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CV:林原めぐみ

概要

アニメポケットモンスター サン&ムーン』において、主人公・サトシの手持ちとなったモクロー

前作までは必ず序盤鳥ポケモンがサトシにゲットされており、飛行能力で仲間を助ける役割などを担っていた(通称「雑用」)。

しかしこのモクローの場合、食いしん坊な性格が災いして勝手に食べ物などを持ってきてしまうため、イワンコルガルガンがその役目を担うこともある。

仮にジュナイパーへと進化すれば、初めてサトシの手持ちにゴーストタイプが加わることになる。しかし、「タネばくだん」を覚えた流れで「かわらずのいし」を気にいった(第96話)ため、進化する可能性は極めて低くなった。

ゲットまでの経緯

第4話より登場。元々はドデカバシ一家の卵にカッコウの如く紛れて孵化され、そのまま群れの一員として育てられていた。

他のツツケラたちと違い、フクロウ故にやることなすことスローペースで、食料確保に関しても途中で目的を忘れた行動に出てしまった末の失敗ばかりとなっており、ケララッパを苛立たせてはよく叱られていた。

だが、みにくいアヒルの子のようにぞんざいには扱われず、ちゃんと群れの一員として認識されていた様子。

空腹の中、一羽だけで食料調達をしている際、マオアマカジが放った「あまいかおり」に誘われ、果実と間違えて捕獲を試みるが、何度も反撃を食らい、電線に引っかかって落ちかけたところをサトシに助けられる。

介抱されて食物を恵んでもらった上で果物を持って帰り、サトシも脚力の強さに興味を示して後を追うが、キテルグマの巣から木の実を取られたロケット団に襲撃される(繁殖期による食料確保が原因)。

戦い自体は途中でキテルグマがロケット団を回収したため、痛み分けに終わる。

大勢の仲間に囲まれるモクローを見て、サトシは「アイツには大勢仲間がいる。アイツらみんな家族だから」と言う理由でゲットを諦める。しかしモクローは、自分を救ってくれただけでなく力を素直に誉め、無償で家族のために戦ってくれたサトシを気に入り、育ての親であるドデカバシに促されサトシのリュックの中へと入り込み、進んでゲットされる。

サトシにとってはアローラ地方での初のポケモンゲットとなった。

性格・特徴

回を重ねるごとにトラブルメーカー気質に傾きつつあり、今シリーズのネタ枠ではないかと噂されていた。第16話での御三家冒険回では、アシマリにはツッコまれニャビーからは呆れられ、立ち位置はほぼ確定した。

過去のシリーズで言えばヒカリポッチャマ・サトシのミジュマルシトロンハリマロンなどに通じるものがある。

126話のナレーターの通訳によれば一人称は「ボク」である。

また、蹴鞠やスーパーボールのように跳ね回る弾力があり、アシマリにバスケットボールと同等にあしらわれたこともある。これはゲームの御三家発表当時の広告(キャラ位置の関係でそう連想しやすかった)からネタにされていた。15話の「ポケもんだい」ではその体型を活かし、イワンコの特訓のためダルマッカの仮装をした。

女の子にデレデレした様子を見せていたことから、性別は♂と思われる。

総じて人懐っこくおっとりした性格で、ライチ戦で狂暴化したイワンコに攻撃されても後まで引きずることもなかった。

苦手なのは、大きなポケモンに舌で舐められる事とメルタンのナットで体を擦られる事。

上記の通り、アマカジの「あまいかおり」につられては不用意に接近して弾き飛ばされることが多い。アマカジがアママイコアマージョと進化してもこの流れは変わっていない……というより、飛ばされる勢いはどんどん増している。

今までのシリーズと違って日常生活がメインということもあり、ピカチュウ同様普段からモンスターボールに入らず活動していることが多いが、最初の島めぐり以降はボールの中で待機している時もある。

夜行性故か外に出ていてもサトシの腕や頭の上に止まり、日中のほとんどを寝て過ごしている。寝相はかなり悪く(しかし、手すりなどに止まっても落ちない程度には器用に寝ている)、妙な寝言を言うこともある。

おまけにモクローが眠ってしまうのは、完全に本人の気まぐれとなっており、非常事態の時はおろか、サトシにとって絶対に負けられないバトルにおいても、勝手に眠ってバトルを放棄してしまう事がある為、サトシを怒らせる事も少なくない。

偶発的に1匹のメルタンと出会い、紆余曲折のうちに奇妙なコンビが誕生する。アローラリーグ決勝前夜にリュックの中に居た彼が仲間達とメルメタルへ進化しても、寝ぼけたままですらちゃんと当人だと認識した。

モクローとリュック

初登場回で介抱された場所がサトシのリュックの上だったのか、その柔らかさと住み心地を気に入っており、手持ちとなって以降は隙あらばリュックの中に潜り込んでいることが多い。

ちなみにモクローの体重は1.5kg、リュックに入ってもまだ背負える範囲である。

もっとも、サトシは過去にどう考えても持ち上げられない重さのポケモンを普通に持ち上げたりしているため、モクロー程度の重さは余裕と思われる。それ以前に、ピカチュウの方が重かったりする(ピカチュウの体重は6.0kg)。

44話からはほしぐもとリュックを分け合うことになったが、喧嘩することもなく仲良くやっており、第50話ではほしぐもが消えたことに気づき慌ててサトシたちに伝えている。

バトルでの実力

風鈴を木の実と間違えて持って帰るなど、かなりののんびり屋かつ食いしん坊だが、仲間のピンチには強い力を発揮する。

ほのおのキバ」発動に失敗したニャビーを元気づけたり(第22話)、ピンチの際には盾になって攻撃から庇ったり(第35話)している場面もあり、仲間想いで優しい性格であることがうかがえる。

ロケット団が使用した捕獲用の網を一撃で破れるほどの脚力が自慢。バトルでの「たいあたり」は飛び蹴りのように片脚で行う。

また、羽音を立てずサトシに近づいて驚かせることがあるが、これを利用して奇襲戦法を多用するバトルスタイルが形成されつつある。

特にタッグバトルなどで仲間と戦う時は、サトシの指示がなくとも独自に判断し、隠密性を活かしてサポートする場面が多い。

上記のように攻撃から庇って盾になる、味方を掴んで空中から攻撃を仕掛けるなど、仲間と戦う時ほど真価を発揮しやすい。現に112話ではニャースのみだれひっかきで羽を毟られるダメージを受けてもメルタンを守り続けた。

8話ではリーリエの執事・ジェイムズのオドリドリと初バトルを行い、「たいあたり」を「オウムがえし」で受け止めるオドリドリに対し、サトシの指示で「オウムがえしがえし」を披露し反撃。

しかし「フラフラダンス」で混乱させられたところに「おうふくビンタ」を喰らい、惜しくも敗れた。

9話ではピカチュウと共に試練に挑戦。ヤングースデカグースのコンビにタッグバトルで挑んだ。善戦したものの、ぬしポケモンのデカグースには敗れている。

10話のハラとの大試練ではマケンカニと戦い、上記の奇襲戦法と相性の良さで勝利するが、疲れて空中で静止したまま寝てしまい戦闘続行不能に。

36話のライチとの大試練では、イワンコとのコンビでライチのルガルガンダイノーズに挑み、イワンコを抱えながら奮戦しZワザ「ブルームシャインエクストラ」でダイノーズを倒す。しかし、暴走するイワンコの攻撃を受けてダウンしてしまう。

54話ではウルトラホール内でルザミーネドレディアムウマージミロカロスと戦う。ドレディアの「あまいかおり」で一時はメロメロ状態になるものの、マオのアママイコとのコンビで「ひっさつのモクシュート」なるコンビ技(元ネタは間違いなくコレ)で撃破している。

それ以降はしばらく目立った活躍がなかったが、第75話にてカプ・ブルルの力により、新たに「はっぱカッター」を習得した。

96話ではハウフクスローに敗れた後、ドデカバシやケララッパの下で小石を「タネマシンガン」の要領で勢いよく吐き飛ばす特訓をする(モクローは本来タネマシンガンは覚えない)。その場に落ちていた「かわらずのいし」を吐き飛ばす新技「タネばくだん」を取得した。

ただしこの「タネばくだん」、発動後モクローは口から放った「かわらずのいし」の回収に夢中になってしまい、その間完全に無防備になってしまうという弱点がある。アローラリーグではその弱点を突かれる形で「かげぬい」を打ち込まれるという失態を犯している。

118話ではリュウキとのダブルバトル中にブレイブバードを習得。132話ではハウのジュナイパーに感化され、ドデカバシ一家に新技の伝授を乞い、土壇場でフェザーダンスを空蝉の術の如き戦法で勝利する。

142話のエキシビションマッチではククイ博士ウォーグルと戦う事になり、タネばくだんで翻弄した末に先のバトルで攻撃されていた足にブレイブバード で突撃して勝利した。続くフシギバナ戦ではブレイブバード を使った際、背中の花に閉じ込められる形で防がれ、「ソーラービーム」を食らいそうになったが、フェザーダンスでなんとか脱出し再び向かうものの、ヘドロばくだんで怯んだ隙を突かれてつるのムチではたき落されて敗北した。

現時点で確認されている使用技は「たいあたり」「このは」「つつく」「はっぱカッター」「タネばくだん」「ブレイブバード」「フェザーダンス」。

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