概要
ひこうタイプの使い手。海外名は「Falkner」。
キャッチコピーは「かれいなる ひこうポケモン つかい」。
勝利するとウィングバッジと「どろかけ」(HGSSでは「はねやすめ」)の技マシンが貰える。
性格は生真面目だが、やや強情である。
大空を舞う鳥ポケモンに憧れを持ち、鳥ポケモンを馬鹿にする者は絶対に許さないとしている。
父親を尊敬しており、セキチクジムのアンズとどちらの父親の方が凄いかを張り合っていることからファザコン疑惑が持たれている。しかしBW2のポケモンワールドトーナメントで「父さん、俺の戦いを空から見てくれ」と話していることから、既に故人である可能性がある。
彼のバトル前のモーションは「ハヤトカッター」と呼ばれており、ファンからネタにされることがある。
また彼がひこうタイプの使い手なのは周知の事実だが、キキョウシティのモデルである奈良県には「飛鳥」という地名があったりする。ポケモン世界でいうとアルフの遺跡あたりが近い。
容姿
青髪で、右目を前髪で隠している少年。青色の袴が特徴的。
初期は三白眼だったが、リメイク版のHGSSでは瞳が大きくなっている。
羽織は水色(正確には浅葱色)を基調とし、裾などところどころには白が入っていることから新撰組の隊服がモチーフになっていると考えられる。まあキキョウシティのモデルは新選組の活動地の京都ではなく奈良なんだけどね。
余談ではあるが、新撰組の中でも高い知名度を誇る「鬼の副長」土方歳三は変名として“内藤隼人(ないとう はやと)“を用いていた。
使用ポケモン
金・銀・晶・HG・SS(強化前)
使用ポケモンはポッポとピジョンのみと、ジョウトに登場する新ポケモンは一切使わない。
うちピジョンはジョウトには存在しないLV9(リメイク版では13)である。カントーであればLv9以下のピジョンを金銀クリスタル、もしくはピカチュー版で捕獲可能である。
切り札のピジョンは一致技の「かぜおこし」を使ってくるので、御三家のうちチコリータは早速ここで苦難を受けることとなる。さらには(ポッポも含め)地面技のどろかけも覚えているため、ヒノアラシにとっても相性が悪く、ひこうタイプに有利なはずのイシツブテやイワークでも楽勝とはいかない。
そして、救済処置的に置かれたマダツボミと交換で貰えるイワークは、バッジがまだ一つもないのでレベル11以上で言うことを聞かなくなる罠まである。その為さくさくレベルを14まで上げていわおとしを〜とはいかないのである。
おまけにでんきタイプのメリープもジム戦後でなければ入手不可と、最初のジムにしてはなかなか難易度が高い(もっとも、メリープも「どろかけ」に弱いのだが…)。
HGSSでは使用ポケモンのレベルが上がったものの、「どろかけ」が外されたことやメリープがジム戦前に入手可能になったことで、相対的に難易度は下がっている。
ちなみにポケモンは父親から貰った物らしい。
ポケモンスタジアム金銀(表)
ポケモンスタジアム金銀(裏)
HG・SS(強化後)
BW2(PWT・ジョウトリーダーズ)
- ピジョット(エース)
- オニドリル
- ドードリオ
- ドンカラス
- ネイティオ
- ヨルノズク
BW2(PWT・ワールドリーダーズ)
BW2(PWT・ダウンロードトーナメント)
- ピジョット
- ヨルノズク
- ルギア
他媒体のハヤト
ポケスペ版
第3章(金・銀・クリスタル編)から登場。アンズとの絡みがゲームより先行して描かれている。
この作品ではキキョウシティで勤務する警察官でもあり、初登場時はウツギ研究所盗難事件の事情聴取を行っていた。
キキョウジムリーダーだった父親のハヤテが行方不明となっているため、警官として勤務する傍らその跡を継がんと修練に励む。
作中でジムリーダー試験を受験し無事合格、新たなキキョウジムリーダーに就任した。
ゲームでは何故か全く使わないエアームドを切り札としており、ジムリーダー試験、エンテイ・ライコウとの同時対決、アンズとのエキシビションマッチなど、ゲット以降描写されたほぼすべての戦いで起用している。
アニメ版
無印編の133話「キキョウジム!おおぞらのたたかい!」に登場。声優は石田彰。
ゲーム版と同じく、ジョウト地方の最初のジムリーダーとして登場。
ロケット団(ムコニャ)にさらわれたピカチュウをハングライダーに乗って助けてくれた。
大久保版ポケットモンスター
ジムリーダーや四天王がゲスト扱いされる大久保版には珍しく、再登場を果たしている。
手持ちポケモンはネイティ、ピジョン。
ポケットモンスター金・銀 ゴールデン・ボーイズ
トレーナー初心者の主人公・ゴールドに対して、フリーザーを戦わせて来る。
手持ちポケモンはポッポ、ピジョン、ピジョット。
ポケットモンスターHG・SS ジョウの大冒険
出番はダイジェスト扱い。手持ちポケモンはポッポ。
ポケモンマスターズ版
CV:田邊幸輔
オオスバメをバディとして登場。
ひこうタイプの☆5サポートで、ステータスはHP623、ぼうぎょ226、とくぼう225とオオスバメとは思えぬカッチカチの高耐久。
一手で味方全体の急所率を2段階上げられる貴重などうぐ「クリティカットG+」を標準装備している点は攻撃面のサポートとして非常に優秀。通常の「クリティカットG」にバディストーンボードで「わざ後急所率アップG1」のスキルを付与してこのどうぐと同様の効果を持たせることができるバディーズも多いが、バディストーンボードのパワーを割かずに味方の急所率を大きく上げられる点は大きい。
また、トレーナーわざ「もっと高くだ!」で味方全体のこうげき、とくこうを2段階と自分のすばやさを1段階上げることができるため、物理・特殊を問わない様々なアタッカーと組ませられる汎用性を誇る。
最大の特徴は相手の攻撃を一度かわすことができる技「そらをとぶ」。
この技の発動待機時間中はほとんどの技を回避可能であり、相手の攻撃が失敗したときに確率でHP回復するパッシブスキル「相手失敗時HP回復4」や同条件でわざゲージが上昇するパッシブスキル「相手失敗時技ゲージ↑1」、同条件で味方全体のすばやさが上昇するパッシブスキル「相手失敗時素早さ↑G9」を持っているので、相手の攻撃をかわしながら自分のHPを回復して場に残り続けたり、味方をサポートすることができる。
バディストーンボードでは回数制限のある「そらをとぶ」の回数回復に加えて「相手失敗時命中率↑G9」「相手失敗時攻撃特攻↑G9」などといった相手の攻撃が失敗したときに発動するスキルを獲得することができ、味方全体の命中率や攻撃面をよりサポートできるようになっている。
関連イラスト
関連タグ
ポケットモンスター ポケモン ポケモン金銀 GSC HGSS ジムリーダー(ジョウト)
他のひこうタイプの使い手