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「今頃外は大騒ぎだろう。超震動波を浴びれば、後10分で人間は皆脳を破壊され、生きる屍となる!」

CV:岡和男


概要編集

電磁戦隊メガレンジャー』第26話「ホントか!?ネジレジアの最期」に登場。

セミ遺伝子を元にネジレ科学で生み出されたネジレ獣

遺伝子が遺伝子なので当然ながらセミに酷似した姿と体色を持つが左足だけが青く、スパイラル状のねじれた意匠が見受けられる。また、身体のあちこちに機械の意匠が見られるのも特徴。


武器はセミらしく右肩から発射する超振動波で、他にも両目から光線を放ったり、両手からロープを放って相手を拘束することも可能。

更には人間に憑依する能力も併せ持ち、劇中ではI.N.E.T.の南波博士に憑依すると、ノア通信宇宙センターに人間の脳を破壊する「超振動波発生装置」ギレールと共に開発及び設置し、起動させることで人類を撲滅しようという恐るべき作戦を目論んだ。


活躍編集

I.N.E.T.の南波博士に憑依し、ギレールと共に「ネジレエネルギー中和装置」を開発したと偽り、ノア宇宙通信センターに人間の脳を破壊する「超振動波発生装置」の設置を画策。


その為のデモンストレーションとしてまず、南波博士に憑依した状態で「ネジレエネルギー中和装置」と偽った「超振動波発生装置」でクネクネとギレールを撃退。メガレンジャー達からまんまと信頼を得ることに成功する。

宇宙センターのパラボラアンテナを利用してネジレエネルギーを中和させ、ネジレジアを倒すことに話が行くと、何も知らないメガレンジャー達を護衛に当たらせる。

だが、何も知らない南波博士の妻が未だ赤ん坊である彼の子供を連れて来た時、研究員に追い返すように命じたために耕一郎に怪しまれる。その後、無断で侵入した南波婦人に耕一郎、更に無断で任務からUターンして来た裕作の前で正体を明かすと、そのまま襲い掛かる。

装置のある建物が特殊なバリアで覆われているために変身できない2人は、夫人と子供を連れてその場を逃げ出す。一方、建物の外ではパラボラアンテナから発せられる超振動によってメガレンジャーが人々と共に苦しんでいた。そこへギレールが現れ、種明かしと同時に健太達に襲い掛かり、一方的に痛めつける。


同じ頃、建物に潜入した耕一郎と裕作は南波博士の家族を安全な場所へ避難させると、超振動波を止めるためにコントロールルームへと向かう。セミネジレは当然ながら2人の妨害に掛かり、バリアで変身できないのをいいことに圧倒する。だが、機転を利かせた2人に窓の外へ蹴り出されたために自分がバリアに引っ掛かってしまい、結果としてバリアは消滅。超振動波もI.N.E.T.に止められてしまう。


作戦失敗を悟ったギレールが撤退すると、改めて6人揃ったメガレンジャーと交戦。右肩からの超震動波で迎撃するも、ピンクのメガキャプチャーによる返り討ちに遭い、そのままシルバーのブレイザーインパクトとブラックのロッドブレイクを連続で受け敗北する。


直後にビビデビから巨大化ウイルスを注入されて巨大化

巨大戦ではギャラクシーメガに空中から体当たりを繰り出し、怯んだところに両手からのロープで拘束して両目からの光線で攻撃する。だが、駆けつけたデルタメガのデルタレーザーでロープを切断され、更に相手がスーパーギャラクシーメガへ超電磁合体したために形成は完全に逆転。止めのスーパーギャラクシーナックルを叩き込まれて爆散した。


余談編集

モチーフはセミで、同モチーフの怪人は『科学戦隊ダイナマン』のセミシンカ以来の登場である。


声を演じる岡氏は今作が特撮初出演となり、2年後の『救急戦隊ゴーゴーファイブ』では軟体サイマ獣デスマインの声を当てている。


関連タグ編集

電磁戦隊メガレンジャー 邪電王国ネジレジア ネジレ獣 セミ


ストイジー翌年に登場するセミモチーフ繋がりの後輩。こちらも大音響による作戦を展開した。

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