- 脚本:花田十輝
- 絵コンテ・演出:大島克也
- 放映日:2022年8月28日
あらすじ
夏美が加入し9人になったLiella!。ほどなくして、ついにラブライブ!の開催が発表される。
今回は曲目のテーマが自由であるため、ラブライブ!出場用の新曲を作ろうと意気込む一同。しかし、学校の雑務を一人でこなす恋の疲労はピークに達していた。
結局恋は作曲を引き受けピアノと向き合うのだが、何やら恋の様子がおかしいことに気付くメイ。
そしてメイは、ふと通りかかった音楽室で、恋の秘密を知ってしまう。それは、ゲームにどハマリした葉月恋であった。しかし、恋だけのソロプレイではボス敵を倒せず実績を解除できなかったことだった。
恋がゲームにハマっていることはメイにしか知らせておらず、そのせいでLiella!は内紛状態となるが、かのんが生徒会副会長に名乗り出たことをきっかけに、恋がゲームにどハマリして寝不足になったことをメイ以外の7人に公表し、協力プレイを経て実績の解除に成功する。
登場ゲーム機
このエピソードは、「2期5話の、可可の家に置いてあったゲーム機を手に取ったことをきっかけに、すっかりゲームに夢中になった恋」が主人公であり、本編中にも数々のゲーム機、ゲームタイトルが登場する。ここではそれらを登場順に列挙していく。
各項の構成は原則として下記のとおり:
「ゲーム機」(「メーカー」; 「リリース年」)…備考(プレイしていたゲームタイトルなど)
なおメーカー名はゲーム機の発売当初のもの。
- Rift(Oculus; 2016年)…本編冒頭、恋の部屋で恋がプレイ。プレイしていたのは「Beat Saber」、プレイ楽曲はSunny Passionの「HOT PASSION!!」。その後メイもプレイしたもよう。何をプレイしたかは不明だが、何らかのVRタイトルであることは間違いない
- iPhone X(2017年)、11(2019年)、または12(2020年)のどれか(いずれもアップル)…音楽室で恋がプレイ。プレイしていたのは「深淵の王 プニロード」
以下は恋の部屋のテーブルに並べられたコンシューマーゲーム機。これらは電源を切った状態で登場。左奥から右奥に向かい、列を改めて右手前まで至る順番で列挙。
- PlayStation 2(SCEI; 2000年)
- Xbox Series X(マイクロソフト; 2020年)
- メガドライブ(1988年)+メガCD+スーパー32X(いずれもセガ・エンタープライゼス)…いわゆるメガドラタワー形態
- ドリームキャスト(セガ・エンタープライゼス; 1998年)
- Lynx(アタリコープ; 1989年)…その後メイがプレイ。何をプレイしていたかは不明
- PlayStation Portable(SCEI; 2004年)
- ゲームボーイ(任天堂; 1989年)
- CD-i CDI220(フィリップス; 1992年?)
- スーパーファミコン(1990年)+サテラビュー(1995年)(いずれも任天堂)…ただしサテラビューのゲーム配信サービスは2000年に終了しているため、それ以降サテラビューを持っていてもただの場所ふさぎに過ぎない
- ピピンアットマーク(バンダイ・デジタル・エンタテインメント/アップル; 1996年)
- PCエンジン(1987年)+CD-ROM²(1988年)(いずれもNECホームエレクトロニクス)
- デジモンペンデュラム(バンダイ; 1998年) ※2台
- たまごっち(バンダイ; 1996年) ※2台…その後千砂都が手に取り、プレイはしないものの丸い本体形状に大喜びする
- ゲームボーイアドバンス(任天堂; 2001年)
- ゲームボーイミクロ(任天堂; 2005年) ※2台
(恋の部屋のテーブルに並べられたコンシューマーゲーム機は以上で終わり)
- Nintendo Switch(任天堂; 2017年)…携帯モードで、恋の学習机上に置かれていた
- PlayStation 4 Pro(SIEI; 2018年)…恋の部屋で恋がプレイ。プレイしていたのは「TOWN SIM」という名の、おそらくシムシティによく似た何か。「少しだけ」のつもりで始めたのに、構ってほしくて近くをウロウロしていたチビが諦めてふて寝を決め込むくらいどハマリしていた
- Xbox 360(マイクロソフト; 2005年)…PS4 Proでの夜更かしプレイ後、サヤが持ってきたゲーム機その1。目にした恋の反応は「まぁ…♪」
- NINTENDO64(任天堂; 1996年)…サヤが持ってきたゲーム機その2。目にした恋の反応は「まぁ……♪♪」(← Xbox 360のときよりやや嬉しげ)
- マスターシステム(セガ・エンタープライゼス; 1987年)…サヤが持ってきたゲーム機その3。目にした恋の反応は「んまあ〜ぁ……♪♪♪」(← 上述の2台よりもさらに嬉しげ。どういうわけか、旧いゲーム機になるにつれて恋がより喜んでいる)
- R360(セガ・エンタープライゼス; 1990年)…大型体感アーケードゲーム。メイがプレイ。恋は「これはもう最高です!」と言うものの、筐体に振り回されたメイはプレイ後グッタリしてしまう。なおR360は電源仕様が特殊すぎて一般のご家庭では通電・稼働不可
- その他多数のアップライト型アーケードゲーム筐体…R360の周囲に配置。通電されておらず、何のゲームだったのかは不明
- 任天堂プレイステーション(任天堂/ソニー; 未発売)…「CD-ROM一体型スーパーファミコン」となるはずだったゲーム機。開発計画が頓挫したため発売されず。恋の「ゲーム廃人化」白状後に登場。可可は「これはかなりレアなゲーム機」と言うが、レアどころか現実世界では開発段階の試作機くらいしか実在せず、現物を手に取ることも肉眼で拝むこともたぶん叶わない。せいぜいネット検索で筐体画像を眺めるくらい
- コントローラ形状から見てXboxシリーズかSwitch的な何か(たぶんマイクロソフトか任天堂)…恋、かのん、可可、夏美の4人がプレイ。プレイしていたのは「PUNIPUNI HUNTER」という名の、おそらくモンスターハンターによく似た何か。4人の協力プレイによりボスを倒し、恋は無事実績解除を果たした。もちろん、恋はこれまでひとりでプレイしてきたわけだが、かのん曰く「これ、ソロプレイは苦行だって言われてる」らしい
小ネタ
- このエピソードの放映以降、恋のゲーマーネタが定着することとなる。
- すみれが謎の被り物をしているイラストは、冒頭のラブライブ!開催発表の場面が元ネタ。
- 副題こそ恋のメイン回だが、終盤はしきメイが色濃く出ていた。
関連イラスト
関連タグ
DEKKAIDOW! → UR 葉月恋 → Chance Way
ダメ、ゼッタイ:誤解を招かぬよう言っておくが、勉学を優先する恋がここまでゲーム中毒になってしまった事態からこうとも見て取れる。