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主人公補正

しゅじんこうほせい

メタ的な要素の一種で、要するに『物語の主人公だから』という理由で発生する様々な補正。
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概要

主人公又は主人公側に付くキャラにのみ適用される設定・物理法則その他諸々を一切無視した謎の補正。
言ってみれば「プロットの都合」であり、物語の進行上で必要な事件に遭遇したりすることを指す。

  • 敵がどんなに攻撃をしても当たらないor倒れない
  • 逆に主人公が一発でも攻撃を当てると敵が倒れる
  • 主人公の攻撃は絶対に当たる

雑魚敵が相手の時のみ有効で、強敵が相手だとそうはいかない。
ロボットアニメでは比較的昔からあった主人公補正のようで、かのシャア・アズナブルが「当たらなければどうということはない」と発言したことは「主人公の攻撃は絶対に当たる」という主人公の常識を覆したことでもあるため、実は当時の視聴者にとって、少なからず衝撃を与えたという。

  • 成功率の低い技や作戦を気合い、根性だけで成功させる
後述の「死なない」という例も影響している。失敗したら死ぬという状況なら失敗することはない。

  • リアルで使おうものなら失礼・非常識極まりない事を平気で言うが、その後まるで先を読んでいたかのようにそれが正当化される展開が起きる(例:大量殺戮をし、地球をも乗っ取りかねないベジータ孫悟空がリベンジしたいという理由でとどめをささずに逃がす→フリーザ編を経てベジータが仲間になる)。

  • 当人にその気が皆無でも無駄にモテる
  • 主人公が探偵の場合、行く先々で事件が起きて人が死ぬ
  • 主人公が医者の場合、行く先々で病人や怪我人が多発する。
  • 特殊な能力や才能の持ち主である
これがきっかけとなって物語が進んでゆく。
エロゲ等の場合はモテなければ、推理ものなら事件が起きなければストーリーが進行しないという理由もある。
特殊な才能などの持ち主である場合は前述の「敵の攻撃が当たらない」等の主人公補正に対するエクスキューズにもなる。

主人公が死んでしまうと物語が終わってしまうため、どんなピンチに陥っても逆転するなどして生き延びる。
ただし、物語からの退場にはならなかったり、主人公が交代するなどの理由で主人公の生存理由がなくなってしまった場合は死ぬことがある。
浦飯幽助は前者の、ジョナサン・ジョースターは後者の例。

また、主人公の死をもって物語の幕引きとする場合もある。
著名な例としてはアムロ・レイ乾巧(※暗示のみ。明確に死亡が示されたのは仮面ライダー4号にて)、馬神弾など。

一方天空寺タケルなどのように第一話でいきなり死んでしまうケースもある。この場合は生き返る方法を巡ってストーリーが進行するパターン、走馬燈の形でストーリーを進行する(つまり全編通して回想)パターンなどが考えられる。また、ラスボス候補の身勝手な願望と特異性の高い能力故に、殺害された直後に無理矢理蘇生されたり、死んだ時刻から逆行したりするパターンもある(東方仗助人吉善吉など)。

  • 負けない
負ける=死ぬという状況なら上記と同じ理由で負けることはないが、ラストで敵と相討ちになったり、敵を道連れに自爆するといったこともある。
負けても「殺すには惜しい」と見逃されたりするケースもある。
スティーブン・セガールやアーノルド・シュワルツェネッガー等のアクション映画の主人公はまず敵にやられて死ぬことはない。

  • 一度負けても、次にはパワーアップ(新能力、新技の習得など)して勝つ
ただし、主人公側も修行するなどの相応の努力が必要とされる。

  • 上記とは別に、主人公の努力なしでもピンチに新たな力が手に入り逆転する
その代わり、主人公以外の登場人物が犠牲になったりするなどで主人公も何かを失うことが多い。

補足

とは言っても、完全に主人公補正に頼りきった主人公はほとんどおらず、モテるのに十分な人間的魅力の持ち主であったり、苦労や努力の末に主人公補正が発生する場合がほとんどである。
本人の努力の上にこの補正が発生している以上は、完全に不公平とも言い切れないだろう。

また、連続シリーズの場合、最終回にて次の番組のヒーローが登場して颯爽と活躍し、番宣をして去っていくという行為も多い。これを最初にやったのは、1974年にマジンガーZの危機に駆け付けたグレートマジンガーだろうか? 違う。パーマンである。1967年にアニメ『オバケのQ太郎』(白黒のヤツね)の最終回で、Q太郎正太は悪者に捕まってしまうのだが、Q太郎が発信したSOSを聞きつけ、何の説明もなくパーマンが空の彼方から飛んでくるのが最初なのだ。6600倍のパワーでたちまち悪人をやっつけて二人を救い出したパーマンだったが、直後にQ太郎から「君が出てくるのは一週間後じゃないか」と突っ込まれている。

関連タグ

主人公 死亡フラグ フラグクラッシャー 根性論
異能生存体 ご都合主義
その時不思議な事が起こった

関連キャラ・作品など

  • 闇遊戯武藤遊戯)※メイン画像… 遊戯王シリーズの先駆者。ブラマジ系統や三幻神などデッキが重いながらもドロー力から仲間に驚かれた。その後の主人公も宇宙の力シグナー力シャイニングドローなど後継者が出た。
  • 遊城十代…バブルマン→強欲な壺や非常食+悪夢の蜃気楼で手札を増やしていく。しかも引きが強い。さらにデュエルアカデミアの危機を毎年救ったりと正義感もあり、後期からはネオスペーシアンやネオスを多くのサポートカードで呼び出していき、融合なしでコンタクト融合も披露出来る。3期で覇王となりながらも異世界の力に消滅せずしまいにはユベル超融合を果たした。
  • 不動遊星…遊戯王主人公では唯一、闇堕ちしたり人外キャラと融合したり別人格がいるわけでもないが、遊戯同様ドロー力に優れており、ピンチの時でも重要なカードを引き当てる。本編でも負ける事がほぼない。デュエル以外でも万能な所を見せている。
  • 九十九遊馬…初心者デュエリストでありながらアストラルにフォローされ、希望皇ホープどダブルアップチャンスのコンボで勝利を重ねていく。(ナンバーズを賭けたデュエルではほぼ負け無し)さらに中盤からはカオス・エクシーズ・チェンジを修得し、後に究極体ZEXALと化してシャイニングドローを披露した。
  • 榊遊矢…他の遊戯王歴代主人公のようなドロー力は持たないが、数々のデュエルを得てシンクロ召喚・エクシーズ召喚・融合召喚を修得した。ちなみに彼の正体は…。また漫画版ARC-Vでは四重人格の一人となり、デュエル面でもピンチに陥った時は他の3人と人格を入れ替え、ここぞと言うときに再び入れ替えたりと状況を大きく替えていく。
  • カケルサルゲッチュシリーズの先駆者。溺死や危険物に当たってもビスケットが減らされるだけで住み、サルバトーレやミリオンモンキーズ等の外伝作品に出演した。さらにアニメ版ではスペクターに剣で貫かれても洋服が貫かれただけで命拾いしたり唯一サル化されずに危機を救ったりと正義感と生命力を持つ。
  • サヤカ…サルゲッチュシリーズで唯一の女主人公。カケル同様正義感と生命力を持ち多くのピポサルを魅了し、さらに7種類の変身能力を持つ。携帯アプリにも単独で主役を勤めた。
  • 上条当麻…一ヵ月に5~7件程の事件に巻き込まれるなど事件への遭遇率が非常に高い。
  • ネプテューヌ…ゲームの性質もあってそのまま「主人公補正」というスキルを持っている。ちなみに大抵は「味方一人の物理防御・魔法防御・回避率・命中率アップ」の効果を持つが、ノワール主役のスピンオフ作品では「勝手に主人公補正!」となっており、こちらは「物理防御・魔法防御・回避率・行動範囲・魔法攻撃力アップ」となっている。
  • 人吉善吉…主人公補正を無効化するスキル「愚行権(デビルスタイル)」を持つ。
  • キリコ・キュービィー…歩く生存フラグとも言える、主人公補正の究極形の一つ。作中では異能生存体として一応の説明る。
  • ガン=カタ…映画「リベリオン -反逆者-」に登場する戦闘術で、敵の銃弾に被弾しないというアクション映画における主人公補正やマンガ物理学に対するエクスキューズの役割を果たしている。
  • 福田己津央…彼が監督をしたアニメの主人公は露骨なまでに主人公補正がかかることでも有名。この人のように現在まで物議をかもし続けているケースも。
  • イチローWBC決勝戦の10回表にてツーアウト2塁3塁の状況で不調の状態からタイムリーヒットを決めるという現実世界において主人公補正が適用された極めて稀有な例。
  • アメリカ合衆国…いろんな意味で。奇跡が起こらないなら有り余る財力と軍事力で強引に主人公補正を作ってしまうチート。
  • ランス(アリスソフト)…一部作品でそのものズバリ『主人公補正』と言うスキルを持つ。エロくて強くてモテモテで強運でどんな事件も強引に解決してしまう。しかし彼とてどうにもならない事はどうにもならないのである。
  • 本山一城氏のマリオピーチ姫の為にハチャメチャながらも正義感を燃やすが、浮気者かつ独善的な一面がある。しかも、ギャラリーやゲストが彼の味方になることが多く、ヨッシークッパデイジー姫、そしてワリオが一方的にいじめられたり、容赦ないお仕置きを受ける。
  • ルイージルイージマンションにおいて初の主役デビュー。さらに彼の努力に人気の反響が出たのか続編である「ルイージマンション2」や外伝の「ニュースーパールイージU」が登場し、漫画版でも兄のマリオそっちのけで物語を引っ張った。マリオ&ルイージRPGシリーズ]]でも(別の意味)で主役を勤めた。
  • ワリオマリオシリーズのライバルキャラクター。彼が初めて主役を勤めた作品では不死身と敵の攻撃を食らうだけで変身できる能力を持つ。GC作品のマリオゴルフ&テニスではマリオ兄弟そっちのけで相棒のワルイージと共に視点を提供した。
  • カービィ…敵キャラを何でも吸い込み、かつ24種のコピー能力を使いこなす通称「ピンクの悪魔」。アニメ版や漫画版ではモブキャラが彼の味方になる事も多く、さらにWii版や3DS版ではスーパーコピー能力を得たりロボを操縦したりと強力な個性を手に入れた。任天堂のお祭り作品スマブラXの「亜空の使者」でも多くのファィターを救ったり亜空砲を食い止めたりと大活躍する。
  • メイポケモンBW2の女主人公。ポケウッドの女優、ジョインアベニューの経営、PWTでの初代からBWまでの全チャンピオン打倒。さらに伝説・幻のポケモンのフォルムチェンジ方法を一発で解決するなど歴代主人公の中でもずば抜けたスペックを誇る。さらに5年後にまさかのフィギュア化が決定した。
  • キョウヘイポケモンBW2の男主人公。上記のメイ同様、ポケウッドの男優、ジョインアベニューの経営、PWTでの初代からBWまでの全チャンピオン打倒。さらにあの人とのデートやら伝説・幻のポケモンのフォルムチェンジ方法を一発で解決するなど歴代主人公の中でもずば抜けたスペックを誇る。
  • サトシアニメ版ポケモンの主人公。バトルの実力はさることながら、新シリーズ開始後に伝説のポケモンと遭遇、普通なら持てない重さのポケモンを持ち上げたり腕や頭に乗せたりし、ポケモンの技を食らっても平然としており、劇場版では死に掛けたりしても平気だったりと、作中でもとてつもないスペックを誇っており、一部ではこう呼ばれる
  • ピカチュウ…ポケモンシリーズの看板キャラクター。始めはマイナーな印象だったが、上記のサトシのパートナーとなってからかなり優遇され、進化系であるライチュウを差し置いてバトルでの見せ場が増えたり専用アイテムやさまざまな他作品とコラボを果たした。
  • カムイ…登場キャラ全員と会話可能(しかも同性結婚あり)。さらにある場所に飛び降りても怪我を負わず、黒幕のことを誰にも話すことができない状況下にも関わらず、持ち前の人徳と高いカリスマ性で乗りきっていたり死に際に仲間達に必死に救われたりと悪運と生命力が強く、後々両国を和解させたり第3の道ではリーダーシップを発揮する。さらに上記のメイ同様フィギュア化が決定した。
  • アイク…専用武器「ラグネル」で遠距離攻撃が出来る上にスキル「天空」で大ダメージ+回復もこなせる。次回作でも二人の主人公を差し置いて大暴れする。しまいには任天堂のお祭り作品「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズにも参戦を果たした。
  • ダークドレアム…厳密には主人公ではないが、ドラゴンクエストⅥで主人公サイドに加わった時、その補正能力は凄まじいものを発揮する。
  • 両津勘吉…こち亀が生んだ主人公補正の最もたる存在。毎回お金儲けや下品な行為を目論んでは大原部長秋本・カトリーヌ・麗子に成敗されるが全く懲りず、不撓不屈の生命力と悪運で復活を果たす。さらには40年一度も休載無しという偉業により、週刊少年ジャンプ歴代キャラとのコラボにおいてもその力は猛威を振るう。悪魔附きの子連れ番長を悪ガキ扱い、フリーザ様の攻撃ですらかすり傷、「両津菌」によりグルメ界の猛毒無効、奴良組初代の畏れ無効、魔界の化物からも「化物」と賞賛される。
  • 兼本あつこ氏のマリオ…ピーチ姫救出の大志を持つヒーローだが、横暴で自己中、下品なため焼け石に水。悪運と生命力が異常に強く、悪知恵も働くため報復を挑んだ殆どの相手が頓挫する点、上記の両津と似た部分もある。
  • 青田赤道…超人揃いのどおくまん作品の中でも有名人。物欲性欲に凝り固まった青年だが、ここぞと言う時の踏ん張りやスケベ根性で多くのピンチを乗り切る。彼を懲らしめ得る存在も少なく、作中ではほぼ最強。
  • 進藤ヒカル…『ヒカルの碁』の主人公の一人。囲碁はカードゲームと異なり運要素はない(半目勝負の揺れ程度)。そのため物語においても棋力の高い者が勝つパターンが多く、下手が勝つときは何かしらのハプニング(反則負け、ぽか、不戦・棄権)が多い。ただし、例外もあり、韓国の研究生・洪秀英との対局では、置石2つくらいの棋力差があったにも関わらず院生のヒカルは彼に読み勝った。この打ち方から伊角や越智は互角に戦う自信はなく、ライバルのアキラたちにも心を打たせた。しかし、プロ試験本戦ではいつも以上の力が出ただけが分かり、伊角や越智には序盤劣勢にて苦しめられる。
  • ヴァン(レヴァナイト・ウィング)…前作での空気さが嘘のように仲間と指導を取ったりパンネロとイチャつく等見せ場が増量。しかもスピードとパワーを兼ね備えておりあの敵こんな敵イヴァリーズ地上最強のモブと互角に戦えたりと戦闘面でも活躍する。FFTA2では空族としての成長ぶりがエスカレート。しまいにはディシディア系等FFシリーズのお祭り作品にも(中の人を替えて)登場し、元カオス側の女性を救った。
  • バルフレア…ヴァンが続編の主人公ならこっちは本編での主人公。多くの物語を引っ張ってゆき、危険物すらも勇敢に立ち向かうなど物語の中での主人公補正が掛かっていると言える。
  • 新導クロノ…『カードファイト!!ヴァンガードG』シリーズのやや不良っぽい主人公。初心者ファイターだが、才能があるらしくヴァンガードシリーズの主人公の中でもほぼ負けなしであり、何かしら負けが多かった前主人公達より主人公補正が強め。しかし才能があるといっても努力は怠らず、彼の努力の上にこの補正が発生している。
  • ラージュ…行動回数増加に加え段差の高低差を無視する「シュペル・スレイグ」を持つ。
  • 未門牙王…『フューチャーカードバディファイト』シリーズの王道的な熱血主人公。完全初心者でありながら、有名な実力のあるファイター達を倒していき、ほぼ負け無しであるが、努力は怠らない。ピンチに陥っても持ち前の運や精神面で切り抜けたりと上記の不動遊星や新導クロノと似た部分もある。
  • じーさん…世の中の生き抜く方法を教えてくれるがどれも焼け石に水。しかも老人とは思えないスピードとパワーを兼ね備えており、孫や校長が一方的にいじめられたり、容赦ないお仕置きを受ける。

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