概要
神奈川県横浜市旭区にあり、正式名称は横浜市立よこはま動物園。
「ズーラシア」という愛称は市民公募によるもので、動物園の英語名と広大な自然としてのユーラシアを掛け合わしたものである。
1999年に開園。
広大な敷地は国内外の気候と地域別に8つほどのゾーンに分られており、展示されている動植物が本来生息している環境を再現している。
また当園が建設された郊外の丘陵地という地形を活かして、テーマパークのような構造の施設も多い。
ネコ科やイヌ科の希少動物の飼育でも知られる。
飼育されている主な動物
- オカピ
- アカオオカミ(ドール)
- スマトラトラ
- ウンピョウ
- チーター
- アムールヒョウ
- ライオン(このうちアフリカの亜種とインドライオンを比較できる国内唯一の施設。)
- アカハナグマ
- オオアリクイ
- セスジキノボリカンガルー
- ケープハイラックス
- チベットモンキー
- チンパンジー
- リカオン
- ツキノワグマ
- ホッキョクグマ
- ヤブイヌ
- レッサーパンダ
- アジアゾウ
- キリン
- ホッキョクグマ
- ボルネオオランウータン
- モウコノウマ
- テングザル
- アビシニアコロブス
- フランソワルトン
- アカアシドゥクラングール
- ヒトコブラクダ
- フンボルトペンギン
- ヒガシクロサイ
歴代飼育動物
オブジェのみの動物
交通アクセス
・相模鉄道鶴ヶ峰駅やJR東日本中山駅などから、路線バスで約15分。
・マイカー利用で保土ヶ谷バイパス下川井ICから約7分。
余談
- 当初は7つのゾーンで構成された状態で開園。その後2015年にアフリカのサバンナが正式オープンした。このアフリカのサバンナゾーンでは、4種の動物の混合飼育が行われ、生態に考慮したうえで草食動物と肉食動物の混合展示という今となっては動物園における禁忌とされていた展示を行ったことで他施設の飼育員からも賞賛されている。他にもモートを用いてこれらの展示場とライオンやクロサイの展示場とも一体化しているように見えるなど、国内でも有数のサバンナ展示に力を入れた動物園としても有名。(出典:『ZOO-1グランプリ』、『所JAPAN』)