概要
CV:福山潤
一人称は「私」(妖怪ウォッチ4ではエンマに対して「オレ」と言う時もある。)
エンマ大王を陥れて妖魔界の王になった妖怪。鬼まろの力を利用し、人間界の支配も企んでいる(コロコロコミック2017年10月号より)
「映画妖怪ウォッチシャドウサイド鬼王の復活」に登場する妖怪で、蛇の力を操る青年の姿をしている。
妖魔界でも五本の指に入る名家、イザナ族の跡取りで、現エンマ大王とは幼少期の頃からのライバル関係。妖怪と人間の血をひく半妖で、本人はそれがコンプレックスになっていた。
側近として、昔から彼に使えている「爺や」ことウーラ(cv:緒方賢一)や、フウくんこと風神、ライちゃんこと雷神などがいる。
この3人は公式スピンオフ「エンマの休日」で普通に顔を合わせており、どちらかしかいない世界があるとかそういうわけではなさそうである。
蛇王剣
カイラが携えている蛇王の力を宿した魔剣。邪悪な妖気を帯び、すべてを一刀両断すると言われている。
エンマ一族の所持する「エンマブレード」と対なる存在らしく、二つの力が合わさった時何かが起こるらしい。
映画妖怪ウォッチシャドウサイド鬼王の復活
TVアニメより30年後の未来にて、エンマ大王を政治的謀略によって陥れ、妖魔界の新たな王になる事に成功したが、大臣や民には全く認められずに無視される状態に陥っていた。
その為、同時期に彗星とともに現れた悪鬼「鬼王・羅仙」と、それに対抗する力を持った「フドウ雷鳴剣」の両方を我がものとして自らの存在を認めさせようと企むが、結局はエンマに敗北する。
その際実力を認められたことで和解。以後エンマ(とぬらりひょん)の協力者となり、最終的にエンマに王位を追認され妖魔界の統治を開始した。
ちなみにこの際、ぬらりひょんの持っていた妖魔界評議会議長の座は側近に受け渡されたらしい。
妖怪ウォッチシャドウサイド
第12話で登場。
酒呑ハルヤの策略で妖聖剣・フドウ雷鳴剣を奪われ、簀巻きにされて川に投げ捨てられた月浪トウマを救った。
また、想定外の登場だったためTwitter(X)のHOTワードにカイラの名が上がるほどの大騒ぎになった。
引き続き第13話ではトウマにフドウ雷鳴剣を奪われたことを伝え妖怪探偵団に酒呑童子とスザク蒼天斬とその場所を教えた。
第33話では3度目の登場で妖怪探偵団に空亡と空亡ウイルスの存在を教えた。
終盤に空亡ウイルスにかかり「真魔カイラ」となってしまい、ナツメたちを襲うが、駆け付けたエンマにより助けられ、その後は妖魔界を防衛していたらしい。
妖怪ウォッチバスターズ2
パッケージ版の購入特典で、エンマ&カイラの妖怪トレジャーメダルが付いてくる。
ソードverとマグナムverの2バージョンがあり、QRコードを読み込むことでゲーム中にエンマ&カイラと戦って仲間にできるチャンスが生まれる。
さらに両方のQRコードを読み込むと……。
妖怪ウォッチ4
映画「鬼王の復活」のその後の姿として登場。かつての我儘な性格とは打って変わって、民の声に耳を傾ける名君となっており、妖怪達の評判はすこぶる良い。フウくん(風神)ライちゃん(雷神)という側近がいる。
エンマ大王の一族であるミカド族のライバルであるイザナ族出身という設定が追加された。
ミカド族でない事や、エンマから大王の座を譲られただけで妖怪たちから認められて王に選ばれたわけではない事を気にしており、そのせいもあってか閻魔大王を名乗らずカイラ大王と呼ばれている。
ストーリーモードクリア後は、かつて閻魔大王を選ぶために開かれていた閻魔武闘会の話を聞いて、自身が本当に大王にふさわしいか証明するためにカイラ武闘会を開催し、決勝戦では隠しボスとして妖怪探偵団の前に立ちふさがる。
また、上記のフウくんとライちゃんがシャドウサイドに変身できなくなった際に双剣山で七色の羽を探す試練としてフウ・ライの試練を与えるも、心配だからと探偵団に後を付いて行ってもらうよう頼んだり(さすがに自分が行ったら試練にならないと自覚はしている)、変身できなくなった理由が大食いの2体が食糧庫の食糧を食べ尽くしてしまい空腹が原因だったと分かった際には試練の褒美として食糧庫を満帆にするなどフウくんとライちゃんに対してかなり甘い一面がある。
余談
妖怪ウォッチ4++にて、団々坂の正天寺の裏にある墓に深夜の1時~2時頃に行くと、ある墓の前に蛇王カイラが佇んでいる。彼曰く、「ここにはある者が眠っているのだ。私にとって大事な者がな」とのこと。「ある者」とは誰のことなのか、カイラが明言しなかったため真相は定かではない。ファンの間では、亡くなった(と思われる)彼の両親ではないかという説が囁かれている。
さらなる未来を描いた作品であるとされる妖怪学園Yシリーズには未登場。
この一連の事件で妖魔界が一度滅んでしまったが、彼は一体どこで何をしていたのだろうか。
中の人は同作で霧隠ラントを演じている。
マンガ5の「エンマの休日」では、特別版として「カイラの平日」が連載されることがある。
妖怪ウォッチぷにぷに以降様々なかかわりのあるホロライブの戌神ころねは彼の大ファンであり、公式もそれを狙ってかぷにぷにでのころね登場ステージの近くにカイラがいたり、ころねの公式配信において公式が用意した妖怪ぷにの中にしれっとカイラが混ざっていたりする。
関連イラスト
関連タグ
妖怪ウォッチ 妖怪ウォッチ4 映画妖怪ウォッチ 妖怪ウォッチシャドウサイド シャドウサイド鬼王の復活
王族(妖怪ウォッチ) エンマ大王(妖怪ウォッチ) ぬらりひょん(妖怪ウォッチ)
フウくん ライちゃん(妖怪ウォッチ) フクロウ(妖怪ウォッチ)
蛇炎(妖怪ウォッチ):未来における彼の血を継ぐ者。
坂田銀時・・・服装がどことなく似ている。
犬夜叉・・・同じ半妖つながりのキャラクター。
高丘映士・・・スーパー戦隊第30作品に登場する同じ人間と異種の混血児の人物。
ジェラミー・ブラシエリ・・・5年後の戦隊に登場する怪人とのハーフの戦士。ただし彼とは違い語り部の人物である。
安斎結貴・・・吸血鬼漫画の主人公であり、彼同様にハーフにあたる青年。
クールな性格なのも共通。