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伊賀栗レイトの編集履歴

2020-11-30 21:36:45 バージョン

伊賀栗レイト

いがぐりれいと

ウルトラマンジードの登場人物であり、ゼロと一体化することになる青年。

演:小澤雄太


概要

ウルトラマンジード』の登場人物。30歳。漢字表記は「伊賀栗令人」。

ウルトラ戦士の血を引くリクとは異なり、もともとは2歳年下ののルミナ(演:長谷部瞳)と5歳の一人娘のマユ(演:清水美怜)と暮らす極々平凡なサラリーマンであった(第4話でリクに差し出した名刺によると、会社名は「谷丸商事」というらしく、第3話における「営業先の人から怒られた」という台詞と併せて考えると商社マンであるようだ)。

眼鏡をかけており、真面目で気弱な性格だが、家族や暮らす世界の事を大切に思っており、事故に巻き込まれそうになった子どもを命がけで救い出そうとするなど心の底に熱い一面も持ち合わせている青年ドジっ子ではあるが。

また、超全集での表記で婿養子であることが判明した(旧姓は設定されていない)。


ある日、ジードとダークロプスゼロの戦闘の余波により崩れようとしていたビルから子供を助けようとして、落ちていたバナナの皮に躓き、(ビルの崩壊か少年の不可思議な力に気を取られて)よそ見運転してしまっていたトラックにぶつかり瀕死の状態となるがウルトラマンゼロに救われ、ゼロと身体と命を共有する間柄となる(ちなみに少年はリトルスターを宿しており、その影響でバリアを張ったため無傷だった)。


当初はウルトラマンゼロがジードのことを見極めるというスタンスを取っていたために、戦いを見守っていただけだったが、奔放なウルトラマンゼロに振り回され、徐々に怪獣たちとの戦いに巻き込まれていく…と同時に、立場も性格もまるっきり正反対の2人が一つの体をシェアすることによるドタバタコメディも繰り広げられる。


伊賀栗 レイト(いがぐり レイト)

ゼロの人格が表に出た場合は、声や口調がゼロのものになるという演出が取られ、眼鏡を外して表情もキリっとしたものに変化する。どうやら外さないとゼロの人格が表に出ないらしく、第19話では変身しようとするも石刈アリエに眼鏡を掛け直されて人格をレイトに戻されできなかったことがあった。

ゼロとレイトが会話する際は眼鏡を付け外しを繰り返し非常に落ち着かない状態になる事も。そのため、初めて星雲荘を訪れた際には特殊な装置でゼロの姿をモニターに表示して対話するという手段が取られたこともある。


かつての親父人形化したタロウと同様に、レイトの体を借りた状態でもウルトラ念力は問題なく使用できる様子で、第3話では卓上に置かれていたペンテレビの上に置かれていたテレビリモコンのスイッチ目掛けて正確に投げ当て、電源を落とすという離れ業を見せている。


ちなみに、ゼロは地球人でいえば高校生相当の年齢だが、レイトは彼をさん付けで呼び敬語も使う。本人の性分なのかもしれない。


第6話でゼロへの初変身を行ったが、ゼロの意思で強引に行われたにも関わらずかつてのようなチビトラマンになる事はなく完全な変身を遂げられた。本人は「高揚した」と語っていたため、心のどこかで変身を素直に受け入れられていたのだろう。

そのためか、同話ではリクに代わってウルトラマンとして戦うと宣言したが、後にリクと入れ替わって行った銀河マーケットのアルバイトや鳥羽ライハにみっちりしごかれた事もあって「自分はゼロの力を借りていただけ」と思い上がっていた事を自覚する(ウルトラマンの力を手にして慢心するという展開は近年のウルトラマンでは珍しい)。

ちなみにこの時、「ライハを背に乗せた状態で腕立て伏せ(ノルマは恐らく最低でも100回)」をゼロの助けもないままに(あまりのきつさに弱音を吐きながらも)やってのけるという地味にすごい身体能力を披露した(やってみればわかると思うが、日頃からトレーニングしてる訳でもなく鈍りきった身体ではただの腕立て伏せでも100回はかなり辛い)。

第3話でも不良に絡まれた際、ゼロが肉体の主導権を握っていたとはいえ、まだ同化して間もないにも関わらず、終始バテる事無く、不良達を撃退している。

この事からサラリーマンとしては、運動不足なだけで、元々の身体能力は高い方なのかもしれない。


しかし、強引な変身がなくなったわけではなく、第11話では会議に資料を届けなければならないレイトと意見が合わないまま強引に変身している。後の発言を見るにレイトの方が折れたようだが。


ウルトラマン変身者の多くは防衛軍所属が多く、姫矢准クレナイ・ガイの様な自由人とでも言うべき立場にいたり、(UGM所属前の)矢的猛千樹憐の様に戦いと関わらない職業に就いた者もウルトラマンである事が生活の中心にあった。レイトは彼等とは逆に「家族の為」にやれることが行動原理にあり、ウルトラマンとしての活動が家族の為に繋がっているだけで生活の中心がウルトラマンではないところが歴代の変身者にはない稀有な特性と言える。


だが、空気を読まない一面もあり、第13話では事情を知らなかったとはいえ、リクにモアと会ったこと、彼女がAIBに所属していることをライハの前でばらしてしまい、ライハを激怒させてしまった(リクはモアがAIBのエージェントであることを、ライハには秘密にしていた)。



『ジード』映像作品以外ではウルトラマンゼロの人間体としての登場がないものの、『ジェネクロ』『ウルクロ』でゲストとして再登場を果たしている。


余談

ウルトラマンに変身する人物で職業がサラリーマン、そして(一時的に変身した人物を除けば)眼鏡をかけているのは彼が初である。


第3話でゼロがレイトと一体化するシーンは、『帰ってきたウルトラマン』でジャック郷秀樹と一体化したシーン、およびそれをオマージュした『ウルトラマンメビウス』でサーペント星人が日ノ出サユリと一体化したシーンのオマージュになっている。恐らく前者は前作のウルトラマン以降、ジャックとゼロの絡みが多くなったのが理由だろう。

  • ウルティメイトブレスレットが破損したためか、ゼロの変身者で初めてウルティメイトブレスレットを装備していない(ランは映画の最後ではウルティメイトブレスレットを装備していた)。本人がサラリーマンとして腕時計を着けているので、ブレスレットがあったら邪魔というのもあるのかもしれない。

かつて『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』にてウルトラマンゼロの存在が公開された際、「ゼロ→0→零→レイ」という理由で大怪獣バトルシリーズに登場するレイがゼロに変身するのでは…と思われていた時期があったが、今回のレイトで間接的に実現していると言えるのかもしれない(名前的にはレイ+ケイトだが)。


妻のルミナを演じる長谷部瞳は、かつて『ウルトラマンマックス』でヒロインであるコイシカワ・ミズキ隊員を演じており、ウルトラシリーズへの出演は最終回以来11年ぶりとなる(ちなみに、ミズキ隊員も最終的に主人公のカイトと結ばれ、子供やを儲けている)。


演じる小澤雄太氏は劇団EXILEの所属で、ほぼ同時期に放送されていた『仮面ライダーエグゼイド』で九条貴利矢 / 仮面ライダーレーザー / 仮面ライダーレーザーターボを演じていた小野塚勇人は同じ劇団に所属する同輩である。


ちなみに、小澤氏はかつてウルトラの父に変身したかったとのこと。


名前の由来はオーストラリアのSF作家グレッグ・イーガンからで、伊賀栗家の名前もその作品名から取られている。


オーディションではケイ役を受けており、監督の坂本浩一の質問に「普通の人を演りたい」と答えたことがきっかけで、レイト役に決まった。


関連タグ

伊賀栗ルミナ 伊賀栗マユ - 家族

ラン タイガ・ノゾム - かつてゼロと一体化した人物

ウリンガ - 一部では、“伊賀栗”という苗字の元ネタではないか…と言われている。


夢星銀河 真木舜一 橘さゆり - 登場時点で既婚者子持ちのウルトラマン変身者


ゼロリーマン

野上良太郎:レイトのように弱腰の人物。ゼロの様な仲間たちに体を貸して戦う。


ショウ←伊賀栗レイト→湊アサヒ

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