概要
誰の目から見ても可愛い艦娘。だが、愛に溢れる提督は一部の艦娘に新たな一面を与えてしまった。
ただし、これらは公式設定を除けば二次創作が由来のネタが主流である為、安易に笑いの種として話題の場に出す事はそれぞれの艦娘のファンに不快感を与え、最悪論争の火種ともなりかねないので注意が必要である。
被害者となった艦娘
榛名
楚々とした雰囲気はまさに大和撫子といった容姿であり、常に謙虚で優しい言葉遣いな彼女。だが、その裏表のない言葉が一部の提督にはまるでヤンデレの様に映り、歪んだ愛情を持つ娘として扱われる事もある。
またはその裏にドス黒い本性を隠し持っている、といった作品もしばしば・・・
赤城
ご存じ大食い空母。任務の成功報酬として入手可能だった故に知名度が高く、殆どの提督が序盤で所持する事になるであろうと思われる。正規空母の特性をよく理解せず彼女を運用したが為にボーキサイトの消費がマッハになってしまった提督が殆どで、いつの間にやら知らない内にファンの間ではこのような扱いになってしまった。資材の消費が激しいのは何も赤城のみに限った事ではないのだが、2013年の秋頃にはもうすっかり公式設定として組み込まれてしまったようで、ゲーム内で入手可能な掛け軸にはつまみ食いに注意するよう書かれていたり、雛人形では堂々と菱餅を食べていたりする。
他にも、公式四コマではボーキサイトの女王を名乗ったり、ねんどろいどではボーキ山盛りの高速修復材を持っていたりと、ゲーム中では常に凛とした佇まいの彼女のイメージが霞んでしまいかねない程である。
...どうしてこうなった
龍驤
殆どの空母娘は立派な胸部装甲を持っているのだが、彼女と瑞鳳、そして大鳳に関しては殆ど無い。だが、大鳳は実装時期の関係で、そして瑞鳳は入手率の関係で専ら龍驤ばかりがネタになっている。
赤城、那珂と並んで艦これ三大ネタ艦娘であり、二次創作では自らのまな板っぷりにコンプレックスを持ち、豊満な胸部装甲を持った艦娘を目の敵にするような描写が散見される。
絵師のくーろくろ氏によれば、わざとフルフラットにしたという。
しまいには龍襄まな板を作った提督まで現れる始末。
妙高
足柄
レア度もコモンな重巡洋艦娘。しかし、史実でイギリス軍に飢えた狼と評されたエピソードが知られると偉大な提督はこのような妄想をした。
飢えている→男に飢えている→OLっぽい→独身ババアじゃないのか・・・
どこからどう見ても風評被害である。
筑摩
だが、彼女の立ち絵には深さがあった。それは顔であった。
彼女の右手は顎に置かれている。それがまるでお面を手に当てているように見えてしまったのだ。
何時しかともなく顔のみをトリミングしているコラが定着してしまった。
那珂
「艦隊のアイドル」を自称し、その運用にあたって台詞の随所に芸能活動のような言動が見て取れる。
図鑑の番号が48だったり、図鑑に唯一サンタコスが追加されたり…と運営イチオシのアイドルキャラとなっている。
一方で、そのうざ可愛さとドロップ率の高さから、解体ネタで弄られる筆頭格になってしまった。
念のため言っておくが、艦娘重複や軍縮条約任務を始めとした各々提督の艦隊運用の過程で、何も彼女ばかりが解体されるわけではないのだが…これが有名税というモノなのか!
長らくネタキャラとして定着してしまった感のある彼女だが、ニコニコ動画から端を発したキャラソング「恋の2-4-11」がカラオケで配信されるようになり、それを記念としてまさかの那珂改二が実装されるに至った。
公式ネタの艦娘
扶桑型(扶桑・山城)
儚げな雰囲気と艦娘随一の巨大な艤装という極端な特徴を持つ姉妹だが、公式・二次問わず、その巨大で特徴的な艤装と自らの不幸を嘆く自虐っぷりが度々ネタにされる。
史実の扶桑型戦艦からして、日本版英国面を体現しているとも言えるだけにどうしようもない。
川内
夜戦バカの通り名で通用してしまうほどの夜戦好き。台詞を聞いてみても、何かにつけて夜戦夜戦と催促し、他の艦娘も夜戦バカの代名詞でそれとなく彼女を引き合いにする台詞を吐いている。
あまりの夜戦マニアっぷりが高じて、変態淑女扱いされる事例まである。
武勲ネタの艦娘
文字通り、史実での活躍からネタになった艦。
艦これではどういうわけか、武勲・幸運エピソードの持ち主は、知的か温厚な性格の持ち主である傾向がある…
夕立
無邪気で提督によく懐く子犬のような艦娘。
しかし史実では、第三次ソロモン海戦において混乱の最中、単艦で敵艦隊に突撃。大立ち回りを繰り広げ、付いた二つ名はソロモンの悪夢。
あえて言おう、駆逐艦である。駆逐艦である。 さあ、ステキなパーティーしましょ!
(本来の“駆逐”艦とは、高速で肉薄し魚雷を撃ってくる小型艇“水雷艇”を駆逐する艦の事である。
更には水雷艇の役割まで兼ねるようになり、その立場からも駆逐してしまったが)
その武功は、後述の霧島と並んで、血の気の多い艦娘ネタの双璧となっている。
この活躍は夕立改二にも取り入れられ、お嬢様然とした風貌から一転、見た目も能力も狂犬じみた攻撃的なものへと変貌を遂げている。
霧島
第三次ソロモン海戦において、艦齢30年を数える老朽艦でありながら、新型戦艦サウスダコタを至近距離から砲撃している。
(念のため言っておくと、サウスダコタはこの時電気系統の故障により戦闘不能だったようであるが)
直後、レーダー照射による集中砲火を受けて大破自沈するも、その敢闘精神から、知的メガネキャラの皮をかぶったヤのつく自由業扱いされる事も度々ある。
改二になると、サウスダコタを意識したようなセリフも散見される。
それ以上にマイクを意識しすぎです霧島さん。
番外編
1皿200円のネタにされた艦娘。