「ダーリン! 永遠に愛してるわ……」
「あんまり永遠なんて言葉使うなよ。微妙に怖いんだぜ……」
プロフィール
真名 | オリオン(&アルテミス) |
---|---|
クラス | アーチャー |
性別 | 男性 (と女性) |
身長 | 165cm (アルテミス) |
体重 | 44kg (アルテミス) |
出典 | ギリシャ神話 |
地域 | ギリシャ |
属性 | 混沌・中庸・天 |
ILLUST | I-Ⅳ |
CV | 神奈延年(オリオン) / 沢城みゆき(アルテミス) |
概要
『Fate/Grand Order』に登場するアーチャーのサーヴァント。
お月見イベント「月の女神はお団子の夢を見るか?」で先行参戦。
メインシナリオ第1部第三章「封鎖終局四海オケアノス」で正式参戦し、ストーリーでは味方のはぐれサーヴァントとして登場する。
ものすごく恋愛脳(スイーツ)な女性と、それにツッコミを入れる変なクマという不思議なコンビ。
第2部Lostbelt No.5では、それぞれ別の形で登場する。
真名
真名はオリオンなのだが、それは女性の方ではない。
女性の方はやはりと言うかアルテミス。ギリシャ神話の月の女神である。
…え? オリオン本人はどうしただって?
彼女の頭に乗っかってて時折変な声を出すクマ。それがオリオンである。どうしてこうなった。
真面目な解説をすると、オリオンがサーヴァントとして召喚されるに際し、人理の異常さに不安を抱いたアルテミスがオリオンの召喚に割り込む形で乱入したためである。
そのため神格はキャス狐同様ガタ落ちしており、通常のサーヴァントよりやや強い程度の力しかない模様である。
カルデアのシステム的には一種の疑似サーヴァントとして処理されているらしい。
ゲーム中ではアルテミスがよく喋る。
ただし月の女神だからなのか凄くルナティックでハイテンション。
オリオンはそんな彼女にツッコミを入れる形で喋ることが多い。
オリオンがクマになっている理由は不明。ただアルテミスは熊と関わりの深い女神だとされており、カリストという女性を熊に変えた逸話もあるため、アルテミスがオリオンの姿を熊に変えたのかもしれない。
恐らく、他の女が寄ってこないようにするためと、オリオンが浮気をしないように見張るためだと思われる。
オリオンの死については様々な伝承があるが、クレイジーサイコシスコン兄神に騙されたアルテミスが、オリオンを獲物と誤認させられて射殺してしまったというものが有名。この時の彼女は大泣きして取り乱し、方々に蘇生を懇願するも拒否された。
ちなみにオリオン自身は「俺の弓に敵うものはいない」と威張っていた。
そのために別説では神々にサソリを放たれて死んだとある。
なので冬の星座であるオリオンは蠍座の出る夏には絶対に出てこない。
Fateシリーズの世界観では侍女オピスと浮気したため射殺されたようだが、アルテミスが彼を心から愛していたことは共通らしい。現にこれ以降彼女は恋をしていないのだから。また、その死にアポロンが関わっている点も共通しているようだ。
人物
オリオン
冬の代表的星座として有名なオリオンは名うての狩人であり、そのあまりにも完璧かつ完全、爽やかかつまろやかな美男子ぶりをもって、かの女神アルテミスの心すら撃ち落とした。
……だが、彼女に愛されてしまった事が彼の運の尽きだったのかもしれない。
「いちおう、念のために忠告しておくぞ。
おまえたちなー、見た目可愛いからってなー、
軽い気持ちで女神とかになー、モーションかけるとタイヘンな目にあうんだぞー!」
とは彼の弁である。愛される方も大変だ…。
オリオン本人はあくまで軟派でノリの軽い年頃の青年そのままなので、男性マスターと下らない与太話に興じるのが好きとのこと。ただそのマスターからは、ペットのように全身を撫でくり回されている。
ちなみに小さいとはいえ、熊は熊。怒ったり怒鳴ったりする時の顔はわりと怖い。
上記の通りノリが軽く浮気性なオリオンだが、その実アルテミスへの愛は本物。
彼らのキャラクタークエストや再臨ボイスには、オリオンの恋人に対する真摯な愛情が込められている。
後に本来の姿も実装され、ゆるキャラじみた姿とも、爽やかな優男とも違う、屈強な大男であることが判明した。
アルテミス
一方、アルテミスはそんな彼に恋い焦がれた月の女神。ハイテンションで我儘で嫉妬深く、オリオンとの愛のためなら周囲を巻き込むことも辞さない恋の台風である。
女癖が悪くタラシなダーリンの浮気に常に目を光らせている。
霊格を落としてまで現界した理由は、そんなオリオンのダメ人間扱いされがちな風評を雪ぐため…と、アルテミス本人は語る。
カルデアでのお団子騒動の元凶として姿を表した際には、話し合いでの解決を求める主人公の提案を突っぱね、自ら最後の試練として立ちはだかるという冷酷非情な神としての側面も持っている。
とは言え、スイーツ脳で恋話には目が無く、恋愛や結婚にまつわる単語にやたら詳しい。宝具名もそうだが日本の三三九度まで知っている辺り、かなりの筋金入り。
その手の話が絡むとマスターの性別に関わりなく首を突っ込んでくる。そしてあわよくば、話題の人物たちをくっつけようとしたがる。
一応、処女神のはずなのだが…。
なお、姪っ子達からはとても慕われており、身内からは信頼されるタイプなのかもしれない。
ちなみにマスターにはそれなりに懐いており、オリオンからしてもアルテミスが自分以外に懐くのは大変稀なことらしい。
バレンタインイベントではオリオン(クマ)の形をしたチョコを作ったのだが…↓
その題名が「タスケテ」。
その実態は、他の女の子からのチョコを欲しがったダーリンの体をチョコにするという月の女神の狂気の一品。
何処ぞの焼き殺すガール並みに狂ってる。
食べ忘れてるマスターは早めにタスケテあげて欲しい。
ちなみに豊満な美女の姿をしているのはオリオンの好みに合わせた結果であり、Fate世界においては元々スタイルとかそういう問題では無い姿をしていたらしい。
某夏イベントにおいて「鹿に変える権能は人間より機械相手の方がむしろ相性がいい」と発言したり、オリオンがロボ萌えを否定した際に不穏な空気を漂わせたりしていたが……。
能力
戦闘はもっぱら彼女が担当し、片手に弓を持つ奇妙な構えからそのまま片手で弦を引かずに百発百中の矢を射るという意味不明・理解不能レベルの腕前を誇る。
よく見るとオリオンが手を振ると同時に矢が放たれており、オリオンが狙いを定める管制塔、アルテミスが矢を射る発射台という二人三脚で戦っている。最終章ではその旨がしっかりと描写された。
弓以外にも、時空を歪めて“いずれ契約する可能性”を引き寄せることで契約前からレイシフトを使用するなど、規格外な能力を持つ。流石は神霊級サーヴァントと言うべきか。
ただし戦闘スキルの大体はオリオンのものであり、クラス特性の三すくみも例外なく当てはまる模様。また、オリオンのスキルとしてポセイドン由来の「水上を歩く」能力も使用可能である。
あくまで本体はオリオンであるためゲームシステム上の性別は男性で、男性特効攻撃の対象になる。パーティーに入れる際は気を付けておいたほうが良いだろう。
つまるところ、サーヴァント界有数の初見殺し。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
藤丸立香 | D | C | B | A | A+ | A+ |
保有スキル
対魔力(D) | クラススキル。一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 |
---|---|
単独行動(A+) | クラススキル。マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。A+のランクではマスターが不在でも支障なく行動可能である。ただし、オリオンはアルテミスなしでは一切行動ができない。 |
女神の寵愛(EX) | オリオンの代理としてアルテミスが戦うためのスキル。ただし、代償としてアルテミスは通常のサーヴァントとしての力しか行使することが出来ない。 |
移り気への楔(A+) | 本来はオリオンを束縛するためのスキルだが、副次効果として男性への特攻効果を持った。浮気症であればより効果が高くなると主張しているが、赤い弓兵によると「恐らく思い込みだろう」とのこと。 |
心眼(偽)(B-) | 直感・第六感による危険回避。虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。本来はオリオンのスキルだが、アルテミスが一緒に召喚されたことでランクダウンしている。オリオンは極度の才能に恵まれた狩人であったため、どんな窮地だろうが呑気にあくびをしていたそうな。 |
「狂化(オリオン限定)が無いのがおかしい」とか思ってはいけない。
ちなみに神性がないのは実はもっとおかしい。アルテミスではなくオリオンのステータスのため神性がないということなのかもしれないが、オリオンも半神のはずである。
「神性」は肉体に付随するスキルと設定されているので、熊のぬいぐるみ状態では発揮されないということだろうか。本来の姿ではちゃんと神性の派生スキルが備わっているため、もしかすると特殊な形で現界した事の代償なのかもしれない。
宝具
月女神の愛矢恋矢(トライスター・アモーレ・ミオ)
- ランク:A++
- 種別:対人宝具
- レンジ:1~50
- 最大補足:1人
- 由来:アルテミスのオリオンに対する愛情
「アッゲアゲで行くよぉ~!」
「さぁダーリン、愛を放つわよ!『月女神の愛矢恋矢(トライスター・アモーレ・ミオ)』!!」
「冷静に考えろ、お前どこ出身!?」
アルテミスのオリオンに対する愛の力で放つ矢。
詳細は個別記事を参照。
射法・玉天貫(みこっと)
- ランク:A+
- 種別:対人宝具
- レンジ:1~50
- 最大補足:1人
- 由来:不明
どっかで聞いたことのある響きの特殊攻撃。
オリオンに対する苛烈なお仕置き兼攻撃宝具。
矢の代わりにオリオンを番え、男性の股間に向けて発射する。
「対浮気特攻」とも言うべき宝具。絶対に許さない。絶対にだ。
汝・速射の白銀(ラピッドファイア・オルテュギアー)
FGOコミカライズ版-turas rèalta-にて登場したオリジナル技。
筆者のカワグチ先生がTYPE-MOONに頼んで作成してもらったものでイメージは強化クイック攻撃。
その名称からアルテミス本来の宝具『汝、星を穿つ黄金(シューティングスター・オルテュギュアー)』から派生したものと推測される(ただしあちらがオルテュギュアーなのに対しこちらはオルテュギアーとなっているなど違いがある)。
ゲームでの性能
ステータスはHPに偏った耐久型。14,000越えと、☆5アーチャーの中では水着アルトリアと並んでトップだが、スキルも考慮するならばこちらの方が上である。
その分ATK値が振るわないが、それでも11,000は超えてくれる。
カード配分は《Quick:2/Arts:2/Buster:1》とアーチャーの定型。
しかし、Artsの性能が芳しくないため、積極的に宝具解放を狙うならNP獲得系の礼装は必須である。
ついでにそのArts攻撃とは、弓で相手をブッ叩くという、どう考えても世界観を間違えているようにしか思えないもの。しかもアルテミスの声も、時折やたらドスの効いたものが出る。なにそれこわい……。
2017年1月18日のアップデートで戦闘モーションが改められたが、Arts攻撃はサウンドがより強くなり、Quick攻撃に矢に混ざってオリオンが飛びかかって殴るモーションが追加、そして極めつけに、エクストラアタックが弓をブーメランのごとくぶん投げるという豪快なものになった。
スキルは、自身の防御力を大アップ(1ターン)&攻撃力をアップ(3ターン)&弱体耐性をアップ(3ターン)の効果を持つ「女神の寵愛(EX)」、自身に1ターンの間〔男性特攻〕を付与する「移り気への禊(A+)」、自身に回避状態とクリティカル威力アップを付与する「心眼(偽)(B)」。
「移り気への禊(A+)」は、特攻の倍率が高いため、対サーヴァント戦で真価を発揮する。相性が良いセイバークラスは現状(だいたい社長の趣味で)女性サーヴァントが多いものの、宝具と重ねれば相性差を考えない場合でもかなりの貫通力を発揮する。
バーサーカーの方は男性率が高いため、こちらを狙い撃ちにするのも良いだろう。高いHPに加えて「心眼(偽)(B)」も持つため、場持ちの良さは相当なものになる。
弱点は、上述したArtsの説明からもご推察の通り、NPの獲得効率の悪さ。
Arts攻撃がまさかの力技なので、あまり効果が高くない。その反動か、Quick攻撃のNP獲得量は意外に多く、Artsを2枚コンボに組み込むよりも《A→Q→Q→Ex》でBraveチェインを狙った方が獲得量は安定する。
また、見た目がアルテミスなせいで忘れがちだが、本体はオリオンなので男性として扱われる。そして神性スキルが無いので特攻対象にならないのも留意点。敵であれ味方であれ、判定に入るスキル・宝具は増えているため、この点は忘れないように注意したい。
また霊基再臨もかなりの難易度で、第二霊基再臨にいきなり激レア素材の「蛮神の心臓」を3つ要求される。その後も同格の激レア素材「混沌の爪」が最終霊基再臨までに9つ必要と、☆5サーヴァントでもハードルは高めな部類に入る。
“心臓集め”の壁は厳しいが、第六章の凶悪な壁ボスであるガウェイン卿に対する鬼札となるため、召喚出来たならば時間が掛かってもしっかり育成する事を勧める。
対男セイバーという点ではエウリュアレも挙げられるが、あちらは対男性に特化しているので棲み分けはできている上に、前述したガウェインのような強敵には両方採用する手もある。
関連人物
オリオンはポセイドンの息子であると同時にゼウスのひ孫です。
ゼウスの息子の子孫。ざっくり言って二人の姪。
アタランテの育ての親である雌熊を遣わせたのが女神アルテミス。
故に彼女はアルテミスを熱心に信仰し、処女神でもある彼女に倣って純潔を守ろうとしていた。また愛用の『天穹の弓』を与えたのもアルテミスである。
…だが、実際に彼女に会ってからは、そのスイーツっぷりを見て「これからどう接すれば良いのか…」と複雑な感情を抱くハメとなった。
後に実装された絆クエストでは、アルテミスの方には慣れたようだが、オリオンに関しては辛辣な評価を下しており、あのイアソンと比較されてしまっている。
アルテミスの父の弟、オリオンの父ポセイドンの弟兼曾祖父の弟。
原典では彼もまたアルテミスから狩猟の技法を学んだとされている。
アルテミスの異母兄弟(弟)にしてオリオンの従兄弟兼大叔父。
アルテミスの異母姉妹(妹)にしてオリオンの従姉妹兼大叔母。
アルテミスの異母兄弟アレスの息子、オリオンの従弟兼叔父。
アルテミスの異母兄弟アレスの娘。オリオンの従妹兼伯母。
どちらもアルテミスを尊敬している。
アレスの子孫。ざっくり言って甥。
女神ディアーナに愛されたことで狂気に陥ったという伝説があり、その女神ディアーナはアルテミスと同一視される存在。
彼の宝具である「我が心を喰らえ、月の光」は月の女神の寵愛と加護の伝説が昇華された宝具という性質上、アルテミスの縁者には効果がない…はずなのだが何故かゲーム中ではアタランテにもオリオンにも効いてしまう。調整ミス…?
英霊複合体として一部にアルテミスが組み込まれており、本人も「尊敬している女神」と語るが、その実態を目の当たりにしてしまい、困惑する。
逸話の成立時にオリオンの逸話も組み込まれている。
直接的な接点はないが、ゴールデン自身は熊と縁の深いあの金太郎なので、「月下の四匹」「ゴールデン捕魚鯉図」など、オリオン単体と概念礼装での共演率が高い。
アルテミスの双子の兄(弟)で神託と光輝の神。オリオンから見ると従兄弟兼叔父。
面倒臭い性格で時に疫病神としか言い様のない行動をとることがあり、オリオンが死んだのも、息子が片親でカラスが黒いのも、ヘクトールの妹がトロイア戦争避けようと奔走したのに嘘つき扱いされたのも全部コイツのせい。
ちなみにアルテミスとの続柄はいまいちはっきりしない。順番ではアルテミスの方が先に生まれて即座にアポロンのお産を介助した、という逸話から赤子の出産と成長を見守る神格を獲得し、アタランテを加護した経緯もこれに由来するのだが、封鎖終局四海オケアノスの一幕では『兄さん』と呼んでおり、下記するアスクレピオスの幕間からもこちらが上の様子。
後に彼もまた寵愛する英霊にくっついてくる形で実装。なんなんだこの兄妹神
オリオンとの一悶着のせいか、向こうからは報復を恐れてめちゃくちゃ怯えられている。
アルテミスの兄の息子なので甥っ子。オリオンの従兄弟の息子兼自分の従弟。
カルデアで遭遇すると嫌味も含めて「叔母さん」と呼んでくる。
また、彼が創り出した不老不死の霊薬にはアルテミスの加護が必要とされている。
アルテミスの方は「叔母さん」呼ばわりは響きが嫌なので許さないが、親戚なので一応可愛くはあるらしい。
アルテミスのイトコ。オリオンの異母弟兼大叔父(曾祖父の弟の息子)
カルデアでは珍しく、双方で異母兄弟と認識・宣言している。(他のサーヴァントは大抵、異母兄弟として接している物は少ない)
オリオンと同じように2人で1人のサーヴァント。
アルテミス
オリオンの従姉妹兼大伯母(祖父の異母兄姉)
オリオン
アルテミスの従姉妹兼従甥孫(異母兄弟の孫)
イベントにて
前述のバレンタインイベントの他、
「アキハバラ・エクスプロージョン!〜願いの街と愛を刻まれた彫像たち〜」における、裏アキバクエストの「かわいいくまちゃん専門店」では、
そのステージに登場する敵の頭に、オリオンに似たクマが乗っており、
「赤色のくまちゃん」「青色のくまちゃん」「黄色のくまちゃん」「金色のくまちゃん」の四種類が登場する。
その他
アニメ版『Fate/Apocrypha』18話のアタランテの過去にアルテミスが一瞬だけ登場。
関連イラスト
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Fate/GrandOrder サーヴァント アーチャー(Fate)
霧島翔子:愛する人に向ける愛の深さが似てる女の子
この先Lostbelt No.5のネタバレあり
Lostbelt No.5ではギリシャ神話の世界が舞台であると事前にアナウンスされており、またカイニスがアルテミスの事に言及している場面が前々からあったことから、異聞世界の彼女が出てくることと敵に回るだろうことが予想されていた。
そして本編では異聞帯の存在としてのアルテミスが登場したが、その姿は弓型の宇宙船に近い機械の見た目をした明らかな人外だった。登場した他の神も機械のような姿をしているので上の項目のあれこれから考察されていたギリシャ神話の神ロボ説は当たっていたといえる。
スタイルとか以前にまず生き物の形をしていない。
この異聞世界の彼女は、感情が豊かな汎人類史の彼女と違って感情を一切廃した機械のような性格である。地上からの信号により神の名において島一つを消し飛ばせる兵器として、宇宙空間を一人漂いながら一万年以上もの間その強大な力を奮っていた。
とある神の話から汎人類史の彼女もオリオンに出会い惚れる前は似たような性格であった疑惑がある。
詳細はこちらを参照。
- 4年越の伏線回収
オリオン・アルテミスのFGOでの実装は、2015年9月25日のお月見イベント「月の女神はお団子の夢を見るか?」からであった。
だが、セイントグラフで描かれていた背景をよく見ると、アルテミス真体の残骸らしきものが描かれており、当時から設定は既に用意されていた事が窺える。