基礎データ
※リーフガード:天候がひざしがつよいの時、状態異常にならない。ただし、それまでになっていた状態異常は治らない。
※ようりょくそ:天候がひざしがつよいの時、素早さが2倍になる。
進化
→シャワーズ…みずのいしで進化
→サンダース…かみなりのいしで進化
→ブースター…ほのおのいしで進化
→エーフィ…なつきMAXで朝・昼にレベルアップ
→ブラッキー…なつきMAXで夜にレベルアップ
→リーフィア…ハクタイの森(DPt)・ヤグルマの森(BW)・迷いの森(XY)・トウカの森(ORAS)・シェードジャングル(SM)でレベルアップ
→グレイシア…217番道路(DPt)・ネジ山氷の部屋(BW)・フロストケイブ(XY)・浅瀬の洞窟氷の部屋(ORAS)・ラナキラマウンテン(SM)でレベルアップ
→ニンフィア…イーブイをポケパルレでハートを2に上げ、フェアリータイプのわざを覚えた状態にしてレベルアップ
概要
『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(第4世代)で初登場。
名前の由来は恐らく、「リーフィア(leafier:leafの形容詞leafyの比較変化)」または「リー(リーフ<leaf>:葉という意味)+フィア(アトモスフィア<atmosphere>:空気という意味)」だと思われる。
「ハクタイのもり」でLvアップすると進化する。
植物的な特徴を持つ。体色は緑色の草部分を除いてクリーム色に変わり、首周りを覆う毛が無くなりスマートな体型となる。体の各所から草が生え、特徴的な緑色の耳や尾を持っており、それらの先には葉の特徴である切れ込みや葉脈が存在する。
また一本だけ大きな緑色の毛が額の中心からやや上部に生えている。
リーフィアは、容姿こそ哺乳類に近いが細胞は植物に近く、光合成を行う。
植物のように光合成を行うので、リーフィアの周りは清んだ空気に包まれている。
晴れた日に寝ているリーフィアは光合成を行って、清んだ空気を作り出している。
新たに第4世代で、進化系統が増えたポケモンの一匹。
その特殊な条件から、『HGSS』では『DPt』から通信交換する以外で入手する方法はないという困った仕様。
第5世代では進化条件が「ヤグルマの森」、XYでは「迷いの森」、ORASでは「トウカの森」、SMでは「シェードジャングル」でLvアップとなっているので安心。
その植物的特徴からかイーブイの進化形の中で、最も争いごとを好まない温和な性格。
たまにレタスと呼ぶ人もいるらしい。だからと言って食べてはいけません。
6月18日はリーフィアの日。
ゲーム上の特徴
「ぼうぎょ」が最も高く、次いで「こうげき」「すばやさ」と続く。残りの3つは低い。
またイーブイの進化形の中で「ぼうぎょ」が最も高くなっている。
そのステータスからこうげき重視の物理向けになる。攻撃技の候補としては、タイプ一致技の「リーフブレード」を筆頭に、「つばめがえし」、「おんがえし」、「シザークロス」、「でんこうせっか」などが挙げられる。それらを軸に「つるぎのまい」を使用すれば、かなり高い威力を誇ることとなる。
しかし、見ての通り主力技でははがねタイプに対抗策が無く、止まりやすい。
この辺は「あなをほる」も技候補とネタにされるレベルだったりする。
舞って無理矢理突破する事も出来ない事はないが、他のポケモンに任せよう。
ブイズ特有の補助技の多さも魅力的である。「あくび」、「あまえる」、「バトンタッチ」、「にほんばれ」などが挙げられ、特に「バトンタッチ」は前述した「つるぎのまい」の効果を後方に繋げることが可能なので、あると便利である。
またイメージ通りの「こうごうせい」も色々な用途で使用できる。
しかし登場時は「リーフブレード」の習得がLv"71"と非常に遅く、50フラットが無かった頃のタイプ一致のメインウエポンは「はっぱカッター」(威力55)のみという唯一王以上の鬼畜仕様。幸い『プラチナ』では教え技で「タネばくだん」を習得でき、HGSSから本格的にフラットルールが導入された為事なきを得た。
ただしBWで強化された「タネマシンガン」は第4世代限定技となる。
しかも「ねむりごな」や「やどりぎのタネ」を覚えない。状態異常技は「あくび」「くさぶえ」くらいしかなく、相手の動きを牽制しにくい。
防御面に関しても、「ぼうぎょ」の種族値"130"は驚異的な数字であるが、「HP」がかなり低い為、あまり長居をすることが出来ないのが現実である。そこへくさタイプの宿命である弱点の多さが追い打ちとなっている。まず特殊攻撃には耐えられないと割り切った方が清々しいほどである。
これらのことから、ブイズの中でもくさタイプの中でも不遇の烙印を押されてしまっている。
隠れ特性は「ようりょくそ」。発動すれば「はやあし」サンダースより速く、ブイズ中最速となる。ちなみに、「ようりょくそ」持ちでワタッコの次に素早く、「こうげき」は最も高い。さらに「ぼうぎょ」が高いのでほのおタイプに飛んでくる「じしん」や「ストーンエッジ」を受けに出して展開できる。
「つるぎのまい」からそのまま殴ったり、味方に「バトンタッチ」するのもよい。
BW2からは、イーブイ系のレベル技習得レベルの変更により、「リーフブレード」がレベル45で覚えられるようになり、加えてイーブイが「すてみタックル」を覚えられるようになった為隠れ特性と両立可能になった。
更に第6世代では、はがねタイプの仕様変更により、威力が上昇した教え技「はたきおとす」が等倍でダメージが通るようになった。なおこの技を覚えられるブイズはこいつだけ(ブラッキーも覚えない)である。が、新登場のファイアローがこれでもかというほどきつい。
交代際でうまく対処して凌ぎたい。
アニメのリーフィア
ヒカリの友人兼ライバルであるコーディネーター・ノゾミの手持ちとして登場。
シンオウグランドフェスティバルではセミファイナルでムウマージと組んで参戦し、ナオシのミミロップ&コロトックと対戦。Wかげぶんしんや、エナジーボールにでんげきはをまとわせるなど、レベルの高いパフォーマンスを披露、また頭としっぽの葉を使ったリーフブレード二刀流でコロトックのシザークロスと激しい剣劇を繰り広げる。
最後はムウマージのサイコウェーブによる光の翼を纏いながらのつばめがえしでコロトックに勝利した。
ベストウイッシュではポケモンレスキュー隊イーブイチームのトレーナー・バージルの手持ちとして登場した。
ポケモンXYではトライポカロンのポケモンパフォーマー・シン・リーの手持ちとして登場。一瞬だけの出番だが笑顔でトレーナーに懐いている仲の良さそうな姿を見る事ができた。