注意書き
※『数字松』はコンビタグです。腐向け要素を含む作品にはつけないよう棲み分けにご協力お願いします。またそのような作品にタグが付けられていましたら、外してもらえると助かります。
BL松やCPタグとの併用はお止め下さい。
概要
数字松とは『おそ松くん』およびその派生作品に登場する六つ子のうち、四男である松野一松および五男である松野十四松のコンビ名である。
由来は二人の名前が「1」と「14」と数字で表すことができることから。
また、一部のファンからは名前の「一」と「十」がマイナスとプラスに見えることから電池松(またはプラマイ松、ゼロ松(プラマイゼロ))と呼ばれることもある。(+極と-極)
ファンの間で生まれた非公式の呼称である。
なんとプラスマイナスは、「十四松まつり」で公式になった。
ちなみに2人ともよく自分の美しい尻を出す。(十四松:6話A・15話A、一松:5話B・6話A・7話A・22話A・おう松さん2話)
関係性
『おそ松くん』と『おそ松さん』で違いがあるがここでは両方紹介する
おそ松くん
名前のわかる場面でのコンビ描写は全巻通して8回。
おそ松さん
根暗と根明、正反対で一見相容れなさそうな二人であるが、意外にも回が進むごとに仲が良い様子を見せている(17話にてカラ松から「一緒にいる時が多い」との発言も)。
1クール終わった時点では一松自体が他の兄弟の名前を呼ぶ機会が少なく、5話や9話の関係上呼ぶ名前がほぼ十四松に偏っているという点も二人の仲の良さを伺わせている。
第3話
「寝かせてください」にて、トド松がチョロ松を連れてトイレに立った後、二人で楽しそうにプロレスごっこをしていた。
第4話
「トト子なのだ」ではトト子の家にビジュアル系バンドマンのような出で立ちで現れた一松からおそ松やトド松が目を逸らす中、なぜか十四松だけはじっと彼を見つめていた。
第5話
「カラ松事変」にて、一松が十四松にお金を貸しているという事実が発覚。
「エスパーニャンコ」では、とりわけこの二人の関係性が細かく描かれている。ネコしか友達のいない一松を心配した十四松が一松を伴ってデカパン博士のもとを訪れるところから話は始まり、その後も話全体を通して十四松が一松を気にかけ歩み寄る描写が見られた。この二人の関係を知るためには必見の回と言えよう。土埃で汚れた姿に象徴される十四松の優しさも印象に残る。
第7話
「トド松と5人の悪魔」にてトド松のバイト先である「スタバァコォヒィー」にやってきた際、パフェを十四松が一松にあーんをして食べさせたり、関西弁で漫才のような掛け合いをする姿が見られた。普段ローテンションな一松が自分から乗っかっていくあたり、実は相当仲が良いのかもしれない。
第9話
「恋する十四松」にて、一松の体を縄で縛り付けたバットで元気よく十四松が素振りの練習をしている場面が描かれている。一松はこの日にはどこまでも元気な十四松に幾度も振り回され「死ぬ…」とぼやいていたが、ある日別人のようになった十四松に、「今日はやらないの?マジか、準備したのに…」と体を縄でバットに縛り付けている状態で言っていることから、理由や経緯は不明だが、一松がよく十四松の素振りに付き合い、縛られ振り回されていることが伺える。
その後、一松は兄弟たちで十四松を尾行し彼が可愛い女の子とデートしている場面を見た際には頭を血が出るほどに打ち付けていたり、その後家ではムスッとした表情で十四松にプロレス技をかけ続けていた。しかし弟の恋路を邪魔するつもりはないようで、兄弟たちと一緒に十四松を応援し陰から見守っていた。
第11話
「プレゼント交換」にて、一松のプレゼントが当たった十四松は中身を「爆弾かな?」と推測していた。
「十四松とサンタ」では、大人になった現在でもサンタを信じ、ワクワクしながら来訪を待つ十四松のため、おそ松から一松に「いつもみたいにしれっとプレゼント入れといてあげて」と指示され行動に移していた。何故一松がそれを頼まれたのか、いつも一松が入れているのか等は不明だが、弟のために一松が兄らしい行動をした珍しいシーンと言えるであろう。
第15話
「面接」では、十四松が面接で野球好きをアピールしようとユニフォームに着替えた際、突然同じユニフォーム姿の一松がバッドとボールを持って入室し、二人で息の合った高速トスバッティングを行い面接官役のチョロ松を困らせていた。その後一松はチョロ松に「すごく…いい奴だから」と肩ポンしていたり、社長室に現れた十四松が自分はとらない方がいいと言い残し去った後にも顔を出し、「ほんとにとらなくていいのか」「もう会えないんだぞ」「それはそれでちょっと惜しいだろ」とニヤリと笑いながら脅し(?)をかけていた等、一松が十四松に少々過保護とも言えるサポートをしていた。
第17話
「十四松と概念」は、青空の下、屋根の上に佇む二人から始まり、十四松が一松に「十四松って何なんだろう?」という哲学的な質問を投げかけ、最終的に「十(プラス)」と「一(マイナス)」の概念になった二人が合わさって消えて締められた内容であった。
「十四松パン」では、ピーターパンに扮した十四松(十四松パン)がトト子を夢のような場所に連れていく途中で、ティンカーベルに扮した一松(ティンカーイチ)がトト子にヤキモチを妬いていた。
「十四松」では、十四松を除いた兄弟たちの間で十四松はいつからあーなったのかとの話し合いになった際に、カラ松に「一松は十四松と一緒にいる時が多い」との理由で自身の意見を聞かれた一松が、「実はちょっと前まで闇を感じてたが、あいつはただ十四松なだけで闇はない。十四松というジャンルなんだ。わかる?」との発言をしていた。
第19話
「時代劇おそ松さん」内ショートアニメ「十四松太子」にて、聖徳太子に扮した十四松とその弟子に扮した一松が登場。多くの人が一斉に話しかけても誰が何を言ったかすべて聞き分けられるらしいとの十四松太子に一松ら周囲がこぞって話しかけるが、十四松太子はうるさいと激昂し全員をボコボコに殴り倒していた。またその後の提供バックは、十四松太子と一松が肖像に描かれた紙幣風となっている。
ちなみに、この時の一松の話は
「たらったった!問題です。沖縄県那覇市と豊見城市にまたがる干潟で1977年に特定鳥獣保護区に指定されたのは一体何?」
というクイズである。答えは是非調べてみよう!
第20話
「教えてハタ坊」では、一松と何故か犬のコスプレをして首輪をつけた十四松が二人で河原を散歩していた。何なのかはよくわからないが、一松が「嫌じゃないの?」と聞くも十四松は「全然」と答えており、その後もハタ坊のケバブを一松が十四松に食べさせ、あまりの美味さにはしゃぐ十四松を落ち着かせるためムツゴロウのようになだめたりしていた。
第21話
「麻雀」では、六つ子で麻雀をしている中、テンションが上がりチョンボしてしまう十四松のミスを一松が指摘し、動揺する彼に対し「ケッ、出直して来い」と言い放っていた。
「神松」では、しれっと出現したもう一人の兄弟の存在に一早く気付いていたが、兄弟たちがもう一人の兄弟の存在にようやく気づいた後にやっぱりいるよね!?と言う十四松に一松が反応し何故言わなかったのかと突っ込むが「さすがに‼」としか返さない十四松に困惑。その後一松は、神松問題がまだ解決していないにも関わらず一人寝ようとする十四松に気付き怒るが、「もう遅いし寝よう」と返されていた。
第22話
「希望の星、トド松」では、兄5人がトド松の前に並び立つ場面で、十四松が一松を運んでいる姿が一瞬見られる他、兄たちを合コンに連れていくという発想に一切ならない末弟の姿を目の当たりにして泡を吹いて倒れる一松を見て十四松が泣きながら「にいさーーーん!!」と叫んでいたり、タッティ状態で全く治まらない十四松の股間を一松が水をかけ冷やしていた。
第23話
「灯油」では、兄弟たちから寝た振り疑惑の出た十四松が起きてるかどうかの確認を一松がチョロ松から頼まれていたり、一人どこかへ行こうとする十四松が給油しに行こうとしている訳ではないことに勘付いて「オイ…灯油タンク持ってけよ十四松!」と一松がモノローグで強く訴えるが完全に無視されていた。また、十四松はこれまで兄弟がモノローグで給油の押し付け合いをしていた中で明確に他の兄弟に給油を催促する発言をして自分は離脱しようとし、一松から「死ねボケェ…!」と珍しく攻撃的な言葉を投げつけられた。
「ダヨーン族」では、冒頭寒さで発狂し暴れまくる十四松に怯えつつ一松は宥めようとするが、激昂した十四松に殺されかけていた。そしてダヨーンの体内に下三人で吸い込まれてからは外に出たがる末弟とは対照的に二人とも終始落ち着いたマイペースな様子を見せており、チョロ松の靴を見つけた際に二人顔を見合わせ頷き合い歩き出そうとしたり、怖がる末弟の提案に二人共呆れた様子を見せるが、悪い顔でそれに乗ろうとする一松に十四松が驚いていた。また、二人して娘ダヨーンの頬を女性の胸かのように嬉しそうに揉み続け末弟に注意されたり、ダヨーン族に混ざりダヨーンの真似をしながら笑顔になる十四松と同じく一松も真似をしながらちらっと十四松の方に視線を移していた。
第24話
「手紙」では、緊張しながらバイトの合否連絡の電話をとる十四松を、両親と共に一松も固唾を飲んで見守っていた。
第25話
「おそまつさんでした」にて、おそ松の兄弟たちに対する「絶対に優勝しようぜ!」との発言を聞き、ノーリアクションで二人顔を見合わせていたり、初めての試合でテンションがおかしくなり野球マンとなって暴れる十四松を落ち着かせるため、一松がまたもやムツゴロウのように宥めようとしていた。
また、このシーンにて一松は十四松をよしよしと宥めながら小声で、「甘い角砂糖…」と語りかけている。おそらくチョコラータとセッコのパロディと思われる。(十四松の中の人は、承太郎であるが…。)
特番
「おうまでこばなし」内「競馬場での正しいマナー」では、一松が兄弟たちが実演する競馬場での行動を禁止であると解説していく中で、十四松のズレた行動の数々に突っ込み、「ていうか十四松禁止!」とキレていた。
「チェック」では、馬と騎手のチェック係のチョロ松のもとへ全裸の十四松に乗った一松が登場。チョロ松に注意され去る際、二人とも「バーカ!」とチョロ松に吐き捨てていた。
その他
- 声優アニメディアのおそま通信出張版第4回にて、一松の中の人が二人の関係について「十四松は言葉ではなく、体のぶつかり合いや感情だったりで会話をするので、口数の少ない一松にとっては、言葉を交わさなくていいぶん、そういうところでうまく付き合えているのかなと思います」と考察していた。
- 2016年2月号アニメージュでは、十四松の中の人が役を演じている上で一番気になる兄弟に一松を挙げ、二人を「足りないものを補い合う関係性」と語っていた。
- ニュータイプロマンス 2016 SPRING付録ポスターでは、銭湯帰りの六つ子が描かれている中、十四松が一松にドーナツをあーんであげようとし、一松がつけていたマスクを下げ食べようとしている姿がある。
- スマートフォンゲーム「おそ松さんのへそくりウォーズ」にて、十四松のホワイトデーバージョンがプレゼントの中に一松を仕込んで攻撃時にびっくり箱の要領で飛び出させて攻撃するというものになっている。また被ダメージ時は一松が入っているプレゼント箱からも血が吹き出ている。他には運動会バージョンの一松にも十四松が見られ、棒倒しの棒の支え役をしぶしぶ引き受けた一松にルールが良く分かっていない十四松が棒へ飛びつき倒してしまう攻撃となっている。
- TVアニメ「おそ松さん」公式ファンブック われら松野家6兄弟!の表紙イラストでは、一松から十四松に寄りかかり抱き付こうとしている姿が描かれている。またファンブックによると、十四松が興奮してしまった際(20話アバン、25話)には一松が顎下を撫でると少し落ち着くとのこと。
- anan 2003号のインタビューでは、一松が十四松への感謝の言葉を聞かれ、そんなのないとしながらも5話Bパートでの十四松の行動を「まぁまぁナイスだった」とコメントしていたり、十四松の好きなところを「ぶっとんでるところ。勝てる気がしない」と語っている。
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