データ
別名: | カプセル怪獣 |
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身長: | 1センチメートル - 40メートル |
体重: | 1グラム - 2万トン |
出身地: | M78星雲バッファロー星 |
演者: | 西京利彦(第3話)、鈴木邦夫(第25話) |
ウルトラセブン第3話「湖のひみつ」、第25話「零下140度の対決」に登場
バッファロー星出身の怪獣で、その出身星にちなんでかバイソンに似た特徴を持つ。
500万馬力の怪力が自慢で、口から赤い熱線を放つ事もできる(大怪獣バトルシリーズでの名称は「バッファフレイム」)。弱点は電気。
第3話で初登場。ピット星人にウルトラアイを盗まれたモロボシ・ダンが青のカプセルから出現させた。エレキングと交戦するも、電気を浴びせられて敗れた。
第25話ではダンが雪中でウルトラアイを失くしたために黄色のカプセルから登場している。ガンダーと交戦するも敵の飛行能力に翻弄されて敗北。カプセルはセブンがガンダーを倒した後に回収された。
『ウルトラセブン1999最終章6部作』第6話「わたしは地球人」にも登場。ウインダムと共にザバンギと戦うが、2体でかかっても敵わず、角をへし折られて倒れ、ウインダム共々カプセルに回収された。
ウルトラギャラクシー大怪獣バトルではセブンから自身を助けてくれた礼として一時的にレイに託された。なお、当初は後述するメビウス版の個体と同様なぜか非常に憶病な性格になっており、怪獣を相手に逃げ出してしまうなどの描写があった。その後ケルビム戦において初白星を収め、レイブラッド星人が倒された後にセブンに返却された(この時、レイに対して手を振るという可愛らしい姿を見せている)。
一時的とはいえレイオニクスの元にいた甲斐あってか、映画『ウルトラ銀河伝説』では、シャプレー星人に操られたベムスターを撃破する戦果を挙げた。
新世紀ウルトラマン伝説2003
ウルトラの父とウルトラの母が乗る宇宙ソリを引く怪獣として登場。ツノにはリボンが付けられていた。御者はセブン…ではなく従兄弟のタロウが務めた。
ウルトラマンメビウス
ウルトラマンメビウス第4話「傷だらけの絆」、第8話「戦慄の捕食者」、第9話「復讐の鎧」、第13話「風のマリナ」、第27話「激闘の覇者」、第28話「コノミの宝物」、第36話「ミライの妹」に登場。
本作では「マケット怪獣」という形で登場。ドキュメントUG、すなわちウルトラセブンの時代のデータを下にGUYSの手で再現され、彼らと共に戦う。1分間しか活動できず、使用後は分子ミストの再チャージに1時間掛かる。当初はGUYS隊員達に「弱そう」、「不細工」と言われるなど評価は散々な上リュウには「ニコラス」と名前を間違えられてしまう。刷り込み現象でコノミを母親のような存在だと認識して彼女になつき、回を重ねるごとに他の隊員にも心を開いていった。
当初の性格は非常に臆病でデビュー戦となるケルビムとの初戦では、呼び出したコノミが逃げ出してしまい彼女を追って逃げ出すという醜態を晒してしまった。二戦目ではコノミの危機に勇気を振り絞りケルビムに立ち向かい臆病な性格を克服し、それなりの戦果を残した。
第8話からは、ボガールが電撃に弱いということから電気怪獣のネロンガ、エレドータスのデータから電流攻撃と透明化能力を付加された「エレキミクラス」として、パワーアップを果たす(この時、この2体の他にエレキングのデータも使用されたが、オリジナルのミクラスがエレキングに敗北していたトラウマから、このデータだけがはじき出されてしまいリムエレキング誕生の一因となった)。ボガール、ムカデンダー、ゼットン相手に大ダメージを与えるなど活躍の場面が多くなった。
『ウルトラマンメビウス外伝超銀河大戦』(プレイムービー版)ではセブンに召喚された本物が登場し、エレキングと対決するが、敗北してしまった(映像が『セブン』の流用なので負けが予め決まっているようなものだったが)。
ウルトラゾーン
ショートコーナーでは某企業で課長を務めているという設定であり、常に驚いたような怒ってるのか、笑ってるのか読めない表情をすることから、『怒ってたらどうする?』というあだ名を付けられる。OLからすれば「イラつかせる何かを持ってる」らしい。
どうでもいい余談だが、初めて前歯が3本あることに初めて突っ込んだ作品である。
ウルトラマンSTORY0
ディファレーター光線を浴びたバッファローが怪獣化した姿。プラズマ太陽の影響で寒冷化が進んだバッファロー星の守護獣として登場した。体温が高く、眠っているだけで岩盤を温め、雪を溶かしてしまう。また当時は頭頂の真ん中に正面向きに生えた三本目の角が有った。
また、知性を有し、セブンと会話する場面もある。
バッファローを食料として強奪しようとしたペダン星人に怒り、岩盤をぶち破って眠りから覚める。ぺダン星人の差し向けたキングジョー・プロトタイプに果敢に挑み、傷をつけるも正面の角を折られ倒されるが、エネルギーが切れ掛けたセブンを助ける機転を見せた。その勇気に感動したセブンにより、カプセル怪獣としての契約を結ぶ、これは彼が巨大な怪獣と化してしまったため自分が活動する事で惑星上の他の生物に迷惑を掛ける状態になってしまったのを悩んでいた事や、キングジョーとの戦いでの傷が深く光の国で治療しなければ死んでしまう状態だった事も理由である。
ウルトラマンギンガ
ウルトラマンギンガ劇場スペシャル第二弾「ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!」に登場。
人工のスパークドールズとして登場し、渡会健太がウルトライブした。やはりこちらでも「とても味方とは思えない面してやがる」と評されている。
石動美鈴がライブしたレッドキングを倒したが、美鈴がライブし直したスノーゴンの「凍結スノーフリーザー」を浴びせられ倒された。
ウルトラマンX
ウルトラセブンや他のカプセル怪獣と共に、イメージ映像で登場。
礼堂ヒカルが大空大地に、「怪獣とウルトラマンや人類が共存している」ということを説明する際に、一つの例として取り上げていた。
ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突
episode6にて他の2体と共に惑星バベルの戦いでアブソリューティアン兵士と戦った。
ウルトラマンデッカー
2022年6月16日の生配信イベントにて公開されたPVで登場が確定。デッカーと並び立つ姿が確認されている。
ウルトラ怪獣擬人化計画
アギラと同じタイミングで発表された。デザイン担当はウインダムもデザインした富岡二郎氏。
パワーファイターだった原作を反映してか、どこか好戦的な雰囲気を漂わせた凛々しい表情に。また、褐色肌、全身に施されたボディーペイント、露出の多い衣装など、野生児を思わせる姿をしている。
アニメ版
声 - 鈴木愛奈
ウインダム、アギラと共に物語の中心として活躍する模様。
普段は16歳の高校1年生:牛丸ミクとして生活している。
超がつくほどの健康優良児で、生まれてこの方、風邪もひいたことがないほど。
考えるより先に体が動いてしまう、いわゆる脳筋タイプの女の子で、怪獣娘同士の格闘スポーツ「大怪獣ファイト」のファン。
ウルトラジャーニー
メインキャラクターの一人としてミクラスをモチーフにしたミクという少女が登場。
本作は『オズの魔法使い』のオマージュとなっているが、彼女は同作における“ライオン”に相当するキャラクターとなっている。
異世界の牛飼いの村に住む少女。訛り言葉で喋り、照れると頭の角を握る癖がある。また、恵まれた肉付きの良い体型をしている。
アニメ版とは真逆で、『メビウス』『大怪獣バトル』の個体を彷彿とさせる弱気な性格である。勇敢な父親たちと共に暮らしていたが、魔女サバトが一族の〝勇気〟を奪ったために自分以外の大人たちが皆臆病な性格に変わってしまい、残った自分が牛の飼育を担当することになってしまった。当初は弱気な性格のため牛を手懐けられなかったが、ヒナ・ナタたちの助力によって勇気を発揮し、牛の暴走を止めて手懐けることに成功した。その後、父親たちの〝勇気〟を取り戻し、自身も勇気を身に付けるため旅の同行を決める。
この時に出会ったナタの言葉を拡大解釈し、彼に惚れ込んでいる。ナタに対しては「将来の婿にする」と一方的な好意を抱いて積極的にアプローチをかけており、結果として以前より大胆な行動が増えてきている。
普段は弱気な性格だが、腰に下げているバッグから大量のアイテムを出して旅の手助けをしたり、いざという時はかなりの怪力を発揮したりとスペックは高め。また、原作で寒冷地でのガンダー戦に使用されたことを踏まえてか体温が高いという設定がある。
ウルトラマン超闘士激伝
セブンの子分。パワーファイターである点がお相撲さんを連想させる為か、口癖は「〜ゴワス」。
ウルトラ忍法帖
第7話でセブンのカプセル(竹筒の形をしている)忍獣として登場した。田舎育ちらしく第1人称は「オラ」で口調も田舎訛である。初登場時いきなり将軍達から「ボロンゴ」「チロル」「ゲレゲレ」と勝手に名前を付けられ泣いてしまった。
ウーの冷気で戦えないウル忍に代わり、怪力でウーを抑え込むもウーの容貌に嘔吐して戦闘を拒否してしまう。最後は戦闘中にかまくらで肉まんを食べているウル忍に気が向いてしまった所をウーの「冷凍波口移し」で凍らされてしまったが、事件解決後は温泉で解凍された。
第9話で再登場。朧党に寝返ったマンからの仕打ちに怒ったセブンがアギラやウインダムと共に召喚し、カプセル怪獣トリプル攻撃でマンを痛めつけた。
スーパー特撮大戦2001
操作可能ユニットとして登場。カプセル怪獣御三家の中でも最も攻撃が高く、セブンでの雪辱を晴らすが如く強敵のHPをゴリゴリ削ってくれる。この時の必死に腕をブンブン振り回すモーションは可愛いの一言に尽きる。
余談
成田亨のデザイン画ではミラクスという名前だった。
画集のコメントには[インカの神面をモチーフにしたと書かれており、顔は現在でもボリビアの祭りで使われている「ディアブロ(悪魔)」と呼ばれている仮面にそっくりである。
顔が横に広く目立つ怪獣なので造形が難しく、アトラクションや『平成セブン』などの着ぐるみは、初代の高山良策造形のものとは風貌が大きく異なる。
やはりというべきなのか、名前に『ミク』が入っている為か、pixivではそれなりに初音ミクと絡めたイラストもそれなりに多い。どちらもファンにとってはアイドルのような存在だからだろうか?
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ミラクロン:そっくりさん。