♪~ 「ワ・ワ・ワッカさん!」「53位☆」
お願いがあるんだな~
この動画が大きなブームとなった事によって、合作元「おとめっど」やこの合作の原曲を含む別の場所にも「気持ちよすぎだろ!」などの動画に関するコメントをするエボガキもとい熱心なエボン教信者が現れている。これに対し、おとわっかの動画説明文には「無関係の動画にこの合作のネタを書き込むのは迷惑になってしまうので控えてください」という文言が追加されているので、十分注意を···
とは言っても流行したネタに乗っかりたいのはわかるので、節度を守って楽しんで欲しい。
しかし、「素敵だね」「きも」「ワッカ構文」「気持ちよすぎだろ!」をはじめとするネタはおとわっかの素材やネットミームを飛び越え一部では流行語レベルにまで達してしまっているため、手遅れかもしれない···。
また、pixiv百科事典ではそれぞれの原曲の記事に関連タグとしておとわっかが張られることがあるが、おとわっかが元曲に関係していても 元曲はおとわっかという一つのMADとは関係ないのでタグは貼る事は推奨されない (というか自動的に下に関連する記事として出てきてしまうため、貼る必要もない)。
ほな行くぞー!ド下ネタ、BL展開注意
概要
「おとわっか」とは、ラグマット氏が主宰した合作動画。
ニコニコ動画に投稿されていた音MADメドレー「おとめっど」をベースに『ファイナルファンタジー10』の登場人物である「ワッカ」関連のネタをメインの素材にしている。
2022年5月4日に「合作『FINAL FANTASY X』」として2022年5月4日にニコニコ動画・YouTubeに同時投稿されたが、1日足らずで管理者によって削除されてしまう。
しかし、3日後の5月7日にパワーアップした上で「合作『FINAL FANTASY X-2』」として再投稿され、その後名前が「【合作】おとわっか」に変更された。
おとわっかは投稿から僅か18日で100万回、その5日後には200万再生されるほどの盛り上がりを見せたが、今度は権利者(スクウェア・エニックス)により削除されてしまった。最終的な再生数は312万441回だった。
その後、削除対策が施されたバージョンが第三者によってアップロードされているが、そちらはまだ削除されていない。
おとわきん
2022年6月1日におとわっかのワ禁版、「【合作】おと○っ○」(おとわきん)がひっそり投稿される。(現在は非公開)
詳細は独立項目にて。
構成
基本的な構成は大元となるMAD「おとめっど」に準拠する。
ただし、本MADにおいては「おとめっど」で省略されていた原曲の一部や原曲のMV、原曲が使用されていたゲームのシーンなどがパロディとして豊富に盛り込み直されており、原作リスペクトな側面が多分に見受けられるのが特徴。
No | 曲名 | 出典 | 備考(主な内容) |
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1 | チルミルチルノ | 東方Projectアレンジ楽曲 |
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2 | FEVER | ゲーム『Dr.マリオ』BGM(のスマブラ版アレンジ) | |
3 | ロキ | 鏡音リン・みきとPオリジナル曲 |
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4 | B.B.K.K.B.K.K. | BMSオリジナル楽曲 | ボッツ、キッパ |
5 | ダダダダ天使 | ナナヲアカリ・ナユタン星人オリジナル曲 |
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6 | U.N.オーエンは彼女なのか? | ゲーム『東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil.』BGM | 「おとめっど」での素材準拠(エボルド、ランランルー) |
7 | ヤマダ電機の唄 | 『ヤマダ電機』CMソング | ヤマダ寺院 |
8 | コネクト(ClariS) | アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』OP |
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9 | BEAT-NEW-WORLD | BEMANI連動企画 |
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10 | ナイト・オブ・ナイツ | 東方Projectアレンジ楽曲 |
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11 | MEGALOVANIA | ゲーム『Undertale』BGM |
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12 | 柴又 | 2号.オリジナル楽曲 |
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13 | 非実在系女子達はどうすりゃいいですか? | ゲーム『抜き足し』OP |
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14 | Trash | Candy House | DJワッカ |
15 | アスノヨゾラ哨戒班 | IA・Orangestar(蜜柑星P)オリジナル曲 | ここだけ綺麗なパート |
16 | 銀河にねがいを:凱旋のテーマ | ゲーム『星のカービィ スーパーデラックス』BGM |
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主なネタ
ここでの「当初」とは5月4日時点での一度目の削除と、大きく流行った修正後との差である。現在はどちらも原初の動画は削除されている点に注意。
ワッカはアルベド族への考え方を改める前、いわゆるエボウヨ状態の時間軸のタイプが主体となっており、派生・分岐したMADでも改心後=きれいなワッカは今のところ見られない。
「チルミルチルノ」パート(オープニング~「チルノ=アルベド」説)
後述の「53位」ネタを含めた記事冒頭のやりとりの後に⑨ネタが始まる。
原曲のイントロに合わせてチルノがワッカにアルベド語で「アタイ知ってるよ。オーラカのエボウヨってワッカのことでしょ?」と話しかける。
ワッカは即座にひらめき「違うな」と論破?しつつ、「チルノ=バカ」、「アルベド=バカ(※改心前のワッカ基準)」、なのでチルノ=アルベドという三段論法でチルノはアルベド族と同等という結論に出ている。 最悪だな...。
ここのワッカの発言の元ネタは主に原作におけるリュックとの衝突シーンだが、このシーンこそがワッカが「エボウヨ」と呼ばれるようになった主な原因である。
なお当初版ではチルノの台詞の表記がアルベド語のままだったが、再投稿後は翻訳後の表記(固有名詞と翻訳後が赤文字、翻訳前が青文字なのは原作通りの表記法)になっている。発声はアルベド語のままで変更なし。
「FEVER」パート
原曲((「おとめっど」に準拠したスマブラ版アレンジ)に合わせ、NHKのBSプレミアムで放送された『発表!全ファイナルファンタジー大投票』のナレーション内容を使ってワッカの人物像を紹介している。
実際の同番組ではワッカの説明は後述の「53位」に続く一言のみだったが、「おとわっか」では同番組内のワッカに関係ないナレーション音声を組み合わせてワッカの紹介を捏造している。
53位
NHKのBSプレミアムで放送された『発表!全ファイナルファンタジー大投票』における「あなたの好きなキャラクター」でのワッカの順位。
番組内では「あなたの好きな作品」部門でFF10が1位だったため大トリを飾り、登場キャラが纏めて紹介される場面で「62位 ユウナのお姉さん的存在 ルールー」に続いて「53位 ユウナのガード ワッカ」と読み上げられた(番組内でのワッカに関するナレーションはこの一言のみだった)。
ふたばにおけるワッカ推し組織票があってもなおこの順位であったこと、「53」が「ゴミ」と読めなくもないことなどから一部でネタとして扱われていた数字。
これを受けてワッカ関連の動画は53再生が再生数ノルマとなった。
再生のハードル低すぎだろ! 当然本動画も突破済み。
なおこの影響か、実はPixiv百科事典内にも個別記事があるという…。
素敵だね
FF10のメインテーマ曲で、FFでも随一の名シーンを彩った名曲...なのだが、素敵だねの「素」を抜いて「敵だね」とネタにされた。なんでや。
今ではすっかりティーダがワッカに(物理的に)絡まれると始まる、というネタ曲と化してしまっている。
ここから、FF関連(にとどまらず)Youtubeのコメント欄では「素敵だね」とコメントが来ると「敵だね」と返すのがお約束となってしまい、ネタを知らずに普通に感想を述べた人も引っ掛かるとか。
また、本曲をパクったのではという疑惑が長年にわたり燻っている「プラネタリウム」というJ-POPも、本作と直接関係はないがネタにされ盛り込まれている(なおアーティスト側はパクリ説を公式に否定している)。
「ロキ」パート
キモ
原曲の歌詞「ロキロキの~」を捩って「モキモキモ~」として織り込み、下記の「ダダダダ天使」の大々的な「きも」の前振りとなっている。
ぷにぷにワッカ
『ファミ通WaveDVD』2004年4月号に収録された『真のヒロインは誰だ!? FFX-2クイズ ユ・リ・パ ラストバトル』にてリュック役の松本まりかが、突如現れたワッカ役の中井和哉に対して、興奮して「ぷにぷにワッカ!」と呼んでいるシーンが元ネタ。
ちなみに、合作内の音声と元ネタの音声を聞き比べると、微妙な違いが分かるが、おそらく合作内の音声はリュックの声から切り取ったものだと思われる。
大本は本編の後日談『永遠のナギ節』にてトレーニングを怠っているワッカに対して、ユウナやリュックが「ぷにぷに」と称して物理的につつく場面。
派生してぷにぷにワッカさんなるネタもできた。詳しくは個別記事。
「B.B.K.K.B.K.K.」パート
ビサイドオーラカのメンバー紹介
ワッカが率いるブリッツボールのチーム「ビサイド・オーラカ」のメンバー紹介が唐突に始まる。
メンバー全員の名前を表示しているが、ティーダが所属チームを「ザナルカンド・エイブス」と発言している場面でティーダの名前だけクソデカピンク文字で強調されている。B.B.K.K.B.K.K.の「BASS」「KICK」に合わせてボッツ(Botts)とキッパ(Kippa)の紹介が始まるが、そこへティーダが混ざり始め、次第にティーダの占める割合が増え、最後は頭が完全にティーダだけでいっぱいになる。
顔を赤らめながらの「ティーダ」連呼が止まらなくなった所で、「KICK」になぞらえて鉄騎63型による「回しげり」によりワッカが吹き飛ばされて終了。
「ダダダダ天使」パート
このパートは、「おとめっど」内のアレンジ楽曲や映像よりも、原曲の楽曲やMVの構成が主な元ネタとなっている。
他キャラ勢が「\ ワッカー! /」と呼びかける部分の合いの手は「おとめっど」のアレンジでは省かれており、原曲にのみ存在する。
きも
ワッカに対する辛辣すぎる悪口。
詳細は個別項目にて。
原曲のこの部分は自虐気味のいじらしい歌詞となっており、悪口でいたぶる成分は特にないのだが、こっちのネタを見たせいで原曲を「可愛い天使に罵ってもらえるご褒美ソング」だろうと勘違いして聞きにいく紳士達が後を絶たないとか。
おい! 言葉をつつしめよ
ゲーム本編では港町ルカで開催されるブリッツボールの大会が、エボン教の最高権力者ヨー=マイカ総老師の在位50周年を記念したものと知ったティーダが「いいかげん引退した方がいいんじゃないの~?」と軽口を叩いたことに対するワッカの叱咤。
詳細は個別項目にて。
大概アルベドのせいにしているような
本編での(改心する前の)アルベド族に対する辛辣な対応がネタにされがちなことからこう言われる。素材元が優秀だからかやけに美声。
この「大概」という言葉も、この部分が挿入されている「ダダダダ天使」原曲の歌詞からの引用である。
「U.N.オーエンは彼女なのか? (ランランルー)」パート
ここは原盤の「おとめっど」でもドナルドの「ランランルー」動画が使用されており、そのパロディとなっている。
呼び名
当初はドナルド+作中の地名「ザナルカンド」の「ドナルカンド」を称していたが、語呂の問題なのか名前がドナルドに似すぎていたせいなのかはわからないが再投稿の際にしれっと「エボン」+「ドナルド」の「エボルド」に修正された。名前は似ているが某地球外生命体は関係ない(※)。ついでに同時期の某融合獣やFF6のラスボスも関係ない。
このため、同部分に関しては視聴者が見たタイミングにより2つの異なる呼び名が混在し語られている。
さらにおとわきんでは「エボルカンド」になっている。
ランランルー
ドナルドのコスプレをしたワッカが「U.N.オーエンは彼女なのか?」に合わせて「ランランルー」を披露する。
ワッカの歌声は「U.N.オーエン~」のメロディに音程が全くあっていないが、これは元ネタのランランルー動画の時点でドナルドの音程が全く合っていないのに準拠している。
最後の「ルー!」のタイミングでへそおどりよろしく服をめくりあげると、ワッカの顔のあたりが服の裏に仕込まれた「ルー」の顔で置き換わる…というオチ。
その芸のあまりの低クオリティさが災いしたのか、あるいは虫の居所が悪かったのか、マジギレしたティーダに「くっだらねぇ!なんだよそれ!馬鹿馬鹿しい!」と吐き捨てられダダ滑りに終わる。
気まずくなったワッカは(ドナルドのコスプレのまま)八つ当たりでルッツを殴り、一瞬の静寂が訪れる。
この静寂が一気に下記のヤマダ寺院の盛り上がりを引き立てている。
ルー
「ルー」はルールーのあだ名。特に、ワッカの亡き弟でルールーの婚約者であったチャップが好んで使っていたもの。
くっだらねえ!なんだよそれ!バカバカしい!
この部分は、原作の「『シン』の正体(ネタバレ注意!!!)に関する悲惨な真実をアーロンから初めて聞かされたティーダが、心の底から絶叫する」というシリアスなシーンのもの。
本来、作中でも有数の名シーンとして知られる物語の大きなターニングポイントである(台無し)。
ルッツを殴る
原作で「『ワッカの弟が亡くなった遠因が自身にある』と告白したルッツに対し、ワッカが抑えきれない感情をぶつける」という、これまたシリアスなシーンが出典(台無し)。
寄り道イベント内かつ特定の分岐条件を満たした際のみ見られるシーンで、プレイ中に見たことがないという原作経験者も少なくない。
(※なお上述の生命体さんは本編での所業から同期や次回作を始め様々な登場人物、挙げ句の果てにVtuberまでネタ的な風評被害を受けるようになりネット上でよくネタにされているが、皮肉にもまさか自分が受ける側になるとは夢にも思っていなかっただろう···とは言っても想起する者は居ないが。所業と被害についてはこちら。余談だがあちらさんにも「エボルド」ライバーなるアイテムが登場している。)
ヤマダ寺院(「ヤマダ電機の唄」パート)
この動画を語る上で欠かせない要素その1。通称詠唱開始。
詳細は個別項目にて。
ティーダのチンポ気持ちよすぎだろ!(「コネクト」パート)
この動画を語る上で欠かせない要素その2。通称生きがい。
詳細は個別項目にて。
本動画において最も有名になってしまったネタであり、「おとわっか」は見たことがないがバズってしまったこの台詞だけは目にしてしまった、という人も少なくない。
なお、当初と比べ再投稿後は合唱するワッカの数が大幅に増加している。
「BEAT-NEW-WORLD」パート
楽曲は基本的に「おとめっど」のものだが、「おとめっど」ではサビ終了と同時にそのままナイト・オブ・ナイツパートへ移行していたのに対し、「おとわっか」ではサビの後に「おとめっど」には含まれていなかった原曲の間奏部分が付け足され(ワッカの空中遊泳+「唸ブリ」の部分)、リズム感の近いナイト・オブ・ナイツへの繋ぎとなっている。
『シン』はワッカだ
アーロンの台詞を改変したもの。セリフ自体は捏造ではあるが、物語的には『シン』=ワッカになる可能性は冗談ではなく存在した。
「BEAT-NEW-WORLD」に合わせてやけにテンポよく挿入されており、この「おとわっか」を見て初めてFF10を知ったVTuber天野ピカミィが同作の初見プレイで本来のシーンを見て「(『シン』は)ワッカじゃないの!?」と驚愕している実況動画の切り抜きが拡散され、話題性が増した(こちら)。
1分47秒より
唸(うな)れブリッツボール (唸ブリ)
ワッカがバトルで必殺技(オーバードライブ)を発動した時に喋るセリフの一つ。
おとわっかでは当初からプチ弾幕パートではあったが、上記「コネクト」パートで殆どのコメントリソースが吸い上げられるためにすぐ消えてしまい、盛り上がりに欠けていた。
しかしコメント職人による画面いっぱいの力強い「唸れブリッツボール」のアスキーアート文字が挿入されるようになってからは、職人への敬意を表するのが定番の、通称「唸ブリ」として愛されるパートとなった。
200回雷避けチャレンジ(「ナイト・オブ・ナイツ」パート)
ルールーの機嫌を損ねてしまったワッカがご機嫌とりのため、彼女の最強武器を最強状態へ強化するアイテムが手に入るサブイベント「落雷よけ」(雷平原の落雷をデータセーブ・ロードを挟まず200回連続で失敗せずに避ける)にティーダを無理やり巻き込んで挑戦、その様子がバラエティやYouTubeの企画のように映し出され、それを脱落したティーダとルールーが見ていた…というもの。
ルールーの最強武器名は「ナイト・オブ・タマネギ」(これ自体もFF3の最強ジョブ「たまねぎ剣士」のセルフパロディ)であり、しっかり元ネタと曲名が合っている。
このサブイベントはゲーム本編でも「マジで鬼畜」と称された超高難易度で、やり込み派のプレイヤーであってもこれだけはクリアできずに終わったという人は少なくなかった。
動画内ではティーダとワッカがそれぞれチャレンジするも失敗し、次第に雷に当たって悲鳴を上げるまでの過程が「ナイト・オブ・ナイツ」の軽快なリズムに合わせてコミカルに演出されている。
なおティーダは素で失敗しているが、ワッカの失敗については、ワッカがごまかして安直にご機嫌を取ろうとした事はお見通しだったルールーが自身の必殺技「テンプテーション」で雷魔法を連発して妨害と言う名のお仕置きしたせいというオチになっている。
ティーダを平原へ突き落とすワッカ
実際の本編では、打ち解けたワッカがティーダをからかい半分で海に突き落としたシーンとなっていた。
ティーダの叫び(「ふざけんな!なんなんだよ!」)
ワッカに平原に突き落とされたティーダが放った台詞。
この台詞の原作の出典は、多大な人的犠牲をもたらした『シン』に対してティーダが怒り嘆くという、これまたシリアスな名シーン(台無し)。
動画内では、サブイベントの難しさに対するプレイヤーの感想を代弁するかのような意味合いにも見える。
ワッカは水属性の魔物
ここのルールーとティーダのやりとりも無論捏造である。
このルールーの台詞の原典は、最序盤のチュートリアルバトルにおいて属性の概念をティーダにレクチャーする中で、本物の水属性の魔物を前にして言ったもの。
「MEGALOVANIA」パート
原典に準拠したUndertaleのとあるボス(リンク先ネタバレ注意)との戦いを意識した映像になっている。
ニコニコのコメントを意識した演出(さらに微妙に先述のパクリ疑惑ネタ)も盛り込まれてはいるが、視聴者コメント的には盛り上がる要素が乏しい部分。
とはいえワッカが流れてくるコメントを「アルベドだ!うるせーから黙ってろ」と破砕するシーンがあり(このコメントには先述のパクリ疑惑の取り沙汰された歌手名が含まれておりなかなかダークである他、おと○っ○では残った文字が縦読みで「素敵だね」となる)、デフォルトのコメントに加えて破砕しきれない量のコメントを流すという遊びがある。
膨らみながら極太ビームを放つワッカの顔が伊達みきおor富澤たけしと呼ばれたりしている。
最後に出てくる左目から青い炎を放つワッカに対しては、新作アニメ放送中の元ネタを差し置いて、似た演出で知られるライスシャワー(ウマ娘)を連想する視聴者が多かった模様だが、こちらも元ネタであるのかは不明。
そのモデルになった競走馬ライスシャワー号が、偶然か意図的かは不明だが第53回菊花賞優勝馬であった点も元ネタ説を加速させている。
「柴又」パート
これと言って特筆するべきネタはないが、制作者はFFシリーズの音MADを多数制作しており(おとわっか以前にもFF10の音MADを投稿していた)、界隈ではかなり知られている灰色マテリアル氏である。
また、最後の印象深いユウナのセリフもポイント。
更に「チ◯ポチ◯ポチ◯ポ」という段幕が流れるのもお約束。
ワッカにおんぶされるティーダ
コラ画像だと思われがちだが、なんとFF10が好きな外国人によって3Dキャラにポージングさせられるメーカーで実質1から作られたもの。
ユウナの台詞
「1つだけお願いがあります...いなくなってしまったワッカさん」というもの。
出典はエンディングの名台詞だがもちろんこれも捏造で、実際の原作では「いなくなってしまった『人たち』のこと、時々でいいから思い出してください 」である。
現在ではおとわっか系統の動画の削除を嘆く際に改変されて使われることもしばしば。
ワッカを愛でる(「非実在系女子達はどうすりゃいいですか?」)パート
「ワッカを愛でる」はワッカの同人誌。
この同人誌自体は実在するのだが、これをそのまま動画内で使用したことが当初の削除要因に繋がったという説がある。そのため再投稿後はゲームの切り抜きやこれまでの動画シーンのモノクロ化転用に差し替えられた。また、「俺とエッチしたいだとぉ!?」というセリフが「俺と合作したいだとぉ!?」に変更されている(発音自体はそのまま)。所々ブリッツボールが散らばっているのは修正前の名残(ボールがモザイクになっている)。
唐突にワッカに「ワッカを愛でる」の雑誌を投げ渡されたティーダが読み進めるところをティーダ目線で一緒に見ることができ、慣れないBLもの(しかもR-18)の毒気にやられて頭がぐるぐるになったところに、同人誌の再現をしたいと思われるワッカが「お願いがあるんだなぁ~」と近づいてきて、ティーダが悲鳴をあげたところで終わっている。この後ティーダがどうなったかさだかではない···。当然上記の通り視聴者にも毒気が強すぎるため削除されたと思われる(ティーダも真っ青になり、修正版では口から魂が出ている)。
なお、ネタ元である同人誌の制作者(pixivユーザーでもある)氏は動画そのものの評価を言及はしていないが、後にワッカの絵を新規投稿している。
ここは漫画紹介動画風になっていることから、劇中のキャラクター・シーモア老師になぞらえ「コミックシーモア」とも呼ばれる。
制作者がPixivに上げているので興味がある方は下記リンクから読んでみてはいかがだろうか?
「Trash」パート
これと言って特筆するべきネタはないが、全編通して最も落ち着きがあり一息つける部分でありつつ独特な速いリズム感の心地良さもあり、地味にここが結構好きだという視聴者は少なくない。
また使われているフォント名が「ワッカオイ」であるという拘りぶり。ワッカオイとは
「アスノヨゾラ哨戒班」パート
ここだけFF10の真っ当なMADであり、ほぼティーダ(とユウナ)を中心とした動画になっている。
合作である本動画においてここだけネタのテイストが大きく異なることから「発注ミスなのでは」「FFX合作と騙されて作ったのでは(実際、公開当初は「FFX合作」を標榜していた)」とも噂され、「PTA提出用」と呼ぶ人もいる。
なお、ここの映像に本編のエンディングの場面をそのまま使ったことが『配信・録画禁止区域』に該当し第2の削除要因に繋がったという説がある。
曲の終盤、FF10本編エンディングのラストシーン(ティーダが何処ともつかぬ「海」のような空間を泳ぐシーン)に、物語再序盤のワッカと出会うシーン(水面から頭を出してブリッツボールをぶつけられるシーン)を違和感なく繋げており、さながら「2周目のプレイを始めてワッカと再会した」と認識してしまうような構成になっている。
1周目のとき同様に、ティーダがワッカにシュートでボールを返すと···
「カービィ凱旋のテーマ」パート(エンディング)
原曲は「カービィがラスボスを倒したことで、吹っ飛ばされて激突したラスボスにより機械の星が大爆発する」というシーンで流れる曲で、そのままエンディングへと進んでいく。
「おとわっか」でもこの流れを完全に踏襲しており、上述のシュートで遥か彼方へと飛んでいったはずのブリッツボールが元ネタと全く同じタイミングで大爆発し、そのままエンディングへと進んでいく。
ワッカさんが産むんだよ
後日談『永遠のナギ節』でのユウナのセリフ「ワッカさんが産むわけじゃないんだよ」を縮めた捏造セリフ。この動画の発表前から既にネタとして確立されていた。
おとわっかではラストシーンのティーダのシュートで大爆発が起き、カービィ凱旋のテーマが流れる場面でさりげなく入れられている。
ワッカは普通の人だ
FF10インターナショナルの特典DVDの一つ『OTHER SIDE OF THE FINAL FANTASY 2』に収録されていた中の人インタビューが出典。
「"ワッカ"を振り返って。」という質問をされたワッカ役の中井和哉氏による「ワッカってのはあの中で唯一、普通の人だ。いちばん一般的な宗教を信じてて、一番、普通の価値観を持っててっていう…」という回答を改変したもの。
それまでの動画内容とは異なる、至ってまともで的確なワッカ評(と爆発跡と夕日をバックにおんぶされるティーダ)を最後に本MADは幕を閉じる。
余談
この動画はここpixiv百科事典は勿論、ニコニコ大百科でも記事が作成されており、二次創作ネタは厳禁なアニヲタwikiでも(遠回しな言い方ではあるが)ワッカの記事にこのネタの記述があり、極めつけにはあのWikipediaでも「おとわっか」が単独項目として作成されている。
おとわっかの影響力凄すぎだろ!!
また、本家やCover問わず使用された原曲の動画を聖地巡礼よろしく巡り、スタンプラリーよろしくおとわっか関係のコメントを残していくことが流行っており、元ネタや原曲の動画の再生回数が急上昇している(1番よく書き込まれているのは、「気持ちよすぎだろ!」である)。
冒頭の注意にもあるように、原曲の動画にもおとわっか関係のコメントを書き込むのは控えるよう作者からお願いされているが実質無意味である。感動的だな。
そうして使われた楽曲はCoverすらおとわっかの聖地巡礼に巻き込まれているが、なんとそうでないものもチラホラ存在している。
そのひとつがとある歌い手グループのメンバーにより上げられているロキとアスノヨゾラ哨戒班の歌ってみたなのだが(当然おとわっかの流行よりも前に上がったもの)、メンバーの知名度がまだ低いのがかえって幸いしたのか現時点(2022年8/5現在)ではおとわっか関係のネタコメントがYoutube・ニコニコの動画のどちらにも一切書き込まれておらず、珍しくネタの影響を受けていない動画の一例となっている。
おとわっか本家が削除されてから間もなく6/18に『世にも奇妙な物語』が放送されたのだが、エピソードのひとつでFF10のBGMのひとつ「ザナルカンドにて」が使用されており、おとわっか本家が削除されてからあまり時間が経っていなかったことから「フジテレビが狙ってやったのでは?」という疑惑を持たれてしまった(詳しくはこちら)。
そしてブームも終息かと思われた2022年7月19日、原作発売から21周年の記念日に、なんとFFXの歌舞伎舞台化が発表された。
舞台の企画は一朝一夕でできるようなものでないためMADによるブームとは無関係に用意されていたものだとは思われるが、直前にネットの広範囲に知れ渡るブームで場が温まってからという出来すぎた偶然に、広告代理店の陰謀を疑う声が(ネタで)湧きあがった。
(ネタだよな……?)
「おとわっか」という単語はガジェット通信ネット流行語大賞2022上半期で銀賞を受賞した。銀賞受賞気持ちよすぎだろ!
やったね!ワッカさん!
「照れるから や~めれ~」
関連タグ
おとめっど:ベース。ある意味1番の被害者。