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アスタ(ブラッククローバー)の編集履歴

2021-04-24 20:28:23 バージョン

アスタ(ブラッククローバー)

あすた

漫画『ブラッククローバー』の主人公。

「俺は、魔法帝になる!!」

「諦めないのが俺の魔法だ!!」

「筋肉は裏切らない!」


プロフィール

誕生日10月4日(教会に拾われた日)
星座天秤座
血液型A型
年齢15歳→16歳(星果祭)→17歳(悪魔憑き編)
身長155cm
出身地恵外界・ハージ村
好きなものシスター・リリー
CV梶原岳人(TVアニメ)/ 堀江瞬(OVA)/ 國分優香里(少年ジャンプ公式PV)

概要

ブラッククローバー』の主人公

最果ての村ハージ村の教会の前にユノと共に捨てられ、教会で育てられた孤児。

最強の魔法騎士「魔法帝」になる事を夢見ており、そのために魔法騎士団の中でも問題児の集まりとされている「黒の暴牛」へと入団する。


名前の由来は恐らく、ヨーロッパ伝承・悪魔学で言及される悪魔アスタロト


人物

一言でまとめると、熱苦しく騒がしい熱血漢。何があっても基本的に挫けるということが無く、非常に前向きで明朗快活であり、相手の欠点よりも長所に目を向ける。

また、割と真面目で礼儀正しく黒の暴牛の先輩たちや目上の人物には敬語で話し、その際は「~ッス!」といった体育会系っぽい喋り方になる(但し、何故か同じ黒の暴牛の団員であるラックには、彼の方が年上にも関わらず呼び捨てで呼んでおり砕けた口調で話している)


基本的に明確な加害や妨害の悪意がない限り、他人からの罵詈雑言は軽く聞き流してしまうほどに慣れており、周囲の人間の方が驚くほど。

一方で仲間や友人が悪く言われるのは我慢ならず、ノエルを酷く蔑み侮辱した彼女の兄・姉には激怒し、謝るように詰め寄よった際は危うく乱闘になりかけたことも。

例え敵対する相手であっても、自分の仲間を悪い意味で利用したり大切にしようとしない者は誰であろうと強い怒りを見せる。

冒頭のセリフにもあるようにとにかく諦めが悪く、どんな逆境に立たされても何度でも這い上がり、どんな窮地に立たされようと何度でも立ち上がってくる不屈の闘志の持ち主であり、その影響は仲間たちにも伝播して良い変化を与えている。


「魔法帝になる」という夢には、自分のような「生まれが悪い者」「魔力を持たない者」がなる事で、同じような者たちの希望にもなるという、貴族主義と魔力重視の価値観が歪に混ざった社会で生き抜くために培った価値観に基づいている。

仮に魔法帝になれた場合の方針としては「みんなが認め合って笑い合える自由な国」を造ると語っている。なお、フランス革命等のように王族貴族を引き摺り下ろすようなことは考えていないようである。そのひたすらに真っ直ぐな理想を、どんな相手に対しても臆面なく語るため、時には敵の心すらも揺り動かす。その価値観と気持ちは、自身を蔑んでいた王族や貴族を始めとしたエリートに属する人物達の心を変えていき、そしてクローバー王国に根付く未だ残る差別主義を変革させていく希望の光になっていく。


テロリスト集団・白夜の魔眼との戦いの中で、相手方の絶望や憎悪の原因等感情的な部分に興味を持ち、原因を探ることも始めている。

また、敵であるヴェットにも、戦闘終了後は花を手向けており、ライア自爆しそうな時はそれを止めた。

そして、パトリが卑劣な手段で魔法帝・ユリウス・ノヴァクロノを殺したと知った際には、激しい怒りをぶつけながらも、ショックで自暴自棄になり思考停止しようとする彼に喝を入れ、元凶と戦うよう発破をかけた。



そしてその想いと信念は、自身とかつては対立していた相手・立場が上の実力者や権力者の人物・遂には命を懸けて戦い合った事のある強敵の心に強く響かせ、アスタの強さと存在を認めていく。




影の王宮では言霊魔法の悪魔と戦闘している最中に乱入し、

悪魔の掌の上で踊らされ失意の底に堕ちダークエルフと化したパトリを滅魔の剣で憎しみから救った後、ユノ、パトリ、ルミエル、セクレ、リヒトと共に自身の能力を急速成長させて言霊魔法の悪魔を撃破することに成功。

その後、言霊魔法の悪魔の一件で自身の中に宿る悪魔を証拠に、エルフ転生事件の罪をかけられセクレと共に断罪されることとなるが、

そこへ乱入した黒の暴牛メンバーにより窮地を救われ、ユリウスから「悪魔と呪いの調査」する事を黒の暴牛と共に命じられ、

ゴードンの協力を得てノエル、ミモザ、フィンラルと共にハート王国へ入国。

しかし入国早々にハート王国の王女・ロロペチカと彼女と契約している水の精霊・ウンディーネにより誘拐され、実力を図るために半ば不意打ちのようにバトルとなる。

彼女らからハート王国に悪魔の災いが巣食っていることを伝えられると、打倒悪魔のために更なる修行を行う事となった。


修行後は以前より筋骨隆々な体格になり、悪魔の力を制御しながら大人数の相手を単独で圧倒する程の成長を遂げた。


そして、魔法が絶対の世界で何故自分だけ魔力がないのか、自身の出生を辿る旅が始まる。


ちなみに、ノエル・シルヴァミモザ・ヴァーミリオンレベッカ・スカーレットマリー・アドレイカホノセクレ・スワロテイル……と結構な一級フラグ建築士っぷりだが、本人はシスター・リリー一筋。

だが悲しいかな、本命であるシスターとのフラグは全く無い上に軽く受け流されている。


戦闘能力

魔法を使う才能を持たないこと気付かずに只管鍛錬を続け、ユノと共に魔法帝を目指す日々を送っていたが、15歳の時に魔導書に選ばれなかった所か、ユノは伝説とも言われる4つ葉のクローバーが刻印された魔導書を手に入れた事にショックを受けてしまう。

その後、ユノの魔導書を奪おうとしたゴロツキ魔導師から「お前にゃ魔力が何一つない」と聞かされ諦めかけた(作中で彼が挫けそうになった唯一の場面)その時、ユノの呼び掛けでゴロツキに殺されそうになっていた彼を護るために奮起したところで、悪魔が宿るとされる5つ葉のクローバーが刻印された黒の魔道書が現れ、晴れて「魔法の使えない魔法使い」となる。


魔法が使えないながらも、幼少期からひたすらに鍛え上げた肉体、そして高い身体能力を活かした接近戦が基本。常人ならば持ち上げることすら叶わない大剣を振り回し、しかもそれを持った状態でもかなりの速さで移動が可能。素の状態のダッシュは、ウィリアム・ヴァンジャンス身体強化魔法と勘違いするレベル

そもそも後述の彼の武器は「魔法を打ち消す武器」であり、魔力を持つものは握ることすらできない。そのため現状、まさに世界でただ一人しか扱えない武器となっている。正に端から見ても初見殺しと言っても差し支えなく、事前に分かっていても対応するだけの実力や対策がない相手ならば一気に押し切れる。


性質上、「接近戦しか出来ないため、回転が速い投擲などの遠距離攻撃に弱いこと」「強化魔法などでアスタ以上の身体能力を発揮するものに弱いこと」「諦めが悪いこと」が弱点としてヴェットから指摘されている。

アスタが負けた戦闘は基本的にこのどれか(もしくは全て)に該当すると思っても過言ではない。

なお、「諦めの悪さ」に関しては「無茶な特攻で余計なダメージを負ってしまう」という長所の裏返しを指している。

この点に関してはフエゴレオン・ヴァーミリオンヤミ・スケヒロからも「諦めない事と無策・無謀は別物」と諌められている。

最近のジャンプでは珍しい部類の、何の才能もない『努力の天才』である。


反魔法(アンチまほう)

アスタ

黒の魔道書から出現する剣には魔法を無効化するという特殊な力が宿っており、魔法が生み出したものであればエネルギー波だろうが気体だろうがだろうが鋼鉄だろうが、とにかく豆腐を斬る様にぶった切れる。また、剣脊では魔法を「弾き飛ばす」事が可能で、高速で突っ込んでくるものなどに対し、切るとぶった切った破片がぶち当たるなどの危険性がある場合はこちらを使用することも多い。


これらの剣の正体は、かつて数百年前に滅んだエルフ族の長が使っていた魔法剣の成れの果ての姿。

その長というのが、白夜の魔眼の長とは別の本物のリヒトであり、それゆえに白夜の魔眼は剣を奪い返そうとしていた。

だが、本人は既に自分の物ではないと認識しており、言霊の悪魔との戦いを終えた後消滅する際に「もう君のものだ」と奪っていた剣も含めて託している。


なお、いずれの剣も黒いのようなもので覆われているが、本来の使い手である本物のリヒトが握っている間はそれらの錆が消えて本来の刀身を取り戻す。

アスタが剣を扱えるのは、彼が「魔力を全く持たない」がゆえの言うなればバグである。


断魔の剣(だんまのつるぎ)

外見は"鉄塊"と形容できる漆黒の大剣。馬鹿力を有するアスタをして重いと言わしめる程に重量がある(そんなものを片手で振るえるアスタも大概だが)。

切れ味は無いに等しく、魔法ではない物質(人体など)には「ただのでかい金属の塊」でしかない。

しかし、反魔法で体内をめぐるマナを打ち消された肉体へアスタの膂力で振られる鈍器は(よほど鍛錬を積んでいない限りは)ほぼ一撃必殺である。

一方で、その重量から速度のある魔法が相手だと振り遅れるといった事態も招いている。

また、この剣の重量と性質から、剣を重し代わりに相手に乗せるだけで、魔法を封じ、尚且つ純粋な腕力でどかすのも困難な拘束具として用いる事も可能。


ハート王国修行後は断魔の剣から流れるエネルギーを反作用で利用し乗る事で、飛行する事も可能にしている。


宿魔の剣(しゅくまのつるぎ)

ダンジョン攻略編で手に入れた細身の剣。こちらも切れ味はないが大剣よりは軽量(それでも大の大人が持てないほどの重量を有する)なので、大剣でさばけない魔法ならばこちらが使用される。しかし、軽量な分決定打に欠けると言った欠点を有する。


この剣の真骨頂は魔力を吸収する能力にあり、他人の魔力を吸って空を飛ぶ斬撃として射出する力がある。

しかし、アスタはこの原理をよく分かっていなかったため、何度か偶発的に仲間の魔力を宿して使った程度であった。


本物のリヒトとの戦いの際に一時奪われていたが、彼が自身以上に使いこなす姿を見て「自分がまだ使いこなせていない秘めた力がある」事に気付かされた。


滅魔の剣(めつまのつるぎ)

白夜の魔眼のアジトで手に入れた、先端が扇のように丸みを帯びた歪な形をした剣。

本来は本物のリヒトが使用していたのだが、戦いの最中に弾き飛ばした後なぜかアスタの魔道書に入っていた。

他の剣以上に強力な反魔法の力があり、「周囲の因果を断つ」ことができる。つまり、「魔法を受けた」という事実そのものを根本から無効化するため、既に掛かったや強力な転生魔法ですらも消し去って見せた。


ただ、ゴーシュに宿っていたエルフからは「都合の良い奇跡は無い。行いの代償は必ず支払われる。」と彼を戒めるような忠告をしている。


斬魔の刀(ざんまのかたな)

漆黒の三極性(ダークトライアド)の筆頭である悪魔憑き・ダンテ・ゾグラティスとの戦いにおいて、自身の中の反魔法の悪魔との取引により悪魔化した右腕でヤミから受け取った彼の日本刀を掴んだことで誕生した4つ目の剣

以降はアスタの魔導書に宿り取り出せるようになり、拐われたヤミの救出と彼らの計画阻止のためにナハトの下で修業を始めた際に命名した。


剣術

魔導書を得た当初は剣について全く素人だったため独学で修行していたが、村の中で偶然にもダイヤモンド王国から亡命し潜伏中だったファンゼルと出会い、魔法剣士であった彼から剣術の稽古をつけてもらい、使いこなせるようになった。


魔法騎士団に入団後は、ヤミ団長や海底神殿のキアトらと共に戦う中で、彼らが使用する剣技を見て盗みながら身に付けていき、故に今では達人並みの腕前となっている。


氣を読む力

ヤミ団長からの(戦闘中に行われた雑な)指導によって習得。

氣とは「人や物質に宿る魔力とは異なる力」のことであり、これを読むことでその動きの先読みが可能になる。また、魔力とは異なるゆえに魔力の気配を絶った相手も感知可能となる。


接近戦が主で感知能力に難のあったアスタにとってこれ以上にない相性の良い能力となっている。

因みに、氣を読めると言っても、師匠であるヤミほど高精度に読めるわけではない。


ブラックアスタ

Der Schwarze Ritter

断魔の剣に宿る反魔法のエネルギーを自身に巡らせて変身したいわゆる強化形態。

右半身が漆黒に染まり、悪魔のように変化する。

左半身が変化するユノの〝スピリット・ダイブ〟とは対になる形であり、もしかしたら何か関係があるのかもしれない。


詳しくは当該項目を参照。


キャラ人気

2017年に行われた魔道士総選挙(人気投票)では、

応募総数9,825票中2,911票獲得でぶっちぎりの1位であった。

(2位のヤミ・スケヒロは1,952票)

これまでの努力が評価された結果であろう。


2018年第2回魔道士総選挙では、応募総数18,033票中3,064票獲得で二連続1位

(2位のヤミ・スケヒロは1,967票)


2019年の第3回魔道士総選挙では、応募総数22,807票中2,971票獲得で三連続1位

(2位のヤミ・スケヒロは2,213票)


2020年の第4回魔道士総選挙では、応募総数25,191票中4,296票獲得で四連続1位を達成する。

(2位のヤミ・スケヒロは3,503票)


他作品出演

2021年3月のコラボイベント前編で、ユノと共に加入。

魔鏡技は、「ブラックメテオライト」


関連イラスト

アスタ亞斯塔ブラクログ 1Black Clover諦めないのが、俺の魔法だ。


関連動画


関連項目

ブラッククローバー 黒の暴牛 剣士 バンダナ

ユノ(ブラッククローバー) ノエル・シルヴァ マグナ・スウィング ラック・ボルティア ゴーシュ・アドレイ ヤミ・スケヒロ


共通点のあるキャラクター

  • うずまきナルトNARUTO…剣は使わないが、幼い頃に九尾人柱力にされた事でからは忌み嫌われ、封印された魔獣と親の頃から因縁があり、魔獣が第三者操られた結果親が子をかばうために爪で胴体を貫かれて殺されたが封印し、チャクラをほとんどまともに使えず、似た境遇の先輩の助けで封印された魔獣と対峙し、諦めない根性と前向きな性格で火影を目指すなど、生き様が似ている。魔獣の力を使うと瞳孔が縦になったり十字になる。物語終盤では、里の崩壊の危機から救った英雄として尊敬され、九尾と和解し、最終回で火影になるなど、ある意味ではアスタの人生の大先輩に当たる。憧れの人の中の人も同じである。
  • 竈門炭治郎鬼滅の刃…彼ほどテンションは高くないが、同様に明るく朗らかで礼儀正しく真面目な熱血漢。同期の中では最も才能が乏しいが一番の努力家であり、黒い刃の剣を使って人外の敵と戦うという点も似ている。また、その人外の存在に味方がいたり、逆に人間側に敵の協力者がいるという点や、敵の首領を倒す可能性のある特殊な力を秘めている点も共通する。更に鬼殺隊の同僚には魔法騎士団黒の暴牛の団員たちと色々共通する人物が多い
  • 緑谷出久(僕のヒーローアカデミア)…テンションは真逆だが、真面目で礼儀正しい性格。小柄な体格ではあるが、服の下にはかなり鍛え上げられた筋肉を持つ。生まれつき個性(魔力)がなかったが、その強い正義感と諦めない心を見込まれ、ワン・フォー・オールを継承する。そして、小さな頃から憧れだったヒーローとなり、周囲に様々な影響を与えていく。ちなみに、出久の担任である相澤消太は相手の個性を一時的に打ち消すと言う反魔法に似た個性の持ち主で、外見がどことなくヤミに似ている上、中の人繋がりでもある。
  • マッシュ・バーンデッド(マッシュル-MASHLE-)…同様に魔法が使えて当たり前な世界で、魔力が無いので魔法が全く使えないが、鍛え抜かれた筋肉を武器に戦うジャンプ主人公。更に彼の場合は反魔法などの特殊な力は無く、というか人間離れしたタフネスと身体能力だけを武器に魔法すら圧倒するという型破りな戦いぶりを見せる。魔力を持たない故に世間から必要とされず迫害されている面や、しかし本人自身は何処吹く風と殆ど意に介していない面、一方で家族や友人を同じ目に遭わせる者は許さない面も同じである。基本的な性格は物静かで常にローテンションのためアスタとは真逆だが、二人が出逢ったら絶対仲良くなりそう。
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