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編集者:muumoon
編集内容:32話追加

CV:岡村明美

概要

幻影帝国女幹部。「高貴な貴婦人」を自称するが、首領のクイーンミラージュディープミラーには「欲深き貴婦人」と呼ばれており、高飛車で気取った口調で話す。

一人称は「わたくし」。また、オレスキーからは「ワガママ娘」と言われており、貴婦人というほどに大人でもないらしい。

その名の通り色んなものを欲しがり、それが手に入らなければ壊してしまおうとする強欲かつ自分勝手な性格である。

外見は可愛らしい美少女で、髪は水色の縦ロールリンゴのマークが入った帽子にピンクと黒を基調とした衣装を着用し、西洋風のを携帯している。

サイアークを呼び出す時の口上は「鏡に映る未来を最悪に変えちゃって~!いらっしゃ~いサイアーク!」。

彼女が作ったサイアークはマフラーが桃色で、世界への浸食能力は「周囲の建造物などをお菓子に変える」というもの。ホッシーワの作り出した侵略世界は一見メルヘンチックで、絵本のような風景になる。

しかし、それらは不幸の味がする「不幸のお菓子」であり、人間の不幸を眺めながらそのお菓子を食べるティータイムが至福の時という歪んだ趣味嗜好の持ち主。

そしてティータイムを邪魔される事が大嫌いである。

基本的に戦闘はサイアークやチョイアークに任せきりだが、20話ではナマケルダと共に戦闘に参加し、傘の先端から小さなビームの弾を連射していた。

オレスキーナマケルダが我欲を貫くタイプの悪役なのに対し、ホッシーワは他人を貶めることに終始する傾向がある。出撃するときは大抵プリキュアたちを挑発する。

同じ仲間である幻影帝国幹部たちに対してもあまり快く思っていないようで、オレスキーのことは「暑苦しい」「めんどくさ男」、ファントムは「キザッたらしい」とよく陰口を叩く。

ただ、ナマケルダに対してはそういったマイナス評価はしておらず、仲が良いというほどではないが、案外気が合うのか二人セットでオレスキーやファントムの陰口を言うこともしばしば。

本編での初出撃は第3話だが、第1話でめぐみの通学路の一部がケーキに浸食された様子が描かれているので、ナマケルダ同様に第1話以前からぴかりが丘の侵略活動を担当していた様子。

ちなみにスイーツに目がない、強欲紅一点と言う共通点は、前作マーモに似ている。

また、別人に変身して主人公たちを欺こうとする点は、「スイプリ」のセイレーンも該当する。しかしセイレーンは本物そっくりに化けれるのに対し、ホッシーワは髪型と服装が変化するだけである(後述)。

変装

第5話ではチョイアークに襲われた一般人を装ってプリキュアを罠にはめようとしたのだが、この時のストレートヘアの彼女がかわいいと一部で評判になっている。→今週の星岩さん

白雪ひめが怪しがっていたので演技は二流だった様子。とはいえ、お人好しな愛乃めぐみはすっかり騙されてしまったが。

第10話では、キュアハニーに対抗してアイドル衣装を披露。自分のことを「歌姫」と称しており、歌には自信があるらしい。またチョイアークによる親衛隊も存在するらしく、そのうちの一体が悩殺されていた。

アイドルホッシーワ

もっとも歌った歌はキュアハニーのごはんの歌替え歌であったのだが…

歌唱力そのものは高い。

第24話ではバカンス気分で海に行き、白ビキニ姿をサービスしてくれた。

水着ホッシーワ

センシティブな作品

なお、敵組織女性幹部の水着姿が披露されるのはプリキュアシリーズにおいて極めて異例である。

各話での活躍

  • 第3話

初登場。「誠司が自分を襲った」と見え透いた嘘でめぐみを騙そうとした。

もっとも直後の反応からすると、こんな見え透いた嘘で騙されるわけないとはわかっていたようで、ただ誠司を貶めることでめぐみを不快にさせたかっただけのようだ。

サイアークを倒された後、「次はあなたたちの不幸でできたお菓子をいただくわ」と余裕ある態度で撤収した。

  • 第5話

チョイアークに襲われた一般人を装ってプリキュアを罠にはめようとする。

前述したように変装としては二流だったが、「襲われている人を助けないといけない」という思いが先行しためぐみはこれに引っかかってしまった。

それに対して、「こんな見え透いた手に引っかかって」という発言でめぐみを嬉々として馬鹿にしている。

これは自分が立てた計画が「一目でそれと分かる三文芝居」と認めているようなものだが、他人を愚弄できる悦びに比べればそんなことはどうでもいいようだ。

さらに、めぐみの人助け体質に対し「感謝されなかったら丸損」などと執拗に罵った。

しかしこれに怒ったひめの反論でめぐみは立ち直り、サイアークを倒されることに。

撤収時には「人の笑顔なんてお腹の足しにならないのよ!」とプリキュアシリーズ5作目劇場版ラスボスのような捨て台詞を吐いた。

  • 第7話

幸せそうな新婚カップルに対して、「人の幸せなんてお腹の足しにならない」と憎らしげな目で見てターゲットにする事に決め、その二人をサイアークにして作り出した不幸のお菓子で大喜びしていた。

その後、一人で戦場にやって来たキュアプリンセスに「一人だけ?弱そう。」と、弱いことにコンプレックスを持っていたひめを挑発しまくった。

そしてひめを押しまくったが、駆け付けためぐみがひめと和解し2人がかりでサイアークを倒された。そして「1人では弱っちいプリキュアが2人で強力なコラボ技」を編み出したことに生意気と感じつつもクイーンミラージュに報告するため撤収。

  • 第10話

「歌うプリキュア」ことキュアハニーの人気に嫉妬して、自分もアイドルに変身して多くのチョイアークを集めて歌を歌っていたのだが、その歌はキュアハニーのパクr…替え歌であった。

さらにキュアハニーよりも自分の歌の方が上だと証明するために自分からデュエット…もとい歌対決を望むが、見事にハモっていた他、結果的に彼女もまた洗脳されてしまった

  • 第13話

キュアナイル撃破の報告をクイーン・ミラージュに報告するファントムに対し「キザッたらしい」とイヤミをつぶやく(この時、クイーンの御前なのに堂々とお菓子を頬張っていた)。

彼が次の目標をぴかりが丘を護るプリキュアに定めた際、これ以上彼を目立たせたくないオレスキーが、もしもぴかりが丘攻略に失敗すれば制裁を受ける覚悟があると余計な約束をしたため、ナマケルダと共にオレスキーの後ろに隠れて、「知ーらない」と言いたげな顔をしていた。

  • 第14話

砂浜で潮干狩りに夢中になっている子供達に目を付けたオレスキーをナマケルダと共に適当にあしらっていたら、「ようやく俺様のことが分かってきたようだな!」と上機嫌になったオレスキーによってナマケルダ共々オレスキートリオの一員にされてしまう。

  • 第15話

幻影帝国に占領されているブルースカイ王国の王城に侵入したプリキュアたちを追いつめ、「私たちの城にわざわざ来てくれるなんて、ご親切ね」と、本来の住人であるキュアプリンセスに対して言い放ち、プリンセスを激怒させた。

プリンセスがここは私の城だと反論すると、その反応に「よく見ると、本当にこの国のプリンセスじゃないの。プリンセスがキュアプリンセスの正体だったなんて、単純すぎて全く気付かなかったわ」と発言してさらにプリンセスを貶めた。

もっとも、ホッシーワのことなので本当はとっくに知っていた事実に対してプリンセスを挑発するためにこんなことを言った可能性は捨てきれない。

その後プリキュアとの戦闘になるが、幻影帝国内ではプリキュアの力が低下することをいいことにオレスキーとともに油断してしまい、プリキュアを逃してしまう失態を犯した。

  • 第18話

7話に続いて結婚式の新郎新婦を襲う。なんでそこまでカップルを嫌うんだと思うところだが、この話ではホッシーワの本音として「他人と何かを分け合うこと」を徹底的に嫌っていることが示された。

結婚とはあらゆるものを夫婦で分け合うことの誓いであり、すべてを一人占めにしたい彼女にとっては醜悪なものにしか思えないのである。同時に「家庭」というものも独占という概念から遠いため嫌っていることが判明する(この為、幹部の中でも相当に過酷な過去を抱いているのではないかと言う推測もある)。

一方、戦闘においてはキュアプリンセスマカダミアフラダンスのフォーム技「ハワイアンアロハロエ」を受けて「ち~っとも楽しくな~い!ぜ~んぜん癒されな~い!」と言いつつもしっかり踊っていた。

  • 第20話

ぴかりが丘商店街を襲撃している最中、たまたま同じ所を襲撃していたナマケルダと鉢合い、縄張りをめぐって対立。そこへキュアラブリーがやって来たため、一時休戦して2人掛かりで襲い掛かる。

当初はラブリーに押されていたものの、1vs2というハンディから徐々に巻き返し始め、ラブリーを追い詰めるが、キュアフォーチュンの加勢で逆転されて敗北し、ナマケルダに文句をぶつけた後、捨てゼリフと共に撤退した。

なお、この回で初めてホッシーワがマトモにプリキュアと戦っている。

  • 第23話

幻影帝国に強制的に戻されてビンタを喰らうファントムを、物陰から見てほくそ笑んだ後にぴかりが丘に出撃。この時ファントムのサイアークによって水晶が生やされたぴかりが丘を見て「水晶だらけにされてたまるもんですか。世界もお腹も満たすならやっぱりお菓子が一番でしょ。」とつぶやいていたことからして色気より食い気ということであろうか。

今回は大型のサイアークとチョイアーク大の小型サイアーク+大量のチョイアークを駆使しての陽動作戦を繰り広げキュアフォーチュンを苦しめたものの、後一歩の所で後から追いかけてきたプリンセスに大型サイアークを吹き飛ばされ、そのままマカダミアフラダンスとフォーチュンのパインアラビアンの合わせ技であえなく倒されてしまった。

なお、撤退する再に「わたしくし寝ながら踊ってませんから~!!」と力説していたので、寝ながら踊っていたと思われる

  • 第24話

プリキュア恒例の「せっかく海に来ているのに水着にならない回」

オレスキーの招集でナマケルダと共に海辺へ。

特訓に熱中するプリキュアたちに代わって、白ビキニ姿を披露してくれた。

センシティブな作品

ただしそれも5秒ほど。「ここでオレスキートリオの強化合宿をする」というオレスキーの発案を「バカンス気分の邪魔しないで」とバッサリ拒否し、例によって口論になった後は出番がなく、視聴者は水着どころかオレスキーの飛び散る汗と強靭な筋肉を延々と鑑賞させられる。

  • 第25話

プリキュア合宿後編。今度はクルーザーの甲板で先週同様の白ビキニ姿を披露する。

オレスキーがどこかで誰かが恋愛に夢中になってる気配をかぎつけた際には「恋なんてすぐ冷める」と恋愛に否定的な意見を言っていた。

センシティブな作品
  • 第26話

プリキュア合宿編最終回。田舎の森の中でお菓子を食べながら森林浴をしていたところ、誠司とひめの青春の気配を感じて襲撃をかける。この回、彼女が用意したチョイアークやサイアークはリーゼント姿に学ランという、古い不良のような格好だった。

変身できないひめをかばい、チョイアークを一人で倒す誠司に対し「私のチョイアークにならない?」とスカウトをするが、誠司からは即座に「お断りだ」拒否される。そしてホッシーワも「私もよ!」と告げた。

  • 第32話

カビだらけになったビルの上でナマケルダと一緒にグデグデとだらける。

お菓子とカビでは相性悪いようにも思えるが、やはりふたりは「なんとなく一緒にいてしまう」みたいな腐れ縁っぽいところがあるようだ。

なお、この時にどこかで誰かが恋愛に夢中になってる気配を嗅ぎつけて「うっとうしい、甘酸っぱい香り」と表現している。彼女が好む不幸のお菓子はやはりほろ苦いのだろうか。

中の人について

担当声優岡村明美は「ふたりはプリキュアSplash☆Star」において霧生薫と妖精フープの二役を演じており、今回の起用によってプリキュアシリーズで一度妖精役を演じた声優が敵役を演じた初の事例となった(なお、過去の妖精役担当者の別役での再登場は、クレッシェンドトーンシャルル西原久美子が初となる)。

なお、霧生薫の担当声優は岡村で2代目であり、初代は前作赤キュアのパートナー妖精およびその前身である異世界の王国の王女を演じた今井由香である。

ちなみに岡村は言わずと知れた某海賊団航海士の中の人としてお馴染みだが、この一味は他にもその船長役の担当者前作敵の少年幹部を、狙撃手担当者三作目妖精を、船医担当者前々作妖精を、音楽家担当者五作目コンビの敵幹部の片割れを、一時加入していた王女担当者六作目敵の女性幹部をそれぞれ演じるなど、なにげに『プリキュア』との関わりが強い。→ルフィーラ

また、同じ中の人で、たまごっちまきこと性格や通常時の容姿がかなり似ている。

さらに、同じくたまごっちのカフェママとスイーツ好きなところが共通している。

もっと言うと、彼女との中の人はかつて丁度10年前の、某疑似カートゥーンアニメ主人公とそのパートナーとして共演していた。

小ネタ

勘違いしてる人が割と多いようだが、「ホッシーワ」であって「ホシイナー」でも「ホッシーナ」でもはない。

しかし混同ネタが投稿された。

また、サイアークの登場バンクが初登場した第7話の相手が新郎新婦で、「いらっしゃ~い!」という掛け声から某師匠が司会の番組を髣髴とさせ、師匠の顔真似までさせられていたりする。

余談

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