基礎データ
全国図鑑 | No.0012 |
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ジョウト図鑑 | No.026 |
セントラルカロス図鑑 | No.025 |
アローラ図鑑 | No.019 (メレメレ:019・アーカラ:010) |
ガラル図鑑 | No.015 |
英語名 | Butterfree |
ぶんるい | ちょうちょポケモン |
タイプ | むし / ひこう |
たかさ | 1.1m |
おもさ | 32.0kg |
とくせい | ふくがん / いろめがね(隠れ特性) |
タマゴグループ | むし |
進化
キョダイマックス
タイプ | むし・ひこう |
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たかさ | 17.0m~ |
おもさ | ???.?kg |
ちょうちょポケモン・バタフリーがキョダイマックスした姿。詳細は「キョダイマックスバタフリー」の記事を参照。
概要
『赤・緑』から登場するポケモン。モンシロチョウをモデルにしていると思われる。(幼虫はまんまアゲハチョウなんだけど。)
顔がコンパンに少し似ている気がするが、多分気のせいであろう。
第一世代においてニビシティジム攻略の際お世話になったプレイヤーも多いだろう。
特にヒトカゲを選んだ場合は岩タイプに対してまともな攻撃手段がない(リザードに進化させてひのこでごり押しという手があるにはある)ので、
キャタピーから地道に育てて「ねんりき」を習得させた人もいるだろう。
だがリメイク版のファイアレッド・リーフグリーンではタケシのポケモンが「がんせきふうじ」
を使ってくるように仕様変更されているのでバタフリーでの対策は出来なくなった。
ストーリー序盤を乗り切るための戦力としては申し分ない性能だが、逆にいえば敵に回すと非常にやっかいな存在になりうるポケモンである。
クチバシティ手前の虫取り少年が使ってくるバタフリーの強さに絶望したプレイヤーも多数いるのではないだろうか(ヒトカゲがいるなら多少はマシかもしれなかったが……)。
生態
見た目通り、花の蜜を好んで花畑を飛び回る。わずかな花粉だけで花畑の場所を探り出すなど感覚器官が非常に発達しており、翅を覆う鱗粉により、雨の日でも飛び回れるようになっている。
蝶にしては珍しく自分の巣があるらしく、足の産毛に蜜を付着させて持ち帰るというミツバチめいた生態を持ち、特にアブリーとは蜜をめぐってのライバル関係にある。
天敵はやはり鳥ポケモンであるが、非力だった進化前と比べて、毒鱗粉という強い武器を手に入れた事で、仲間の危機にも駆けつけられるようになった。
♂と♀では下羽の根本の色が異なり、下羽の根本が黒い方が♀。
ゲームでの性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
60 | 45 | 50 | 90 | 80 | 70 | 395 |
合計種族値こそ低いものの、対人戦においてはなかなか侮れないポケモンであり、特性「ふくがん」+「ねむりごな」のおかげで97%という高い命中率で眠り状態にできる(それでも外れる時は外れるのだが)他、ちょうのまいによる能力値上昇からいろめがねで高威力のぼうふうを押し付ける(実はぼうふうの火力だけ見れば平均程度はある)、バトンタッチで上昇分のステータスを味方に渡す等、数値以上に器用な動きができる。
上記の通り「ふくがん」で命中率をあげられるので、「きあいだま」などもっと命中率の低い技を覚えて欲しいものだが、そんなことをすると気の塊をぶっ放してくる蝶々が花畑に溢れるという構図が出来てしまうので、世界観的に難しいか。
第6世代では特攻種族値が上昇されるテコ入れがあるも、睡眠の仕様変更により催眠吹き飛ばしが不可能になった他、特性「ぼうじん」や「ぼうじんゴーグル」といった粉技を無効化する手段の登場、また同じ特性ふくがん+ねむりごなに加えて一致「ぼうふう」を覚え素早さで大きく上回る上位互換に等しい新たな蝶ポケモンビビヨンの存在など、上記テコ入れがあっても尚採用に結びつかないほどの大きな向かい風に見舞われた。
XY時代は過去作の教え技で一応の差別化は出来ていたが、ORASでその大半をビビヨンも習得可能になってしまい不遇入り。
第7世代で新たに「エアスラッシュ」を習得し、タイプ一致技でのビビヨンとの差別化が一応可能になった。しかし同じ虫・飛行の複合であるポケモンに目を向けると、メガヤンマの存在が痛く不遇卒業とはならなかった。
そして時は第8世代。念願だったぼうふうを獲得しただけでなく、キョダイマックスも会得して差別化成功。幸いなことにビビヨンは互換切りで未登場だったのも大きく、新たな地位を築き上げた。
仮にビビヨンがいたとしても、かふんだんごやバトンタッチ等の小技、後述のキョダイマックスで差別化はできるため問題ないだろう。
第9世代では発売時点で残念ながら未登場。一方でビビヨンは登場しており、今後は地方ごとにキャタピー系とコフキムシ系のどちらかしか出なくなるのかもしれない。
使用トレーナー
ゲーム版
- ツクシ:ジムリーダー(ジョウト)
- ショウタ:バタフリーマスター
アニメ版
漫画版
番外作品
ピカチュウげんきでちゅう
トキワのもりにて5匹のキャタピーの子守りを頼まれる。
バタフリーが戻ってきた時に1匹もキャタピーがお腹が減っていないとお礼にルビーがプレゼントされる。
ポケモン不思議のダンジョン
『救助隊』ではキャタピーの母親として登場。不思議のダンジョンである「小さな森(ちいさな もり)」に落ちてしまったキャタピーの救出を主人公達に依頼する。
ポケパーク
ポケパークWiiではキャタピーと仲良くなるとグリーンゾーンに遊びに来る。おいかけっこに勝つとともだちになってくれる。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
サトシのバタフリー
CV愛河里花子
性別は♂。サトシが初めてゲットしたポケモンで、キャタピーの時にゲットし僅か2話ほどで最終進化した。
詳しくはこちら
ピンクのバタフリー
アニメ版で体色がピンク色のバタフリーが登場し、サトシのバタフリーと共に旅立っていった。
ポケモン金銀では「私、ピンクのバタフリー見たことがある!」と話すトレーナーがいるため、アニメファンはにやりとさせられたが…
実際は羽の色に少しピンクが差しているだけであった。
体色がピンク色のバタフリーはゲーム版には存在せず、ゲームの色違いは本体が青っぽくなり眼の色がグリーンになるといった少し海外のお菓子みたいな配色になる。
なおピンクのバタフリーは、劇場版作品『キミにきめた!』において再登場を果たしており、バタフリーの旅立ちのエピソードも再現されている。カラーリングに変化はないものの、ゲーム版で第4世代以降に設定された見た目の性差が反映されており、後ろ羽に黒い模様が追加されている。
- ヒロシのパピー
- CV愛河里花子
- セキエイ大会で登場。ねむりごなを主軸に戦うが、まだバトルのルールがはっきり定まっていないカントー編では状態異常は即戦闘不能とみなされていたので、ねむりごなが一撃必殺技になる極悪技と化していた。サトシのゼニガメには勝利するが、力を振り絞ったピカチュウにより敗北する。
ゴウのバタフリー
CV愛河里花子
新無印第6話にて、桜の木の上に乗っていたところをゴウに狙われゴウたちが近づいたのを感じてその場を離れようとしたが、ゴウがうっかり手に持っていたボールを落とし、それをヒバニーがバタフリー目がけて蹴ったことでゲットされる。ゴウ初のひこうタイプ。
第15話ではカラカラの骨を探す為に協力し、3体いたマンキーの内の1体を「しびれごな」で痺れさせた。
よくモルフォンと一緒におり、ポケモンフーズが無くなった事件や29話ででメッソンの居場所を発見した際にも「しびれごな」を使用している。
第107話ではケロマツにかつての住処を譲ったベトベターの新しい住処を作るために、スピアー・ディグダ・カラカラ・アリアドス・ナックラー・ガントル・アイアント・ケロマツ・ナゲツケサルと共に作業をしていた。
- リンのバタフリー
- 劇場版『結晶塔の帝王ENTEI』のゲストキャラクター・リンの手持ちとして登場。サトシのフシギダネをねむりごなで眠らせ、かぜおこしによる砂煙の爆風で勝利している。
その他
- 無印8話:アキラの手持ちとして登場。アキラのリュックを運んだり、同じ手持ちのスピアーと特訓をしていた。
- AG142話:ゼンキチのキャタピーが進化。「かなりふしぎなアメ」で巨大化していた為、サトシ達を乗せてロケット団に拐われた発明家ゴードンを救出し、ロケット団を撃退した。ゼンキチはまだ10歳ではない為ボールに入れられていない。
- AG151話ではコーディネーター・オガタのポケモンとして登場。
- AG182話:サオリのポケモンとして登場。
- BW130話:野生の群れが登場。
- SM8話:リーリエの部屋に野生の個体がやって来ている。
- 新無印135話:野生のトランセルの群れがバタフリーへと孵化。雨の中での旅立ちであった為、サトシは心配していたが、「羽は水を弾くりんぷんに守られている」と図鑑に説明されていた事を伝え、これが2人の仲直りのきっかけとなっている。
- 劇場版『時を超えた遭遇』では大量の野生のトランセルが一斉に進化してバタフリーになるシーンがあった。
無印 | 3話(イメージ)・21話・81話・83話・94話 |
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AG | 33話・180話 |
DP | 64話・99話(回想) |
BW | 130話 |
XY | 77話・86話・121話(回想) |
SM | 1話・8話・18話・20話・27話・29話・40話・42話・59話(回想)・81話・82話・83話・102話・129話・134話・140話 |
新無印 | 1話・2話・3話・20話(映像)・21話・28話・44話・50話・62話(画面)・70話・112話・120話・136話 |
めざポケ | 1話 |
SP | 遥かなる青い空 |
劇場版 | ルギア爆誕・時を超えた遭遇・水の都の護神・七夜の願い星・裂空の訪問者・ココ |
『薄明の翼』
第5話「秘書」でキョダイマックスバタフリーが映像で映っていた。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- イエローのピーすけ
・性別:♂ ・特性:ふくがん
・性格:ゆうかん ・個性:おっちょこちょい
タマムシシティで助けてくれたイエローを慕ってグリーンとの特訓場所まで追いかけて来た。しかし、捕獲の苦手なイエローは1人で1日かけても捕獲できず、グリーンの指導の下、さらに朝から夜までかかってようやく捕獲。
キャタピー時代は糸がギプスや浮き輪にと非常に重宝したが、ワタルとの決戦でトランセルに進化してイエローをワタルのプテラから守り、更に連続でバタフリーに進化。イエローの背中にくっついてワタルのプテラと激突。
進化前にバブルこうせんで骨折したイエローに作ったギプスが解れた事でレッド・グリーン・ブルーからエネルギーが送られ、ワタル戦を制した切っ掛けを作る。
- ヒデノリのバタフリー
第1章にて、第9回ポケモンリーグでブルーにバタフリーとビードルを交換してほしいと頼まれるも、未遂に終わる。
なお、このヒデノリはイエローの伯父である。
関連イラスト
関連タグ
0011.トランセル→0012.バタフリー/キョダイマックスバタフリー→0013.ビードル