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概要

鉄仮面カロッゾ・ロナおよびジレ大佐の推進する余剰人口粛清計画「ラフレシア・プロジェクト」の要となる無人機動兵器。クロスボーン・バンガード旗艦ザムス・ガルの一部「ガル・ブラウ」内に秘匿されている。

この兵器は大型の「親バグ」内部に、小型の「子バグ」が多数搭載されている。親バグがモビルスーツとの戦闘、シェルターなどの構造物の破壊、広い場所など人間が密集する場所での殺傷にあたる。子バグが人間一人一人を補足して攻撃、または人家など親バグの侵入できない場所に入り込み、銃撃による殺傷を行う。

モビルスーツのように迎撃能力を有する敵が存在する場合、複数のバグが同時に攻撃を行うなど臨機応変な行動に優れている。

円盤状の本体周囲にブレード(親バグは破壊力のあるチェーンソー)が配置され、ロケットモーターの推力で本体ごと回転しMSの装甲すら切り裂く破壊力を持たせる。また、シェルターなどの破壊用にビーム兵器を搭載し、子バグは最終的に自爆する。

このように、人間ないしモビルスーツのみを徹底的に破壊・殺戮し、コロニー内部構造物を最低限の破壊で済ませる。目的はおぞましいが純粋に完成度が高い。

カロッゾ曰く「誰も良心を痛める事のない良い計画」だそうだが、普通にこんなもん開発運用する時点で余程の人道倫理を欠いた人物でなければ痛めるし良心どころの問題じゃない

これは設定上の言い訳に過ぎず、実質的にはカロッゾ・ロナ、ひいては富野監督狂気を体現したものとの見解を示すファンは少なくない。

数クールかかるアニメを90分で纏めろと言われればこうもなろう

人間の殺戮描写は映画版ではアングルの駆使、レーザー自爆などによる画面効果で直接の描写を避けているが、コミックボンボン版では、手足は千切れ飛び内臓が吹き飛ぶR-18Gな描写を平気でやっていた……一応児童誌である。

バグを放て! フロンティアⅣの1千万市民を皆殺しだ!」( ボンボン版での鉄仮面の台詞 )

ちなみに一部の者の独断で行われたこのラフレシア・プロジェクトが後にベラ・ロナによって貴族主義否定演説で暴露された事でコスモ・バビロニアが内部分裂を起こし瓦解するきっかけになった(またザビーネ・シャルも貴族主義は捨ててはいなかったが流石にこのやり方には反発した)。

ゲーム

ゲーム作品においては、直接戦う相手として登場することは少ない。本来は別々に運用されていたラフレシアに、攻撃武装として搭載されていることが多い。

EXVSシリーズではベルガ・ギロスの武装として登場しているが、演出上はベルガ・ギロスが呼び出したわけでは無く勝手に飛んできた、というものになっている。後に両肩にバグを搭載したジレ専用ベルガ・ギロスも出現している。

SFCガイアセイバー」では終盤に登場し、コロニー中の人々を殺傷するとともに、ショッカーの残党を一掃した。

スーパーロボット大戦シリーズでは『COMPACT』『COMPACT2 第3部』『IMPACT』にユニットとして登場。

性能は大したことはないが、問題は『COMPACT2』。終盤の登場だが、しばらくは初期配置ユニット(F91ビギナ・ギナEz-8アレックスザク改。条件を満たすとザク改がケンプファーになり、グフカスタムアプサラスが追加される)で戦わなければならない。この初期配置ユニットが曲者で、ゲーム開始直後の数ステージのあと長期離脱してしまうので、その間に改造しておかないと、F91やビギナ・ギナ以外はバグに手も足も出なくなる。当たれば無改造ではほぼ即撃墜なので、それを見越して手を入れておくとステージ攻略が楽になる。『IMPACT』では第1部の改造がそのまま持ち越されるので、そこまで大変ではなくなった。

その後

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機動戦士ガンダムF91 クロスボーン・バンガード

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