英雄とは主に3つの意味がある。
- 英雄(えいゆう)
- 英雄(ひでお)
- 英雄(曲のタイトル)
英雄(えいゆう)
才知や武勇などが優れており、普通の人には出来ないような事柄を成し遂げる人の事で歴史上さまざな人物が英雄として名を残している。ただ実在する人物の伝承や噂の中でその「英雄行為」が膨らんでいき、人々の中で「英雄」という言葉が一人歩きし始めて、いつの間にか超人的な能力を持っていたり、驚異的な行動を行った事になっている場合がある。
また神話や物語などの主人公のこと英雄と呼ぶ場合もある。別称はヒーロー。物語によっては主人公ではなく敵役や第三者が英雄というポジションにいる事もある。
神話や伝説における英雄については文化英雄を参照。
日本ではひでおとも読めるので「○○の英雄」を「○○のひでお」と読むネタも存在している。
英雄(えいゆう)と名が付く作品
- 英雄伝説 銀河英雄伝説又はドラゴンスレイヤー英雄伝説の略称。
- 銀河英雄伝説 田中芳樹のSF小説。
- ドラゴンスレイヤー英雄伝説 日本ファルコムから発売されたRPG。
- 魔神英雄伝ワタル 株式会社サンライズによるメディアミックス作品。
- 落第騎士の英雄譚 海空りくによるライトノベル。
- 英雄教室 新木伸、森沢晴行によるライトノベル。
- 英雄クロニクル サクセスの運営する創造Webブラウザシミュレーションゲーム。
- 英雄コナン ロバート・E・ハワードによって書かれたファンタジー小説。
- ミスタラ英雄戦記 カプコンから発売されたPS3専用ゲームソフト。
- 戦国BASARA2英雄外伝 戦国BASARA2の外伝作品。
- 英雄再起 グランブルーファンタジーのシナリオイベントの一つ。
- 英雄二人 蒼穹のファフナー EXODUS第9話のサブタイトル。
- 2人の英雄 僕のヒーローアカデミアの劇場版第1作のサブタイトル。または『ウルトラマンパワード』第10話のサブタイトル。
- 英雄総選挙 ファイアーエムブレムヒーローズで実施されている投票企画。
- 英雄の証 モンスターハンターシリーズのメインテーマ曲。
英雄と書いてヒーローと読む作品
- 半熟英雄 スクウェア(現・スクウェア・エニックス)から発売されたゲーム。
- 蛮族英雄 ソード・ワールド2.0リプレイのひとつ。
英雄(えいゆう)と名称が付くキャラ
- 六英雄 BLAZBLUEに登場するキャラクター群の呼称。
- 七英雄 ロマンシングサガ2のボスキャラクターの呼称。
- 英雄王 様々なキャラクターの名称。
- 小さな英雄 アイドルマスターシンデレラガールズに登場する南条光の肩書き。
英雄(ひでお)
名前が英雄(ひでお)の人物・キャラ
実在の人物
創作キャラ
- 皆川英雄 頭文字Dのキャラクター。
- 島津英雄 ジャスティス学園に登場する先生。
- 赤木英雄 名探偵コナンの登場人物。
- 握野英雄 アイドルマスターSideMに登場するキャラクター。
- 津田英雄 空中ブランコの登場人物。
- 嘉門英雄 東京鬼祓師の登場人物。
- 橘英雄 H2のキャラクター。
他にもありましたら追加して下さい。
英雄(曲のタイトル)
- ベートーヴェン作曲、交響曲第3番変ホ長調『英雄』。「エロイカ」とも。
- doaの楽曲。「ウルトラマンネクサス」の第1期OP。イラストの題材としてはこちらの方が多い。
交響曲第3番『英雄』
ナポレオン・ボナパルトに共感し、彼を讃える曲として作られた。
しかし、完成後間もなくナポレオンが皇帝に即位したため、激怒したベートーヴェンは「ボナパルト」と書かれた表紙を破り捨てたという逸話で知られる。
ただ、現存している譜面に表紙が破られた形跡はなく、「ボナパルト」という題名と献辞がペンでかき消されている。その上で「シンフォニック・エロイカ」と改題され、「ある英雄の思い出のために」と書き綴られている。
doaの英雄
ただそれだけ できれば 英雄さ
『ウルトラマンネクサス』の前期オープニングテーマ及び最終回エンディングテーマ。
サビ部分の「男なら」「英雄さ」が印象的な非常に男らしいカッコイイ曲で、弾幕ソングとしても有名。ニコニコ動画などでは英雄MADシリーズと称してMAD等で使われている。
ウルトラシリーズの曲としては始めて「ウルトラマン」や「ネクサス」といったヒーローに関係する単語が一切登場しないため、始めて聞いた人がウルトラマンの歌だと気づかない場合が多い(これは『ネクサス』の他の主題歌も同様であるが)。
OPは魚が泳ぎ回るダム湖の湖底が映し出されて、瓦礫の山からこちらに視線を送るネクサスの映像から始まる。また、サビの部分では発光するエボルトラスターを姫矢准が一瞥して変身する流れになっている。さながらエボルトラスターを通してネクサスが「誰かの為に強くなろう。男も女も関係ない。勇気さえあれば、英雄になれるのだから…」と語りかけているようにも解釈できる。
歴代のデュナミストはいずれも心に闇や悩みを抱える人物ばかりであり、人々を鼓舞するメッセージ性のある歌詞はタイアップ曲でありながら、作品世界にかなりマッチしていると言えるだろう。
この他、「闇が怖くてどうする?」の部分で西条凪、「アイツが怖くてどうする?」の部分で石堀光彦が映し出されるなど偶然にも後半の展開を予見させるものになっている(尤も、石堀の正体に関しては前半時点での予定とは異なっているが)。
また、版権がウルトラシリーズのサウンドトラックを手がけているコロムビアミュージックではなく、doaの所属していたビーイングにある関係上、版権をめぐる扱いがやや複雑で、ウルトラシリーズの主題歌集には収録できないことが多いという不遇の曲でもある。最近では収録されるケースも出てきている(それでも、ネクサスの後期OP『青い果実』やティガのOP『TAKE ME HIGHER』などで収録できないケースは散見される)。
そのためなのか、円谷プロのエイプリルフール企画ではウルトラマンネクサス本人が「『英雄』がウルトラマンネクサスの主題歌だったことも思い出してあげてください」と発言した
最近になって、ウルトラシリーズの主題歌を担当しているvoyger(ボイジャー)や遠藤正明によるカバー版も発表された。
余談だが、ネクサス放送から10年が経つ2014年には、THE ALFEEが楽曲「英雄の詩」を発表している。こちらもウルトラシリーズのOPに採用されているのと、歌詞にウルトラマン関連の単語が含まれていない点が共通する。