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イヤミの編集履歴

2016-09-03 00:48:18 バージョン

イヤミ

いやみ

「イヤミ」は「おそ松くん」初出のキャラクター。「新・おそ松くん」では実質主人公。また長年に渡る「ミスターイヤミ」シリーズの主人公である。

シェー!!!

ちょっとまってチョ!!

ミーはおフランス帰りザンス!!


曖昧さ回避ザンス

言葉や素振りでわざとらしく人に不快感を与えること。類義語に皮肉がある。

概要ザンス

CV:小林恭治(第1作)、肝付兼太(第2作)、鈴村健一(第3作=おそ松さん)、北川国彦(もーれつア太郎第1作)、緒方賢一(レレレの天才バカボン)

演:所ジョージフジテレビ「月曜ドラマランド」にて)


おそ松くん』で初登場し、『レッツラゴン』『天才バカボン』『もーれつア太郎など幅広く登場する。「おそ松くん」以降に描かれた作品では逆に出演していない作品を探すのが困難なほどである。


シェー!!』や「~ザンス」、一人称「ミー」という口調や、飛び出た三枚の出っ歯が特徴。

おフランス帰り」を自称するがフランスに行ったことは無い。

重度のフランスかぶれだが、彼の一人称「me(ミー)」は英語である(おそらく下記のトニー谷ののネタに由来する)。

漢字表記は「井矢見」で、現在では主にカタカナで表記される。また、本名は「井矢見重太郎」である可能性がある(ストーリータイトル「講談 井矢見重太郎の一席」より。ただし話の中には名前が出てこない。この名前の元ネタはおそらく戦国時代の剣豪「岩見重太郎」)。

他に「おドイツ」イヤミという亜種(容姿は似ていない)も存在する。

年齢は作品によって異なるが、『おそ松くん』では30~36歳である。


服装・スタイルザンス


原作では痩せ型で3枚の出っ歯と顔の角に生えたひげ、まっすぐ揃えた前髪に顎まで伸ばした長髪を内巻きにした髪形が特徴。

服装はピンクと紫の中間に近い奇抜な色のスーツに赤いネクタイ(蝶型、帯型)を着用しており、靴ひも付きの靴を履いている。場合によってはステッキやハットを身に着け、スーツに「十」模様があしらわれていることも。シェー‼を披露した際には、膝を曲げた方の足につま先がベロベロに伸びきった靴下が見られる。そして靴を脱ぐと片方はベロベロに伸びきった靴下で、もう片方は指が全て見えるぐらい破けている。

服を脱ぐと、胸毛があることが確認できる。基本的には先述の通り痩せ体型だが、パラレルだと、脚がスラリと長く肩幅も胸筋もあるバランスの良い体型の時がある。


おそ松くんアニメ第二期では、前半は原作とほぼ同じ姿だったが後半では太くて短い手足、スネ夫のように毛先が広がった髪型、顔の真ん中にひげとスタイルが大幅に変更されており、デベソで胸毛が生えている。


*1*8*3*

おそ松さんでは基本的な特徴は変わらないが、非常にスレンダーな体型となっている。

奇抜な色のスーツは相変わらずだがネクタイが無くなり、立て襟シャツ、ポケットチーフが飾られ、ブランド品のような革靴を履いている。

手足も長くなり、昔のイヤミと比べるとなかなかお洒落でスマートなルックスになったことが窺える。


そっくりさんザンス

イヤミの娘

チビ太、六つ子とお願いしてどうにか連れていって貰えることになったハタ坊と一緒に無賃でスキー場へ行くことに。そこに居合わせたのは、スキー講師のイヤミとイヤミの娘(名前不明)。チビ太は女の子なのにスキーが上手い娘を格好良く思い好意を持つが、なんと娘の興味の対象はハタ坊に。一方六つ子はイヤミに教えて貰うが、イヤミは「イヤミ行為」をするばかり・・・。六つ子も娘に教えて貰おうとするが、娘は相変わらずハタ坊贔屓するばかり。チビ太と六つ子は「ハタ坊なんか連れてこなければ良かった」と不満を募らせるが・・・

語尾が「~ザマス」でイヤミと同じ髪形にチビ太と同じ格好だが、頭にリボンをつけている。


デパチビ

デパチビの散歩ざんす

「おそ松くん」に登場。イヤミが町で会った犬で、イヤミそっくりの出っ歯犬。イヤミとはそっくりというだけでなんの縁も無いようである。「ゲプッゲプッ」と鳴き、イヤミに似ている部分も多々ある。


アポレオン

「もーれつア太郎」の『花のデコッ八 フランスイーヌの場合は』にナポレオン皇帝のペット名犬アポレオンの子孫(自称)として登場する。デパチビとはヒゲが異なり、イヤミの人格を持ち、野良犬たちのリーダーで人語を話す。


各作品でのイヤミザンス

『おそ松くん』ザンス

イヤミ

おそ松くん』原作では当初六つ子が主役だったのだが、イヤミが登場して以降は作品のタイトルとは裏腹に主役バリにイヤミが活躍するようになり、出番も六つ子以上にある主役を食ってしまうキャラになっていた。自分と同じ出っ歯の生えたトト子を想像して美しいと思えるほどの謎の感性の持ち主。

おそ松くんアニメ第二期ではチビ太との共演が特に多く、イヤミとチビ太が主人公という状態になりつつあった。OPに至っては9割イヤミが登場している始末である(EDは打って変わって六つ子メインだが)。

だがしかし、最新版版おそ松くんでまた脇役に戻った。紳士気取りで周りの人に振り回されて酷い目にあっている。

声優は第1作の小林恭治が赤塚先生には最もはまり役だったようで、後に慣れるまで二代目の肝付兼太版のイヤミはイメージが違うとぼやいていたという。

ただし今知られているように現代においては肝付兼太版のほうが有名になりつつあり、赤塚先生も番組が終わる頃には別のタイプのイヤミとして承服していた。


最新版おそ松くん「イヤミの出っ歯王国」では、出っ歯を馬鹿にされた事に

怒りをきたしブルドーザーに乗り込み六つ子達を追い出して町を破壊。跡地に新王国を建国!

問題は、当時連載されていた別の漫画キャラ達も出っ歯に変えてやると言うラストが

著作権問題に引っかかる為かお蔵入りにされている。


『おそ松さん』ザンス

今夜はサイコー!!!

おそ松さん』では「とんでもないモンスターに育った」個性派揃いの六つ子に主役を返上し、全く登場しない回(13話〜15話、21話)すらあったが、1クール目OP「はなまるぴっぴはよいこだけ」では非常に目立つシェーをしていたり、1クールED「SIX_SAME_FACES~今夜は最高!!!!!!~」でボーカルを務めたり(ちなみに背景はもう一人の事実上の主役だったチビ太の好物のおでん)と他の脇役とは一線を画す扱いを受けている(2クール目EDではトト子に出番を譲っているが)。

六つ子とは気の知れた仲だが、「おや、おそ松ザンスか?」「トド松」「おそ松はこっち」など、きちんと区別はできてない模様。「誰が誰でもおんなじザンス」

暇ではないようだが職業がコロコロ変わり(というより役といった方がよいか。デカパンもそうだしダヨーンに至っては量産されている)、相変わらず独身のようだ。

相変わらずイヤミな性格で六つ子を騙してブラック工場で働かせたり、大いなる欲望を秘めて選挙に出馬していた一方、(後に封印された)1話で六つ子の設定に合わせイケメン教師として登場し、昭和ネタを出してしまった六つ子のフォローに来たり、巨人になったチビ太によって学校が破壊された際にパニック状態になった生徒達をデカパン校長と共に率先して避難誘導させていたり、3話のハロウィン回では仮装して押しかけてきた六つ子に渋々お菓子をあげた(にもかかわらずその直後、家の骨組と畳一畳、自分が履いていたパンツを除いた全てを盗まれた)り、第4話Bパートにてトト子のライブチケット(8,500円)を強制ながらも購入したりと、根っからの性悪ではない。

また4話のアバンタイトルで、ダヨーンと二人でシェー‼の練習をするなど、意外にマメな姿も窺える。


6話Bパートではようやく主役として登場。河川敷の下に住むホームレスであり、競馬で負け続け財産をするが、デカパン博士により自身の出っ歯がレアメタルであることが判明(イヤメタルと命名されるも会見での反応はイマイチだった)。そこで一躍有名人・金持ちになり、フランス永住権がかかった大統領面会を約束するも、不慮の事故で出っ歯を失い、かまぼこ板でごまかしたがためにペテン師の汚名を着せられ再びホームレス生活になる。しかしおそ松に頭を叩かれたことで再び出っ歯が生える(鉋と同じ要領)が、その後ブラック工場で出っ歯を大量生産させられる羽目に・・・。


8話Bパートでは、トト子のライブのグッズ販売員として登場。黒い本性丸出しのトト子&彼女に翻弄されポンコツ状態の六つ子達に終始ツッコミを入れていた。一方で「AVに出れば人気が出る」と不謹慎な発言もした。(しかしその際、何故か彼ではなくカラ松がとばっちりを受けた。)


9話Aパートでは、相変わらず猫の集団とちくわぶを巡って争っていた。


そしてチビ太との主役回となる10話では…→イヤ代


11話の「マッチ売りのイヤミ」ではマッチ売りの少女に扮して登場。自慢の歯で着火したマッチの火に豪華な食事を楽しむ金持ちの家の風景が映し出されるが…。


久々の登場となった16話では、チビ太・デカパンと共に世紀末なキャラとして登場した。


17話では概念化された世界で文字となって登場。そのイヤミを体現する文字は「歯」であった。

歯という文字になってもシェーはできる模様。


そして18話Bでは、やはり主役の座を六つ子に奪われたことを不服に思っていたことが判明。そこで優勝したら次回からはそれまでの地位にかかわらず、誰でも主人公になれるカーレース・『イヤミカート』を開催するが…→イヤミカート


19話Aの時代劇おそ松さんではお代官となったトド松越後屋のテンプレの如く怪しげな取り引きをするが、お代官がビビリなために重箱の中身を爆弾かと怪しまれてしまう。困ったイヤミは中身はお金だと言うが、「お前が絶対そんなのくれるわけない」と嘘つき扱いされて全く信用されなかった。そして肝心の中身は…


20話Cではチビ太と共にお笑いの学校を開いて、生徒から受講料を集めて稼いでいた。そこに六つ子が訪問し、完全にお笑いをナメきっている六つ子にお笑い界の厳しさを叩き込んだ。

かつて昭和の大スターだっただけあり、笑いに関してはシビアな一面を持っているようである。

さらに物語のラストにはイヤミ自身が体を張ってお笑い界の厳しさを体現する姿は必見。

チビ太「イヤミ先生の舞台、本当によーく見とくんだゾ?」


そして、22話Bではある意味主役となり、素晴らしい活躍を見せた→ファイナルシェー


24話Bでは、就職したチョロ松を社員寮まで車で送っていた。相変わらず名前の通り嫌味なことを散々言うが…。


そして25話では、ドラフト選抜を決める野球試合では、ハタ坊の旗で六つ子たちを応援したり、途中からは松野家チームに参加し、18話のレース回で出てきたスイッチで相手チームを消したりなど活躍を見せた。だが、宇宙最強チーム「四銀高校」の圧倒的な強さで松野家チームが危機一髪になっているにも関わらず、1人ロケットで逃げようとする。しかし、宇宙人にレーザーで攻撃されてしまう。


3話で私生活の一端が窺えるが、この時代になっても家は畳、ふすま、ブラウン管テレビなど昭和臭丸出しで、食べているお菓子もいもけんぴかりんとうなど昔ながらの渋いチョイスが目立つ。(その他のお菓子としては酢昆布(見た目は都こんぶ)、干し梅ココアシガレット甘いか太郎、兵七餅(兵六餅のパロディ)が確認できる)

3話での悲劇が6話以降の極貧生活に直結しているかどうかは視聴者の考察のネタとなっている。


今作では六つ子のクズっぷりが強調されているためイヤミ自身の言動は目立ってはいないが、上記のような善行が報われないオチであるのはいつの時代も変わらない。


『もーれつア太郎』ザンス

もーれつア太郎』原作版においては、本官さんと並ぶ他作品出身でありながらの準レギュラーキャラクターア太郎が銀行強盗に誘拐される事件が初登場で、最初は六つ子の家の隣に住む小説家の先生だった。その時は強盗を皆で懲らしめた後、強盗が盗み出した大金を急に太ったことにして着物にしまい持ち逃げしようとしたが、一緒に居合わせた六つ子に怒られ着物ごと剥ぎ取られる。その着物はその場でア太郎と一緒に捕まっていたパンツ一丁の×五郎が熱を出したので着せられた。基本的に話の本筋には関係ないがちょこちょこ色んな役柄で登場する。しかし、パラレルストーリー物においてはかなり事件の確信に迫る重要な役だったりする。

風雲もーれつ城』では、バカボンのパパそっくりの殿様の毒殺を企て、事件の首謀者であることがバレると、城の家臣たちを次々と斬り捨てる強さを見せつける徹底した悪役ぶりを見せつけた。ハタ坊が演じる、県の腕前が抜群の殿の弟に成敗されることとなる。

また先述にもある『花のデコッ八 フランスイーヌの場合は』は犬であるが実質主役である。


『まかせて長太』ザンス

長太の家の家業である「便利屋」のライバルの便利屋であり、仕事も上手く売れているが、長太たち親子に嫌味を言ってきた。


『大日本プー太郎一家』ザンス

コミックボンボンで連載された作品で、最終回でゲスト出演。


『ネコの大家さん』ザンス

大富豪の遺産を相続した主人公の猫の「スパゲティ」は富豪の実の息子の「ハンバーグ(人間)」に命を狙われることになる。その時雇ったのが殺し屋のイヤミだった。だが渡された似顔絵は下手で、イヤミは間違えて他の猫ニャロメを撃ってしまう。なんとかニャロメは一命をとりとめイヤミはニャロメと暮らすことになった。


『レレレの天才バカボン』ザンス

天才バカボン』4度目のアニメでも脇役として登場。寿司屋の客、タクシーの運転手、銭湯の客などの役を演じた。。


余談ザンス

赤塚先生曰く、モデルになっているのはボードビリアンのトニー谷と、少年サンデーの編集者だった樺島氏。


アニメ第2作では、明石家さんまにオファーが来たが、「そんなギャラでは出すわけにはまいりまへん」と事務所が拒否した。後に(原則)関西ローカル番組で語り、「心残りや」と言っていた。ちなみにさんま本人は『オレたちひょうきん族』で『おそ松くん』のパロディコントをしたときにはイヤミに該当する役を演じていた。


『おそ松さん』第2話で登場した際に乗っていた車は日産・キャラバン。ただし六つ子を乗せて工場に移動する場面だけ何故かトヨタ・アルファードに変わり、到着時にはキャラバンに戻っている。


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