図鑑データ
艦名 | Gambier Bay(ガンビア・ベイ) |
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図鑑No | 344→458(MK.Ⅱ) |
艦級 | Casablanca級19番艦 |
艦種 | 軽空母→改装特務空母 |
CV | 内田秀 |
絵師 | アキラ |
「It's a pleasure to meet you.
My name is Gambier Bay… ふわぁ!う、撃たないで!
ふぅ…よ、よかった!」
概要? は、はい!お待ちください!
米軍にかつて存在したカサブランカ級航空母艦の19番艦「ガンビア・ベイ」をモチーフにした空母娘。
2018年2月16日から開始された期間限定イベント海域、捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)の第四海域突破報酬として実装された。護衛空母モチーフの艦娘の実装は大鷹に次ぐ。
2018年初秋イベント抜錨!連合艦隊、西へ!のE3ボスマスに友軍艦隊として支援に駆けつける。米軍艦隊編成では必ず参加し、米日混成部隊では旗艦を務めている。夜間攻撃機・夜間戦闘機を艦載している為ちゃんと夜戦で攻撃してくれる(威力はお察しレベル)。
ただし彼女が支援に駆けつける場合必ず僚艦にサミュエル・B・ロバーツが参加している。後述のことを踏まえれば、仮にサムの引率がなかったらどうなっていたかは想像に難くないだろう。
実装以降イベント海域での限定ドロップの他通常海域での限定ドロップも解禁された。
1度目は2020年5月20日~6月26日の間で「2-3.東部オリョール海」と「6-1.中部海域哨戒線」のボスマスでドロップした。こちらは2020年梅雨&夏イベントの開始と同時に終了。
2度目は2020年9月17日に解放された新海域「7-3.ペナン島沖」の第2ゲージボスマスからドロップ。こちらは2021年7月時点でも継続中である。
なお、ガンビア・ベイの期間限定ドロップには「裏」がある事が多い為、確保した場合必ず改まで育成しておく事を強く推奨する。
New Gambier Bay、出撃可能です
2021年7月15日のアップデートにて、改二であるMk.IIが実装された。
改装にはLv73の練度に加え、改装設計図・試製甲板カタパルト各1枚、高速建造材x73、開発資材x60が必要となる。
その経歴から改二(MK.Ⅱ)で必ず大化けすると予想されていたが、まさに生まれ変わったと言える性能を獲得している。
ついでにレアリティは「星レア」と呼ばれるアメリカ艦でも「アイオワ改」と「コロラド改」しかいない最上位レアまで昇格した。
へ?何ですか?容姿?
アメリカ艦らしく金髪碧眼で、フワフワした結構なボリュームの金髪を両サイド(ツインテール)でまとめ、風に靡いているのかあちこちが跳ねている。また頭には実艦の水上迷彩を元にした柄入りのバンダナを巻き、右側の髪はレーダーを模した艤装でまとめている。
服装はのバンダナ同様の迷彩柄の入った制服で、米海軍の女性士官服というよりはパイロット制服に近いだろうか?またスカートではなくホットパンツで同じ米空母で先任のサラトガより動きやすい服装をしている。また腰の部分に救命ボートらしき物を装備し、艤装と一体となったサイハイブーツを履いている。
右手にサラトガ同様に銃床とグリップの付いた飛行甲板と船体模した大掛かりな艤装を携えている。
(ねんどろいどガンビア・ベイでは飛行甲板とライフル銃に分離可能なギミックが存在するがブラウザ版も同様のギミックを備えているのかは不明)
また飛行甲板と左のサイハイブーツにはハルナンバーの「73」が描かれている。
表情はこれまでのどの艦娘よりも比較にならないくらいおどおどした表情を浮かべていて、その弱気な性格もあって、頼りない印象を受けてしまう。
何気に燃料タンクは立派。実艦の大鷹と比べて排水量で倍近い差があるのにどうしてこうなった?(ガンビア・ベイ:基準7,800t/満載10,400t、大鷹:基準17,830t/満載21,262.80t)
もっとも、同じ商船構造とはいえ新造のカサブランカ級は、客船からの改造である大鷹と比べて艦内スペース・効率に無駄がないため、「隠れ巨乳」という解釈も成り立たなくはない?
蛇足だが、史実のカサブランカ級は二番艦“リスカム・ベイ”が弾薬庫の誘爆で沈没した戦訓から、弾薬庫の周囲に重油タンクを配置して、被弾の衝撃を和らげる対策を採っている。つまり、リアルに“胸部装甲”なのだ。
Mk.II
Mk.IIになると、白いシャツの上から紺色の上着を着用。新たにスカートを着用するようになり、サイハイブーツに記されていたハルナンバーもそちらに移る。
両手首のあたりには黒いバンダナを巻いているほか、太もものあたりには航空機の翼を模したと思われる飾りが追加されている。
改まではサラトガが仕様していたような飛行甲板と銃が一体化したタイプの艤装を使用していたのだが、Mk.Ⅱでは左上腕にアームのみで飛行甲板を保持するというこれ迄のアメリカ製空母には見られない方式を採用。どちらかと言えば弓を使う日本空母の飛行甲板の接続方式に近い。また、腹部には角型の救命筏らしきものが括り付けられている。
そして何より表情が変化。以前とくらべ元気さと明るさが感じられるものとなった。
中破するとスカートが破けお尻が丸見えになり、更に背中に顔と手足の付いた謎生物を背負っていた事迄判明する。形状から前述の救命筏の浮輪さんバージョンと予想されている。
佐世保鎮守府巡りですかぁ。なるほど~いいですね!Good!
かつて日本海軍の鎮守府の1つ「佐世保鎮守府」があった、長崎県佐世保市と艦隊これくしょんとの初のコラボイベントとなる「佐世保鎮守府巡り」においてまさかのコラボキャラの1人に大抜擢された。
奇しくもまだ2018年冬イベント期間中の2018年3月17日(土)・18日(日)の開催となった本イベントでは佐世保に縁のある多くの艦娘達の書き下ろしも多数見受けられたなか、縁らしい縁の無い彼女の登場に多くの提督達に衝撃を与えた。(佐世保への寄港歴がある艦は当時未実装だったものの、他に戦後日本を訪れた艦もいるというのに)
佐世保には海上自衛隊の佐世保基地の他にアメリカ海軍の佐世保基地もある為、アメリ艦娘も全く関係ない訳でもないのだが、実装された直後、しかも未だイベント期間中ということもあり、それまで性能面でどうしても話題になりにくかった彼女が一躍有名になったのは言うまでもない。
ただ書き下ろさたイラストの1枚が「地図を持って佐世保の町を散策しようとしてる様だが、明らかに地図の読み方が分からずに迷子になっている」物だったため、早速コラ素材にされてしまった。
迷いに迷って、あらぬところにテレポートしてしまったり、しまいには異聞帯(ロストベルト)までダイナミック迷子してしまったり……
そして「瑞雲祭り」のよみずいランド公式スタンプラリー全16ヵ所の案内で――
あっ、すみません、17ヵ所です! よみずいランドのどこを彷徨っているかわからない“Ganbier Bay”。彼女の位置は毎週日曜日朝に移動します。提督の皆さん、ぜひ彼女を見付けてあげてくださいね!(原文ママ) |
なお、よみずいランド最終週に無事目的地(日テレらんらんホール)に到着。
「ガンビア・ベイは何処にありや、何処にありや。全世界は知らんと欲す」
(ちなみに、彼女の名前の元となった地名の「ガンビア・ベイ」自体も、カナダのバンクーバーとアラスカのアンカレッジのちょうど中間あたりのアドミラルティ島というところにあり、付近数十キロ四方ほとんど人が住んでいない為、一般人が行こうとすれば迷子どころか遭難しかねないところである。)
その後、第3次瑞雲祭り通称「ズイパラ」では八景島シーパラダイス内に設置されていたガンビア・ベイの等身大パネルが2019年4月22日に一時行方不明になる事態が発生。
これは公式に意図されたものではなく(盗難にあったか海風に飛ばされたものと推定されている)、その後再設置されたが、リアル世界にまで影響が出始めるとか恐るべき迷子属性である。
春の花束mode
2018年4月23日に実装された「艦これ5周年」を記念した期間限定グラフィック
大きな花束を手にほんのり笑顔を浮かべている。
一見いつもの服装に見えるが、キュロットスカートの裾がスカラップになっていたり、サイハイブーツの73が「5th」になるなどお祝いモードになっている。
かき氷mode
2018年7月12日に実装された期間限定グラフィック
手にしたかき氷はブルーハワイ
いつもの格好をラフにした感じで、青いシャツを黒っぽいインナーの上に羽織って裾を結んでいる。
ローライズなホットパンツは、デザイン的に通常グラのものと思われ、コルセット部分は別パーツだったことが分かる。
サイハイブーツは脱いで素足にサンダル。左太ももにガーターリング
髪には金色の縁取りのある黒いヘアバンド、海軍の夏の軍帽っぽい飾りをちょこんとのせている。
中破するとシャツが破れインナーが……。
なぜナポレオンフィッシュ……。
なお、約3年後の2021年7月15日のアップデートにて梅雨modeからかき氷modeへの切り替えと同時にMk.IIが実装され、その改装時に特殊演出が用意されていたため、多くの提督がかき氷を持ったガンビア・ベイの姿がMk.IIのシルエットへと切り替わるという演出を拝む事になった。
秋刀魚mode
2018年10月10日の2018年初秋イベント終了に伴うオンメンテで実装。
事前に10月5日より開始していた「魚串さくらさく」とのコラボイベントでもある「第二次リアル鎮守府秋刀魚祭り」で書き下ろされていたものがブラウザ版でも実装された。
佐世保鎮守府巡りの時もそうだが私服のセンスが可愛い。
今度は秋刀魚に挑戦していて、日本の鎮守府にやってきたのが今年の初めだったとは思えなく位綺麗に割り箸を使っている。しかしよく見ると割り箸が途中で折れてしまっている。器用なのか不器用なのか(質が悪い割り箸だと綺麗に割れない事も多々ある)。まぁ着任したばかりなのに箸を使いこなしている北欧出身の軽巡洋艦もいたりするので気にするだけ無駄かも。
気になるのが腰から下げている浮輪さんを模したバッグ。中破すると中から紫色した何かが・・・
ズイパラwith浮輪さん
第三回瑞雲祭り「ズイパラ」にも当然のように参加。
佐世保イベントに第二回瑞雲祭り(よみずいランド)と迷子に迷子を重ねた彼女だが遂に文明の利器「スマートフォン」の地図アプリを使う事を覚えようで片手にスマホを持ち、もう片方に手に地図と睨めっこをしている。
しかし良く見るとスマホから何やら煙が出ているようにも見え(もしかして壊れた?)、更に足元にいる浮輪さんが裾を引っ張って「そっちじゃないよ」とガンビア・ベイが進もうとしている方向とは逆方向を示している。
結局筋金入りの「迷子属性」は早々には直りそうにない様子。
また上述のした様にこの後「リアル迷子」になってしまう辺り「迷子」とは切っても切り離せない様子。
梅雨mode
2019年6月25日の2019年春イベントの終了に伴うアップデートで実装されたレインコート姿のガンビア・ベイ。
赤い浮輪さんのワンポイントが入った半透明のレインコートを纏っている。背中にはうす緑色の浮輪さん風リュックを背負っている(中破するとポケットティッシュやペンが落ちてるのでリュックだと確認できる)。
レインコートの下は白い系の上着に白いホットパンツ、白地に赤と青の星マークの入ったタイツに白いスニーカーを履き、手には白い傘を持っている。
白系の服を全身に纏っている為、全体的に色味が薄く見てる。普段から困り顔だがそれでも生気が感じられる瞳をしているが、今回は目もなんだか虚ろに見える上に普段からモコモコな髪が何時も以上に纏まっていない。恐らくだが日本の梅雨に辟易してる状態なのかもしれない。
しかし余りにも色味が薄く、瞳にも生気が感じられない為「護衛棲水姫に戻りかけてないか?」「演習で相手に深海棲艦がいるのかと思った」等の声も上がっていた。
リアイベ&コラボ書下ろし
この他に瑞雲祭り時の書き下ろしや一番くじのビキニサンタ、三越&伊勢丹コラボでの私服等ゲーム外も含めるとかなりの衣装持ちである。又傾向としてジャケット等を上から着ている場合が多くその場合体のラインが完全に隠れてしまう服も少なくない(佐世保コラボ時の衣装等)。その為自身の巨乳にコンプレックスがあるのでは?と考察されていたりする。(無印・改で前傾姿勢で尚且つ連装砲で胸を隠してる潮に近い)
晴着mode
2021年元旦のアップデートにて実装。
青い晴着を着ており、先に晴着を披露した同僚と比べるとデザインはかなりおとなしめ(あちらがド派手すぎるのは間違いないが)。いったいどうやったのか、髪の毛はうまく頭の後ろにまとめている模様。
右手には羽子板を持っているが、表面には赤い浮輪さんを抱えた護衛棲水姫の飾りがついており、大きすぎてもはや羽子板の形が隠れてしまっているほど。
ちなみに彼女の周囲にもやっぱり浮輪さんがおり、白い個体の他に彼女の晴着に合わせ(?)紺色かつ頭に獅子舞を乗せた個体がいたりと、正月を堪能している様子。
性能…?もしかして、じょ、除籍?
無印
「火力:15/対空:38/対潜初期値:20/耐久:28/装甲:19/運初期値:12/速度:低速/射程:短/搭載数:28(16/12)/初期スロット:2」
初期装備:FM-2
鳳翔や春日丸と同じで初期スロットは2つしか開放されていない。又大鷹と同様に対潜値が「0」ではない空母で「輸送護衛部隊」に編入可能な護衛空母としての適正を兼ね備えている。
日本の春日丸は大鷹に改造しないと護衛空母としての適正を得られないのに対して此方は最初から護衛空母として運用できる。しかも彩雲や二式艦上偵察機が最初から装備が可能である
先制対潜可能であるがその際には対潜値7以上の艦載機を搭載した上で対潜値を65以上が必要で残念ながら2スロットしか開放されていない彼女では、対潜値7以上の艦載機を載せても対潜値65には届かない、しかも小型ソナー(四式ソナー・三式ソナー等)や爆雷・爆雷投射機等は装備出来ない為対潜値の底上げも難しい。唯一装備可能なソナーがランカー配布のみの「零式水中聴音機」である。これを装備する事で対潜値50でも先制対潜が可能になるように条件が緩和される。
現在最速で先制対潜可能になるのが「Lv23で対潜29+「零式水中聴音機」11+「Swordfish Mk.Ⅲ(熟練)」10=50」である。
しかし「零式水中聴音機」は2015年に4回配られたのみでそれ以降の入手手段がないレア装備であり、「Swordfish Mk.Ⅲ(熟練)」は2017年夏イベントE-7の甲での突破報酬のみでの配布で、通常装備では彼女を入手して直ぐの先制対潜は実質不可能に近い。
艦これ第2期に入り2018年10月26日の2018年秋刀魚祭り終了に伴うアップデートで第七駆逐隊の出撃任務の達成選択報酬として「零式水中聴音機」が遂に通常入手可能となった。ただガンビア・ベイ実装から8ヶ月が経過している為殆どの提督は彼女が自力で先制対潜可能なレベルまで育て終わった後であった。ただ小型ソナーを装備出来ないガンビア・ベイにとっては貴重な装備であるのは違いなく、対潜値の底上げと先制対潜の要求値を引き下げてくれるので、対潜任務で空母が必要になった際は彼女も十分選択肢に入る事になる
2020年8月27日に実装された「TBM-3W + 3S」と組み合わせればLv15から先制対潜が可能。
改(lv45)
「火力:32/対空:48/対潜(最大):68/耐久:38/装甲:39/運初期値:15/速度:低速/射程:短/搭載数:34(16/12/6)/初期スロット:3」
初期装備:FM-2/TBF
全体的に強化されスロットも3つに増える。しかし小型ソナー・爆雷等は変わらず装備不可の為、先制対潜を行うにはカ号や対潜哨戒機の力を借りる事になる。ただし対潜値が最終的に68まで増えるため無印時よりは条件がある程度緩和される。
ただし空母としての性能は大鷹にギリギリ勝る程度で大鷹改に比べると対空と火力位しか勝る部分がない。火力は何気に鳳翔改(火力29)よりも高く、燃料+弾薬の消費は鳳翔改と同値(ガンビア・ベイ改が燃料25+弾薬35=60で鳳翔改が燃料30+弾薬30=60)なのでエコ支援要員や遠征の空母枠(特に燃料を多く使う遠征)で起用するのもいいだろう。
性能も元々のカサブランカ級が量産性重視(要は質より量)という事もあってお世辞にも高いとは言えない。
搭載数で見れば大鷹改二を下回り軽空母で最下位。
どれだけ低いかというと海防艦に装甲を抜かれてしまう程度の紙耐久なのである。
それでいて低速(そもそも護衛空母に速力が必要とされなかったのも要因)な上、回避も空母全体から見ても低水準で、最終的な数値も何とあきつ丸より低くなる。
つまり低耐久・低装甲・低回避の三拍子であり、体感では特務艦娘並に脆い事になる。彼女1人で戦うには明らかに力不足だ…。
そもそもカサブランカ級は単独で運用するものではありません。
…とここまで散々な言い方をしてきたが、やはりそこは仮にも空母。
火力は龍鳳改と同等(ただし総合的な火力ではスロット数の差で下になる)にはあり、艦載機熟練度の補正により大和型や長門改二を血祭りにあげるなどの史実のサマール沖海戦以上の大戦果を挙げる事も。ただし演習で。ただし演習だと大抵開幕の爆撃時点で大破しているか、小破未満でも射程「短」の為攻撃順が回ってくる前に中・大破してる為攻撃よりもエアカバーと彩雲要員での起用が殆どである。
いつまでも内弁慶では困るので、やはり実戦で活躍してもらいたい所である。
大鷹と同様、輸送護衛部隊に組み込めるのが特徴。大鷹を起用したくない場合には有用となるかもしれない。
とはいえ、連合艦隊が組めるのは期間限定イベント海域期間中のみで、彼女の実装は1期最後のイベント。
彼女が真価を発揮する日は2期以降となりそうである。
Mk.II(Lv73)
「火力:55/対空:67/対潜(最大):77/耐久:53/装甲:61/運初期値:16/速度:低速/射程:短/搭載数:49(24/20/4/1)/初期スロット:4」
初期装備:FM-2★+2/F6F-3N/夜間作戦航空要員/SKレーダー★+2
使用できるスロットが4つに増加。ステータス面でも改から火力+23、対空+19、装甲+22、耐久+15、搭載+15、回避+17、対潜+9、索敵+2、初期運+1と、大方の予想に違わぬ大幅強化を果たした。火力はあの鈴谷航改二・熊野航改二に比肩しており、それでいて燃費は大鷹型と同程度に据え置かれている。
中でも目を引くのが搭載機数。祥鳳型姉妹とほぼ同水準になった一方、第3・第4スロットの搭載機数が少なめで、第4スロットはまさかの「1」。言うまでもなく攻撃や制空には向かないが、偵察機による索敵や艦載機整備員による射程上昇、さらに後述の独自の運用法などに気兼ねなく使用できる特殊スロットとしての性格が強い。
装備面では小型ソナーに加え、なんとドラム缶や大発系装備の搭載も可能となった。
これはカサブランカ級の一部空母が航空機輸送艦や強襲揚陸艦へと改装されたことに由来すると思われる。
これにより、「輸送護衛部隊に組み込んだ際に護衛空母でありながら輸送作戦に貢献できる」「他の空母とは文字通り桁違いの強力な対地攻撃ができる」という唯一無二の特性を手にした。
なお、有効打になり得る対地攻撃を行う際は対地攻撃可能な艦爆に加え大発系統も同時に装備する必要がある。
アメリカ製艦上機であれば「F4U-1D」「FM-2」「SB2C-5」「SB2C-3」が該当するが、これらには撃墜耐性が付いていない為、敵の対空能力が高い場合だと撃墜されて攻撃出来ない可能性が高くなる。他方、任務の【「彗星」艦爆の新運用研究】で獲得できる「彗星一二型(六三四空/三号爆弾搭載機)」は撃墜耐性付きの対地艦爆であるため、対地攻撃の際はこれを積むのが現状ではベストな選択となる。
総じて他の軽空母に引けを取らないステータスでありつつも特殊な運用に用いることを想定したかなりピーキーな性能であり、運営からも「改装特務空母」という普通の軽空母とはやや異なった立ち位置にあることが明言されている。性能そのものは勿論、特にイベント海域などでは使いどころも十分考慮して運用すると良いだろう。
蛇足ながら、改装時に持ってくる装備は上述の通りけっこう豪華である。改装に必要なアイテムを考えれば牧場に向くようなものでもないが。
性格?無理無理無理!恥ずかしいですって!
先任のアメリ艦娘であるアイオワとサラトガと比べるのも可哀想なくらいに、兎に角弱気。
出撃では「怖すぎ……」とこぼし、被弾しようものなら「うあああぁ——!撃たないでぇ!!」と叫ぶ。
母港で放置してるとサマール沖海戦で栗田艦隊と鉢合わせた事を思い出して「無理だから、あんなのマジ無理だし...。」とこぼす。
今までにも弱気な艦娘はいたが、とりわけガンビア・ベイは商船構造で紙装甲の護衛空母。加えてカサブランカ級50隻の中で数少ない戦没艦(4隻)の1隻、しかもアメリカ空母の中で唯一、戦艦(砲撃)に沈められた艦でもある(ちなみに世界的に見ても、戦艦に負けた空母は他にイギリスのグローリアスくらいしかいない)。そのような「憑きのなさ」からの弱気も、無理もない話かもしれない。(「運」の値も、初期では低めである)
ただし、ガンビア・ベイはサマール沖で沈められはしたものの、同海戦で鈴谷、鳥海、筑摩が全損(鈴谷沈没、鳥海、筑摩は行動不能の末に処分)、熊野が戦線離脱(艦首切断)といった具合に、道連れに栗田艦隊に大きな痛手を負わせ、「栗田ターン」のきっかけを作った。絶望的な戦力差と、その後のフィリピン戦の帰趨を考えれば、“大勝利”とさえ言える結果である。
ガンビア・ベイはその英雄的行動により、殊勲部隊章を受賞。彼女とタフィ3の奮戦は、現在でもアメリカ海軍の士官候補生が必ず学ぶ内容である。
この史実を踏まえ、他の“弱気艦”と同じく、今後改二で大化けする可能性が十二分にある艦と早くから目されており、現にMk.IIはその通りの大幅強化となった。とはいえ改までは上述の通りの心もとない性能の為、育成の際は1-5辺りで海防艦と一緒に育成していくといいだろう。このほか南西海域の2-1や2-3等でのレベリングも有効。射程を「長」等に伸ばしなるべく先に攻撃するように調整して旗艦に据え、制空等は他の艦に任せる、といった方法が想定される。火力が低くないのでMVPも難しくない。
節分ボイス
2019年1月22日に実装された節分ボイスで案の定「セッツブーン」が伝播。さらに栗田艦隊第1旗艦の「金剛」更に第2艦隊旗艦の「大和」から豆を投げられている。
放置ボイスで「すごい怖いし、危ないし、絶対無理…」と言っていたが鎮守府に来てもう直ぐ1年が経過しようとしている彼女。この1年で経験した様々な事が彼女を強くしたのか金剛・大和に対して「もう……艦載機、反撃です!」と反撃をするという逞しい姿を見せるようになった。
・・・・
これで克服したのかと思えば呉巡りのボイスでは「栗田艦隊怖い」とぼやく。
あの時は窮鼠猫を噛むの勢いだったようで一時的なものだったようだ。
Mk.II
Mk.IIではこれ迄と一転して頼りがいのある台詞を口にする事が増加した、艦隊の雰囲気に揉まれ徐々に自信をつけている様子がうかがえる。
特の母港ボイスが顕著でMk.II専用が2種類あり1つが「Admiral, 何でしょう?あ、勿論、了解です! I'm doing well, thanks.」もう1つが「Admiral? あ、John! Sam! そうね、大丈夫! I'm doing well, thanks.」でどちらもこれ迄とうって変わって声のトーンも明るく自信が溢れている。
自信がついたのは戦闘時にも顕著に表れ編成・出撃時には改まで「怖すぎ……」だったのがMk.IIでは「 もう…怖くなんか…ない!」と力強く出撃していく。
戦闘時は矢張り素が若干出てくるが夜戦装備を持参したように夜戦に対して果敢に挑んでいく姿勢を見せている。
流石に中・大破してしまうと「こんなの、流石に、絶対無理ぃ! I am not good」と元に戻ってしまうのはご愛敬。
栗田艦隊に関して
ちなみに栗田艦隊に関しては摩耶(史実だと彼女はガンビーより先に沈んでいる。これは愛宕も同様。)にさえ怖がるほど。摩耶に対してはサルーテで怖がって逃げた。(当初は段ボールで顔が見えず、段ボールをどかせて顔が見えた瞬間驚いて逃げてしまった)
愛宕はあの性格だし大丈夫・・と思いたいが彼女は栗田艦隊総旗艦である(愛宕が早く沈んだため大和が臨時の旗艦になったに過ぎない)
ガンビーに攻撃をあてた金剛や榛名は正確には鈴木艦隊なのだが、ガンビーにとっては栗田艦隊と鈴木艦隊の両方が怖いことに変わりはないのだろう。
ただ、志摩艦隊なら大丈夫な描写が公式漫画に一部ある。
小沢艦隊や西村艦隊に関しては「お役立ち!鎮守府調査隊」では、第6話で小沢艦隊の日向と西村艦隊の最上と会話しているが特に怖がっている様子はない。最も最上の事は美少年と勘違いしており艦娘と認識していなかった可能性が高い。サルーテで千歳からバーテンダーの指導を受けているが此方も怖がっていない。
栗田艦隊に関してもおねがい!鎮守府目安箱の投書その31で浜風と浜波と一緒になったが浜風から「我々は無害な方の栗田艦隊です」と説明されたらアッサリ馴染んでいたので
「栗田艦隊怖い!」から反射的に逃げに入ってしまうが、その後の応対次第では一緒に行動してもある程度は問題ないのかもしれないが、それぞれの作者の解釈次第といった具合である。
関連任務? 無理無理無理! うぅ……じゃなくって、やってみましょうか!
- 「改装特務空母」任務部隊演習!
Mk.II実装に合わせ登場したイヤーリー(7月~)の演習任務。Mk.II状態の彼女が旗艦かつ僚艦にフレッチャー級またはサミュエル・B・ロバーツを含む編成で、本日中に【S判定】勝利を4回以上達成するもの。
報酬は確定報酬の設営隊(基地航空隊拡張アイテム) x1と、選択報酬のFM-2 x2・TBF x2・SKレーダー★5 x1のいずれか。
- 改装特務空母「Gambier Bay Mk.II」抜錨!
同じくMk.II実装に合わせ登場した単発の出撃任務。彼女を旗艦にし、さらにフレッチャー級のどちらかを含む編成で2-4・3-5を各2回S勝利・6-4を2回A勝利するもの。
報酬はいずれも選択式で、「TBF★4」x2・「改修資材」x7・「戦闘詳報」x1のいずれかと「戦果+800」・「FR-1 Fireball」x1のいずれか。
なお、選択報酬に含まれる艦上戦闘機「FR-1 Fireball」は新装備であり、対空が+11で、これは零式艦戦52型(熟練)★maxと同等。制空値だけ見れば量産が可能な数値だが、ガンビア・ベイを含む米空母勢に装備するとボーナスが付く。戦果によるランカー入りをなりふり構わず目指すのでもなければ「FR-1 Fireball」が良いだろう。
攻略する海域の注意点として編成上右スタートに固定される6-4の道中対策が挙げられる。特に三戦目となる6-4-Jには空母棲姫が出現するパターンがある為、基地航空隊をこのマスに飛ばし道中対策に当てるとボス到達がより安定する。
なお、Mk.II用のカタパルトを入手する為の任務として実装と同時に2つの夏季限定任務が実装された。
これら2つを攻略すると、2つ目の任務の選択報酬として試製甲板カタパルトを入手できる。
- 【夏季限定】「渚のマーメイド」作戦!
1つ目の任務。内容は『「第七駆逐隊」4隻、または「白露改二」「時雨改二」「村雨改二」「夕立改二」4隻を含む艦隊で夏の南西諸島防衛線、東部オリョール海、キス島沖に複数回出撃、敵艦隊を捕捉撃滅せよ!』となっており、
・(1-4) 南西諸島防衛線
・(2-3) 東部オリョール海
・(3-2) キス島沖
以上の海域のボスに各2回S勝利で達成である。
該当する白露型が十分育っていない場合、無理に練度を上げるより改二指定の無い七駆で終わらせるほうが早いかもしれない。
- 「【夏季限定】「渚のシレーナ」欧州作戦!」
2つ目の任務。内容は『伊駆逐、独駆逐、米駆逐、仏艦艇、「Littorio(Italia)」「U-511(呂500)」「Houston」「Gotland」計5隻以上の艦隊で、夏のジャム島沖、リランカ島、カスガダマ島に反復出撃!敵を撃滅せよ!』というものであり、これ迄のイベントや期間限定ドロップなどで入手機会が少なくなかったとはいえ、まさしくレア艦のオンパレードである。幸い行く海域は
・(4-1) ジャム島沖
・(4-3) リランカ島
・(4-4) カスガダマ島
でそのボスに各2回S勝利で達成と比較的簡単。
二次創作、も、もう~!やめてくださいぃ!やだ~~!
二次創作においては悲しい時・寂しい時などに「ベーイ!」という某草ポケモンじみた鳴き声(泣き声?)になる事がある。
が、彼女を擁するカサブランカ級には、命名規則の関係上、他にもリスカム・ベイ、オマニー・ベイ、キトカン・ベイ等々、複数の「〇〇・ベイ」が存在する。というか、(ガンビア・ベイも含めて)実に半数近い24隻もの「〇〇・ベイ」がいるのだ。さらに、次級のコメンスメント・ベイ級にも2隻いる。
今後、彼女の姉妹が増える事があれば共鳴が見られるかもしれない。
また、Pixiv上では弱気な言動がこじれて、リアクション芸を披露しているイラストもちらほら。
新たな「芸人枠艦娘」の誕生か?
そういえば他所のゲームにこんなリアクションをとるネガティヴアイドルが居たような…
あと名前の略称を「ガンビー」にする場合も多い(僚艦のサムからも「Hi, Gamby」と呼ばれているので正式な愛称である)が一部のユーザーからは「モンティ・パイソンのアレを思い出すからちょっと……。」いう声も有ったりする。下手をすると英国艦と一緒にスケッチ(コント)をやりかねないし……
こんな感じで、ファンからも公式からもいじられキャラとしての地位を確立しており、気が付けば2018年冬イベント参戦組でも頭一つ抜けた人気キャラへと成長している。
公式からも『今宵もサルーテ!』の主人公に抜擢される厚遇で扱われている。
……他方、これだけご立派なものを持ちながらR-18率は平均の域を出ないという捻れ現象も発生しており、他の海外艦たちと比してもお色気要因扱いされる比率は低い。
金髪碧眼&ビッグサイズのアメリカンガールという、そっちの需要に適う適性を有しながらも、やはりビビり&迷子のポンコツな性格という側面から愛され系キャラの印象が先立つのか、Pixivでも露骨な指向の投稿作品は控えめな印象である。
五周年記念イラスト発表以降、元部下たちと一緒に描かれるパターンも急増中
2018年8月中旬時点で「ガンビア・ベイ 深海浮輪」で検索したら113件ヒット。
関連イラストなんて、絶対無理!
MK2
Some new tags were launched. よ、よかったですね。
大鷹(艦隊これくしょん)・・・先任の護衛空母
瑞鳳改二乙・・・同じイベントの後段作戦開放に合わせて追加された護衛空母。
神鷹(艦隊これくしょん)・・・第4の護衛空母。
龍鳳改二戊/龍鳳改二・・・第5の護衛空母。改から一転して最強軽空母候補迄になった。その分改装難易度は護衛空母中一番高い。
サラトガ(艦隊これくしょん)・・・同郷の先任空母。実艦の竣工年月日から見ても大先輩。
イントレピッド(艦隊これくしょん)・・・同イベントで実装された米海軍の正規空母。性能では及ばないが燃料タンクに関しては負けていない。
サミュエル・B・ロバーツ(艦隊これくしょん)・・・4月23日に艦隊に合流したタフィ3所属の護衛駆逐艦。彼女の放置ボイスからガンビア・ベイは鎮守府内でも迷子になっており、護衛役の彼女に世話を焼かせている姿が見受けられる
ジョンストン(艦隊これくしょん)・・・12月27日に艦隊に合流したタフィ3所属の駆逐艦。サムと同じくタフィ3所属だがガンビーの世話はサムに一任している様子
コマンダン・テスト(艦隊これくしょん) タシュケント(艦隊これくしょん)・・・コンプティーク2018年12月号から連載開始の「今宵もサルーテ!」にて共にメインを務める。
護衛棲水姫・・・ガンビア・ベイとの共通点が多い深海棲艦
浮輪さん・・・元部下(?)。ガンビア・ベイが鎮守府の一員になってもちゃっかり付いて来てるので、浮輪さんにとっては深海側よりもガンビア・ベイが大事なのだろう・・・多分
ベーイ・・・当人の悲鳴。なお2次創作での悲鳴であって、現時点でゲーム中ではあげていない。
ボクカワウソ・・・生みの親(?)がズイパラのステージで邂逅した際の衣装はガンビア・ベイでした
史実に関してはガンビア・ベイを参照のこと。