キュアソード
きゅあそーど
勇気の刃!キュアソード!!
CV:宮本佳那子
『ドキドキ!プリキュア』に登場するプリキュアの1人。変身者は剣崎真琴。パートナー妖精はダビィ。
イメージカラーは紫色。(→紫キュア)
シリーズ通算3人目の紫キュアだが、ミルキィローズは厳密にはプリキュアではなく、キュアムーンライトは元々銀色をイメージカラーとしていたため、純粋な紫キュアはキュアソードが初と言える。
プリキュアオールスターズでは通算32人目のプリキュアとなる。
決め台詞は「このキュアソードが愛の剣であなたの野望を断ち切ってみせる!」
名乗りでは背中を見せるという珍しいポーズをとっており、凛とした表情も相まってクールな印象を際立たせる。
トランプのスートのスペードに当たる戦士であり、名のソード(=剣)はスペードのモデルとなった物である。
ジコチューに侵略されて、トランプ王国からマリー・アンジュ王女と共に地球へ逃げてきたプリキュアである。
マーモの台詞によれば、「プリキュア最後の一人」。
亜久里の弁から、トランプ王国にはソード以外にもプリキュアが存在していたが、ジコチューの侵攻によりソード一人を残して全滅してしまったとされる。
すなわち、第1話のサブタイトルにある「残された最後のプリキュア」とは正にキュアソードの事である。
先輩のプリキュアについては後述。
トランプ王国では有名な歌姫であり、マリー・アンジュ王女からも寵愛されていたが、キングジコチューが侵攻してきた際、逃走中に王女とはぐれてしまう。地球に辿り着いてからは、歌っていれば、どこかにいる王女に届くかもしれないと思い、アイドルになって歌い続けていた。
クローバータワーで暴れるジコチューと戦って浄化するが、相田マナをかばってもう1匹のジコチューに捕えられてしまう。キュアハートに変身したマナによって窮地は脱したものの、「友達になろう」と握手を求めてきた彼女を拒絶して去った。この頃はプリキュア仲間や祖国の人々を失った過去の心の傷はまだ癒えていない状態だった。
しかし、仲間になってほしいと真摯に呼びかけるマナ達との交流を経て徐々に心を開いて行き、第6話で遂に正体を明かして仲間となった。
真琴が変身者であると前述したが、そもそもキュアソードと剣崎真琴のどちらが本来の姿であるかも明かされていない。ちなみに幼少期の真琴の姿は髪型は現在の真琴に近いが、髪の色と瞳の色はキュアソードの物であった。
初期ラフではロングヘアーだった。また、柔和な笑顔を浮かべており、現在よりもお姉さんのような印象を受ける。
投擲が得意という珍しい戦闘スタイルのプリキュアで、敵をけん制しながら素早く飛び回り、間隙をつけるタイミングで光の剣を無数に投射するという、あたかもクナイ投げのくノ一のような戦い方をする。
もちろん接近戦もできないわけではなく、指先に光の力を込め、素早い手刀で敵を切り裂く。
これはこれで格好良いのだが、せっかく「ソード」なのだから剣戟を見てみたいという要望もある→プリキュア一剣の似合うプリキュア
「閃け!ホーリーソード!」の掛け声とともに無数の光の剣を飛ばし、ジコチューを浄化する。
プリキュアスパークルソード
第11話より登場。ラブハートアロー(ソードアロー)を用いた単独必殺技。
ホーリーソードの射程と攻撃範囲を拡大したもの。
詳細はラブハートアローの項目を参照。
アルティマソード
『映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス』でのみ登場。ラブハートアローを用いた特殊技。
発動手順はスパークルソードと同様だが、攻撃自体はホーリーソードと同じく右の手刀から放たれる。手から自分の身長の数倍の長さの光剣が発生、投擲はせず、エネルギーを帯びた手で直接対象を切り裂く。
第48話でも登場。このときはその長大な光剣を槍のように投射して敵を貫いた。
ソードハリケーン
第35話より登場。マジカルラブリーパッドを使用した単独必殺技。
無数の光剣を竜巻に載せて敵にぶつける。
詳細はマジカルラブリーパッドの項目を参照。
この物語に出てくるプリキュアたちの中では、彼女は最初にプリキュアになった者ではあるが、主人公(相田マナ)の仲間となったのは第6話と遅め。そのために公式サイトでも紹介の順番が「4人目」になっている。
イメージカラーが紫・別の世界出身の人間・クールで内向的な性格・高い戦闘力などの点では、ミルキィローズ、キュアパッション、キュアムーンライト、キュアミューズのような追加戦士の系譜に近い。
それも当然で、元々は「半年くらいしてから仲間に入る追加戦士」として考えられていたキャラクターだからである。(『ドキドキ!プリキュア オフィシャルコンプリートブック』P.86)
実際の放映では加入スケジュ-ルが大幅に繰り上がって6話での仲間入りとなったが、これは「3月公開の映画『プリキュアオールスターズNewStage2』にキュアソードを参戦させるために、それまでに主人公チームの仲間になるようにしてくれ」という要請が上の方から現場におりてきたためである。
結果的に、キュアソードは紫キュア初の初期メンバーかつ初期メンバー初の異世界出身となった。
第1話冒頭では3匹のジコチューを一蹴し、予想通りの強さを見せ付けた彼女であったが、その直後の「何も守れなかった……何も……」と涙を流す姿や、早くも触手プレイや苦悶する悲鳴を披露したことによって、大きいお友達のハートを鷲掴みにした。
ただ、他の三人よりもプリキュア歴が長く戦闘経験も積んでいる事はやはり伊達ではなく、最終決戦ではそれぞれの決意した役目を果たして力尽きていった仲間達と違い、キングジコチューの力で強化されたジコチューの群れを殲滅した上で、キュアハートの危機に駆け付け敵の最後の悪あがきから救うという活躍を見せた。
先述の通り、人数は不明だがキュアソードと共に王国を守護する戦士たちがいたことが明かされている。
『ドキドキ!プリキュア オフィシャルコンプリートブック』のインタビューページでは、シリーズ構成の山口亮太氏が彼女たちについて少し触れている。
それによると、ジコチューによるトランプ王国攻略の際に幹部のルスト・ゴーマと戦い刺し違えたという。
また、キュアソードに任命されたのは王国崩壊から1ヶ月ほど前のスパンだったため、新米の彼女は先輩たちとの面識がほとんどなかったらしい。
当初の構想ではキュアソードは3クール目に入るくらいまではキュアハートたちとはチームメイトにならない第三勢力として扱う予定であり、キュアソードがハートたちに頼らず自暴自棄に孤独に戦い続ける理由として、国を守るために立派に散っていった先輩たちの意志を継ごうと空回りしている……という形でソードのキャラを掘り下げていくつもりだった様子。
しかし路線変更でソードが第6話で仲間入りしたため、先輩プリキュアたちが本編で言及されることはなくなってしまった。「ハートたちと心を通じあわせたあとで先輩たちの敗北の話を蒸し返しても暗くなるだけ」というのが大きな理由だということ。
その後、山口氏はTwitterにて
・ジコチューは不死身なので、ジャネジーが高まれば(ゴマルスも含め)人間の姿で復活する
・プロトジコチューが倒された時点で、リヴァグラが滅ぼした世界や先輩のプリキュアも復活した
と話している(要約)。→つぶやき
加えて、「刺し違える」という言い方では誤解を招くため「プリキュアのパワーで封印した」と改めて述べている。→note
その後、小説版で先輩のプリキュア達が登場。キュアデュース、キュアケイト、キュアサイスという名前も判明した。プロトジコチューが倒された事で復活こそできたものの、戦闘能力は失われている(コスチュームの色が翳っているらしい)。そのため、プリキュアとしては実質的に引退し、新たにプリキュアに選ばれたキュアハート達に後を託す事になった。
エンディングダンスでは最前列&センターでラブリーインカムをつけ、プリキュア達を先導して歌うという姿(後期エンディング「ラブリンク」ではキュアハートもラブリーインカムをつけている)。
クール美少女でありながら、エンディングではトップアイドルらしく満面の笑顔で大ステージで踊っている。
そうしたこともあり、従来の紫キュア・追加戦士とは一味違う姿が今後も見られそうである。
プリキュアに変身した後の姿しか描かれていないイラストに対して、変身前の姿である『剣崎真琴』や『まこぴー』等のタグを付ける行為は、変身前の姿のイラストだけを見たい人にとっては検索妨害になってしまうので、そのような行為は避けるべきである。
また、変身前の姿しか描かれていないイラストに対して、変身後の姿である『キュアソード』のタグを付ける行為に関しても同様に避けるべきである。
中にはもちろん、変身前後の姿の両方のタグが付けられている事を気にしない人もいるだろうが、検索の際に気になるという人もいるため、そのような人への配慮としてタグの使い分けをしっかりと行う事が推奨される。
コメント
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即興で書き上げた短編。頭ん中に浮かんじゃったんだもん、書きたくなるよね。状況的には結構でっち上げたものとかぼやかしたものが多いですが、まぁネタとしておおらかな心で読んでいただければ助かります。 因みに自分はケンジャキ君の掛け声が大好きですので、活字でも出来るだけ再現していきます。不快に思われる方が居られましたら、読まれるのはお止めになられた方がよろしいかと。 ※追記 ドキプリ放映開始から結構時間が経ちましたから、ブレイドとのクロスネタも多いものです。そちらへ行かれた方が目の得やも知れません。4,029文字pixiv小説作品