概要
ファンタジー職業の一種。飛竜(もしくはワイバーン)に乗って戦う戦士。竜騎士、竜騎兵。
伝承のドラゴンライダー
- 三蔵法師(西遊記)
- 実は彼が乗っている馬は玉龍が変身した姿である。
- 劉備(三国志)
- 民間伝承において、井戸に落ちそうになった彼を龍が支えたというエピソードがある。
- 女媧(中国神話)
- 一説には応龍を乗り物にしていたとも。
- タラスキーヤ(民間伝承)
- タラスクの像に乗せられる女性像のこと
- ヴィシュヌ(インド神話)
- 竜王アナンタの上で寝ている姿が描かれている。
- アスタロト(悪魔学)
- 竜に跨り右手に毒蛇を握った天使の姿をしている。
- ウァラク(悪魔学)
- 双頭の竜に跨った天使の姿をしている。
竜が引く戦車に乗っているタイプ
ドラゴンライダーシリーズ
クリストファー・パオリーニという作家が手掛けた作品「エラゴン・エルデスト・ブリジンガー・インヘリタンス」の総称。世界でシリーズ累計3400万部突破の大べストセラー作品。
第一巻エラゴンは映画化され2006年12月公開。
ドラゴンライダーが登場する作品
- ドラゴンクエストシリーズ:ドラゴンに乗った騎士の魔物「ドラゴンライダー(DQ)」が登場。騎士の剣とドラゴンの吐く高熱のガスによる二段攻撃を仕掛けてくる。乗っている騎士は過酷な訓練を突破した魔族のエリートという設定だが、ゲーム以外の媒体では骸骨型モンスターだったり、ドラゴンに操られた傀儡だったりと設定が異なる。
- ドラゴンクエスト ダイの大冒険:竜騎将バラン個人に仕える3人の私兵「竜騎衆」が登場。それぞれドラゴン、ガメゴンロード、スカイドラゴンに乗っている。
- ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章:一部のモンスターが騎乗用・運搬用として家畜化されており、アステア率いるレジスタンスがドラゴン系のはしとかげに乗っている。
- ファイアーエムブレムシリーズ:シリーズにもよるが、作中では主に【ドラゴンナイト】表記。
- パズル&ドラゴンズ
- 白猫プロジェクト:作品世界では必ずしも飛竜に乗っていなければならないわけではない(ドラゴンの次に多いのは巨大な鳥に乗ったドラゴンライダー)。
- 千年戦争アイギス
- まんが日本昔ばなし:OPで竜に乗ってる坊やは「龍の子太郎」がモチーフである。
- Fateシリーズ:基本的に竜には乗れない為、ドラゴンライダーの数が限られている。
- 仮面ライダー龍騎/仮面ライダーウィザード/仮面ライダービルド/仮面ライダーセイバー:文字通りライダーがドラゴンにライドする作品。
- COBRA:『六人の勇士』編にてベンガル星で竜に乗った「幻戦士」が登場。しかし本当の主人は竜の方であり、幻戦士は竜の念力で作られた奴隷に過ぎない。
- 遊戯王OCG:暗黒騎士ガイアとカース・オブ・ドラゴンを融合することで竜に跨った騎士竜騎士ガイアとなる。
- ドリフターズ:黒王の軍勢の航空戦力としてワイバーン型の竜に乗ったゴブリンの部隊が登場。
- BURNTHEWITCH:舞台となる異世界の街リバース・ロンドンではドラゴンが様々な資源として活用されており、魔法使いたちは空飛ぶドラゴンを移動手段に用いる。
- マリオシリーズ:「スーパードラゴン」ことヨッシーがマリオを背に乗せる。
- ドラえもん のび太の魔界大冒険:本作の敵である大魔王デマオンおよび部下の悪魔たちが黒いドラゴンに乗って宇宙を移動する。
- ロード・オブ・ザ・リング:ナズグルが乗る空飛ぶ怪物「恐るべき獣(フェルビースト)」が実写映画版においてドラゴンの姿をしている(原作の描写は鳥や翼竜に近い)。
ドラゴンではなく恐竜に乗る作品
- 白亜紀恐竜奇譚竜の国のユタ:白亜紀の地球に人間が存在する世界であり様々な恐竜が人間に飼われる。主人公ユタはパキケファロサウルスのジサマに乗る。
- 爆竜戦隊アバレンジャー:パラレルワールドの地球「ダイノアース」にて特殊な進化を遂げた恐竜が登場しており、ライドラプターという種が移動用マシンとしてアバレンジャーを乗せる。
- ドラえもん のび太と竜の騎士:地底の大空洞に住む恐竜人は高度な科学技術を持つ反面、身近な移動手段はオルニトミムス類に乗るか車を牽かせるという原始的なものに留まる(閉鎖された地底の環境で排気ガスを出す内燃機関の研究が避けられたため)。