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概要

ドラゴンボール」シリーズに登場する地球を母星とする人々。

作中には大きく分けて3種類の種族が存在する。

戦闘能力は他の惑星の種族よりも低い。科学力も現実の地球よりは高いものの、作中ではフリーザ軍などの異星人よりは低い部類に属する。しかし例外も存在し、戦闘力面では超能力などを使うものが存在したり、科学力でもタイムマシンなど神々ですら驚く発明を残している。

また、戦士や武道家の特徴として「の扱いに非常に長けている」という点が挙げられる。作中で多用された「気の探知による索敵」「気を抑えて気配を消す」「気の大きさを調節し戦闘力をコントロールする」といった技術は全て地球の武道家が編み出したものである。

その極致とも言えるのが、力量差を問わず成功すればどんな相手も封じ込めることが出来る「 魔封波 」だろう。

ただし、気の扱いについては他の惑星の種族同様に修行を行わなければ身につけることができず、天下一武道会に出場している武道家でもその存在を知らない者が多い為、一般的にはほとんど知られていない技術である模様。

原作ではサイヤ人編以降は、人間型地球人以外の人種の出番が減っており、異星人の出番や活躍が増えている。

人種

人間型地球人

地球において最も一般的で数が多い。特別な力を持たない者がほとんどだが、一部には戦闘に長けている者や超天才的な頭脳を持つ者、不思議な能力を発揮できる者、肉体を改造された者も存在している。クリリン餃子などが代表例。

動物型地球人

見た目は動物だが、手足を使い、喜怒哀楽といった感情を持ち、言葉を話し、武器を扱ったりできたりと人間同様の行動をする。変身能力や、触った者を人参に変える能力などといった特殊能力を持つ者も存在する。また、作中には彼らとは別に普通の動物も存在する。ウーロンプーアルなどが代表例。第11宇宙にも存在する。

なお、キングキャッスルで地球を統治している世界の国王は犬型地球人であり、アニメの設定ではピッコロ大魔王が復活したエイジ753の時点で国王に就任して20年経っており、その後の魔人ブウ編で悟空の元気玉に協力した際も在位していたので、40年以上(原作基準でも最低20年以上)に渡って国王の座に就いていることになる。

神と神』において、シュウが「とっくに犬の寿命がきていたので、ドラゴンボールで若返れてよかった」と、寿命が普通の動物と同程度であるかのような発言をしているが、上述の国王の例もあり、寿命については不明な点が多い。

モンスター型地球人

人間型と動物型のどちらにも属さない者たち。特異な外見をしているものが多く、不思議な能力を持つ者もいる。地球人の中では数が少なく、地獄や魔界出身の者も存在する。代表例はピラフやアックマンなど。劇中ではその見た目から悪役として描かれることが多い。

その他

人造人間

人間型地球人を改造したものとは別に無機質から造られた人造人間。16号則巻アラレなどが代表例。なお、人工生命体(バイオロイド)であるセルも、分類上は地球人である。

異星人

異星から訪れ地球に移住している異星人やその子孫達。サイヤ人ナメック星人が代表例。

劇中に登場する地球人

人間型地球人
男性女性
動物型地球人モンスター型地球人
人造人間その他
サイヤ人との混血種