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ニシノフラワー(ウマ娘)の編集履歴

2022-04-18 12:44:34 バージョン

ニシノフラワー(ウマ娘)

うまむすめのにしのふらわー

メディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するキャラクター「ウマ娘」の一人。モデルは、小柄な馬体ながら1991年の阪神3歳牝馬ステークス・1992年の桜花賞を制し、さらに同年4歳(現3歳)牝馬でのスプリンターズステークス制覇を達成し「天才少女」「韋駄天娘」と賞された競走馬、ニシノフラワー号。

「ただ、ひっそりと、そばにいたくて。たとえ小さなお花でも」


プロフィール

キャッチコピー花咲く笑顔♪ 気配り上手なウマ娘
誕生日4月19日
身長135cm
体重増減なし
スリーサイズB67・W48・H70
靴のサイズ-
学年中等部
所属寮栗東寮
得意なこと家事全般、園芸
苦手なこと炭酸ジュース
耳のことさわると安心感に包まれ、癒されると評判
尻尾のこと太陽と、四季折々の花の香りがする
家族のこと-
ヒミツ①お手玉なら永遠に続けられる / ②いい香りの消しゴムを何個もコレクションしている
自己紹介こんにちは、ニシノフラワーです。みなさんに頼ってもらえるくらい、素敵なおねえさんウマ娘になりたいです…!
CV河井晴菜

大人しくて愛らしい、純真無垢な少女。まだまだ咲きはじめで自信もなく、一人前めざして準備中である。

一方でよく気が利き、たとえ自分のことで手一杯でも、周りへの思いやりを忘れない優しい心根の持ち主。

いつか大輪の花を咲かせるため、頑張っている。

公式ポータルサイトより)


(リニューアル前)

優れた才能を見込まれて、飛び級してトレセン学園にやってきたウマ娘の少女。

幼いながらもしっかりものでなんでも得意。

その上、素直で明るいがんばり屋のパーフェクトガール。

将来の夢はステキなオトナの女性になる事。


概要

メディアミックス作品『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。実在した競走馬である『ニシノフラワー』をモチーフとする。


ウマ娘の中でもひときわ小柄。

身長の135cm、バストの67、ウェストの48、ヒップの70という数字はいずれも全ウマ娘中最小であり、文句なしで最も小さいウマ娘である。

現在は見られないが、リニューアル前には紹介文で「飛び級した」旨、すなわち小学生であることが明記されていた。小さいのも納得。なお紹介文から削除されても飛び級の設定は生きており、本人のストーリーやサポートカード「小さなカップに想いをこめて」のイベントで確認できる。


これらの小柄・飛び級の設定は、史実のニシノフラワー号がデビュー前に複数の厩舎から入厩を断られたほど小柄で華奢な牝馬であり、それにも関わらずデビューするや阪神3歳牝馬ステークス(現:阪神ジュベナイルフィリーズ)・桜花賞GⅠを連勝。さらには同世代の牝馬限定戦に留まらず、同年のスプリンターズステークスを年上の一流牡馬たちをも抑え4歳(現3歳)で制覇し「天才少女」と讃えられた史実を基にしていると考えられる。


アニメには登場していないが、「うまよん」では、トウカイテイオーマヤノトップガンユキノビジンに手料理を振る舞い、「母の味」と賞賛された。


味のみならず見栄え等も含む総合的な料理の腕前は高いらしく、カレンチャンの育成シナリオでは、SNSで「お弁当界の妖精【フェアリー】」と呼ばれている事が明らかになっている。SNSに自作の弁当の写真を投稿しており、カレンチャン曰く「カワイくて栄養もバッチリ」「435万人(※注1)のフォロワーがいる」。


他のウマ娘たち=お姉さんたちのお世話が好きらしい良い子であり、スーパークリークとお母さん対決で引き分けるほど。


※注1:この数字の元ネタは、史実のニシノフラワーの獲得賞金額(約4億3500万円)だと思われる


ゲーム版

リリース初期からSSRサポートカードが登場。

2022年4月11日のアップデートより育成ウマ娘として登場した。


勝負服は黄色と白を基調にしたデザインであり、スカートは走ると広がり花弁のように見える。パドックでの固有モーションは、手で花が開くような動作をする。曰く”花マル”のポーズ。イベントシーンではシャララーンと効果音がついたりする。


育成ウマ娘

  • ☆3[ティアード・ペタル]ニシノフラワー
スピードスタミナパワー根性賢さ
9381958695
+15%+0%+15%+0%+0%
バ場適正AダートF
距離適正短距離マイル中距離長距離
AAEG
脚質適正逃げ先行差し追込
FAAG

ティアードとは「重なる」や「列になる」、ペタルとは「花びら」「花弁」の意味。

余談だが「ティアードスカート」という名の服が存在し、そのスカートについた段々になったひだ縁飾りは「フラウンス」という。……なるほど。


固有スキル

  • つぼみ、ほころぶ時

レース中盤のコーナーで競り合っていた場合、終盤かつ最終コーナー半ば以降に好位置にいると加速力が上がる


NPCとしてのニシノフラワー

リリース初期より、史実でのライバル関係(後述)からサクラバクシンオーの育成シナリオではライバルとして登場。その他、史実では一切関係はないがカレンチャンの育成シナリオでもライバルとして登場する。それ以外の育成シナリオでも、トリプルティアラを中心とした牝馬限定戦や、短距離&マイル系のレースに出走すると高確率で対戦できる。

芝のみならず、ダートレースにも出走する事があるので注意。


対戦相手としてのニシノフラワーはNPCとしてはかなり強い部類であり、中・長距離のゴールドシップシンボリルドルフ、長距離のスーパークリーク並である。特にジュニア級〜クラシック級序盤では、ステータスやスキルが整っていない事が多いため、あっさり敗北する可能性が高い。

苦戦を強いられる多いウマ娘で言えば、ウオッカタイキシャトルハルウララなどの短距離〜マイルを中心に走るキャラが挙げられる。他にも、オグリキャップ等のように特定のマイル戦で勝利すると固有称号が貰えるキャラや、カワカミプリンセスメジロドーベル等のように、牝馬限定戦を全勝するとボーナスが得られるキャラでは、ニシノフラワーはかなりの脅威となる。


特にサクラバクシンオーの育成シナリオに出てくる時は、ステータスに補正がかかっているため注意。とにかくスピードを上げて逃げればなんとかなるとして、育成ウマ娘の中でも特に難易度が低いとされるサクラバクシンオーの育成だが、実はスピード以外のステータスもある程度上げておく必要がある。逃げに出たサクラバクシンオーのスタミナが切れかけたところを、先行で狙ってくるのだ。


サポートカード

  • SSR[まだ小さな蕾でも]ニシノフラワー

リリース初期からサポートカードガチャにて入手可能なSSRサポート。タイプはスピード。

条件を満たしやすい「根幹距離〇」や「良バ場〇」のスキルヒントの他、練習時に絆ゲージの上昇値が上がるプラスのコンディションである「愛嬌〇」が入手できるイベントや連続イベントでは直線で速度が上がるレアスキル「ハヤテ一文字」も狙えるなど、脚質や距離に関係なく便利な要素が詰まったサポートカードとして評価されている。

その分練習性能は上限解放が進んでいない状態だと他のSSRと比べて低めに設定されているものの、「ハヤテ一文字」の下位スキル「直線巧者」のスキルヒントを入手できるカードにはウオッカキタサンブラック等スキルと練習性能の両面で評価の高いカードも多いため、そうしたカードとの併用で真価を発揮するサポートカードと言える。


稼働初期のSSRは重宝されるスピードタイプ、腐りにくい金スキル、愛嬌〇で絆ケージが伸びる(≒友情トレーニングを発生させやすい)ことから最強クラスの評価を受けていた。しかし、研究が進んだことで控えめな練習性能や、必ずしもレアスキルが貰えるわけではないという仕様も相まって、汎用性と爆発力は高いが安定感がないという評価に落ち着いている。


  • SR[あなたにささげる]ニシノフラワー

2021/4/15にレジェンドレーススプリンターズステークス」の開催と共に実装されたSRサポート。タイプはパワー。


  • SSR[小さなカップに想いをこめて]ニシノフラワー

ストーリーイベント「栄冠のパティスリー」の開催と同時に実装されたSSRサポート。タイプは賢さ。

こちらは固有ボーナスとして絆ゲージが最大になると賢さにボーナスが入るという仕様になっている。


関連人物

史実ではフラワーとの間に子供がいる組み合わせ。フラワーにとっては「いっぱい傍にいてくれる、とっても優しいお空みたいに綺麗な人」。スカイもスカイで黄金世代の同期とはまた別の特別な思いが彼女にあるのか、劇中でも度々フラワーの相談や雑談を引き受けている。ゲーム版でのSRサポートカード「[あなたにささげる]ニシノフラワー」に至ってはイラストが2人のツーショット。これは史実でニシノフラワーとセイウンスカイの墓が隣同士にある為だと考えられる。


スカイ本人はフラワーの努力家でひたむきな姿勢にちょっとした憧れの念を抱いているようで、彼女を心配する姿もちょくちょく見かける。美化委員には入部していないが、フラワーが諸事情で不在の場合はたまに彼女の花壇を密かに手入れしているそうな。


【※元性別】アグネスタキオンでハーレムみたいなのしたかった絵

こちらも史実では子供がいたりする組み合わせ。フラワーから見たタキオンは「難しい研究をたくさんしているお喋りが楽しい方」らしい(どこかのコーヒー好きが聞いたら困惑しそうな評価だが)。世話好きな彼女の性格には結構世話になっているらしく、劇中でもちょくちょくフラワーを可愛がっている。


くすぐりタイキ

やっぱりこちらも史実で子供が(ry

一応活躍年代だとフラワーの方が早いのだが、『ウマ娘』世界だとタイキが先輩扱い。距離適正的には上記の二人よりも近かったりする。フラワーからは「何かあった時には頼るのはタイキ先輩」と言われる程懐かれている様子。ちなみに、両者の身長を比べると実に37cm差となる。


特に上記の三名は史実の関係が関係なので、ゲーム版の育成ストーリー内では頻繁にフラワーと絡む場面がある。ここまでいくと彼女がちょっとした乙女ゲーの主人公みたいなポジションにも見えるが。


チューリップ

同期で同室のルームメイト(同じ年に生まれた馬同士であることが理由か)。最初はなかなか打ち解けられなかったようだが、一緒に生活する中で徐々にコミュニケーションを取れるようになった。フラワーから見たブルボンは、「とってもかっこよくて優しいお姉さん」とのこと。


ゲーム版のストーリーイベント第10弾『栄冠のパティスリー』では「夕春チョコレート・コンテスト」の助っ人として彼女を指名するなど、ブルボン側もフラワーを友人としてリスペクトしていることが窺える。


【ウマ娘】あなたの傍で/サクラバクシンオー、ニシノフラワー

ご存知、同期のスーパー短距離走者。彼女のグイグイ来る性格にはちょっぴり押されがちだが、なんだかんだフラワー的にはかっこいいお姉さん…ではあるらしい。

ゲーム版の育成ストーリーでは短距離・マイル戦などで鎬を削るライバルでもある。お互いに相手のサポートイベントにも登場し、空回りしがちなバクシンオーをフォローしようとしたりする姿を見る事ができる。


ゲーム版の育成ストーリー内ではバクシンオー同様に序盤~終盤通してレースを繰り広げるライバル格。ゼファーにとってフラワーは、自身に強烈な『風』を感じさせてくれる存在のようだ。物語のレース関連のお話では大体重要な局面で絡みがある。


フラワーよりも先にデビューしているマイル戦の実力派パリピ系ウマ娘。ゲーム版ではマイルチャンピオンシップなどで彼女と戦う機会もある。彼女には「ちゃんフラワー」「フラたん」などの愛称で呼び慕われており、プライベートでもよく遊びに誘われていることが示唆されている。


つか一口目どっから食べんのが正解?ウケるお姉さんと幼女(ママ)

同じくギャル系のウマ娘。ゲーム版の育成ストーリー本編ではあまり絡みはないが、ストーリーイベント『栄冠のパティスリー』では同じ「夕春チョコレート・コンテスト」に参加。最初は微妙に距離感がある二人だったが、お洒落に興味がある者として、なんだかんだ普通に会話する位の仲に。意外とフラワーとギャルは相性が良いのだろうか。


なお、この他にも同じ美化委員のグラスワンダーやプライベートで良く絡むビコーペガサスマヤノトップガンと、ゲーム内でも様々なキャラと交流がある。


競走馬「ニシノフラワー

だって私は

まわりを見れば

おや、女の子たちしか

いないじゃないか

ここではさすがに

負けないよ


だって男の子たちに

混じったとしても

駆けて弾けて

やっつけてしまう

私なのだから


ニシノフラワーは1989年4月19日に生まれた競走馬、後に繁殖牝馬。サクラバクシンオーミホノブルボンライスシャワーマチカネタンホイザは同い年である。主に短距離〜マイル路線で活躍し、サクラバクシンオーが1200mのレースで唯一敗れたレースの勝ち馬でもある。


1991年に佐藤正雄を背にデビュー。同年12月1日阪神3歳牝馬ステークス(現:阪神ジュベナイルフィリーズ)を優勝し、JRA賞最優秀3歳牝馬を受賞した。

※注:レース名、部門賞名の年齢は当時のもの。ちなみに、阪神3歳牝馬ステークスはこの年から牝馬限定戦になった。


1992年桜花賞から引退まで、主戦騎手は牝馬の扱いに定評のある河内洋に代わった。

桜花賞を勝利するも、優駿牝馬(オークス)は7着、エリザベス女王杯は3着に終わった。

オークスもエリザベス女王杯も距離が長すぎたと判断した陣営は、短距離路線に活路を求めた。

同年末のスプリンターズステークスダイタクヘリオスサクラバクシンオーヤマニンゼファーらを抑えGⅠ3勝目を挙げた。この年にはJRA賞最優秀4歳牝馬、及びJRA賞最優秀スプリンターを受賞。

※注:部門賞名の年齢は当時のもの


1993年も現役を続行。初戦のマイラーズカップ(GⅡ)を勝利し、この年から国際競走となった安田記念では1番人気に推されるが10着に終わる。

宝塚記念でもメジロマックイーンメジロパーマーに次いで3番人気に支持されるが8着。スワンステークスは2番人気3着、マイルチャンピオンシップは不良馬場で13着と大敗。

連覇を狙ったスプリンターズステークスはサクラバクシンオーに敗れて3着に終わり、これを最後に引退。


引退後は繁殖牝馬となるも、直仔からは重賞勝利馬は出なかった。

しかし、西山牧場の後輩であるセイウンスカイとの間に産んだ6番仔ニシノミライの血統から、自身から見てひ孫(曾孫)にあたるニシノデイジー(2016年生まれ)が重賞勝利を挙げ、牝系として血統が残っている。

空と花と。ウマ絵詰め


2020年2月5日に老衰のため31歳で死去した。

墓碑は西山牧場にあり、セイウンスカイの墓碑に寄り添うように建っている。墓碑には「天才少女から偉大な母へ 西山牧場を救った名牝に 感謝を込めて」と刻まれているが、これは彼女が現役時代の西山牧場は自ら輸入した種牡馬の失敗などで経営不振のさなかであり、彼女の活躍によって一息つけていた為である。


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ウマ娘プリティーダービー

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