概要
出所は諸説あるものの、光文社が発行する週刊誌『FLASH』の特集記事にて初登場したのが大きいとされている。名前の由来は『モデル×グラビアアイドル』からである。
特に10代後半から20代中盤にかけての「横文字系ファッション誌」(いわゆる『CanCam』や『JJ』等)の新人モデルの売り込みのために漫画雑誌や週刊誌に掲載される事がよくある。さらに俳優業も兼業することも。
モデルとグラビアアイドルを掛け持ちという活動形態自体は「モグラ女子」という言葉が生まれる前から存在していた(一時期「グラデル」と呼ばれていた佐々木希や白鳥百合子など)ほか、「ニコラ」専属モデルをきっかけに芸能界入りした新垣結衣・岡本玲・川口春奈などはグラビアアイドルという肩書で呼ばれることこそないが、水着写真集を複数発売した実績がある。
またグラビアアイドル側も、今後の活動の幅を広げる意味で事務所が出版社への売り込みにより起用されたり、出版社側も週刊誌に掲載されたグラビア写真を通じて起用したいという自らの思惑で事務所を通して起用されるという逆パターンもある。
まあ要するに状況次第でグラビアになったりモデルにもなったり、俳優にもなれる、声優だったりもする、日曜朝には地球の平和も守ってしまう(逆に地球征服を企むことも)という万能人間な訳だ。
主なモグラ女子
(カッコ内の英文字は所属雑誌名。ただし旧所属を含む)
逢沢りな(LARME、MORE 炎神戦隊ゴーオンジャーのイエロー)
朝比奈彩(Ray、Oggi 14代目三愛水着イメージガール)
池上紗理依(LARME)
泉里香(melon、Ray、実写ドラマ版美少女戦士セーラームーン・水野亜美/セーラーマーキュリー役)
大川藍(元JJ・元アイドリング!!!メンバー、芸能界からの引退に伴い活動終了)
大澤玲美(popteen、日テレジェニック2015グランプリ)
筧美和子(JJ)
加藤ナナ(LARME、オランダハーフ)
小日向ゆか(Ray)
佐藤美希(non-no)
新川優愛(Seventeen・non-no、2010年ミスマガジングランプリ)
武田玲奈(Popteen・non-no、暗殺教室(実写版)・不破優月役)
遠山茜子(JELLY)
Niki(JELLY)
馬場ふみか(non-no、仮面ライダードライブ・メディック役)
久松郁実(Hana*chu→・CanCam、13代目三愛水着イメージガール)
松川菜々花(non-no)
松本愛(Popteen→JELLY)
松元絵里花(Ray、15代目三愛水着イメージガール)
宮城舞(Ranzuki・JELLY・ViVi)
参考:アイドルとファッションモデルを兼任する人物
第三極としてアイドルグループが存在する。一般的にモグラ女子とは呼ばれないが、ファッションモデルとしての活動と並行して、アイドルグループの一員として雑誌グラピアや写真集などで活躍する者も多い。
モグラ女子が生まれたのも、何でもこなすAKB48等のアイドルグループに対するモデル業界の対抗戦略の側面がある。
日本のファッションショーはスタイルより顔と話題性重視のため、ファッションショーにも呼ばれることが多い。
ここではそのような人物を紹介する。
衛藤美彩(美人百花 元乃木坂46、2011年ミスマガジングランプリ)
佐々木莉佳子(ピチレモン、Seventeen アンジュルム)
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