JR東日本 上野駅
1883年7月28日、日本初の民間資本による鉄道である日本鉄道により本駅から熊谷駅まで(現在の宇都宮線と高崎線の一部)が開通した際に開業した。
長らくの間、東北・常磐・上越・信越各線方面への長距離列車のターミナルとして重きをなしてきたが、東北・上越・北陸新幹線の開業、さらには湘南新宿ライン・上野東京ラインの運転系統新設によってその地位には変化が生じてきている。
上野東京ラインの開業により、上野駅の利用者数が激減することが予想されたが、既に地上ホームが閑散しており大半が品川・川崎~浦和以北、南の利用になっており、特に品川駅~大宮駅間は新幹線連絡輸送の途中駅になってしまった影響は大きい。
路線・運転系統別の発車番線
以下のほか、クルーズトレイン「TRAINSUITE四季島」は13番線・14番線の間に設けられた専用の「13.5番のりば」で乗降扱いを行う。列車は13番線の線路に入る。
山手線
京浜東北線
常磐線(常磐快速線)
ホーム | 番線 | 上り/下り | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|---|
高架 | 6 | 下り | 取手・土浦・水戸・成田線成田方面 | 特急列車以外・品川始発 |
高架 | 8 | 下り | 水戸・いわき方面 | 特急列車・品川始発 |
高架 | 8・9 | 上り | 上野東京ライン東京・品川行き | 品川行きの全列車 |
高架 | 10~12 | 下り | 取手・土浦・水戸・成田線成田方面 | 特急列車以外・上野始発 |
地平 | 16・17 | 下り | 水戸・いわき方面 | 特急列車・上野始発 |
宇都宮線(東北本線)・高崎線
ホーム | 番線 | 上り/下り | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|---|
高架 | 5・6 | 下り | 赤羽・浦和・大宮・宇都宮・熊谷・高崎方面 | 上野東京ラインから |
高架 | 7~9 | 上り | 上野東京ライン東京・品川・東海道線(東海道本線)方面 | |
地平 | 13~15 | 下り | 赤羽・浦和・大宮・宇都宮・熊谷・高崎方面 | 特急列車以外・上野始発 |
地平 | 14~16 | 下り | 高崎・長野原草津口・前橋方面 | 高崎線の特急列車 |
新幹線
車内整備のための引き上げ線として当駅の副本線が使われる。
番線 | 上り/下り | 方面 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
20 | 下り | 東北新幹線 | 仙台・盛岡・新青森・山形新幹線山形・新庄・秋田新幹線秋田・北海道新幹線新函館北斗方面 | |
19・20 | 下り | 上越新幹線 | 越後湯沢・新潟・北陸新幹線長野・富山・金沢方面 | |
21・22 | 上り | 東京行き |
東京メトロ 上野駅
1927年12月30日、日本初の地下鉄である現銀座線の本駅から浅草駅までの区間の開通時に開業した。現在は銀座線と日比谷線の2路線が乗り入れている。
東京メトロを経営している東京地下鉄株式会社本社の所在地はここにあり、日比谷線の1・2番出口に直結する。また、銀座線の5a出口の方も上野マルイと直結している。
JR東日本各路線のホーム、特に山手線ホームからは遠く離れており、距離的には京成上野駅からともそうそう変わらない。
銀座線の発車メロディーには森山直太朗の「さくら(独唱)」の一部が使われている。
京成上野駅
当該記事を参照。都営大江戸線方面に直結する地下通路でヨドバシカメラマルチメディア上野店1号店と直結している。
利用状況
JR東日本
- 2014年の乗車人員は、182,468人である。
JR東日本の駅では12位で、以前なら川崎駅、京都駅、名古屋駅等と争っていたものの次第に差が開き、これらの争いから離脱している。
特に上野東京ライン開業後は、既に地上ホームは閑散としている状態である。
因みに非定期の乗客が多く、新幹線の駅は高崎駅や宇都宮駅に比べても少ない。
東京メトロ
- 2014年の乗降人員は、210,379人である。
pixivでの傾向
長距離ターミナルであった、昭和時代の風景が多い。国鉄のスタイルである。
関連イラスト
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