プラックスは、ポケットモンスター金銀に登場する予定だった没ポケモン。カイロスの進化系。
ここでは、後にプラックスのスロットに置き換えられたフォレトスの原型についても解説する。
概要
ポケットモンスター金銀に登場する予定だった没ポケモン。カイロスの進化系。ハサミの間にもう一本の巨大なツノがあり、顔の部分は仮面のようなデザインになっている。
基礎データ
進化
カイロス → プラックス(Lv.42)
図鑑説明
あいてを はさんで ひっくりかえす。
ながく のびた ツノには
こうてつの せいぶんが ふくまれる。
備考
『ポケットモンスター赤・緑』(第1世代)から登場している虫ポケモンでは、ストライクの進化系であるハッサム(開発中はシザースという名前だった)と共に、開発の段階ではカイロスの進化系として設定されていたが、開発中に没になってしまい、製品版で表に出ることはなかった。
図鑑説明では、「長く伸びた角には鋼鉄の成分が含まれる」とあるため、ハッサムと同じような進化が計画されていたのかもしれない。
ポケモンXYからカイロスのメガシンカポケモンとしてメガカイロスが登場しているが、厳密な進化系ではない。
非公式だが英語表記は「Plux」。
ヘラクロスとの関係
そのデザインから、同じポケモン金銀から登場するヘラクロスの元になったのではないかという説もあるが、両ポケモンのデータが共存するバージョンのロムも存在している。
プロトタイプのフォレトス
開発中のロムである「Nintendoスペースワールド'99 ベータ版」では、プラックスという名前で、鋭い目とそれ以外の箇所が松ぼっくりのような殻に覆われたデザインの、後のフォレトスのようなポケモンが登場している。かつてフォレストの原型と思われるポケモンは「イガルー」という名前でもデータ上に存在しているため、イガルーのスロットがプラックスに置き直され、最終的にクヌギダマとフォレトスという進化形態になったと考えられる。
このプロトタイプのフォレトスは、海外ではカイロスの進化系である「Plux」と区別され「Forreplux」と称されることがある。
きのかわを かさねあわせて
がんじょうな カラを つくったが
おもくて ほとんど うごけない。
関連タグ
没になった主な進化系ポケモン