概要
東京駅(東京都千代田区)から名古屋駅(愛知県名古屋市中村区)までを途中新宿駅(東京都新宿区)、塩尻駅(長野県塩尻市)などを経由して結ぶ総延長424.6km(辰野駅経由線を含む)の路線。
なお、東京駅〜神田駅間は東北本線、代々木駅〜新宿駅間は山手線であり、金山駅〜名古屋駅は東海道本線との二重戸籍区間である。
注)分割民営化前の起点は正式に東京駅であり、新宿までの間もこのような細切れにはならず二重戸籍区間として存在した。分けたのは、国有資産である国鉄線を(株主は当面国だけの一人会社ながら)民間企業に引き渡すため、資産算定の都合上路線定義やその延長などを厳密にしたため。民営化時点で名古屋の金山駅は中央本線だけの駅だったため金山~名古屋間は二重戸籍とはされず、あとから東海道本線金山駅ホームが出来た関係で二重戸籍になった。
…であるが、塩尻駅を境に完全に運転系統及び管轄会社は中央東線がJR東日本(E)、中央西線がJR東海(T)に分かれており、全線を直通する列車はない。
実態は東京と名古屋からそれぞれ主に長野県中信地区方面を結ぶ路線として機能している。
東線の高尾駅(大月駅の場合も)までと、西線の中津川駅までの区間は近郊路線である。
東西ともに塩尻止まりの列車は少なく、塩尻方面に向かう列車は篠ノ井線(松本駅・長野駅方面)に乗り入れることが多い。
2017年夏、東線の特急「あずさ」が西線の南木曽まで(木曽あずさ号)、西線の特急「しなの」が東線の茅野まで(諏訪しなの号)運行された。
関連タグ
路線
(E)中央線 中央線快速 中央・総武緩行線 山手線 青梅線 八高線 横浜線 南武線 小海線 篠ノ井線
(私鉄/三セク)富士急行 明知鉄道 愛知環状鉄道 名古屋鉄道
列車
(T)(ワイドビュー)しなの
(※過去の列車)アルプス ちくま きそ つがいけ あかくら こまがね
車両
(E)E231系 E233系 115系 211系 E257系 E351系 185系
(※過去の主な車両) 70系 72系 80系 101系 103系 201系 205系 213系 165系 169系 181系 183系 189系 381系 キハ58系 キハ181系
EF64(0番台)