「いい? アイドルっていうのは笑顔を見せる仕事じゃない! 笑顔にさせる仕事なの! それをよーく自覚しなさい!」
プロフィール
名前 | 矢澤にこ |
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英字表記 | NIKO YAZAWA |
愛称 | にこにー、にこっち |
学年 | 3年 |
身長 | 154cm(シリーズ41位タイ) |
血液型 | A型 |
誕生日 | 7月22日 |
星座 | 蟹座 |
3size | B74/W57/H79 |
好きな食べ物 | お菓子 |
嫌いな食べ物 | 辛いもの |
イメージカラー | ピンク |
所属ユニット | BiBi にこりんぱな |
CV. | 徳井青空 |
音ノ木坂学院の統廃合の阻止を目的としたスクールアイドルプロジェクト『μ's』のメンバー。
自分が一番可愛いと自負、普段からアイドルとして振る舞っている。
自己紹介には決め台詞「にっこにっこにー あなたのハートににっこにっこにー 笑顔届ける矢澤にこにこー にこにーって覚えてラブニコっ♡」を披露、それに合わせた振り付けも考えている。(このうち「あなたのハートに…」以降は、テレビアニメ版で追加された)。
性格は、上記のアイドルモードの時はかなりキャラを作ったぶりっ子。
だがその本性は、少々口が悪くて短気な見栄っ張り。なんでも自分が一番であろうとし、メンバーに嫉妬したりイタズラもしたりする。その素の部分にさらに隠れてしまっているが、実は家庭的で年下への面倒見がいい。
三年生そのものだが見た目の子供っぽさや一年生と一緒に行動しているパターンが非常に多いため、『ラブライブ!』をよく知らない人からはμ'sの一年生と誤解されがち。そして、割を食って三年生と間違われるのが真姫だったりする。
オシャレに敏感で自分磨きの美容品を揃えている。
ステージ衣装はニーソックスの着用率が高く、練習着でも着用している。そこはアイドルゆえのあざとさを意識しているのだろう。また、夏服もお肌が焼けるのを防ぐためか、他のメンバーが皆半袖の中唯一長袖のセーターを着用している。
ファンからの愛称はにこちゃん、にこにー、矢澤先輩(YAZAWA)、矢澤パイセン、パイセンなど。
公式では「ニコニー」となっていることが多いのだが、ファンの中では「にこにー」である。
SSなどを書く際は気をつけるべきかもしれない。
実際に、SS速報の にこ「ニコニーのアイドル講座はじめるわよ!」 というSSでは荒れに荒れた。
μ'sのメンバーで唯一、μ's全盛期の時代に幼少期の姿が描かれておらず、Aqoursが登場した以降の2018年4月1日に行われたスクフェスのエイプリルフールでようやく初めて登場した。デザインした室田雄平は「このためだけに描き下ろしました」とコメントしている。詳細はロリにこを参照。
原作
一人称は「にこ」または「ニコ」。
歌に自信はないようだが、笑顔とおしゃれには自信がある様子。シャンプーのコマーシャルに出てくるモデルや女優のような綺麗でかっこいい女子に憧れているらしい。アイドルになったらかわいい衣装が着れることが一番の楽しみ。チャームポイントは白い肌。家族構成は秘密。長所はオシャレ、協調性の高さ、丁寧な物腰。趣味はおしゃれ。特技はヘアアレンジ。衣装係も担当している。
東條希に「かわいいキャラ」と言われたり、星空凛には「ふつうじゃないにこちゃん」と言われたりして、少しむっとする場面が見られる。
ただし基本はアイドルキャラを崩さず、周囲もそれを受け入れている。
にこセンター曲『夏色えがおで1,2,Jump!』のMVでは、英語の授業中居眠りで見た水着で遊ぶ夢を現実と思い込む、μ's総出のプール掃除に一人派手な水着を着て穂乃果にまで怒られるも、いっそ全員に水着を着せちゃって海に遊びに行くといったお調子者になっている。
漫画
一人称は原作と同じく、「にこ」または「ニコ」。
原作の性格を踏襲し、更に家庭の事情から、リアリストな面も追加されている。
先に述べた少し外れた発言について、クラスメイトから指摘され、むっとする場面がある。たまに毒舌。
秋葉原のメイドカフェで、制服がかわいいという理由からアルバイトをしていたが、学院の教師にバレそうになったため退職した。
元々はUTXに入学したかったが、家の財政事情から諦め、公立のオトノキに入学した。
そのため、UTXへの無償編入権が副賞である「ラブライブ!」に出場するため、アイドル部に入部する。
学校を含め普段の生活では、うなじのところでまとめたツインテールにしている(希に近いおさげ)。
アニメ
原作から性格が大きく改変。
アイドルモードはアピールする時に限られ、普段はメンバーの誰に対しても尊大な発言をする見栄っ張りになった。
ことあるごとに猫を被ったりセコい作戦を立てたりしては空回りするアホの子、いじられキャラとしても描かれている。セリフ「なんでよ!」が実に個性的な発音になった「ぬわんでよ!」はにこの名物セリフ。
1期第10話の枕投げで寝起きの海未に真っ先に的にされるなど、貧乏くじもよく引く。
穂乃果、海未に並んで顔芸率も高く、そんな扱いからファンからは芸人呼ばわりされることも。
高坂穂乃果、星空凛とはおバカトリオとして描かれることも多い。
対して家庭的で面倒見がいい一面も強調されている。かなりの料理上手で、キャベツの千切りも包丁で軽々とできるほど。ミシン等で裁縫をして衣装を手掛ける事も可能。
当初は、学院に現存している「アイドル研究部」の最後の部員であり、同時に部長であった。小泉花陽と同じくアイドル全般に対しての情熱は誰にも負けないぐらい持っている。
しかし、1年生の頃にスクールアイドルグループを独自に結成したものの、自分と他のメンバーで温度差が生じ、次々に退部届を出されてしまった。熱心に勧誘をしていたが、絢瀬絵里などは勧誘チラシをろくに見ずカバンに仕舞っていた。
そのため3年生の春になった物語当初は、周囲から孤立。当時新しく部を作ってスクールアイドルを始めたμ'sをこっそり偵察しつつも目の敵にし、彼女たちが活動する事も、生徒会長の絵里の指針で、穂乃果達の新設アイドル部にアイドル研究部が吸収されることも認めなかった。
(テレビ版の設定では、部活動成立には5人以上の部員が必要だが、成立したあとは1人になっても存続できる)。
部を存続しにこを仲間にも迎え入れたい穂乃果達の機転で、μ'sである穂乃果達6名が逆にアイドル研究部へと入部。部長のにこに従う形で部が合併し、にこもμ'sに正式加入した。
この過去を経験したゆえかμ'sやラブライブ!への執着心がかなり強く、穂乃果が友人関係からμ'sの脱退を宣言したり失敗を恐れて第2回ラブライブ!の出場に消極的な様子を見せたりした時は真っ先に怒りを露わにした。
プライドから後述の弟妹たちに「自分は売れっ子スクールアイドルであり、他の部員はバックダンサーだ」と嘘をついていた。家の壁にはμ'sの写真ポスターが大量にあるが、穂乃果などセンターにいる他メンバーに自分の顔を雑にコラージュして騙していた。2期4話でメンバー全員に家に乗り込まれバレたのをきっかけに、妹たちに真実を教えるためのソロライブを開催。μ'sを応援してもらえるようになった。
上述の挫折により物語開始時は真姫以上にクラスで孤立しており、メイン回の1期5話まではほとんど出番がない(2~4話に至ってはセリフが一言しかない)。
こう書くとあまり善人には見えないが、自信家ゆえにリーダーシップを取ろうという姿勢が強いため、μ'sをけん引するムードメーカーの一人として、グループに貢献している。
また他のメディアに比べて、三年生として、四兄妹の長女として、面倒見の良さが強調されている。
花陽と並ぶアイドルオタクでもあり、部室には多種多様なスクールアイドルのポスターやグッズを飾る。その中でもA-RISEを熱烈に推しており、よく花を贈っているので一ファンとして認知されている。
入手困難すぎて花陽も持っていない伝説のアイドル特集DVD BOX『伝説のアイドル伝説』(略して『伝伝伝』)を、3本も所有している。
なお、メイン回である1期5話のサブタイである「にこ襲来」は、担当声優である徳井青空がこよなく愛する『新世紀エヴァンゲリオン』の(TVアニメ版)1話のサブタイトル「使徒、襲来」を意識したものと思われる。
矢澤こころ、矢澤ここあ、矢澤虎太郎という、全員年齢の違う弟妹がいる。
にこ、こころ、ここあ、虎太郎の声は徳井青空氏がすべて担当し、一人四役を演じた。
また、2期最終話では母親も登場した。
学校を含め、普段の生活から、両側頭部でまとめたツインテールにしている。
スクスタ
基本的にアニメ版の設定を踏襲しており、セリフはスクフェス版寄り。
μ'sを含めた他のスクールアイドルにマウントを取りたがる面は相変わらず。
メインストーリー6章、7章ではアイドル研究部の部長として活躍する。μ'sファンとして公募企画でμ'sの取材を勝ち取り、楽しくインタビューを受けさせてくれた「あなた」が、実は虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の部長で、始まったばかりの同好会の活動の参考にするために取材しに来たのだと分かると途端にライバル視。スクールアイドルについて記したと言うにこ秘伝の虎の巻とやらを賭けて、虹ヶ咲とのスクールアイドル9番勝負を持ちかけ学校対抗試合に発展させた。これきっかけで『TOKIMEKI Runners』が誕生する。
10章ではμ'sのおバカ担当である穂乃果&凛との3人で集中的にテスト勉強をさせられた。
各メンバーのキズナエピソードでは、かすみと人気対決をする。ミア・テイラーのキズナエピソードでは彼女のソロイベントをどうすれば良いかの話の中いつもの調子で煽った事でミアのプライドに火を付け、結果試行錯誤で立派なソロイベントを完成させた彼女を認めた。
面倒見のよさと4姉弟の長女なのもあり、オモチャ屋さんで子ども達と一緒に遊ぶ先生役になると手慣れた様子だった。
前述の子ども体型については、Aqours、虹ヶ咲共に三年生組が外見がいかにもなメンバーばかりのため、三年生全員が揃うとそのギャップは尚更浮き彫りになる。
にこがりんぱなと一緒にニジガク一年生と会話するスチルが登場し、あまりの違和感のなさに、にこが三年生だと知っているファンですら「μ'sとニジガクの一年生が全員揃った」と誤解してしまう事案が多発し、ネタにされた。
メインストーリー7章で中須かすみとカリスマ対決(生配信でのかわいい対決)をして双方残念な結果に終わってから、かすみをライバルとしている。
イベントエピソードでは、かすみと一緒に歩いていて着物モデルにスカウトされたが、完成した雑誌は七五三特集だった。
楽曲
詳しくはμ'sとラブライブ!オリジナル曲一覧を参照。
総選挙結果とポジション
実施回 | 順位 | 楽曲 | ポジション |
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僕らのLIVE君とのLIFE | 後列 | ||
第1回 | 5位 | Snowhalation | レフト前列 |
第2回 | 1位 | 夏色えがおで1,2,Jump! | センター |
第3回 | 5位 | もぎゅっと“love”で接近中! | 中列レフト |
第4回 | 2位 | WonderfulRush | 後列センタ一レフト |
第5回 | 5位 | Music S.T.A.R.T!! | ライト右 |
第2回総選挙で1位となり、3rdシングルでセンターとなった。高坂穂乃果以外での初のPVあり曲のセンターであり、3年生としても初である。
因果関係は不明だが、前作「Snowhalation」のCMは、にこがアップとなるサビの「好きって純情」から始まるため、取り分け、それまでラブライブ!を知らなかった者にとってはインパクトが強かったと思われる。
センター曲
ソロ・デュエット・トリオ曲
まほうつかいはじめました!:デュオシングル、乙女式れんあい塾のカップリング曲。
にこぷり♡女子道:テレビアニメBlu-ray第5巻特典曲。
乙女式れんあい塾:デュオシングル第二弾。にこと希の電波系デュエット。
?←HEARTBEAT:劇場版の挿入歌。にこと希と絵里の三年生トリオ曲。
ずるいよMagnetic today:アニメ二期Blu-ray第二巻特典曲。真姫とのデュエット。
楽曲に関わらない総選挙結果
- スクフェス5thアニバーサリーキャンペーンガール27人総選挙:μ's部門1位
スクフェスR一覧
夏色えがおで1,2,Jump! | Wonderful Rush | もぎゅっと“love”で接近中! |
Snow halation | 僕らは今のなかで | それは僕たちの奇跡 |
これからのSomeday | ユメノトビラ | Music S.T.A.R.T!! |
Dancing stars on me! | Angelic Angel | KiRa-KiRa Sensation! |
関連イラスト
後輩からの人気
後輩グループはラブライブ!をきっかけとしてラブライブ!シリーズに入っていったキャストが2024年時点で多数を占めているが、その中でもことりと共に人気なのがにこである。
単独推しではない者も含めて、Aqoursでは降幡愛や高槻かなこ、斉藤朱夏、虹ヶ咲では矢野妃菜喜、Liella!では伊達さゆり、青山なぎさ、鈴原希実がにこ推しである。
また、大熊和奏や結那がラブライブ!を知ったきっかけもにこの持ちネタであるにっこにっこにーである。
ここまで後輩達ににこ推しが多いのは、声優のように夢を追う人々にとっての憧れや現実、目標などを内包しているため、自然と後輩からの人気も高いのではないかと考えられ、そのような発言がいくつかのインタビュー記事から見てとれる。
なお、Liella!に至っては第一回一般公募オーディション合格者の3名共にこ推しだったりする。
ことりもそうだが、かねてからにこは女性人気が高いと言われており、オタマートが2016年に実施した「バレンタインにチョコをあげたい男子ランキング」にまさかの女性キャラで唯一ランキングする事態となったこともある。
他作品の小ネタ
グランブルーファンタジーとラブライブ!のコラボイベント「ソラノトビラ」から生まれたパワーワード「ファランクス矢澤」
関連タグ
葉月恋:彼女は逆に3年生みたいな見た目をした1年生
桃井愛莉:こちらもイメージカラーがピンクで、基本的にユニットの中のツッコミ役という点が共通している。ちなみに中の人は次作にて引っ込み思案で生徒会長の姉を持つキャラクターを演じている。
斎藤ニコル:自己アピールが「にこにこ」で始まり七月生まれのA型、アイドルとしての意識がグループ内の中で一番高かったりなど共通点が多い。
SIDネタバレ隔離。
※以降、SID(School idol diary)のネタバレ注意
SIDでは、今まで不明だった彼女の家族構成が明らかになった。
まず、家があまり裕福ではなく、母親は働き詰めである。
忙しい母親に代わって家事などを担当し、漫画版同様、妹たちの面倒も見ている。料理が得意だったり、後輩の面倒見がよかったりするのはこのため。
アニメ1期10話で真姫の別荘に嫉妬したり、スクフェスのメインストーリー11章でおにぎりは銀シャリ(通称「ラブニコおにぎり」)が一番と主張していたことから冗談交じりにネット上では貧乏キャラとして扱われていたが、本当に貧乏であった。
(ただし、漫画版のころからUTXに行けなかったのはお金がなかったからという内容を真姫に話していたこともあり、貧乏キャラの路線はある程度あったと思われる)
同じ貧乏アイドルである高槻やよいと似通っているが、それよりも厳しい状況といえるかもしれない。また矢澤にこと高槻やよいには、家が貧乏以外にも「一家の長女で、大勢の弟妹がいる」「髪型がツインテール」「身長が低い」などの共通点がある。詳細はやよにこを参照)。
幼少期からアイドルに憧れており、お小遣いを貯めて小学4年生の頃に児童劇団に通っていたこともある。
アイドルに憧れる理由の一つとして最高の笑顔をふりまいたら、いつかいなくなってしまった父親に届くのではないかと思っているからである。
また、「にっこにっこにー」は父親が考え出したフレーズである。
余談だが、バストサイズでサバを読んでいることも判明した。
プロフィールではバストサイズが74とされているが、実際は71だった。
74(無し)ではなくそもそも71(無い)。誰がうまいこと言えと。
貧乳キャラの代表格である如月千早(72)よりも1cm小さいことから、一気に貧乳ネタが増えた(詳細はにこっちのちちっちがないっち、にこにーいじめを参照。後者には貧乳以外でのいじり要素もあり)。
(念のため、にこ視点で弁護すると、にこを下回る身長とバストの持ち主がモブキャラにいる)
なお、スクールアイドルフェスティバルのSIDコラボイベントでもこのストーリーが抜擢され、フルボイスで作成された。