概要
『ダイヤモンド・パール』のストーリーがメインとなっている。
あるいは他のユーザーたちが投稿した「ヒカリ&ゴルダック」ファンアートなどに付けられるタグ
↑シリーズのきっかけとなった4コマ漫画(シリーズとは多少設定が違う)。
↑シリーズの始まり
主な登場人物
以下にはシリーズのネタバレが含まれます
ヒカリと手持ちのポケモン達
- ヒカリ
アニメとはだいぶ性格が違うのでご了承ください。 (作者より)
本作品の主役、フタバタウンに暮らす女の子。
基本的にかなりニヒルな性格。突っ込みが厳しく、手や足がかなり出る。
ただ、ジムで負けた際に悔し涙を流したり、勝った際にはうれし涙を流したり、ギンガ団には激昂したりと、年相応の子供らしい感情的な面も多い。
幼馴染のジュンの赤いギャラドス探しにつき合わされ、ゴルダックと出会う。
その後ゴルダックの観察をナナカマド博士に頼まれ、さらに初のジム戦を経験しジュンに触発され、冒険の旅に出ることに。
ポケモンの知識はあまり無く、当初はタイプの存在や相性関係すら知らなかった。
ジュンのことは基本的に(ちょっとウザい)幼馴染という認識だが、恋愛対象として意識している節も見られ、彼の紛らわしい態度に混乱することもある。
余談だが、「ヒカリとあひる」よりもシリーズ版の方がやや太ましい上に、回を重ねるごとにその傾向が強ま(ry
シンジ湖に暮らしていたらしい謎のポケモン、オス。
鳴き声を上げることはなく、目と身ぶり手ぶりで意思を表現する寡黙キャラ。
湖に落ちたヒコザルを助け、襲ってきたギャラドスからヒカリやジュン達を守った。
その後なぜかヒカリに懐いた事で同居人、そしてパートナーとして行動を共にしていく。
ギャラドスを一撃で沈めるほどの高レベルな実力者であり、水系統を中心にハイドロポンプやサイコキネシス等の強力な技を使いこなす。
そればかりか、Wiiをしたり本を読んだり箸を使ったりと、レベルでは説明できない人間臭い振る舞いが多く、ナナカマド博士の興味をひく。
上述の通り、二体のポケモンをまとめて撃破したり、イワークを素手で受け止めたりする等の並外れた戦闘力を見せた彼だったが、トレーナーのヒカリがポケモンバトルの知識に疎かったため、ジムリーダーのポケモン(ヒョウタのイシツブテとズガイドス)との連戦に翻弄され敗北するが、後に特訓を経て、ヒカリの的確な指示の下、更なる力を発揮する様になった。
野生のポケモンにしてはあまりに不自然な点が多いことから、ヒカリは「元は誰かのポケモンだったのでは」という疑問を抱いていた。
その後、最新の話で「知恵を授けるポケモン」とされるユクシーと意味深な会話をしていた事から、「箸を使ったり絵を描けたりなどといったポケモン離れした知性にはユクシーが関わっているのではないか」と読者から考察されている。
また、旅の途中で訪れたカンナギタウンのジョーイさんの話によると、彼女の亡くなった母親が若い頃に似たような特徴を持つコダックと交流していた事があるそうで、仮にそのコダックと同一の個体だとすると、かなり長寿の個体と考えられる。
(ゴルダック本人もそのジョーイさんに対して反応を示している。)
使用する技は「ハイドロポンプ」「れいとうビーム」「サイコキネシス」「みずのはどう」。
後にスモモのルカリオとの戦いを通じて「きあいだま」を習得。
その後に「みずのはどう」を使用するシーンが見られないため代わりに、「みずのはどう」を忘れたと推測できる。
「ヒカリとあひる」ではヒカリとの距離感がより複雑で、ハグしてもらっているポケモンを羨ましがって自分もヒカリをハグして制裁を食らったりする一方、あしあと博士のところで断固として足跡をつけまいとゼログラビティを披露したり、ヒカリの自転車を勝手に使って独走したりと無体な振る舞いもしていた。
ヒカリが捕まえた(というよりゴルダックに一目惚れしてついてきた)初めてのポケモン、気の強いメス。
ギンガ団の幹部マーズ操るブニャットとメスの意地を賭けた壮絶なバトルを繰り広げた後、ルクシオへと進化した。
イケメンのゴルダックにゾッコンであり、(※ちなみにゲームの話になるがどちらもりくじょうグループなのでタマゴを作る事は可能。)、ゴルダックに他のメスが近付くことを良しとしない。
ただし仲間のフワンテだけは例外で、出会った当初からゴルダックが彼女を風船の様に持っていても特に気にしていない様子だった。フワライド進化後のダブルバトルでは互いの友情が深まっている描写も見受けられている。
当初は主人であるはずのヒカリには全く懐いておらず、話しかけられる度に文字通りの物凄いこわいかおで威嚇していたが、クロガネジムの敗戦をキッカケにヒカリとも絆を育み始め、ぶっきらぼうだがある程度言う事を聞くようになった。
覚えている技は、『スパーク』『こわいかお』『にらみつける』『かみつく』『ほうでん』など。
発電所でたまたま浮かんでいた所を捕まえたポケモン、メス。
手持ちのポケモンがどれもクセの強かったヒカリにとって、初めてとなる可愛らしいポケモンであった為、捕まえた当初は非常に喜んでいたが、その可愛らしい外見とは裏腹に、ずかんでの説明が異様に物騒だったため、ちょっと不気味がられていた。
実際にハクタイシティでは、ジュンの無体な振る舞いに怒って彼をあの世へ連れて行こうとする。
当初は、風船さながらにヒカリやゴルダックに持ち運ばれている以外に目立った活躍はなく、それどころか気付かぬ内に勝手に飛ばされ、度々迷子になりかける有様だった。
しかし、バトルのポテンシャルは高いらしく、路地裏の決闘ではギンガ団の幹部ジュピターの手持ちポケモンスカタンクに瀕死にされた際にはみちづれを使い、非常に恐ろしい幻影を見せて相打ちに持ち込んでいる。
テンガン山でフワライドに進化し、崖から突き落とされたヒカリの危機を救った。
その後のマーズとの決戦では『ゴーストダイブ』を習得。ルクシオが怒りのあまり暴発させた『ほうでん』を回避しつつ、強力な支援を行うしたっぱのニャオニクスを『まもる』暇も与えず沈めてみせた。
覚えている技は、『ちいさくなる』『おどろかす』『さいみんじゅつ』『みちづれ』『シャドーボール』『ゴーストタイプ』など。
- ヤミカラス(メイン画像上)
ハクタイの森でムクバードの群れに襲われていたところをヒカリに助けられたポケモン、声が汚い。
マーズ戦直前のヒカリの台詞から性別はオスと思われる。
いたずら好きだが臆病で、ルクシオなどにちょっかいを出しては怒られてヒカリに泣き付いている。また、手癖が悪く、店の商品であるお菓子に手を出したり屋台から勝手に物を咥えてきたりと、油断ならない。
彼と出会った時、ヒカリは、彼のあまりのボロボロぶりに思わず助けの手を出しただけだったが、これがムクバード達の怒りに触れ、凄まじい量のムクバードとそのボスであるムクホークとの壮絶な戦いを繰り広げる事になった。彼が何故そんな目に遭っていたのかは不明だが、同行していたモミは「ムクバードの餌にされようとしていたのではないか」と推測している。
その後、なし崩し的にヒカリの手持ちに加入する。
覚えている技は、『つつく』『ついばむ』『ふいうち』など。
ナタネ戦では、ダウンしたゴルダックに代わり、ロズレイドと対峙。相手との実力差を持ち前のタフネスで補い、更に、猛攻を加えている最中で(『ついばむ』の効果による)手癖の悪さを利用してロズレイドから「オボンの実」を掠め取って回復し、その後の反撃でロズレイドを撃破、ヒカリたちに勝利をもたらした。
なお、本人やヒカリたちは気付いていないが、ムクバードから見よう見まねで覚えた大技を繰り出したりと、ナタネからは「将来有望」の評価を得ている。
ヨスガシティで出会ったオスの個体。
初対面でゴルダックが背負っていたリュックからお菓子をこっそり全部掠め取っていくなどかなりふてぶてしい性格。
加えてヤミカラスとは犬猿の仲であり、隙あらば取っ組み合いの喧嘩をしている。
それでいてヒカリの前では猫を被った態度で接する、可愛い顔して食えないやつ。
一方で、夜中に一人で技の訓練を欠かさなかったり、実力の差を見せつけられたゴルダックに対して、頭を下げて自らを鍛えるよう懇願するなど努力家でもある。
ギンガ団との戦いを経てサーナイトへ進化。進化後はヒカリに跪く姿を見せたが、生意気な台詞は相変わらず。
技を使う際や他のポケモンと話す際には、独特の絵文字のような言葉(ヒカリ曰く「キルリア語」)を用いており、読者にもある程度読み解けるようになっている。
※解読例
・シッテルゼ、テメエラニンゲンノオスハ…ココガヨエエンダロ!?
覚えている技は『マジカルシャイン』『サイコキネシス』『かげぶんしん』『テレポート』。進化後は『ムーンフォース』も使うようになった。
この作品では舞台こそダイヤモンド・パールであるが、第六世代の要素も取り入れられているため、現在同様タイプはエスパー/フェアリーの扱いになっている。
ジュンと手持ちのポケモン達
- ジュン
ヒカリの幼馴染。
原作のライバルと同じ格好で、性格もだいたい一緒。
そんな感じである為、ヒカリにウザがられたりキレられたりして、度々強烈な制裁を食らっている。
シンジ湖に赤いギャラドスを探しに行ったところギャラドスに襲われかけ、ゴルダックに助けられる。
その際に、置き忘れられた鞄から見つけたナエトル・ヒコザル・ポッチャマの三匹に好かれた事で、彼らとともに冒険の旅に出た。
大体ヒカリにひどい目に合わされる彼だが、ゴルダックと比べてはるかにレベルが低いはずの手持ちポケモンでヒョウタに勝利するなど、トレーナーとしての知識や経験ではヒカリより上である。
手持ちのポケモン達はトレーナーに似て非常に陽気であり、みんなジュンに懐いている。
だがレストランで大暴れするなど、あまりしつけがなっていない様子。
ジュンがシンジ湖に置き忘れていた鞄の中のモンスターボールから出したポケモンの一匹。
ジュンに制裁を振るうヒカリから彼を守るように行動し、ギャラドス騒動の後、博士が彼に懐いてる姿を見た事で譲渡された。
クロガネからハクタイの間に進化したらしい。
同じくクロガネからハクタイの間にポッタイシに進化。さらに、テンガン山での戦いで最終進化を果たしている。
鋼タイプが追加されたことでジュピターのスカタンクが放つ毒技を物ともせず、返しのハイドロポンプの一撃で沈めてしまう実力を発揮した。
彼のパーティーの中で唯一進化していないポケモン、ジュン曰く『バトルは苦手だが、たまに勝つととても嬉しそうにする』とのこと。
ジュンが初めて捕まえたポケモン。
こちらもクロガネからハクタイの間に進化していた。
かつて別個体のムクバードに襲われた経験のあるヒカリのヤミカラスと多少いざこざを起こす。
その他の人々
- アヤコ
ヒカリの母親、旅に出たいというヒカリの願いを受け入れて、快く送り出した。
その後も娘の事を気にかけており、ヨスガシティに来るのを先回りして様子を見に来た事も。
かつては芸能史に名をとどろかすスーパーアイドルだったらしく、メリッサとは旧知の仲。
ギンガ団の脅迫に対しても全く動揺せず逆に一喝して追い返すなど非常に肝が座っている女傑。
- ナナカマド博士
マサゴタウンに住む、ポケモン研究の権威。
聡明で理知的であり、ゴルダックの研究やポケモンずかんを携えた旅についてヒカリに的確な助言を与えたほか、ギンガ団の怪しい勧誘にも落ち着いた態度で拒否を示した。
が、その一方ロリショタ大好きの変態であり、しかも割と堂々としている。聡明な態度を維持したままナチュラルにヒカリへのセクハラを行う。そして制裁を食らう。普段はコウキ相手にビデオ撮影などを行っているようだ。
ヒカリのゴルダックの特異な振る舞いに興味を示し、ヒカリにその観察を依頼する。
『ダイヤモンド・パール』の男主人公と同じ名前・格好の男の子。
原作と同様、ナナカマド博士の下で研究の手伝いをしている。
灰汁の薄そうな見た目同様、素直な性格。あまりに素直すぎて、博士の指示を丸ごと受け入れてしまうところがあり、研究目的の指示もセクハラ目的の指示も素直にきく。
作中では、エレブーの気ぐるみを着て撮影会をさせられていた。
博士と比べるとずいぶんまともな人物だが、灰汁が薄いせいかヒカリには覚えてもらっていない。
ヒカリがハクタイの森を通過する際に出会ったトレーナー。
原作同様、ラッキーを使う。ムクバード達を刺激してしまいながらもなお、ヤミカラスをつれて森を脱出しようとするヒカリを見かねて、彼女に協力する。
初登場時、なぜかJudas Priestの『sinner』の、空耳で有名な部分を口ずさみながら歩いていた。
ハクタイ祭りでポケモン像に抱きついていた不審者…ことシンオウ地方のチャンピオン。
ヒカリとスモモのジム戦を見届け、ポケモンリーグ本部にジムの建て直しを頼むことを約束した。
クロガネシティジムジムリーダー。いわタイプの使い手。
原作同様、普段は炭鉱夫として働いている。
ヒカリとゴルダックのコンビを初めて負かした相手。
ハクタイシティジムリーダー。くさタイプの使い手。
少々油断しやすいのが玉に瑕で、パートナーのロズレイドにもその傾向がある。
使用ポケモンはロズレイドとチェリンボ。
ヨスガシティジムリーダー。
ポケモンコンテストライブの司会も務めており、そのため一時的にジムを休業している。
トバリシティジムリーダー。かくとうタイプの使い手。
ジムは今にも崩れそうなボロボロのあばら家で、実際にヒカリのゴルダックと彼女のルカリオの戦いで倒壊してしまった。
手持ちのルカリオは、キルリアを瞬殺し、ゴルダックのハイドロポンプをきあいだまで掻き消してしまうほどの実力を持つ。
キッサキシティジムリーダー。こおりタイプの使い手。
ヒカリがキッサキシティに訪れたのを見てハイテンションに。しかしエイチ湖にギンガ団が現れたため、対処に向かうことになる。
ヒカリにキュレムの顔がついたスノーモービルをレンタルする。906のロゴ付き。
使用ポケモンはオニゴーリ。
ノモセシティジムリーダー。みずタイプの使い手。
描写は無いが、ジム戦を通じてジュンと仲を深めていた。しかしリッシ湖がギンガ爆弾によって吹き飛ばされたことにより、ギンガ団との戦いに身を投じる事になる。
使用ポケモンはフローゼル。
国際警察。ギンガ団を捜査するためやってきた。
何故か女性用の制服を所持しており、ヒカリがトバリギンガビルに侵入するきっかけを作る。
うっかり団員証と間違えて警察手帳を見せてしまい、ヒカリにもあっさり見捨てられたが、脱出してヒカリと合流した。
手持ちポケモンは不明。
関連タグ
Lv1魔王とワンルーム勇者:作者の商業誌作品。