銀河怪物カイジュルギン

ぎんがかいぶつかいじゅるぎん

『地球戦隊ファイブマン』に登場する敵怪人。

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目次 [非表示]

1 概要

2 活躍

3 余談

4 関連タグ

CV：西尾徳

登場話：第23話｢５(ファイブ)くん人形」

概要

銀帝軍ゾーン配下の宇宙人であり、あらゆる物と同化する能力を持ったノッペリ星人が、文矢達が5くん人形やガロアどん人形と共に作った「怪獣どん人形」の魂を吸って誕生した「銀河怪物」。

2足歩行する緑色の怪獣そのものと言っていい姿をしており、上記の出自から言うまでもなく銀河闘士ではない。

怪獣らしく口から炎や煙を吐いたり、尻尾で攻撃するという戦法を取り、劇中ではドンゴロスが奪った5くん人形で「悪魔のゾーン劇場」なる人形劇を開催する作戦に従事した。無論、この人形劇は只奪っただけの人形で行うものではなく、「人形が受けたダメージがそっくりそのままファイブマンにフィードバックされる」ようにプログラミングされたものである。

活躍

夏休み子供劇場でファイブマンの人形劇を子供達が上演しているのを見て、ゾーンの面子は自分達への侮辱と業腹になっていた。するとドンゴロスが現れてその場をなだめ、ノッペリ星人を連れて現場に向かう。

文矢がファイブブラックが主役の人形劇を子供達のために上演する場面に現れると、ノッペリ星人は怪獣どんを呼び寄せ、銀河怪物カイジュルギンへと擬態する。口から吐くガスを文矢に浴びせ、その隙にドンゴロスは5くん人形やガロアどんを強奪して逃走。

合流した5人がスクラップ置き場へやって来た所でドンゴロスがゾーン劇場を上演すると、ギンガマンが5くん人形を攻撃する度にファイブマンにダメージが向かう。特にブラックを集中的に攻撃して痛めつけた。それだけでは飽き足らず、続いてブラックの人形をいじり回す。人形がいじられることで、ファイブスーツを着た文也は身体中をいじられた。先程までの打撃による苦痛から一転、身体中の敏感なところをいじられたブラックは、その場で悶絶しながらのたうち回ることになる。それを敵幹部達がモニター越しにみて爆笑するなど、ブラックを屈辱的な責めで心身共に苦しめることに成功する。

そうしてカイジュルギンは口からの炎で攻撃し、5人を崖から追い落としてしまう。

その後もガロアどんや怪獣どんを使って5くん人形を痛めつけ、5人を苦しめるドンゴロス達だったが、起死回生の策を思つ付いたブラックは突然変身を解除する。すると、ブラックの人形をいくら攻撃しても文矢にダメージが行かなくなった。そう、「5くん人形に攻撃してダメージを負うのはあくまでファイブマンという存在だけ」であり、変身者がファイブマンでなくなれば一般人と変わらず、ダメージは無効となる。これが今回のドンゴロスの作戦の致命的な抜け穴になってしまった。

文矢からそのことを指摘されてドンゴロスが感心している隙に、学達4人はギンガマンから人形を奪還。「今度は俺達の人形劇を見せてやるぜ！」と言って健達が5くん人形で怪獣どんを攻撃すると、ダメージはカイジュルギンにフィードバックされる。

更に文矢がカイジュルギンに直接パンチを喰らわせ、ドンゴロスを蹴り飛ばすと、続いてレミ達も5くん人形でガロアどんを攻撃したために、バルガイヤー内にいたガロアは激痛でのたうち回った。

改めて変身したブラックがギンガマンを撃退すると、襲い掛かるカイジュルギンもVソードで返り討ちにし、更にファイブキックで吹っ飛ばす。駆けつけた4人との兄弟仲の良さを見せつけられ、ドンゴロスはカイジュルギンに八つ当たりする始末であった。

その後、残る4人も変身したところでカイジュルギンは5人と交戦。火炎放射を放つもよけられ、ピンクとイエローにそれぞれの個人武器で攻撃される。そしてレッドにVソードで斬り付けられ、ブルーから投げ飛ばされると、今度はブラックのスピンカッター、パワーカッター、カッターディスクでダメージを負う。

そうして怯んだところにアースカノンを撃ち込まれて敗北する。

直後にドンゴロスが呼び寄せたゴルリン19号に吸収されて巨大化すると、カイジュルギンはスターファイブと交戦。スターガンでの攻撃を跳ね返し、逆に口からのガスと尻尾攻撃で反撃する。だが、レッドがファイブロボを発進させ、2機がスーパーファイブロボへと合体した事で形勢は逆転。強力なパンチに怯んだところに尻尾をつかまれてのジャイアントスイングを受け、ジェットナックルの追撃に怯んだ所へ最期はスーパーベクトルパンチを止めに喰らって爆散した。