スーパーマリオワールド
すーぱーまりおわーるど
スーパーファミコンと同時発売のタイトル(ローンチタイトル)であり、ハードの性能が遺憾なく発揮されている。日本国内だけで355万本、世界全体では2000万本以上もの売り上げを達成した超大ヒット作。
隠しルートを探しだすアドベンチャーゲーム的な要素がかなり強く、新キャラ「ヨッシー」の登場や新変身マントマリオの登場などによって、プレイヤーの立ち回りの幅が大きく広がった。
なお、公式のタイトル名は『スーパーマリオワールド』のみだが、テレビCMやパッケージのタイトルロゴには『スーパーマリオブラザーズ4』とも表記されている。故にファンからは「マリワー」のみならず「マリオ4」「マリフォー」の通称でも呼ばれる。
2001年にゲームボーイアドバンス用ゲームソフト『スーパーマリオアドバンス2』としてリメイクされ、完全な一人用ゲームとなった他、ルイージの性能がマリオと異なるようになった。ジャンプの高さ、投げたファイアボールの軌道等が異なっている。
また、日本では収録されなかったが、海外ではSNES本体に同梱された『スーパーマリオコレクション』の限定版(『Super Mario All-Stars + Super Mario World』)にも収録されており、ルイージのドット絵が新しくなっている。
本作が初登場となったキャラクター(もとい乗り物)。敵を食ったり、二段ジャンプの足場にしたり、ダメージの身代わりにしたり大活躍。ノコノコの甲羅を食べると色に応じて特殊な能力が得られる場合がある。
また、どこかのワールドには伝説の3色ヨッシーなる存在もいるようで…。
パワーアップアイテム
なお、本作ではちびマリオの状態からでもファイアフラワーやマント羽根を取れば、スーパーマリオの状態をパスして一発でファイアマリオやマントマリオになれる。
お馴染みのアイテム。スーパーマリオになる。本作から赤地に白斑点のお馴染みのカラーリングになった。
こちらもお馴染みのアイテム。ファイアマリオになれる。ファイアマリオのカラーリングが赤オーバーオールの白服に戻ったほか、フラワーのデザインがチューリップ型になっている。
初登場のアイテム。マントマリオになれる。
その他のアイテム
100枚で残り数が1増える。下記のシルバーコインやニコニココインなど派生コインも登場している。
- ドラゴンコイン
ヨッシーの顔が描かれた大きいコイン。基本的に1コースに5枚隠されており、5枚取ると1UP。無いコースや6枚以上あるコースも少数あり、5枚目以降は取ると必ず1UPする。
プレイヤーの残り人数を1つ増やす。
残り人数を3人増やす。滅多に出てこないレアアイテム。
- Pスイッチ(青)
踏むと一定時間プンプンブロックとコインが逆転したり、隠された扉が出現するなど、さまざまな仕掛けが作動する。
- Pスイッチ(銀)
踏むと一定時間特定の敵がシルバーコインに変化し、集めれば集めるほど大量に残り人数を増やすことが出来る。時間切れになっても、シルバーコインは画面内にある限り元の敵キャラには戻らない。
- カギ
持ったまま「カギ穴」まで運ぶことで、通常とは異なるルートに進むことができる。このゲームをクリアをするには最低でも1回以上を行う必要がある。
- 木の実
ヨッシーでのみ食べることが出来る。3種類あり、赤色は10個食べるとスーパーキノコが出現。ピンク色は2個食べるとニコニココインを落とす雲が出現し、そのコインを全て取れば最後に1UPキノコが出現。緑色は1個食べる毎に残りタイムが20増える。
前作『スーパーマリオブラザーズ3』でかなりの容量を誇ったところから、さらに輪を掛けてボリュームアップが図られている。
前述した隠しルートの存在はもちろんだが、通常クリアではお目にかかれない隠しコース(通称「裏ワールド」)が存在し、しかも表ワールド同様のコース数を擁するという、SFC本体と同時発売された作品とは思えないほどの特大ボリュームを誇る。
裏ワールドは基本的に、表ワールドのキャラクターを一部差し替えたり、背景の色を変化させたものだが、ノコノコの甲羅の色は総入れ替えされており、基本的には厄介な色が頻繁に登場するようになっている。
オリジナル版 | バーチャルコンソール | |
---|---|---|
機種 | スーパーファミコン | Wii |
ジャンル | アクション | 同左 |
発売日 | 1990年11月21日(水) | 2006年12月2日(土) |
価格 | 8,000円+税 | 800Wiiポイント |
販売元 | 任天堂 | 同左 |
CERO | - | A(全年齢対象) |
他、Newニンテンドー3DS・WiiUでもバーチャルコンソールとして配信され、NintendoSwitchではNintendo Switch Online加入者限定のソフト内に収録されている。
- タイムアタック(RTA・TAS)が盛んなソフトで知られており、Speedrun.comによればメインカテゴリでも13のレギュレーションが存在しており、誇張でも何でもなく100分の1秒単位を争う正真正銘の「競技」となっている。このRTAから、「ザ・エンドってね」というミームがはやった。
- SFCのローンチタイトルという事もあってか、ロゴマークやコントローラーのボタンと同じ4色(赤・青・黄・緑)の組み合わせを採用したものが多く登場している(ヨッシー、ノコノコの甲羅、ビックリブロック&ビックリスイッチなど)。
関連作品
- バーコードバトラー…本作が専用カードゲーム化された事がある。プレイヤーはマリオとルイージのどちらかを主人公として選択し、ヨッシーとペアを組ませた上でクッパ一味に挑む。
- スーパーマリオ3Dワールド…ちょっとタイトルの違う全く別の作品。だが、本作初登場のブルが久々の再登場を果たしているなど若干の繋がりがある。
- スーパーマリオくん…記念すべき第1巻はこのゲームソフトのコミカライズからスタートした。
コメント
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