ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

MGSVの編集履歴

2017-10-23 21:20:29 バージョン

MGSV

めたるぎあそりっどふぁいぶ

『メタルギアソリッドV』 2014~2015年にコナミから発売されたメタルギアソリッドシリーズ第8作目。

概要

コナミデジタルエンタテインメントから発売されたタクティカルステルスアクションゲーム。

プロローグである『GROUND ZEROES』(以下:GZ)と本編である『THE PHANTOM PAIN』(以下:TPP)の二部構成となっており、GZが2014年3月20日、TPPが2015年9月2日に別々に販売された。


物語のテーマは『人種(RACE)』と『報復』。そして裏テーマとして『言葉(VOICE)』であることが明かされている。

東西冷戦末期を舞台としており、MGSPWの後から『メタルギア』(アウターヘブン蜂起)直前までのビッグ・ボスの歩みが描かれていく。


尚、本作をもって長年メタルギアシリーズを開発して来た小島プロダクションは解散となり、シリーズの実質的な最終作となる。


作品解説

新エンジンである「FOX Engine」採用や体力ゲージの削除など、様々な新要素を導入してそれまでから大きく進化した作品となっている。

UIや装備の開発など、ゲームシステム自体は前作MGSPWを拡張・発展させたものだが、プレイヤー自身が自由に潜入ルートや装備品を選択して攻略する「自由潜入」を最大のコンセプトとしたゲームデザインがなされ、オープンワールドの概念を取り入れているのが最大の特徴である。

そのため、同じミッションであっても攻略手段は幾通りもあり、さらにプレイヤーの行動や時間経過によっても状況は刻々と変化していく。


PS3/PS4/Xbox360/XboxOne/WindowsPC(Steam)と複数のプラットホームで展開がなされており、AndroidiOS用のアプリケーションもスマートフォンタブレットといった端末をサブモニタとして使用する事も出来る。

メニューを開くことなく地図やミッション情報の閲覧、支援の要請を行うことが出来る。

GZ用にはゲームの補助以外の機能として、ゲームの戦績、ゲーム中で手に入れた情報などの閲覧、MSFの規模を拡張していくミニゲームも搭載されている。(Xbox360版のみSmartGlassを介する必要がある)

TPP用はゲームの補助機能に絞った構成となっており、ミニゲームは搭載されていない。(Xbox360版は非対応)


グラフィックについては『フォトリアル』が目指されており、キャラ・背景共に「FOX Engine」によって緻密かつリアルに描画され、また、キャラクター達のCGモデルは英語版の声優を務めた俳優たちの実際の顔の動きを専用の3Dモーションキャプチャーによって取り込んで作成するという、シリーズ初の『フェイシャルキャプチャー』が行われている。

主人公スネークのフェイスモーションと英語版音声は海外ドラマ『24』でお馴染みキーファー・サザーランドが行っている他、クワイエットに至ってはフェイスモーションだけでなく全身モデルやモーションも含めて総て彼女の声を担当したステファニー・ヨーステンのものが取り込まれている。

また、コジプロスタッフもエキストラとして参加しており、TPPのトレイラーにて病院でスネークに心臓マッサージしている救命士もコジプロスタッフの顔からキャプチャーされたものである。

さらにソフトバンクのCMでお馴染みのダンテ・カーヴァーも3Dキャプチャーされている為、何処かで出会うかも?しれない。


ストーリー

GZ

ピースウォーカー事件から数ヶ月後の1975年3月16日、コスタリカの一件で核を手に入れたMSFだが、情報のリークにより、IAEA(国際原子力機関)の核査察団がマザーベースに訪れることになる。

NPT(核拡散防止条約)に加盟しておらず、国家ですらないMSFに対する査察に訝しむが、時を同じくしてキューバの米軍租借地にある基地で尋問を受けているパスを救助すべく単独で向かったチコから救援要請があり、ビッグ・ボスは査察団が向かいつつあるマザーベースを出てチコとパスの救出に向かう。

一方、そのマザーベースには、スカルフェイス率いる謎の戦闘部隊XOFの魔の手が差し掛かろうとしていた…。


TPP

XOFの奇襲によってMSFが崩壊してから9年後の1984年。ソ連アフガン侵攻によって東西冷戦は最終局面を迎えつつあった。

3月11日、ある病院で9年間の昏睡状態から目覚めたビッグボスだったが、謎の部隊がその病棟を襲撃。逃れるビッグボスを救ったのは、かつて「バーチャスミッション」および「スネークイーター作戦」を通して知り合った、ソ連に潜入していた工作員オセロットだった。

アフガンに囚われた相棒カズヒラ・ミラーを単独潜入で救い、伝説の復活を世界に示せとオセロットに指示されたビッグボスはヴェノム・スネークとして行動を開始する。

それは、9年前に自分たちから全てを奪い取っていった者達に対する凄惨な復讐戦の始まりでもあった。


ゲーム内容

GZ

GROUND ZEROES

小規模ソフトとして先行発売された、MGSVの序章にあたるソフト。

オープニング&エンディングテーマ曲は、1971年に公開された映画『死刑台のメロディ』のテーマ曲であり、MGS4のED曲でもあった「Here's To You」。


物語の主となるメインミッションに加え、ありえたかもしれない世界において『帰還兵排除』『機密情報回収』『対空機関砲破壊』『諜報員奪還』の四種類のサブミッションが用意されている。

更に特別ミッションとしてXbox360/XboxOneとPS3/PS4では、それぞれ異なるミッションが用意されている。(2014年5月1日に配信されたパッチにて、ハードの種類を問わずプレイ可能となった)

Xbox版では強化外骨格に身を包む雷電が主人公となり、兵士に紛れたスナッチャー(ボディスナッチャー)の排除を行う未視感(ジャメヴ)ミッション、PS版では初代MGSの場面を再現したシーンを探して追体験を行う既視感(デジャヴ)ミッションとなる。


ただし、XboxOne版のみ日本国内ではダウンロード専売となる。(発売当初は国内でXboxOneが売られていなかったため、発売時期もずれている)


これまでとは違い潜入ルートを強制されない仕様になっており、プレイヤーの行動次第で現地の兵士達の行動も変わる。

「自由なルートで目的を探索・発見していく」という、MGSVにおける基本的なゲームの流れはGZの時点で完成されている。

GZではまだマップの広さはオープンワールドというほどではなく(「キャンプ・オメガ」一つのみ)、また時間の経過による変化もない。

敵に見つかったり、ミッションの進行具合によって敵の配置の変化が起きる程度で、基本的にはTPPの『自由潜入』に向けた演習ソフトの側面が大きい。


今作に限り壁叩きなど、能動的に相手を誘き出すアクションが無くなったが、代わりに無限所有となった空弾倉を投擲することで音を出して誘き出すようになっている。この空弾倉にはリフレックスモード(未発見時に敵に見つかるとスローモードになる)中に敵兵の頭部にぶつけることで気絶させるという救済処置もある。壁叩きより汎用性は高くなったが、代わりとしていちいち持ち替えなければならないという欠点がある。


TPP

センシティブな作品

GZから9年後の1984年が舞台となる本編作。

ボリュームは監督曰く「GZの200倍から300倍。」

Xbox360版のみ、国内ではダウンロード専売となる。


アフガニスタンなどを含めた各地が舞台の広大なオープンワールド風ステージが用意されており、さらに時間の概念や天候の変化等の要素がある。

ファントムシガーによって時間を早送りにする事が出来、環境変化、天候変化(晴れ曇り砂嵐)など自分の合った潜入スタイルに合わせる事も可能になっている。

TPPでは相手を誘き出すアクションが空弾倉に加えて義手を鳴らすものが追加されたことで、空弾倉を所持していなくとも音による誘導を行えるようになった。

また、ミッション中に支援要請により上空から様々なアイテムを投下させることが可能。消耗品の補給以外にスニーキングスーツなどの装備も手配する事が可能になり、一応はヘリ・拠点に戻らずとも現地で装備一式を整えることは可能になった。

更に支援要請で手配させたアイテムは空から降って来るダンボールに入っている。これをぶつけることで敵兵を気絶させる小ネタも存在する。


MGSPW同様、装備品はマザーベースの研究班を発展させていくことで開発レシピがアンロックされ、軍資金である『GMP』や必要な資源アイテムを消費して開発していく方式をとっている。GMPは出撃や支援要請、フルトン回収、マザーベース拡張などあらゆる場面で必要となるため無駄遣いは禁物である。

さらにフィールド上を探索すればダイヤモンドなどの換金アイテムや各種資源、設計資料、動植物を収穫することができ、マザーベースの育成や装備の開発にも繋がっていく。

開発した装備と地の利を生かし、環境を逆手に取った対敵兵の戦略の組み合わせが今作のカギとなる。


オンラインが前提となっており、オフライン状態ではオンライン分のGMPや資源が使えない、開発終盤の高性能アイテムの開発・使用が不可能となる、リワードの入手が出来ないといった不利を抱えることになる。

一部機種では対人戦は有料オンライン会員となっていなければ不可能だが、オンラインサービスを受けることは可能。


フルトン回収システム

GZにはなかったフルトン回収システムも追加されているが、今作は回収失敗の可能性が現れた。

これは悪天候である・対象が何らかの要因で衰弱しているなどで成功率が減少するようになる。

また室内やテント等の遮るものがある場所では当然ながら遮られるために成功率は強制的に0%になるように変更され、MGSPWによる室内でのフルトン回収という謎の現象は解消されている。代替として、対象の上空にワームホールを出現させて回収するタイプの回収方式があり、これを解禁すれば大きな音がするという欠点はあるものの、MGSPWと同様に屋内での回収が可能となる。

標的は人だけではなく動物…回収装置の開発を進めると車両、資源コンテナ、兵器なども回収する事も可能になり、実用性が大幅に上がっている。

もちろん標的をフルトン回収することで、プレイヤーのマザーベースに逐次反映されて行き、基地発展に役立つことになるだろう。

また、資源コンテナ回収の際に上に乗ったまま回収されることでヘリを呼ぶことなく領域離脱が可能となる。

また、バディの装備次第でフルトン回収させる事も可能となる。

敵兵士に回収気球を発見されると銃撃によって気球が破壊されてしまうこともある。

回収するものにC4を取り付け、空中に飛び立つ際にタイミングを合わせて起爆することでヘリなどの空中に居る目標の破壊に使うことも出来る。


動物の回収

途中、動物保護の依頼を受けて動物を回収することになる。

回収方法は上記のフルトン回収に加え、捕獲ゲージの設置、眠らせて捕まえるの3通りとなる。

捕獲ゲージは帰還時に回収されて結果がわかるが、設置数には上限があり、補給等で補充した場合は注意する必要がある。

回収により新たに開発可能となる装備もある。

なお、回収した動物は専用の保護プラットフォームへと移動することで見ることが出来る。


マザーベース育成

MGSPWと同じく、敵兵を無力化してフルトン回収することで、マザーベースのレベルを上げることができ、各班のレベルに応じて様々な恩恵を得られる。さらに資源とGMPを消費することでマザーベースは拡張され、収容可能人数が増加していく。

今回のマザーベースは歩き回ることが可能で、アイテムが落ちている、ミッションの舞台となっている、隊員に近づくことで士気が上がるなどが起きる。

なお、ゲーム進行において、マザーベースの育成の方針はプレイヤーによってすこし変わる。(例.戦車を排除するミッションをクリアすれば戦闘班が、動物を一定以上回収すると動物保護プラントが出来るという具合に、ある程度順不同に達成できる解禁条件がある)


また、MGOとは別のオンライン対戦ステージ兼マザーベース発展のサポーターとして「前線基地(FOB)」の要素が存在し、そこではガンカメラ、赤外線センサーなど様々な防衛設備の開発・マザーベースの警備設定などが可能となっている。

オンライン時には他のプレイヤーのFOBに潜入可能で、資源や隊員、核等を奪うことが出来る。


マザーベースにおいては、オセロットなどのユニークキャラクター達もおり、キャラクター達の様々な展開も用意されている。


バディシステム

今作において追加されたパートナーシステム。特定のキャラは「タクティカル・バディ」としてミッションに連れていく事が可能になっている。そして途中で呼び出す・あるいは一切呼ばない事もプレイヤー自身で決める事が出来、強制ではない。まさに自由潜入である。

しかし、バディとして連れていくには条件があり、バディとプレイヤーが触れ合い、バディがプレイヤーを信用されるまで関わりを持たないと同行できない。


バディには得意分野が存在する。

例えばクワイエットの場合は屋外スナイプを得意としその気になれば敵拠点を一掃することすら可能だが、接近戦は行わず屋内の敵はやや苦手。

一方、ウルフドッグのDDは戦闘には不向きなものの、抜群の索敵能力で潜入を手助けしてくれる。装備の開発が進めば敵兵の無力化も出来るようになるが、正面からの戦闘には不向きなままである。

馬の「D-Horse」は随一の機動性を持つ以外では、時間経過により自然と糞をするのだが、プレイヤーへの信用が高いと、バディ指示により意図的に糞をさせることができる。あまり嬉しくはないが、この糞を使用し敵兵の車両をスリップさせ一時的に相手の動きを封じる事も可能。

ロボットの「D-Walker」は様々な武装が搭載可能で火力も十分、装備の変更により様々な状況に対応可能だが、装備開発費や派遣費が高価、自衛可能な装備でも最低限しか行わないので待機中に発見されるとすぐに破壊されてしまう、他のバディと違い索敵は指示を出さないと行なわない、と言った欠点がある。


これらバディシステムは、戦場などにおける信頼関係が肝心となってくる。また行動をしくじるとバディが瀕死になったり 破壊されることもある。

その場合はゲームオーバーにはならないが、英雄度が下がったり、高いGMPを払わなければならないので要注意

チキンキャップ

オプションでチキンキャップをONにしておくと、プレイヤーが何度もミッションでゲームオーバーを繰り返した際、リトライ時に「チキンキャップを被りますか?」と表示されるようになる。

文字通り鶏の被り物で、目がぬいぐるみの様に揺れたり、夜になると居場所を見失わないようにトサカが光ったり(これで敵兵に見つかる事はない)、尻尾部分の羽がゆさゆさ揺れたりする、結構ユニークな被り物である。

この状態では敵兵に見つかっても3回くらいは免除してくれるようである。何故見逃すかと言うと理由はかなり変わっているようだ。お察し下さい

また尻尾部分の羽にはギミックが存在するようである。

ちなみにチキンキャップは砲撃支援や一部所持品を使用した時と同様の扱いで、クリアランクがAランク以下に制限される。


そのチキンキャップを被った状態で更にゲームオーバーを繰り返すと、今度は「ひよこキャップを被りますか?」と聞いてくる。

文字通りヒヨコのキャップで、これをかぶると「敵に一切発見されなくなる」。殴っても触れても発見されないチートモードとなるが、ミッションのスコアは強制的に0になる。

また、最初から発見状態であるなど条件の異なる一部ミッションではひよこキャップの効果はない。


そしてチキンキャップ等を被ったまま最終場面にまでいけるが、MGSシリーズは基本的に殆どのカットシーンをリアルタイム描写する事が徹底されているため、チキン/ひよこキャップをかぶっていることはムービー中に容赦なく反映される。


MGSGZの引き継ぎ

MGSGZのプレイデータをTPPに引き継ぐ事で、特典を得る事が出来る。

パスやチコといったユニークキャラクターを含めた捕虜などを回収することで、

TPP側の特典としてマザーベースのスタッフを入手できる。


登場キャラクター

センシティブな作品

国境なき軍隊/ダイアモンド・ドッグズ

「国境なき軍隊(MSF)」とは、ビッグボスであるネイキッド・スネークが率いる傭兵派遣会社。副司令官であるカズヒラ・ミラーが軍隊の資金源となるビジネスの窓口を行い、兵士の安住の地としてマザーベースを確立。そして謎の非政府諜報組織『サイファー』が介入してきたことを切掛に、ビッグボスはMSFの際限なき戦力拡大へと傾倒、遂には核兵器の保有にまで至る。

しかし、GZにてヒューイが核査察の申し込みを独断で受け入れたことをきっかけに襲撃に遭い、マザーベースは崩壊する。


生き延びたビッグボスとミラー、そして国境なき軍隊の残党たちの幾つかは、仲間達の無念と個々に奪われた”何か”を取り戻すために、「ダイアモンド・ドッグズ」として新たな家/マザーベースの元に再び立ち上がることになった。

全ては復讐の為に…


「伝説を消された英雄」。

かつては数々の陰謀と核攻撃を阻止し、幾度と無く世界を未然に救った英雄だった。

MSF崩壊後、表舞台での活躍の記録を抹消され、公的にはいないものとされていたが、9年後に突如姿を表し、ミラー救出後に彼の建てたダイヤモンド・ドッグズを率いるリーダーとなる。


TPPでは頭に”黒い何か”が突き刺さっており、首の後ろ部分にも同じ突起物が出ている。

失った左手はソ連製のバイオニックアーム(筋電義手)で補っているが、これはMGSPWに登場したガルベス教授の義手と同様の物。

また、TPPでは何故かあれほど拘りが強かった葉巻の代わりに「ファントムシガー」という電子タバコを吸っている。

ちなみにこの鬼の角のような”黒い破片”は、ゲーム中で兵士を殺す等の残酷行為を行うたびに少しづつ伸びていき、真っ赤な鬼のような姿になってしまう。


「未来を謀られた策士」。

ビッグ・ボスの相棒であり、その副官として手腕を振るってMSFを一大組織に育て上げた男。

MSFマザーベース崩壊後、MSFを襲撃したXOF、及びその背後にあるであろうサイファーに対抗する為、スネークが昏睡していた9年の間に自分についてきたMSF残党をまとめて「ダイアモンド・ドッグズ」として組織を再建。正義も大義も捨て、合流したスネークと共にサイファーへの復讐を誓う。

スネークが目覚める少し前にアフガニスタンにて拷問に遭い、その時までに右腕と左足を失っていたことで、失った足と腕が未だあるかのような幻痛に苦しんでいる。

しかし死んでいった仲間達の無念さとそれらの痛みを忘れぬよう、マザーベースに復帰してからも敢えて義肢はつけていない。

その後、視力も弱まっている。


MGSPWのパスの一件か、それとも襲撃以来の復讐への執着心からなのか、すでにかつてプレイヤーを和ませた陽気な性格は見られず、次第に修羅と化していく。

そしてこの厳格な性格は、後のFOXHOUND教官としてのマスター・ミラーへと繋がっていくことになる。


「偽りを生きる好敵手」。

TPPではアフガニスタンへのソ連侵攻などの戦いでの暗躍を経ており、シャラシャーシカの二つ名で恐れられた時期となる。

負傷したビッグボスの救出を行い、その参謀として共にダイヤモンド・ドッグズの活動に関わるようになる。ある意味に於いて、本作における最大のパートナーであり、語り部的存在。

ビッグボスであるスネークが再び伝説の英雄として返り咲くように活動するが、オセロット自身の真意は不明である。

しかし復讐に身をやつすカズヒラとは意見が食い違い、クワイエットの生死を握るスネークに対し表情を顰めるなど、彼の目的はどうやら"復讐"とは離れた位置に存在する模様である。


「言葉を持たない狙撃手」。

TPPにて登場する謎の女スナイパー。

回避行動中で激しく揺れるヘリ機上から音速でカッ飛ぶジェット戦闘機のパイロットをヘッドショットで仕留めるほどの超人級の狙撃能力を持つ他、不可視化を含めた透過、超高速移動などの様々な特殊能力を持つ。

裸(Naked)同然の露出の激しい格好をしているが、それにはれっきとした理由がある。

あるイベントを経ることでダイヤモンド・ドッグズのマザーベースに居座るようになり、ミッション中行動をともにするタクティカル・バディにすることができる。


親犬を何者かに殺されており、自身も隻眼である仔犬。TPPにて登場。

スネークにフルトン回収された後は、マザーベースにて飼われることになり、成犬となってからはタクティカル・バディとして同行させることができる。

ちなみに犬種(RACE)はわからなかったようだが、後に・もしくはウルフドッグである可能性が浮上する。


MGSGZのメインミッションにて、脱出用ヘリコプターの機内に同乗しているMSFの衛生兵

他の兵士とは違いマスクは付けておらず素顔を明かしてるようだが、モブキャラ故か或いは何かしらのがあってか、顔は見えない。

ヘリ墜落の直前、爆風の影響を正面からまともに受けたのは彼であり、その生死が危ぶまれているが…。


関連人物

「組織に背いた二重スパイ」。

前作MGSPWのヒロイン。ピースウォーカー事件収束後、サイファー工作員としての正体を顕し、メタルギアZEKEを奪取しようとするもスネークに敗北。海へと落下し消息を絶っていた。

彼女がサイファーによって確保され、キューバ内にある米軍の捕虜収容所「キャンプ・オメガ」で尋問を受けているという情報が齎されるところから、GROUND ZEROESの物語が幕を開けることになる。

GZの最終盤、スネークによってチコと共に救出されるが…。


  • リカルド”チコ”バレンシアノ・リブレ

「スネークの部隊に志願した幼き兵士」。

前作MGSPWから引き続き登場するサンディニスタ民族解放戦線 (FSLN) の少年兵。

パスに好意を寄せており、GZにて彼女が捕らえられたことを聞き、スネーク達が核査察への準備に追われてすぐに動けなかったため単身救出に向かうが、逆に収容所に捕らえられてしまう。

キャンプ・オメガの兵士やスカルフェイス達の過酷な尋問に耐えられず、スネークが辿り着いた時にはMSFマザーベースの位置を喋ってしまっており、仲間を二回も裏切ってしまった事に悔いて、スネークに生まれ変わりたいと嘆いていた。

胸にイヤホンジャックのような物が付いているが、どの経緯があったかは不明である。


「素顔を消し去った亡者」。

XOFを指揮する謎の男。白く焼けただれた顔面はその名の通り骸骨を思わせる。

過去の戦争中、幼少期に工場で母親と共に働いていたが、工場は爆撃を受けて家族や友人を一度に失い、自身も炎上した菜種油を浴びて皮膚は焼け爛れた。現在も幻痛を感じており、母国語を含め、自身のあらゆる存在証明を喪った現在では、それが唯一の現実であると嘯く。

ゼロ少佐スネークとは面識があると本人は語るのだが…。


「自我を手に入れたギーグ」。

前作MGSPWで平和歩行計画に関与していた科学者『ヒューイ』。

ピースウォーカー事件の後はMSFのマザーベースで過ごしていたがGZにて、IAEAの核査察を独断で受け入れてしまったことでMSFの崩壊を招いてしまう。

そのためミラーや生き残ったMSF兵達からは裏切りの容疑が掛けられている(本人はそれを否定している)。

9年後のTPPでは歩行補助のための脚部外骨格の開発に成功しており、念願の二足歩行を達成した模様。また、この時代では息子であるハル・エメリッヒが生まれているが、想い人であったストレンジラブ博士とは果たして…?


「運命を呪われた少年兵」。

大人の兵士顔負けの戦闘能力を持つ少年兵。TPPにて登場。

太々しく生意気な性格で、戦場では『ホワイトマンバ(白蛇)』と呼ばれていた。

行き場を失った少年兵達を束ねてアンゴラの村々を荒らし回っていたところ、撃退を依頼されたスネークによる「授業」の末、ヘリに乗せられダイアモンド・ドッグズのマザーベースに保護された。

…が、マザーベースでも様々なトラブルを起こしまくり、オセロットの手を焼かせる事になる。取っ組み合いでスネークに負けて以来、異様に執着してくるのだが、どうやら動機はそれだけではないようだ。

液体人間」の文字が書かれたダスターコートを着ている。

液体人間と言ったら…?


  • 少年兵士達

戦災孤

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました