と魚骨はあまり似ておらず、この主張には否定説もある)。


いずれにせよ、直接襲い掛かってくる敵としてはスプラトゥーンシリーズ初の「生物ではない敵」となる。


リリーストレーラー後の新たな謎

1分強という短い時間の間に、新たな謎を提示してきた。

その中にはずっと囁かれてきたある説に関するものも……


どちら様?

上記キャラ紹介の項にいる、新たに登場した謎の人物は全く事前情報のない存在である。

考察勢には「黒幕?」との声もあるが、「ミズタの人格を取り戻した存在」かもしれないともされており、今後どのような立場でどのような動向を見せるのか、注目が集まっている。


4号?

キービジュアルの上方には赤く目を輝かせる謎の影が7人分存在している。このうち6人は体系がバラバラでイカなのかタコなのかはたまたクラゲなのか判別がつかない。


……が、真ん中に立つ影はその特徴から4号ではないかと言われており、ここに来て4号再登場説に強力な補強が入れられることとなる。


その影は顔の横の出っ張りがイカらしい尖った耳で、下から出るゲソらしきものは短めである。同じ特徴をヒメも持っているが、ヒメのゲソは彼女の耳を包むようになっており、ヒメ自身もキービジュアルの右上にいるため可能性は薄い。

公式で全く同じ髪型をしているのは4号のみであり、わざと目立つ真ん中に立たせていることもあって、4号の影なのではないかと言われているのである。


公式がミスリードを狙っていた場合はどんでん返しがある可能性も十分にある。

果たして4号の運命はイカに…?


眠る3号と秩序の街

トレーラーでは、チュートリアル後に乗車する電車とほぼ同じ光景が広がる車内に座る3号とコジャケ(こっちは既に熟睡中)。

テンタクルズの曲である『レッド・ホット・エゴイスト』を聴いていた彼女だったが、見る見るうちにうとうとと眠りについてしまう。

それと同時に、イイダが歌い始めたあたりから徐々に音がノイズ混じりになっていき、空間自体にもノイズが走って、最終的には2ndトレーラーのような模様に包まれてしまう

そして、景色が再構成されたような演出の後、秩序の街でヒメの声が響いて、トレーラーは終わっている。


なぜ3号が眠り、そして景色が歪んだのか?

彼女はどこへ向かっていたのか?

歪む景色の真相とは?

僅か50秒程度の映像内に、今まで全く触れられなかった情報が詰められていたのである。

その真相は2月22日に明かされるのだろうか。


なお、イイダの歌声にもノイズがかかっており、段々と消毒済みのタコゾネスの声によく似たものへ変貌していたことを記しておく。


余談

上記の考察とは別に、『3』のエキスパンションパスそのものの考察として第4弾まであるのでは?と言われている。

エキスパンションパスのロゴをよく見てみると4枚の色紙があり、そのうち黄色は第1弾のハイカラシティ、青紫は第2弾の今作と同色である。

もしかすると、サイド・オーダー配信後、さらなるコンテンツがイカタコ達を待ち受けているのかもしれない。


また、サイド・オーダー自体は「2024年春以降配信」としているが、英語版ニンダイなどでは「Available Spring 2024」、つまり2024年春配信としている。また、エキスパンションパス第1弾の配信も「2023年春配信」としながら実際には2023年2月28日と少し早めに配信されており、サイド・オーダーも早ければ2024年2月28日、29日には配信される可能性もある……かもしれない。


……なんて思っていたらまさかの2月22日配信予定と公表された。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました