JR東西線

じぇいあーるとうざいせん

JR西日本が京橋～尼崎間で運営する鉄道路線。「JR」を含めて正式の路線名称である。

概要

京橋駅（大阪府大阪市城東区）から北新地駅（大阪府大阪市北区）等を経由して尼崎駅（兵庫県尼崎市）までの12.5km（営業キロ）を結ぶ。1997年(平成9年)3月8日開業。

京橋付近を除く大阪市内区間のほとんどが地下のトンネル区間であり、実態上は地下鉄。

建設中は「片福連絡線（片町線と福知山線の連絡線の意）」と称されていた。

アーバンネットワーク（大阪近郊路線群）内における案内上の愛称も路線名称がそのまま用いられている。路線記号はH。JR西日本の在来線では初めてホームドアを設置した路線でもある。

開業後の運行形態としても下りは学研都市線、上りはJR宝塚線、JR神戸線（東海道本線）との直通を基本としている。なお、幾度かのダイヤ改正を経て日中のJR宝塚線への直通は尼崎の隣にある塚口駅までとなっている。

当路線はJR西日本が第二種鉄道事業者として運行を担当し、インフラ部分は第三セクターの関西高速鉄道が第三種鉄道事業者として保有している。

全列車が停車。線内の全ての駅がJR西日本直営駅である。

採用された駅名は仮称と全て異なったため、本項ではそれも追記する。

駅番号	駅名	接続路線	シンボル	仮称
JR-H41	京橋	JR西日本片町線(学研都市線)/大阪環状線京阪電気鉄道本線 OsakaMetro 長堀鶴見緑地線	-	-
JR-H42	大阪城北詰	-	瓢箪	片町
JR-H43	大阪天満宮	OsakaMetro:谷町線/堺筋線・南森町駅	梅	南森町
JR-H44	北新地	JR西日本:東海道本線(JR京都線/JR神戸線/JR宝塚線)/大阪環状線/梅田貨物線(おおさか東線)・大阪駅(※1) OsakaMetro:御堂筋線・梅田駅/谷町線・東梅田駅/四つ橋線・西梅田駅阪神電気鉄道:阪神本線・大阪梅田駅阪急電鉄:神戸線/京都線(※2)/宝塚線・大阪梅田駅京阪電気鉄道:中之島線・渡辺橋駅	稲穂	桜橋
JR-H45	新福島	JR西日本:大阪環状線・福島駅阪神電気鉄道:阪神本線・福島駅京阪電気鉄道:中之島線・中之島駅	逆櫓の松	福島
JR-H46	海老江	阪神電気鉄道:阪神本線・野田駅 OsakaMetro:千日前線・野田阪神駅	野田藤	野田阪神
JR-H47	御幣島	-	渡し船	歌島橋
JR-H48	加島	-	青海波	竹島
JR-H49	尼崎	JR西日本:東海道本線(JR神戸線)/福知山線(JR宝塚線)	-	-

(※1)：地下道でつながっている。

(※2)：運転系統上の「京都本線」を表す。阪急京都線の正式な起点は十三(じゅうそう)駅

6000番台がおおさか東線経由奈良行きの直通快速で使用された。ホームドア設置に伴い、3扉車が入線出来なくなったため、直通快速の運用は4ドア車である207系・321系に変更。その後おおさか東線が新大阪駅まで延伸したため、直通快速はJR東西線からなくなった。