曖昧さ回避
作品→ライジングインパクト
技名→本稿で解説
概要
『ライジングインパクト!』
仮面ライダーゼロワンの基本形態ライジングホッパーの必殺技。
飛電ゼロワンドライバーに装填されたライジングホッパープログライズキーを押し込むことでシークエンスが始まり、ライジングホッパーの跳躍力で大きく飛び上がってから、右足を前にして勢いよくライダーキックを叩き込む。
敵のマギアを一撃で貫通し得るほどの破壊力を持っており、足元にバッタの足のようなエフェクトが出現することもある。
また、ゼロワンライダー必殺技の代名詞的演出である必殺技名表示演出を(当たり前ではあるが)テレビ本編で初めて行った技でもある。
基本形態の必殺技なのだが、本編で一回しか使用していない。(ベローサマギアとの初戦。)
冬映画仮面ライダー_令和_ザ・ファースト・ジェネレーションでは仮面ライダージオウのタイムブレークと共に放ちアナザー新1号を撃破している。この時は「ライジングタイムブレーク」の文字カットインが演出された。(設定上存在するゼロワンアーマーの必殺技と同名。)
発展モデル
シャイニングインパクト
『シャイニングインパクト!』
ライジングホッパーの発展モデル、シャイニングホッパーがシャイニングホッパープログライズキーを押し込んで放つ。
1発蹴った後、高速移動を用いて急接近し追撃する。
ゼロワンが放った「○○インパクト」系の技の中では唯一敵を撃破していない。
(他の技は少なくとも初回登場で敵を撃破している。唯一本編で使用されなかったフライングファルコンのフライングインパクトも劇場版ジオウ「Over_Quartzer」で仮面ライダーゾンジスを撃破している。)
シャイニングメガインパクト
或人「お前だけは、絶対ここで止める!」
『ビットライズ! バイトライズ! キロライズ! メガライズ!』
『シャイニングメガインパクト!』
シャイニングホッパー変身状態でゼロワンドライバーのオーソライザーにライジングホッパーキーを4回リード(=メガライズ)、シャイニングホッパーキーを押し込んで放つシャイニングインパクトの強化版。
高速移動で連撃を叩き込み、最大レベルまで強化されたドードーマギア改を粉砕した。
シャイニングホッパー自体がすぐに下記のシャイニングアサルトホッパーに活躍を奪われてしまったこととオーソライズバスターの登場により、それぞれ1度しか使わなかった。
シャイニングストームインパクト
或人「これで終わらせる!」
『シャイニングストームインパクト!』
シャイニングホッパーの更なる強化モデル、シャイニングアサルトホッパーがアサルトグリップのボタンを押し「アサルトチャージ」、シャイニングアサルトホッパープログライズキーを押し込んで放つ。
こちらは純粋なライダーキックとなっている。仮面ライダー迅・フライングファルコンのフライングユートピアとの撃ち合いに一方的に競り勝った上で迅と滅亡迅雷フォースライザーを破壊するほどの圧倒的な威力を持つ。(尚、フライングファルコンキーは無傷。)
第20話でも使用、スプラッシングホエールレイダーを撃破している。この時は人間相手ということで威力を抑えたのか、変身者の新屋敷は無傷だった。
この頃の或人は人間が変身したレイダーと戦うことを躊躇っていた為、こちらも使用回数が少ない。
メタルライジングインパクト
『メタルライジングインパクト!』
シャイニングアサルトホッパーのデータを使用して製造されたメタルクラスタホッパーがメタルクラスタホッパープログライズキーを押し込んで放つ。
第23話で初使用、クラスターセルで分身を二体作成し、アークマギア(ガエルタイプ)を破壊しストーミングペンギンレイダーを撃破、仮面ライダーサウザーにも膝をつかせている。
第30話でも使用、クラスターセルによる分身を向かわせそれが破壊されたところでクラスターセルをバラして円錐型に再形成、それを纏ったキックを放ちサウザーを吹き飛ばした。
続く第31話では迅・バーニングファルコンの「バーニングレインラッシュ」とのダブルライダーキックを披露。サウザーの「ジャッキングブレイク」をクラスターセルで防ぎ円錐型に再形成、またもサウザーを撃破した。
第37話では仮面ライダーアークゼロの攻撃に対抗すべくクラスターセルを展開する為に使用、空中の攻撃を抑えつつ自身の斬撃を強化するバージョンを披露した。
第39話ではサウザーの「サウザンドディストラクション」とのダブルライダーキックを披露、アークゼロに初白星を挙げた。この時はクラスターセルを纏っていない。
プログライズホッパーブレードが有能すぎる為かかなり長い活躍期間の割にそれほど使用率は高くないが、それでもゼロワンが最も多く使用したライダーキックであることに変わりはない。
ゼロツービックバン
『ゼロツー!ビッグバン!!』
仮面ライダーゼロツーが飛電ゼロツードライバーに装填されたゼロツープログライズキーを押し込んで放つ。ライジングインパクトの発展モデルの中で技術的には最終形。
技のシークエンスはシャイニングメガインパクトに近く、シャイニングホッパーより更に強化された高速移動と攻撃力で相手を粉砕する。
第40話にて初使用、アークゼロを完封した。単独では初白星である。
第41話でも使用、滅・スティングスコーピオンの「スティングディストピア」からの追撃でアークゼロを撃破した。
『REAL×TIME』での活躍は後述。
以下、ネタバレ注意
リアライジングインパクト
或人「滅…!お前を止められるのはただ一人!俺だ!」
『リアライジングインパクト!』
リアライジングホッパーがライジングホッパープログライズキー ゼロワンリアライズVerを押し込んで放つ。使用するキーの仕様上単純なライジングインパクトの強化版。
リアライジングホッパー自体「リアライズ」により大幅にパワーアップされているのも相まって、その破壊力は比べ物にならない程上昇している。最終回で滅・アークスコーピオンを破り、絶滅ドライバーとアークスコーピオンプログライズキーを破壊し、この時点での最後のアークライダーのシステムを破壊した。
また、ゼロツー譲りの量子加速能力を活かし、超高速で移動することで地上・空中問わず発動中の妨害をことごとく回避することが可能になっている。
劇場版『REAL×TIME』ではイズが変身した仮面ライダーゼロツーのゼロツービッグバンと同時に発動。ルシファーごと、ヘルライズプログライズキーとサウザンドジャッカーを爆砕した。
(ゼロワン世界では最大火力級の2人のライダーキックでようやくキーとジャッカーが破壊されたので、地味にそちらの耐久値の高さも証明している。)
ヘルライジングインパクト
或人「壊れろおおおおおおおお!!!!!!」
『ヘルライジングインパクト!』
ヘルライジングホッパーがキーのボタンを押し「ヘルライズチャージ」」、ヘルライズプログライズキーを押し込んで放つ。威力は「ゼロワン」では過去最強。
技術的にはライジングインパクトの完全な直系ではないと思われるが、技名から便宜上記載する。
過去最強と言うのもこの技、ヘルライズプログライズキーの仕様上世界を破壊できるだけの力を持っており、これまでの比にならない威力を持つ。
文字カットインは滅亡迅雷やアークライダーよりも禍々しい字体となっている。
オマージュ等
ゼンカイガオーン
機界戦隊ゼンカイジャー 第20カイ!にてゼンカイガオーンが「ライダーギア01 仮面ライダーゼロワン」を使用してこの技を放った。
何気に文字カットイン演出も健在。
仮面ライダーリバイス ネオバッタゲノム
仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズに登場した仮面ライダーリバイと仮面ライダーバイスがゼロワンモチーフの「ネオバッタバイスタンプ」を使用して変身したネオバッタゲノムの必殺技「ネオバッタスタンピングフィニッシュ」がライジングインパクトをイメージした演出で描写された。
というかネオバッタゲノムの性能的にはほぼライジングホッパーと言って差し支えないため、リバイとバイスの2人なこと以外はほぼ同じ技。演出はREAL×TIMEのリアライジングホッパーとゼロツーも意識しているのかもしれない。
本編第22話で使用した際には文字カットイン演出もオマージュされた。
余談
「インパクト!」音声はゼロワンドライバーから流れる関係上、その後に登場したゼロワンドライバーが変異したベルトを使用するライダーの必殺技も「〜インパクト!」となるが、これはあくまで必殺技を出力するドライバーの機能であり、技自体は使用するキーに依存する。これはハイブリッドライズやゼロワンドライバーを使用した他ライダーも同様である。
関連タグ
仮面ライダーゼロワン ゼロワン(仮面ライダー) ライジングホッパー
シャイニングホッパー シャイニングアサルトホッパー メタルクラスタホッパー リアライジングホッパー