ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

……ですがその前に、言うべきことは言っておきます。


頭を垂れなさい!不敬ですよ!


プロフィール編集

真名ニトクリス
クラスキャスター
性別女性
身長162cm
体重51kg
出典史実
地域エジプト
属性秩序・善・地
好きなものニトクリスの鏡
嫌いなもの自分の性格
設定担当桜井光
ILLUST縞うどん
CV田中美海

彼女が作成する道具には必ず神聖文字が使われる。


概要編集

Fate/Grand Order』に登場するキャスタークラスサーヴァント。レアリティは☆4。


メインシナリオでは第1部6章『神聖円卓領域 キャメロット』にて登場。太陽王オジマンディアスに仕え、エジプト領周囲の砂漠を砂嵐や神獣で守護する。

第2部7章『黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン』ではカルデア側での同行サーヴァントとして登場。現地チームの護衛にあたる他、終盤ではオルタ化し、アヴェンジャーへとクラスチェンジした、


2017年水着イベント『デッドヒート・サマーレース!』ではアサシンにクラスチェンジして登場。


真名編集

FGOつめ


第6王朝末期のエジプトを統治したとされている女王、「ニトクリス」。

史書には「いかなる男性よりも雄々しく、いかなる女性よりも美しかった」と記されており、彼女を擁立するために彼女の兄弟を謀殺した者達を宴に招き、泥酔した所にナイルの水を注ぎ込んで溺死させたとするエピソードが有名。その後、彼女も練炭自殺したとされている。


ただし考古学的証拠に乏しく、学会では彼女の存在は疑問視されている。

というのも、彼女の存在を証明する一次文章が見つかっておらず、マネト、ヘロドトス、トリノ王名表等ごく一部の資料にそれらしき名前が存在してはいるが、いずれも間違いや同名の別人とされているため。一応「ニトケルティ」という名前で登場しているが、即位したという証明ができる物品は未だ発掘されておらず、仮に即位していたとしても短命の王だろうとされている。


一般にはクトゥルー神話大系におけるブライアン・ラムレイによる「ニトクリスの鏡」の方が有名。そのは地獄のような暗黒の異世界を覗き見ることができるが、たまに覗いているものを異世界の魔物が連れ去ってしまうというアイテムである。彼女はこの鏡を手に入れるとそれを厳重に保管し、政敵などに披露しては彼らを謀殺したとされている。


以上の事から彼女の存在は半分は創作に近く、もう半分も「実在したかどうか解らない」という非常にあいまいな存在である。もっとも、『Fate』シリーズでは彼女以外にも実在を疑われる者はこの人物を筆頭に数多くいるため、何ら珍しい話ではない。


人物編集

一人称は「私(わたし)」

女王らしく生真面目でやや尊大な女性。ただし根は短気で強情で思い込みが激しく、義理堅いお人好しの世話焼き。そんな生真面目すぎて引っ込みが付かない意地っ張りな面もあり、短気と強情からくるドジっ子属性と相まってあまり威厳を感じられないポンコツン


ファラオであったため尊大であろうとしているが、実際には神に等しいと謳われるファラオにしては考え方が人間臭く、また情に脆いなど俯瞰的なものの見方が出来ない、大よそファラオに向いていない性格である。本人も自身がファラオとして未熟である事は重々自覚している。


頭上の左右で耳のようにはねている髪は、隼頭の天空神ホルスの羽根を象った、彼女の現人神としてのシンボルなのだが、初登場時には悪夢の中でオジマンディアスに寝癖だとからかわれ引っ張られうなされるという散々なイジられ様。


奈須きのこ氏曰く「エリちゃん系」。

マイルームでも彼女に対して言及しており、マスターからは意気投合出来るだろうと勧められた。

なお下記の通り、2016年ハロウィンイベント『ハロウィン・カムバック!』にて遂に共演した。


謀殺された兄弟達を未だに想っており、聖杯への願いも兄弟たちに関するもの。

元々人の上に立つファラオであったため、マスターにかしずくことを良しとせず、マスターとの関係は同盟者、または先人と後任の関係としている。ただし世話焼きでもあるためマスターの世話を焼くことはまんざらでもない様子で、最近では幼馴染ムーブが板についている。


ちなみにあんな格好だが意外と貞淑であり、初期霊基の格好を「恥ずかしい」と感じていたり、女性の身で大立ち回りする玄奘三蔵を破廉恥だと批判している。最終再臨の姿は彼女が生前到達し得なかったホルス神としての完成形であり、その分物腰やとある場所のボリュームが幾分大人びた感じになる。何気に生前の死亡時よりも肉体が成長するサーヴァントは珍しい。


能力編集

戦闘においては、エジプト魔術による使い魔の召喚を主体として戦う。

……が、使い魔の1つとして複数のメジェドを召喚する際、そのデザインが子供の落書きのようだった故にその攻撃方法のシュールさも相まって多くのプレイヤーが爆笑したとか……(なおメジェドは本当にああいうデザインなので仕方がない)。


モーション中では、空中からホルスの分霊や黄金のスカラベを突撃させる、足元からミイラを呼び出し掴み掛からせる、異界のゲートを開いてメジェドの群れを向かわせるなどしている。


ステータス編集

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
藤丸立香EECAB+B+

保有スキル編集

陣地作成(A)キャスターのクラススキル。魔術師として、自身に有利な陣地を作り上げる。Aランクともなれば、「工房」を超える「神殿」の建築が可能になる。
道具作成(B+)キャスターのクラススキル。魔力を帯びた器具を作成できる。彼女が作成出来るのはエジプト魔術によるものに限られる。内容は汎用性よりも専門性に優れ、呪術に特化する傾向がある。また、道具には必ず神聖文字が刻まれる。
神性(B)神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。彼女はエジプトの天空の神にして冥界の神の化身とされている。
エジプト魔術(A)彼女は古代エジプトにおける魔術刻印を所有している。このスキルの所持者は、死霊魔術を行使する際の判定に対してプラスの補正が付加される。古代エジプトにおいては魔術は日常生活には欠かせない存在だった。また医術とも混同されており、神々や悪霊が様々な病気の症状の原因とされていた為、神への訴えから処置を開始するなど、処置には神がかり的な要素が含まれている。
冥府神の御業(A+)「エジプト魔術(A)」が変化したスキル。詳細不明。
高速神言(B)神代(神が治めていた神話時代)の言葉を用いる事で、如何なる大魔術であろうと一工程(シングルアクション)で発動させる事が可能となるスキル。
天空神の寵愛(B)エジプトの天空神であるホルスの加護を示すスキル。ニトクリスはホルスの子、或いは化身とされている。また、ホルスは王権を示す象徴でもあった。

宝具編集

冥鏡宝典(アンプゥ・ネブ・タ・ジェセル)編集

  • ランク:B+→B++
  • 種別:対軍宝具
  • レンジ:1~40
  • 最大補足:100人


「ふふ……ニトクリスの鏡を見たいのですね?」

「屍(しかばね)の鏡、暗黒(あんこく)の鏡。扉となりて、恐怖を此処へ――『冥鏡宝典(アンプゥ・ネブ・タ・ジェセル)』!!」


現実に在るものを映し出すことはない鏡。通常の鏡としては全く機能しない。

映し出すのはおぞましくも恐ろしい暗黒の異形のみであり、ニトクリス本人は「冥界、あるいは暗黒の異界の姿を映し出す鏡」と語るが……果たして、その光景は何なのか?


真に暗黒深淵の異界が広がっているのか?古代エジプトの神々が作り出した魔の牢獄なのか?それとも、彼女の内側に滾るモノが魔力に寄って形成されているのか……?

……真相は未だに不明である。


詳細は該当記事を参照。


ゲーム上での性能編集

実装時点で☆4キャスター最大のATK値を誇る攻撃型。フォウくんカードで最大補正を受けるとATKが10,000を超える。HPも11,000は超えてくれるので、そこそこの場持ちはしてくれる。《Quick:1/Arts:3/Buster:1》のキャスターらしいカードバランスで、基本どの攻撃も多段ヒットする上に「陣地作成(A)」のおかげでNP効率も上々。


スキル構成は

  1. 自身のHPを回復+即死効果の成功率を3ターン上げる「エジプト魔術(A)」
  2. 自身のNPを60~120%チャージする「高速真言(B)」
  3. 自身に3ターンのガッツ(HP0から一度だけ復活)付与+弱体状態解除の「天空神の加護(A)」

と自己強化に特化している。HP回復とガッツ持ちなので、見かけ以上に粘ってくれる。「エジプト魔術(A)」は強化クエストのクリアで「冥府神の御業(A+)」となり、【HP回復が味方全体化+自身のArtsカード性能を3ターン上げる】が追加される。全体化した事で最上位レベルのヒーラーとなり、Arts性能の強化の倍率は並み程度だが、火力向上とNP効率の上昇を兼ねるので使い勝手が良い。


宝具はArtsで、効果は【敵全体に確率で即死〈オーバーチャージで確率アップ〉&強力な攻撃】。幕間の物語をクリアすると威力が強化され、さらに【3ターンの間クリティカル発生率ダウン】の効果が追加される。「エジプト魔術」→「冥府神の御業」を併用することで即死成功率が向上し、即死耐性さえブチ抜けば、大抵のザコは勿論、どんな高いHPや無敵状態、ガチガチの防御バフで固めた敵も一発で冥界に引きずり込んで葬り去ってしまう。全体攻撃宝具でもあるので、即死を外してもそれなりのダメージも入る上に、クリティカルを得意とするアサシンへの対策にもなる。


相性の良いアサシンクラスのエネミーであるゴースト系に使うと、幽霊が幽霊を襲っているようにも見えて些かシュールだが、冥府神の力を借りた宝具なのでむしろ連中には悪夢の光景である。


序・中盤に雑魚、最後に高レベルボスが控えているような複数クラス混成クエストでは、NPチャージ礼装とLv8の「高速真言(B)」があれば、相性次第で宝具開幕ブッパによる雑魚一掃×2を単騎でこなし、スタートメンバー2騎分の対ボス主砲枠・回復要員枠を温存できる甲斐甲斐しさを発揮する。


弱点は即死に特化し過ぎた性能そのもの。ザコ敵こそ一網打尽にできるが、サーヴァント等の高い即死耐性を持つ敵にはどうしても宝具が火力不足になりがち。また、即死判定になった敵にはNPのリチャージが発生しないため、Arts系多段ヒットの全体宝具でありながら、サモさん姉なる者のような高いNP回収率が発揮出来ないというジレンマを抱えている。


用法としてはやはりザコ散らしが本領。

特に種火周回や修練場、道中のザコ対策など、短期決戦や回転数が欲しい場面で活躍してくれる。

長期戦でも『ネロ祭』のハサン集団やスパルタ軍団のような団体が相手だと効果的で、スキルによる場持ちの良さも有効に働く。


関連人物編集

オジマンディアス

自身と同格の筈のファラオだが、その威光と大器から尊崇の念を持って接している。

ちなみに、元ネタに従えば(もしもニトクリスが実在したらの話だが)、オジマンディアスはニトクリスより900年ぐらい後の時代の人物である。つまりニトクリスの方が本来は遥かに先輩。

実際彼の中ではオカン的存在と認識されており、言わば「如才の無さすぎる息子と、距離感を掴みかねているあわてんぼママ」の様相。大江山の親分子分コンビのような力関係にあるが、一方で世話焼きママンゴールデンな自慢の息子と言う意味では、あの2人の諸々のベクトルを真逆にしたような仲とも言える。見方を変えればラーの化身であるオジマンディアスがホルスの化身であるニトクリスの父親という事になる奇妙な関係(ヘリオポリスではホルスの父がラーとなっている)。


イスカンダルクレオパトラ

どちらも後輩にあたるファラオだが、イスカンダルに対しては王の器で足元にも及ばず最後までファラオの役目を果たしたクレオパトラにもファラオとして劣っていると感じ委縮してしまっていた。幕間の物語ではそんな態度を見かねた歴代ファラオに(半ば強引に)戦闘を行わさせられ、勝利した事とそれぞれの言葉で鼓舞されたことによりファラオとしての自信を取り戻せた。


藤丸立香

契約したマスター。「同盟者」と呼ぶ。

先達者として世話を焼いており、闇に囚われないように背中を押し続けると宣言している。


ギルガメッシュダレイオス三世

同名の別人である「アッシリアのニトクリス女王」と勘違いしている節があり、そのような目を向けられていることに困惑している。特にギルガメッシュに対しては、尊敬するファラオ・オジマンディアスに馴れ馴れしくタメ口で話す姿に肝を冷やしまくっている。


ロビンフッド

2016年ハロウィンイベント『ハロウィン・カムバック!』にて共演。話の分かる相手として認め、相互不可侵の取り決めをしていたが、パーティーメンバーに魔術師が欲しいエリちゃん一行を見かねた彼が、仕方なく案内してくることに。


ブレイブエリザ茨木童子

同上イベントにてついに共演属性過多チョロインポンコツントリオを結成。

特にエリちゃんとは互いに同属嫌悪とシンパシーが振り切っている。

彼女の歌声も冥界の女王的に「地獄の亡者の呻き声っぽくてアリ」らしい。


シェヘラザード

悪しき王を恐れる彼女にはひたむきに良き王であろうとするニトクリスの姿は好ましく映るようで、2017年夏水着イベント『デッドヒート・サマーレース!』にて水着の霊基でチームを組んだのをきっかけに、元の霊基に戻った後もお茶に誘ったり共に温泉に浸かったり、彼女の自室で物語を読み聞かせてもらったりと良好な関係を築いている。


静謐のハサン

輝け!グレイルライブ!!』にて、アイドルユニット「夢去りぬ乙女」として共演する。

毒の体ゆえに触れられない事から一度は解散を持ち掛けられたが、オジマンディアスからのアドバイスを受けて、魔術による防毒処理とハイタッチで済ませるという案で乗り切った。


余談編集

ブラダマンテ役の森永千才氏は『バビロニア』アニメ放送記念キャンペーン 第2弾の☆4サーヴァントの中から一騎プレゼントでニトクリスを選んだことをツイートした


関連イラスト編集

センシティブな作品センシティブな作品

センシティブな作品センシティブな作品


関連タグ編集

Fate/GrandOrder サーヴァント キャスター(Fate)

女王 ファラオ ドジっ子 魔女 ツンデレ オカン


フォーリナー(Fate):宝具の不明瞭さやクトゥルフ神話との関係から、しばしば適性があるのではないかという疑惑を持たれている。また、史実においてはニトクリス自体も存在したか怪しい女王なのでますます疑惑に拍車を掛けている。


ガルドス・ランダル:同じく、〇〇せい!ネタ(こちらの場合は「来ませい!」など)で有名。演じているのは某優雅な火炎伯爵である。

関連記事

親記事

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 51489138

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました