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電撃鬼の編集履歴

2023-02-14 22:34:29 バージョン

電撃鬼

でんげきき

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に登場する怪人・ヒトツ鬼の一体。

髮サ謦?姶髫


「イチャイチャスルナ!」


CV:鵜川もえか

スーツアクター:米岡孝弘


データ

身長/189cm

体重/220kg

スキン/ミリタリードラゴン


概要

彼氏の真之助に一途な女性・たまき「私だけを見て」という欲望を叶えるために誕生した、電撃モデルのヒトツ鬼

電撃鬼

シソツ鬼が、軍隊ヘルメットジャケットを身に付けた青黒い竜人のようなスキン・ミリタリードラゴンを身に纏った姿。

大まかな外見は救急鬼に酷似しているが、こちらは顔を覆っていたゴーグルが無く三対六つ目である顔の上半分が露出しており、ヘルメットは黒一色のベースに、ドラゴンの眉間を模した額のマーキングと両脇のフリルパーツが特徴的。

また、胴体は胸板に張り巡らされていたハーネス風の水色の帯が無くなり、代わりに両肩へ同じくドラゴンのフリルを模したパーツが追加されている。

色合いは青と黒と灰色主体の落ち着いた物で、いかにも軍人らしい厳格な雰囲気の半面、地球守備隊の装備を強奪して身に付けた侵略者の宇宙人にも見えるミスマッチ感も併せ持つ。


変貌時には「髮サ謦?姶髫」(電撃戦隊)の文字化けと、電撃戦隊チェンジマンクレストが浮かび上がる。


彼氏に向けて「自分だけを見て貰いたい」とどんどん愛のメッセージを叫んで回り、誰にも目移り出来ないようにラブラブなカップルを目をつけるや青いフラッシュと共に体内に吸収、厳重に監禁してしまう。


人間を取り込んでしまう点を除けば、宿主が戦闘経験はおろか戦っている自覚が全く無い為、撃破自体は従来のヒトツ鬼と何ら変わらない。

それ故にソノシソノゴソノロク脳人監視隊よりドンブラザーズ脳人三人衆を全滅させる為の手駒として、世界鬼諸共意図的に凶暴化や拘束される等の雑で散々な扱いを受ける遠因にもなった。


活躍

ドン47話

ドンブラザーズ脳人三人衆がこれからの方針を決める会議の真っ最中、喫茶どんぶらに訪れて真之助を待つたまき。その後、遅れて真之助が駆け付けるが、またもや悪癖の浮気性ではるかソノニに目移りし始める。

しかし、すぐに女の勘でたまきは彼に水をぶっかけ大激怒。勢いのまま喫茶どんぶらを飛び出し、その先の公園で愛されたい願望がエスカレートし電撃鬼に変貌した。


「真之助、どうして私を見てくれないの!?私ダケヲ見テェェ!真之助ェ〜〜!!」


人を超えたハートに火がついた鬼と化し、恋愛感情を拗らせてカップルを吸収し始め、同時に真之助も恐ろしい化け物になった彼女を見たショックで世界鬼にヒトツ鬼化して見境なく暴れ始める。


「真之助!!チョット何ヤッテルノヨ!?私ダケヲ見テッテ言ッテルデショ!!」


駆けつけたドンブラザーズもお構い無しに世界鬼に怒りの往復ビンタで繰り出すも、「恋愛」に対して気が立って世界鬼にキックを繰り出したつよし/キジブラザーに怒って「チョット!?真之助ニ何ヤッテルノヨ!」と吸収。

すると続け様に単身で2体を倒そうとタロウ/ドンモモタロウに攻撃されてしまうが、彼女を守ろうと世界鬼がドンモモを口から吸収・消滅させてしまった


ドン48話

まさかのアクシデントに動揺するドンブラザーズと脳人三人衆。

すっかり興醒めしてしまったソノシの命令を受けたソノロクが放つ、サンゼンコンの光弾の無差別を浴びつつ命辛々逃走するも、真之助/世界鬼と散り散りなった。


翌日、元の姿に戻れずヘトヘトになりながら捜索を続けていると、目線の先に同じく自身を探す世界鬼と遭遇。感動の再会を果たし、触れ合って元に戻ろうとする……。


ソノシ「あぁ!マズイわ…」

ソノゴ「あの2人、あのまま触れ合ったら…」

ソノロク「あぁ?元の人間に戻るって事か!?」

 

すると、ヒトツ鬼ごと吸収したドンブラザーズを消去しようと目論むソノシの息吹く矢を受けて、さらに狂暴にチェンジ。刺激された狂暴性に振り回されて世界鬼と乱闘を始めてしまう。


その後、タロウとつよしを奪還しようと駆けつけたドンブラザーズと脳人三人衆と交戦し、ソノシの妨害を受けて止めを刺すのに失敗したはるか/オニシスターを吸収。/イヌブラザーも世界鬼に取り込まれたドンブラザーズ達を撤退に追い込んだ。


しかし、今度は自分達が叩き付けた決闘を有利に進めるための人質としてとある倉庫外に拉致されたうえ、ソノシの吹き矢で再度狂暴化し、単身で世界鬼に挑みかかる真一/サルブラザーをも吸収。自分達が知らないままソノシゴロクの邪魔になる存在を消し、ソノイ1人に追い込む事に成功。


元の気質に戻り、漸く再会できた事を喜びながら世界鬼とハグしていると、勝利を確信してソノシゴロクが油断するチャンスを見逃さず、ザングラソードを手にしたソノイの一太刀を受けて世界鬼共々敗北・爆散。

これで自分達が取り込んできたドンブラザーズや脳人を含んだ人間達は元の世界へと生還を果たせた。


しかし、すぐさま欲望が暴走して電撃鬼ングに変貌。

ドンブラザーズも負けじとゴールドンオニタイジン虎龍攻神を繰り出して対抗する。


余談


  • スーツは救急鬼の改造。公式によると、電撃鬼への改造を前提としてデザインしていたらしく、バイザーを外すと救急隊モチーフから軍人モチーフになるようにしたとの事。
    • ちなみに地球守備隊のモデルは自衛隊で、大規模災害時には被災地に赴き人々のレスキューへ奔走する現実のヒーロー、もといリアル救急戦隊とも呼べる存在でもある。
    • ちなみに彼氏が変貌した世界鬼のモデルであるバトルフィーバーJが「世界各国から集められた精鋭」である事を踏まえると、中々洒落にならない事態となっている。一方、ジャッカー電撃隊がモチーフの「邪鬼」に変身したたまきが、今度は彼氏共々ヒトツ鬼となったことで、「電撃」戦隊チェンジマンとバトルフィーバー「J」を合わせて「ジャッカー電撃隊」となった。また、この3つの戦隊は合体砲撃武器と言う共通点もある。


  • 全体的な色合いは大星団ゴズマ副官ブーバ、もしくはヒドラー兵を彷彿とさせる。目元が露出した顔を覆うマスクはブーバに近い半面、戦闘面の貧弱さやゾンビにも似た第一印象はヒドラー兵寄りのため、「上辺だけブーバを真似たヒドラー兵」というデザインイメージだろうか。
    • なお、ブーバは同僚であった副官シーマに一途な恋愛感情を向けており、彼女が組織より抜け出せるチャンスを得たのを知るや自分の立場や命すら捧げてシーマが自由になるのを後押しし、チェンジドラゴンに討たれる最後を迎えても「良いお姫様になるんだぜ!」との願いをシーマに託して散った、恋に縁多き漢であった。
    • また、そのブーバとの一騎打ちを繰り広げたチェンジドラゴン/剣飛竜もまた、異星人の少女らより好意を向けられた恋に縁のある男であった。
    • これらの事実からして、浮気性の彼氏に何度困らされても離れられない、宿主であるたまきの貧相な恋愛事情を皮肉っているとも言えよう。

  • 世界鬼と電撃鬼の登場で全昭和戦隊モデルの、そして魔進戦隊キラメイジャーまでの全てのスーパー戦隊のヒトツ鬼が揃った。

  • pixivでは登場以前にオリジナル怪人として電撃鬼が投稿されていた。

暴太郎戦隊ドンブラザーズ_ヒトツ鬼:電撃鬼


関連タグ

暴太郎戦隊ドンブラザーズ ヒトツ鬼

電撃戦隊チェンジマン


世界鬼(ドンブラザーズ)


邪鬼:過去にたまきが変貌したヒトツ鬼。ちなみに電撃鬼のモチーフとなった戦隊の『電撃戦隊』と言う名称は、このヒトツ鬼のモチーフになった戦隊企画段階時のネーミングの1つであった

副官シーマ女王アハメス:元ネタにおいてへと変えられた人達。後者は狐モチーフである。

ボンワルドショウガツワルド:前作における2体同時に登場した戦隊怪人。


ラムちゃん:日本一有名な「電撃鬼」。なお、彼女が登場する作品はドンブラザーズと同年に再アニメ化されている。


本編最後の一般怪人

ニンジンワルド/サファイアワルド/コウモリワルド電撃鬼/世界鬼???

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