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タイム先生

たいむせんせい

タイム先生 (Tyme)とは、ポケットモンスタースカーレット及びバイオレットに登場する教師である。
目次 [非表示]

「いいわー! 楽しいわー!

岩岩(ガンガン)ッ! いきましょうねー!」


概要編集

ゲーム『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に登場するキャラクター。

アカデミー数学を担当している高齢の女性教師。ボタンの所属する1-Dのクラス担任も務めている。

元はフリッジタウンいわタイプ専門のジムリーダーをしており、現在はラッパーである妹のライムゴーストタイプ専門として引き継いでいる。


口調は穏やかで丁寧な女性語で、男勝りで姐さん口調な妹とは対照的である。ただ、姉妹というだけあって顔立ちはよく似ており、特別講師として訪れたブルーベリー学園ではライムと間違われてサインをねだられたと述べている。

未だ彼女の引退に疑問を持つ生徒もおり、ジムリーダーとしての実力も相当なものだったことが覗える。

尚、ジムリーダーを退いた理由は「教職との両立が難しくなった」からで、決してジムリーダー業が嫌になったからではないという。


授業編集

元ジムリーダーなだけあって、担当している数学の授業は、ポケモンに関わる数字や確率といったものを取り扱っている。その内容はというと、最初の頃は、

と基本的な内容だが、授業が進むと、


ポケモンプレイ漫画4


と、公式でこれまでゲーム中では詳しく説明していなかった(というより、シナリオ攻略までなら本来ここまで詳しくなる必要はない)個所まで取り扱っており、実質ポケモン対人戦学と言っても差し支えない。

クリア後もランクマッチや対人戦を目指すプレイヤーであれば、実用度は他の授業に比べても頭一つ抜けていると言えるだろう。

そのため後半はプレイヤーから、キハダ先生よりバトル学してるとも言われることも。


一方で数字を扱いながらも、ポケモンというゲームだからこそあり得るひっかけ問題も多数用意されており、テストはなかなか意地悪な作りとなっている。

特に話題にされるのが「2000円で1個200円のモンスターボールを買えるだけ買ったらボールは何個手に入る?」という質問(正解は10+おまけのプレミアボールで11個)。

なお、モンスターボールを10個買うことでプレミアボールが1個おまけで付くのは第3世代からなので第2世代でポケモンを離れて久々に本作をプレイした人は11個という解答に困惑しただろう(プレミアボールが手に入ることが分かっていたとしても、流石に学校の一般的な問題だと深読みして間違えるプレイヤーもいるが)。


性格など編集

子供達との付き合い方は上手であり、生徒には穏やかな先生として通っているが、仕事に対しての姿勢は非常にストイックで、本気で怒れば校長や他の先生達もタジタジになるほどである(この辺は妹のライムと似ているが、ライム曰く「キレさせたらアタイより怖い」とのこと)。


授業中コルサの話に感動しすぎて泣いたハッサクを叱ったり、色々と事情があって仕方がなかったとはいえ規則に違反して校舎の前で主人公とポケモンバトルをしたクラベル校長を叱責した上に反省文まで書かせている。

ちなみに、この時、「ワケもタマゲタケもございません!」という迷言を残している。よく読むと微妙に韻を踏んだ言い回しになっており、姉妹の血を感じるという声もあるとか(ちなみに英語版では「Your excuses reek worse than a Stunky's behind!(直訳すると『あなたの言い訳はスカンプーの後ろにいるよりたくさんです!』)」となっている)。


ちなみに、彼女がジムリーダーを辞めたのは1年半前であることが明らかになっている。

アカデミーは1年半前にある出来事がきっかけで当時の校長を含む教員が総辞職したということになっているが、タイム自身はそれ以前から教員を続けており、子供の扱いに長けているところやクラベル校長が頭が上がらないことからも教員歴の長さが覗える。


そして1年半前はスター団が結成された時期でもある。

単に前は別の所で教鞭を執っていたとも考えられるが、教員の総辞職の原因になった一連の問題を考えると、彼女がジムリーダーを辞めて教師一筋になった本当の理由は、歳をとったことで教職との両立が難しくなったというのも嘘ではないのかもしれないが、この問題が大きく関わっているとも解釈できるだろう。


DLC後編「藍の円盤」にて教師枠として彼女を招待できる。

リーグ部にいる際の会話によると、他校でも教鞭を振るえるのが嬉しい反面、ブルーベリー学園がポケモン勝負に特化したカリキュラムである現状を知り、生徒が夢破れてバトル学の知識を活かせる仕事以外の他の道まで閉ざされる可能性があることを非常に心配している。後にシアノ校長に直談判し、基礎科目は変えられないが、選択科目としてならバトル学以外の科目も教えて良いことが決まった。


また、この時の特殊会話にてついに妹のライムとの会話が実現。

ライムに手編みのカーディガンをプレゼントしているが、ライムからは「ベージュのカーディガンはババ臭すぎる」と文句を言われている。しかし、彼女は「あら、いいじゃない。私達立派にババア」と寧ろ年寄りに寒さは大敵だと諭し、オフの時に着ると強引に約束させた。その際、写真を送って欲しいともねだっており、ライムは肩をすくめている。

以上のことから、色々と対照的な2人であるが、なんだかんだ言いながらも姉妹仲は非常に良好であることが覗える。


番外編ではボタンを呼べるようになっており、特殊講師としてボタンと一緒に呼んだ時、ボタンの担任の先生として特殊会話が追加されている(アカデミー内を移動する際にボタンの教室に担任の先生としてタイムの名は記載されていた)。

それによると、ひっかけ問題も含むテストを作成しているが、ボタンからタイムのひっかけはわかりやすいと言われている(その上でボタンは満点をとっている)。

ボタン曰く、性格の悪い人が作ったひっかけはもっと意地悪だとのことで、これを聞いたタイムは自分は性格が良いと捉えて大喜びし、ボタンを面食らわせている。


名前の由来はシソ科イブキジャコウソウ属の植物の総称であるタイムと、数学の教師であるため時間のタイムも掛けていると思われる。


使用ポケモン編集

学校最強大会にも参加し、いわタイプ専門パーティで挑んでくる(それを表すようにピアスも鉱石を模している)。

その際の異名は「勝利の算術士」



エースのキョジオーンは勿論いわタイプにテラスタル。

「もう少し角張ってくださいな」という言葉と共にテラスタルを行う。


なお、自分のポケモンには「さん」付けするタイプの模様。


元ジムリーダーということもあり、トレーナーとしての腕前はかなりのものだが、こちらに敗れると「全盛期にお相手したかったわ」と述べており、彼女自身はかつてと比べて腕前が衰えたと認識している模様。


藍の円盤 クリア後編集


真昼と真夜中のルガルガンがそれぞれバサギリと黄昏ルガルガンに変更された。

バサギリが加わった事により、手持ちが全員格闘と地面弱点では無くなった。

ついでに手持ちが全員♂になった。サワロ先生とはある意味真逆である。


関連タグ編集

ポケモンSV アカデミー(パルデア) 教師 数学 いわタイプ

ライム…本編で妹だと示唆されていた人物。藍の円盤にて明確に姉妹関係が判明した上に、ライムは姉に頭が上がらないようだ。


パンジー……彼女と同じくがジムリーダーである人物。

ドサイドン……一部プレイヤーに先生の肩書きをつけられたいわタイプで彼女にマッチしたポケモン。発売当初は登場しなかったが、藍の円盤で登場。しかし、残念ながらタイムの手持ちには加わらなかった


他のいわタイプの使い手

タケシ ツツジ ヒョウタ ザクロ(トレーナー) ライチ マクワ

マクワとは、雪の地域のジムリーダーである点まで共通している。

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