リョウマ(ギンガマン)
りょうま
「何かを守るために、戦うことを教えてくれたのは兄さんだ。貴方を殺して助け出しても兄さんは喜ばない!俺達は星を守るために戦っているんだ!」
兄を尊敬しており、自らがギンガレッドに選ばれなかった時も文句一つ言うことなく、素直に喜んだ。しかし、初代ギンガマンが封印した宇宙海賊バルバンが復活。
その戦いの中で、ゼイハブが起こした穴に嵌ったヒュウガはリョウマに星獣剣を託し、地割れに落ちていった。
リョウマは兄の仇を討つため、ギンガレッドとして戦い抜くことを星獣剣に誓った。
心優しく仲間思いな性格で、自らを慕う少年・青山勇太に「本当の勇気」を教えたり(第十七章)、氷度笠に仲間達を戦闘不能にされた時は最後まで諦めずに戦い抜いた(第二十章)。
後にヒュウガが生きていたことを知り、第二十六章で無事に再会した。
その際にはギンガレッドの座を兄に返還しようとしたが、「ギンガレッドとして戦わせて欲しい」との意志をヒュウガに示したことで認められ、その後も強敵との戦いで結束を深め、メンバーの信頼を得て、本当のギンガレッドへと成長した。
絵は下手である(第四十三章)。一方で笛の演奏は相当上手く(代々笛の名手とされる)風の戦士並みの腕前で、シェリンダをおびき寄せるための影武者を務めたことがある。
リョウマが得意とするアース技。
手のひらから火炎を放つ。
物語開始時点では兄のヒュウガのそれに比べると威力が圧倒的に弱く、その点が自身がギンガレッドに選ばれなかった最大の理由でもある。
しかしヒュウガが、地割れに落ちていった時はバルバンに対する怒りからの雄たけびでアースの力が覚醒し、ヒュウガと同等の威力へとパワーアップした。
『VSメガレンジャー』
ヒズミナにギンガブレスを奪われ、自らもグレゴリによって重傷を負わされる。
健太/メガレッドとは終始対立することはなく、戦い終えた後はギンガの森で競走をした。
千里/メガイエローの在籍する大学へ赴く際、健太の要望で普段着ている民族衣装を彼に貸し出し、自身は他の4人と共に一般人の服を着用していた。
『VSゴーゴーファイブ』
不死身の肉体を持つ闇の亡者を追い払うにはアースしかないため、最初はゴーゴーファイブを信用していなかったが、「レスキューは戦いのプロに任せておけない」というマトイの言葉に正義感を感じ取り、彼らを認めるようになる。
闇王ギルが人命を「つまらない命」と言い放った時には、マトイと共に激しい怒りを燃やした。
「まさか宇宙海賊が、35番目のスーパー戦隊になるなんてな…」
「それに、俺も信じたいと思ったんだ。仲間のために自分の身を顧みず、走り出したあいつらのことを」
第20話「迷いの森」にて、ヒュウガと共に登場。
ゴーカイジャーがかつてバルバンと同じ「宇宙海賊」であることから、大いなる力を渡すことを躊躇っていた。
バスコの手によって召喚された番外戦士との戦いで負傷したジョー・ルカ・ハカセ・アイムの4人を手当てし、歩き出そうとする4人に対して「今は無理しないほうがいい」と制止しようとしたが、「仲間のために行かなくてはならない」とマーベラスのもとへ向かう姿を見て笑顔を浮かべた。
話の最後にて、ヒュウガとともにゴーカイジャーを見送る。
尚、ジョー達4人は、リョウマがギンガレッドであることを最後まで知らなかった。
リョウマを演じた前原一輝は、2003年に俳優業を引退していたが、ヒュウガ役の小川輝晃の呼びかけに応え、1度限りで出演した。
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コメント
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2024-07-29追記:昔のpixivメッセージを眺めていたら、ある方から「同じ設定の話を書いていましたが、故意にパクったわけではなく偶然です」といただいていたことに気づきました。設定被りと理解し、こちらに明記すると返信していたのにすっかり失念していてすみません💦 というわけで、後発で似たような設定のお話があっても、それは偶然の産物です。ご了承ください。 (メッセージいただいたのが2014年11月でした……ほんとうに遅くなりましてすみませんでした……) ********** 特撮同人誌「エターナル」(2000年8月発行)より。 カクレンジャーとギンガマンのコラボレーション。 表紙はmidnightblue(http://www.colordic.org/colorsample/1036.html)です。18,001文字pixiv小説作品